5月4日に決勝が行われるSUPER GT「FUJI GT 500KM RACE」の練習走行を見るために、富士スピードウェイに行ってきました。朝こそ雨で風も強かったものの、午前中から晴れ始め、すっかりゴールデンウィークらしい陽気の中、3日の予選に向けて各陣営とも最終セッティングに余念のない走行となりました。
GT500は、午前中からTAKATA 童夢 NSXの好調振りが目に付き、1コーナーの突っ込みも非常に安定していたのですが、案の定、トップタイムをマークしています。
2番手は、そのTAKATA 童夢 NSXと第2戦で因縁ができた宝山 TOM’S SC430で、3番手はXANAVI NISMO Zと、3メーカーが拮抗したタイムを出しています。
ただ、3月のテストに比べるとレクサスSC430勢が地元の富士スピードウェイで巻き返しに出た感もあります。4日の決勝が楽しみになってきました。
1 18 TAKATA 童夢 NSX 1.34.610
2 1 宝山 TOM’S SC430 1.34.630
3 23 XANAVI NISMO Z 1.34.742
4 25 ECLIPSE ADVAN SC430 1.34.836
5 38 ZENT CERUMO SC430 1.34.848
6 22 MOTUL AUTECH Z 1.34.937
7 6 Forum Eng. SC430 1.35.066
8 17 REAL NSX 1.35.110
9 100 RAYBRIG NSX 1.35.216
10 39 デンソー サード SC430 1.35.253
GT300は、WILLCOM ADVAN VEMAC408Rが本領を発揮してトップタイムをマーク。ル・マン仕様からSUPER GT仕様に戻しても速いアクティオ ムルシェRG-1が2番手のタイムを出しています。
ヴィーマックが健在なのも嬉しいところですが、速くなくてはいけないGT”特別仕様車”が上位に来ているのもホッとできるところです。
1 62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R 1.42.924
2 88 アクティオ ムルシェRG-1 1.42.981
3 2 プリヴェKENZOアセット・紫電 1.43.401
4 43 ARTA Garaiya 1.43.598
5 7 RE 雨宮 RX-7 1.43.698
6 4 EBBRO 350R 1.43.720
7 26 ユンケルパワー タイサン ポルシェ 1.43.772
8 13 エンドレスアドバン洗剤革命 Z 1.43.807
9 9 LEYJUN DUNLOP MT900 1.44.041
10 47 宝山 DUNLOP Z 1.44.102
さて、前回のリポートで取り上げた各施設ですが、急ピッチで完成しており、F1を待たずして大半の施設が使えるようになっています。
ピット屋上の屋根は完成し、近くで見るとご覧のような恰好になります。中に入ったところが次のような写真で、外気が入りはするものの、屋根の低い展示ホール的な雰囲気があります。
スポット照明や外気を遮断する(?)ロールスクリーンらしきものも見て取れました。カーペットでも敷けば、なかなか快適な空間になりそうです。
ヘアピンに建造中だったG席も、完成して中に入れるようになっていました。コース脇の少し高いところから、100Rの脱出からヘアピンを経て300Rの進入まで見ることができ、思ったよりもいい席に感じます。
特に、写真を撮る人にとっては、ヘアピンのクリッピングポイントあたりのクルマを金網に邪魔されることなく正面から捉えることができるため、恰好のフォトスポットになりそうです。
また、ヘアピンを正面から見られるF席も完成していました。見られる範囲はG席とほぼ同じですが、コースからの距離が少し遠いため、G席よりは迫力面で見劣りします。
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