3月28日のSUPER GTのテストの続きですが、今回は、前回3月11日のフォーミュラ・ニッポンのテストの際に、富士スピードウェイの施設の中で、昨年までと変更があった点についてふれたことの続報をお届けします。
前回の記事もご覧頂ければと思いますが、やはり、秋のF1「日本グランプリ」開催に備えて、着々と施設を充実させているようです。
まず、パドックを歩いて目に付いた、ピット裏に作られた巨大建造物です。幅10m弱×奥行き20m弱はあるかと思われる2階建ての建物は合計で6個建てられており、前回は、ひょっとすると中で2つに分かれているのかもしれないと想像しましたが、実際にそうであることが判明しました。
写真をご覧頂ければ分かるように、1コーナー側の6番目の建物には、11、12と番号が振られており、12チームが使うことができるわけです。
また、ピット屋上も工事中で立ち入ることができず、休憩所ができるのではないかと予想しましたが、写真を見ての通り、外観がある程度出来上がってきました。
簡単に言うと、屋上の上に屋根を作った状態になっており、雨が降っても濡れずにレース観戦ができますし、屋上でありながらも屋内にいるかのように寛いでいることもできます。ここから更に窓やドアが付くのかは不明ですが、それもゴールデンウィークには判明することでしょう。
更に、ヘアピンの仮設ベンチについてもふれましたが、今回は、その反対側のランオフエリアの近くに仮設スタンドの足場らしきものを築いていました。場所からするとG席(3万6000円)になるのではないかと思われます。
ただ、ここはヘアピンの進入と脱出の一部しか見られないので、見る楽しさだけで考えるならL席(3万1000円)の方が価格的にもお勧めです。とはいえ、見る楽しさを除けば、グランドスタンドやレストラン「ORIZURU」には近いため、暇つぶしやショッピングには便利です。
さて、L席ですが、ダンロップコーナーの進入からネッツコーナーの進入まで見通せるため、通好みの観戦エリアとなっています。
私がテストに行く際にも、まず最初に、このL席の近辺にクルマをとめて、クルマに乗ったままでダンロップコーナーへの進入からネッツコーナーへの進入までを、1時間以上は見ています。
その後、ネッツコーナーに移動して午前中は終了。昼休みはパドックやレストラン「ORIZURU」などをぶらぶらして、午後は第1コーナーで1時間以上見てから、ヘアピン、コカ・コーラコーナー、ピット屋上、といった具合です。
私は、ゴールデンウィークのSUPER GTにも出かける予定ですので、その際にも進展があれば、ここでお知らせしようと思います。
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