「Nintendo Switch体験会2017」に2017年1月14日に行ってきました。10時から開始ということで、9時に東京ビッグサイトに着いたのですが、既に長蛇の列でした。
13日に行われた発表会では、価格や対応ソフトなどに不満の残る内容だったため、来場者が少ないかと思っていたのですが、やはり、新ハードに対する期待は高かったようです。
会場では多くの対応ソフトを体験することができ、入場行列は、通常の入場列、「スプラトゥーン2」の入場列、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の入場列、に分けられました。
私は、「スプラトゥーン2」には興味がなく、体験するなら「ゼルダ」の新作かなと思っていたので、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の入場列を選びました。
ちなみに、私が入場列を選んだ9時30分頃の時点で、既に「スプラトゥーン2」は体験できないかもしれないというほどの人気でした。
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の入場列も長かったのですが、10時に開場するとどんどん進み、すぐに会場に入ることができました。
30分ほど列で待っていると、整理券が配られ、私の集合時間は12時30分~13時00分でした。もっとも、体験時間は、集合時間から約30~60分後となります。
整理券ももらったので、会場内を歩いていると、たまたま「ARMS」の整理券も配っていたので、こちらもゲット。集合時間は13時30分~14時00分ということで、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の体験が遅くなると、間に合わない可能性もありました。
この時点で、任天堂のソフトの整理券は配布が終了しており、サードパーティの体験も40分~120分待ちと、いずれも長く待たなければなりませんでした。
そのため、ファミリーマートで昼食を買って食べてから、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の体験に向かいました。12時20分に列に並び始め、体験が始まったのが13時20分ぐらいでした。
体験では、冒頭から20分をプレイすることかでき、任意で「TVモード」と「携帯モード」を切り替えてプレイすることができます。
もちろん、最初は「TVモード」から始めました。このモードでは、左右の「Joy-Con」をグリップに取り付けた状態でプレイします。
「Joy-Con」は、意外と小ぶりな印象で、そんなに重さも感じません。グリップも小さめで手のひらの中で少し遊んでいる感じです。「Xbox One」のグリップよりも小さいのはもちろんのこと、「プレイステーション4」のグリップよりも少し小さく感じます。
また、LRスティック、ABXYボタン、+-ボタン、LRボタン、ZLRボタンも小さく、すべてがコンパクトにまとめられています。慣れの問題だとは思いますが、+-ボタン、LRボタンとZLRボタンは、最初のうちは確認して押すという感じになると思います。
グラフィックは、絵柄に独特な雰囲気がありますが、十分にきれいに感じました。キャラクターの動きもスムーズで、処理落ちもありません。
15分ほどプレイしたところで、「携帯モード」にスイッチしてみました。「Joy-Con」の背面上部に「取り外しボタン」があり、ここを押してグリップから取り外します。
このボタンも小さく、取り外し方にもコツがあって、簡単に取り外すことはできませんでしたが、これも慣れの問題でしょう。
「携帯モード」にすると約398gという重さがあり、「Joy-Con(L)」の49g+「Joy-Con(R)」の52.1g+グリップから替えてすぐは、さすがにどっしりとした重さがあります。
また、「TVモード」時は映像出力が最大1920×1080ピクセル60fpsであるのに対し、「携帯モード時」の本体は6.2インチ液晶の1280×720ピクセルとなるため、明らかに画質が落ちることが分かります。
もっとも、重さにしても、画質にしても、しばらくプレイしていると慣れてくるはずだし、コントローラー自体同じものを使っていて差異もありません。この利便性を考えれば、ぜいたくは言えないでしょう。
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、冒頭から20分のプレイではそれほどは分からないのですが、操作体系などいつもの「ゼルダ」といった印象です。
私は、「ゼルダ」は何本かプレイし、クリアしたものもあれば、お使いや似たようなことの繰り返しが面倒になって途中でやめたものもあるのですが、冒頭から20分に関しては好印象です。
ただ、ゲームが進むに連れてお使いや似たようなことの繰り返しが増えて面倒になってくるのが「ゼルダ」なので、このあたりがどうなっているかです。
「ARMS」は、左右の手で「Joy-Con」を「いいね持ち」し、のびるウデ「アーム」でパンチを繰り出す対戦格闘スポーツゲームです。
ここで、「Joy-Con」に「Joy-Conストラップ」を付けて操作するという貴重な体験もすることができました。
「Joy-Con」は、50g前後ととても軽く、片手で持ってもあまり重量感がありません。また、「Joy-Con」を縦にして手のひらと水平に持つため、親指でLRボタン、ZLRボタンを押すのですが、ちょうど親指のところに来るため、ボタンは小さいものの、操作性はまずまずです。
「ARMS」は、誰でも入りやすい大味な部分もありつつ、操作に習熟した人同士が対戦すると勘とテクニックを駆使した戦いも繰り広げられそうです。
1人でやり込むというよりはパーティなどに向いていそうな気がするので、そういう機会が多い人は持っておいてもいいかもしれません。
体験会は、14時ぐらいには入場行列もなくなり、すぐに入れるようになっていたのですが、その時点で任天堂のソフトは体験受付終了かキャンセル待ちで、サードパーティのソフトは最低でも50分待ちでした。
日曜日は、それ以上の混雑も予想され、遅くとも開場1時間前には着いていないと、任天堂のソフトを体験するのは難しそうです。
私は、「NINTENDO SWITCH」は、体験会でより興味が深まったものの、ローンチだけでなく秋までに発売予定のソフトも含めても、やってもいいかなと思えるのは「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」ぐらいです。
それも、前述したように、ゲームが進むに連れてお使いや似たようなことの繰り返しが増えて面倒になってくることがあるため、果たして最後までプレイする気力が続くかどうか分かりません。
「真・女神転生 シリーズ最新作」はぜひやりたいとは思うものの発売日未定ですし、「零 シリーズ最新作」は出るとは思いますが今のところ発表すらされていません。
そのため、「NINTENDO SWITCH」を買ったとしても、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」をプレイし終えたらしばらく放置という状態もありえそうです。
実際、予約して発売日に買った「Wii U」が、ローンチに「ZombiU」をやってしばらく放置し、その後、「零~濡鴉の巫女~」と「スカイランダーズ スパイロの大冒険」の2本をやっただけでした。
ただ、今回の救いは、リージョンフリーになったため、欧米の独占ソフトでやりたいソフトが出る可能性もあることです。
私は、「NINTENDO SWITCH」が当たる来場者抽選会に応募しているので、これの2月末日までの当選発表待ちで、1月21日の予約開始には当然予約できないのですが、新ハードを発売日(近辺)に手にしたいという気持ちもあり、悩ましいところです。
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