「SUPER GT公式テスト」を見るために、2019年3月30日に富士スピードウェイに行ってきました。
この週の天気予想は二転三転していて、土曜日は曇り時々雨だったり曇り時々晴れだったりしたのですが、当日は朝から薄日が差すような状態で気温も寒く感じるほどではなく、土曜日ということもあって公式テストとしては大勢の観客で賑わっていました。
私は、午前の9時30分から11時30分のセッションは、P12に駐車して、レクサスコーナーのアウト側からスタートし、ダンロップコーナーのイン側、300R、アドバンコーナー(ヘアピンコーナー)と動画と写真を撮りながら歩き、午前のセッションを見終えました。
さて、GT500は、午前のセッションでは、DENSO KOBELCO SARD LC500が1分28秒436でトップタイムになるなどレクサス勢が上位5台を占めて、2019年の富士はレクサス勢優勢かと思われました。
しかし、午後のセッションでは、カルソニック IMPAL GT-Rが1分28秒254でトップ、MOTUL AUTECH GT-Rが1分28秒349で2位、とGT-R勢が1-2となり、1分以内に13台がひしめくなど、実力が拮抗しています。
また、NSX勢は、Modulo Epson NSX-GTが、午前は1分29秒043で7番手、午後は1分28秒567で6番手、といずれもNSX勢でトップタイムになっています。
長年親しんだEPSONカラーからModuloカラーに一新されており、2019年はカラーリングとともにウエイトハンデ頼みにならない姿も期待できそうです。
GT300は、GT500以上に目新しい要素が盛りだくさんで、例年以上に気になるシーズンになりそうです。
私は、GTで最も音が好きだったのは2018年まではプリウスだったのですが、エンジンが3.4L V8 RV8Kから5.4L V8 TRD製レーシングエンジンに変わり、レイアウトもミッドシップからFRになったことから、心地良いエンジンサウンドではなくなりました。
変わってお気に入りになったのは、シンティアム・アップル・ロータス。GTAが販売する4.5L GTA V8で、とても心地良いサウンドを楽しむことができました。マザーシャシーの86も同じエンジンを積むのですが、ミッドシップとFRの違いなのか、音はロータスの方が心地良かったです。
ちなみに、グランドスタンドは音が反響して全般に良く聞こえるので、300Rで聞いた方が高速域での素に近い音が聞こえるのではないかと思います。
また、ベントレー・コンチネンタルGT3の撤退はとても残念だったのですが、代わってアストンマーティン・ヴァンテージGT3とマクラーレン720S GT3が新たに参戦。アストンマーティンが純白、マクラーレンが蛍光レッドにブラック、とカラーリングも方や新鮮で方や懐かしいものです。
もっとも、総合結果は、29台中、McLaren 720Sが21位、D’station Vantage GT3が23位。上位はおなじみのチームが占めており、やはり、簡単にはいかないようです。
私は、ゴールデンウィークの富士のチケットをSUPER FORMULAの公式テストの際に買っていて、2019年も公式テストの入場料(1000円)が無料になったのですが、今回の結果からも約1ヵ月後のレースが楽しみです。
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