「42nd INTERNATIONAL Pokka Sapporo 1000km」(鈴鹿1000km)を見るために、8月17、18の両日、鈴鹿サーキットに行ってきました。
16日の夜から静岡の「スロットカーサーキット HOT-JOY 静岡」でスロットカーを楽しんでから、鈴鹿サーキットまで下道を移動し、17日朝4時に鈴鹿サーキットの駐車場に到着して軽く仮眠をとりました。
そして、7時のゲートオープンに合わせて場内に入り、開いているショップを軽く覗いてから、サーキット西コースに向けて移動。
午前中の公式練習は、シケイン、130R、立体交差、ヘアピン、200Rを通り過ぎ、スプーンカーブからスタート。その後、200Rの手前まで戻り、西ストレートに行き、再び、ヘアピンカーブまで戻って観戦を終了。
強い日差しの猛暑の中、水分を摂りながらとはいえ、徒歩での移動は楽ではありませんでした。それでも、20年前のF3000観戦の際には、ヘアピンまでしか行ったことがなかったので、スプーンカーブまで行けて良かったです。
ただ、西ストレートは、観戦場所が充実している鈴鹿にしては、観戦場所らしい観戦場所もなかったので、もう少し整備してほしいところです。
午後の予選までは、持参した軽い昼食を摂り、パスポートを利用して、アトラクションの「レーシングシアター」を楽しみました。
東京ディズニーランドにある「スターツアーズ」のようなアトラクションで、メインシアターはフォーミュラカーの動きに合わせて揺れたり、顔に水しぶきが軽くかかったりします。800円払うかはともかく、パスポートを持っているなら、1度は体感したいアトラクションです。
午後の予選は、グランドスタンドが日差しがきつかったので、日陰もあり、それほど遠くもない第1コーナーの1階で観戦しました。
2階や第2コーナーに比べると、見晴らしでは劣るのですが、少し奥に座れば直射日光が防げ、後ろから風が吹いてくるので、真夏でも他の席に比べると快適に観戦できるのがいいところです。
予選の方は、さすがはSUPER GTらしく、順位がガラッと変わっていますが、それでも、GT300のSUBARU BRZ R&D SPORTの速さは圧倒的で、決勝での走りが期待されました。
予選が終わったら、まだ15時45分なので、ショップをのんびりと見ながらクルマまで移動し、車内泊の準備。
鈴鹿では、20年前に車内泊をしているのですが、夏は初めてで、しかも、その頃はFC3Sだったのが、今はFD3Sに替わっています。
いずれも、リアシートを倒して荷室で寝るのですが、FD3SはFC3Sよりもスペアタイヤが下にある分浅く、上方向に窮屈感があります。また、タイヤハウスの出っ張りも大きく、なぜか長さもありません。
そのため、FC3Sなら、縦に2人寝ることすら可能なのですが、FD3Sは斜めになって1人が寝るのが精いっぱいといった感じです。
また、土曜日の夜は、土曜日の早朝よりは涼しかったものの、両サイドのウインドにウインドネットをしても少し蒸し暑く、寝る際には、冷却シートを貼り、シャツシャワーを頻繁に噴射していました。
ちなみに、フロントウインドにサンシェードを立て、両サイドのウインドにウインドネットをはめると、車内の様子が外から分からないぐらい暗くなるため、車内で着替えたり、拭き取りシートで体を拭いたりすることができます。
また、髪の毛が短ければ、トイレ外側のキャンプ用の洗面所で髪の毛を洗うことも可能です。
そのため、予選で大汗をかいたり、体が埃っぽくなったりしても、「天然温泉クア・ガーデン」に行かずとも、服も着替えて、いったんはさっぱりとすることができます。
ちなみに、21時ぐらいから寝始めて、最初のうちは、暑さや周囲のクルマの出入やエンジン音で寝付けなかったのですが、そのうち寝たようで、23時55分頃と翌朝4時頃にはっきりと起きた以外は、ほぼ熟睡していました。
本格的に起きたのが5時で、拭き取りシートでまた体を拭き、服を着替え、朝食を摂り、7時30分のゲートオープンに合わせて場内に入り、開いているショップを軽く覗いてから、シケインに向かいました。
8時30分から9時のフリー走行はここで見たのですが、この時には曇り空で、かすかに雨も降るような天候で、あまり暑さは感じませんでした。
それでも、フリー走行が終わると晴れてきて、駐車場に戻って車内で早めの昼食。
10時55分から東コースで行われる「SUPER GT2014年車両デモンストレーション走行」は、最終コーナー寄りで見たのですが、10分間の走行時間がありながら、走ったのはアウトラップとインラップを含めてゆっくりと3周走っただけで少し物足りませんでした。
しかも、トヨタはマシントラブルで走行できず、走ったのは日産とホンダのみだったので、余計に寂しい感じがしました。まぁ、2014年になれば、10台以上は見られはしますが・・・。
決勝は、第2コーナーで見始めました。本来は第1コーナー2階が良かったのですが、日差しが強く、看板で日陰ができる第2コーナーで見始めたのです。
それでも、直線後半から1、2コーナー、S字コーナー、ダンロップコーナー入口まで見えるので、格好の観戦場所です。ここなら、サーキットビジョンも見ることができますし。
とは言え、太陽が移動するに連れて日陰もなくなり、レース半ば過ぎで退散。今度は、2コーナーからS字にかけてのスタンドの人がまばらな下の方で、傘を傾き始めた太陽に向けてかざして日陰を作り、1時間強いました。
ここの観戦ポイントも、1、2コーナーに比べると、少し高さはないものの、クルマは近くを走るし、サーキットビジョンがないことを除けばまずまずです。下の方に座れば、人がまばらな分、傘を差しても邪魔にはなりません。
太陽の力が弱まってから、再び、第2コーナーに戻り、レース終了まで観戦しました。レースは、GT500もGT300も、なかなか面白いレース展開が続き、6時間の長丁場でもあまりだれることがありませんでした。特に、終盤に盛り上がったのが良かったです。
ゴールすると、即座にグランドスタンドに戻り、開放されているところからコースに入り、表彰式と花火はコース上から見ました。これが鈴鹿1000kmのいいところです。花火が終わってすぐに駐車場に戻っても、大きな渋滞もなく、10分もかからずに駐車場から出ることができ、周辺道路も大きな渋滞はありませんでした。
ゴールデンウィークの富士といい、お盆休みの鈴鹿といい、表彰式までしっかりと見ていけば、駐車場もそれほど混雑することなく出ることができるようです。
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