「2024 SUPER FORMULA 公式テスト」(2024.7.7 富士スピードウェイ)

「2024 SUPER FORMULA 公式テスト」を見るために、2024年7月7日に富士スピードウェイに行ってきました。
SUPER FORMULAの公式テストがシーズン中に富士スピードウェイで行われるのは2024年で2回目となります。
2024年7月の日本列島は猛暑続きで、7日の公式テストも事前の予想通り酷暑。セッションは9時30分に始まったものの、既に気温は31℃、路面温度は40℃となり、走行する側にとっても観戦する側にとっても厳しいコンディションになりました。
ただ、タイヤは、第3戦のスポーツランドSUGOから3セットを持ち越し可能、スリックの新品タイヤが6セット供給ということで、タイヤ面での不安はありません。
私は、天気もいいことから、一般的な観戦パターンである、午前はダンロップコーナー、第13コーナー、GR Supraコーナーで観戦と写真・ビデオ撮影、午後はアドバンコーナーとTGRコーナーで観戦と写真・ビデオ撮影、で臨みました。

さて、肝心の公式テストは、前回のスポーツランドSUGOの最終コーナーでクラッシュした車両・選手ともに無事にテストに参加し、21台がそろい踏みしています。
もっとも、富士スピードウェイでのテスト初日ということもあるのか、数周走行してはピットインという車両が多く、テストを通してコース上が賑わうということはなく、ラスト数分のタイムアタックを除いては少し寂しい感じはしました。
それでも、完全なドライコンディションでのテストでタイヤも豊富とあって、この気温と路面コンディションにしてはまずまずのタイムが出ています。
また、午前のセッション1は強い日差しが降り注いだものの、午後のセッション2は薄曇りだったこともあり、走る側も見る側も少し楽になった部分もあります。
結果は、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELIION RACING)が両セッションでトップタイムをマークし、セッション2の1分23秒144で総合トップになっています。
山下健太(KONDO RACING)が1分23秒202で総合2番手、以下、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELIION RACING)、岩佐歩夢(TEAM MUGEN)と続きます。

2024年に速さを見せ、ポイントランキングでも上位を占めるドライバーがここでも速さを見せており、8日のセッション3、4でこれがどうなるか注目されます。
Jujuも、セッション1で46周、セッション2で39周、合計で85周と最多タイの周回数をこなし、21位ながらも下位の車両との開きは小さく、順調に成長していることがうかがえます。

また、セッション1終了後はセーフティーカー訓練が20分、スタート練習が5分、ピットビューイングが45分、それぞれ行われ、セッション1とセッション2のインターバルが2時間30分あったものの、飽きることのない一日を過ごせています。
日向では暑かったものの、グランドスタンドは日陰で涼しい風も流れて過ごしやすかったし、ピットビル2階のクリスタルルームも開放されていいため、それぞれの人なりに暑さから逃れることが可能でした。
日曜日に公式テストが開催されているにもかかわらず入場料の1200円のみ(JAF会員は1100円)で入場することができ、駐車料は無料になっており、そういった点でもコストパフォーマンスの高い公式テストになっています。
SUPER GTの公式テストはいくけどSUPER FORMULAの公式テストはいかないというのはもったいないので、2025年も同じ様な開催形式なら、ぜひとも観戦してほしいと思います。

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