1987年8月29、30日/筑波サーキット
グループAマシンによる全日本ツーリングカー選手権第3戦です。全6戦の1、2戦はスタリオンが快勝しています。プログラムは予選結果が添付されていないので、主なエントリーリストだけ紹介しておきます。
3クラス(2501cc以上、14台): スタリオン(小幡栄・伊藤清彦・長島孝司、高橋国光・中谷明彦)、R30スカイライン(北野元・影山正彦、高橋健二・和田孝夫、長谷見昌弘・鈴木亜久里)、フォード・シエラ(見崎清志・長坂尚樹)、ローバー・ビテス(赤池卓・エジェ・エルグ・飯田薫)、BMW635CSi(柳田春人・中川隆正)、ボルボ240T(R・L・クビスト、アンデルス・オロフソン)。
2クラス(1601cc~2500cc、7台): ジェミニ・イルムシャー、ブルーバード・ターボ、セリカ、プレリュード、スターレット・ターボ。
1クラス(1600cc以下、20台): カローラFX(星野薫・小河等、岡本佳織・松田秀士、茂木和男・大田哲也)、シビック(津々見友彦・伊東薫、鈴木利男・佐藤浩二、中子修・岡田秀樹、大場次雄・佐藤克明)。
全日本F3選手権第8戦の主なエントリーリストは、以下の通りです。ロス・チーバー(レイナード873トヨタ)、小河等(ラルトRT31トヨタ)、中谷明彦(レイナード873ワーゲン)、佐藤浩二(ラルトRT30ワーゲン)、マウリツィオ・サンドロ・サラ(ラルトRT31ニッサン)、デイブ・スコット(ラルトRT31ワーゲン)、兵頭秀二(ラルトRT31ニッサン)。
サポートイベントは、ニッサン・マーチレース、VW・ゴルフ・ポカールレース、リトル・ダイナマイト・カップ(マーチ・スーパーターボ)が行われています。
読み物は、「夏のツクバはスーパー・レース!!」だけで、グループAとF3を展望しています。
グループAは、3クラスは、スタリオン(高橋国光、中谷明彦)とスカイライン(長谷見昌弘、鈴木亜久里)が有力で、スカイライン(高橋健二、和田孝夫)も上位争い、BMW635CSi、フォード・シエラ、ローバー・ビテスにもふれています。また、1クラスは、シビック(中子修、岡田秀樹)、カローラFX(星野薫、小河等)が候補としています。
F3は、外国人ドライバーの紹介。マウリツィオ・サンドロ・サラは1986年のイギリスF3シリーズ2位、ロス・チーバーは同6位。デイブ・スコットは、1985年のイギリスF3シリーズ4位で全日本F2選手権にも参戦。アンディ・ウォーレスは、1986年のイギリスF3シリーズチャンピオンです。対する日本勢では、小河等、中谷明彦、佐藤浩二の名前を挙げています。
シャシーはラルトvsレイナード、エンジンはトヨタ、ニッサン、フォルクス・ワーゲンの三つ巴、タイヤもブリヂストン、ダンロップ、ヨコハマがしのぎを削っています。
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