【GENRE】
アドベンチャー、アクション、サードパーソン
【PUB./DEV.】
ELECTRONICARTS/ELECTRONIC ARTS UK
【RELEASE DATE】
2007/6/25
【OUTLINE】
映画「Harry Potter AND THE ORDER OF THE PHOENIX」(ハリーポッターと不死鳥の騎士団)の登場人物や環境のグラフィックをゲーム内でリアルに再現したアクションアドベンチャーです。映画でしか見ることのできなかったホグワーツ校内も完璧に再現されており、校内を自由に移動することもできます。また、映画に登場するミニゲームをプレイすることも可能です。ハリーは、ホグワーツの5年生になって学校に舞い戻りますが、ホグワーツでは闇の帝王・ヴォルデモートが蘇ります。ハリーは、ヴォルデモートに立ち向かうため、仲間たちとグループを結成します。プレイヤーは、ハリーたちを操作し、情報を集め、ミニゲームに挑戦し、ヴォルデモートとの戦いに挑みます。
【GAME MODE】
NEW ADVENTURE
新たにゲームを始めます。難易度は、最も高い難易度を選んでも、ゲームをクリアすること自体は簡単ですが、ミニゲームも難しくなってしまうため、どの難易度で始めるかは微妙なところです。
CONTINUE ADVENTURE
セーブデータを選んでゲームを始めます。本作はオートセーブになっており、ミッションを終えたり、新たなものを発見したりすると、自動的にセーブされます。
また、いつでもどこでも任意にセーブすることもできますが、セーブデータから再開する場合にはミッションの始めからになります。なお、オートセーブは、オプションで解除することもできます。
本作は、ハリー・ポッターたちを操作し、ホグワーツ内で、情報を集め、ミニゲームに挑戦し、ダンブルドアーズ・アーミーの仲間を探し出し、ヴォルデモートとの戦いに挑みます。
本作の流れと主なミッションは、以下の通りです。
1: GRIMMAULD
チュートリアルです。ギニーから、呪文のアクシオ(物体を自分のところに引き寄せる)、デパルソ(物体を自分のところから遠ざける)、レパロ(壊れた物体を修復する)、ウィンガーディアム・レビオーサ(物体を浮かせて移動させる)を順に学びます。
アクシオとデパルソではイスを動かし、レパロでは食堂の棚や皿を直し、ウィンガーディアム・レビオーサでは服をバッグの中に入れます。
このエリアは、30分ぐらいです。
2: HOGWARTS
ドアのところにいるフレッドとジョージに話しかけ、ドアの中に入ります。
ホグワーツは広大で迷いやすいので、バックボタンを押してマップを表示させ、方向パッドの左を押せば何がどこにあるかが分かり、右を押せば当面のタスクが分かります。Aボタンを押すと、そこが目的地になり、足跡で行き先を示してくれます。
階段を7階まで上がってファットレディに話しかけると、グリフィンダーに入るにはパスワードが必要とのことなので、近くの生徒に聞いて入手します。
グリフィンダーでハーマイオニーが黒板を調べろと言うので、デパルソでそこに書いてあることを調べてハーマイオニーに話しかけます。
ネビル・ロングボトルに会うため、サスペンデッドブリッジに行き、呪文を使って生徒からネビルを救出します。
ザ・ディフェンス・アゲインスト・ザ・ダーク・クラスに行ってから、トランスフィギュレーション・コートヤードに行きます。
そこで、フレッドとジョージに、エクスペリアームス(敵の武器を吹き飛ばす)、ステューピファイ(敵を麻痺させる)を学び、それを実践します。
このエリアは、1時間ぐらいです。
3: LIBRARY
図書館に行き、書棚の上にあるスペルブックを取ります。ウィンガーディアム・レビオーサで机を3回動かすと、スペルブックを取ることができます。マートルのトイレに行き、インセンディオ(物体に火を灯す)を学びます。
このエリアは、30分ぐらいです。
4: ROOM OF REQUIREMENTS
ネービルのところに行き、インセンディオを使って通路を邪魔する木をすべて燃やします。ネービルの後を追って、ルーム・オブ・リクワイアメンツに行き、プロテゴ(呪文から身を守る)を学びます。
ここで、DUMBLEDORE’SARMY(ダンブルドアーズ・アーミー)のメンバー候補28人が分かり、ハリーたちを除く24人を探し出すことになります。
このエリアは、15分ぐらいです。
5: DA MEMBERS
ダンブルドアーズ・アーミーのメンバー24人を順に探していきます。4/28。
このパートは、3時間ぐらいです。
アンジェリーナ・ジョンソン
トロフィールームにいます。大ホール突き当りのドアを塞ぐイスをどけてトロフィールームに下ります。
ゴールドのトロフィーはゴールドのボードに、シルバーのトロフィーはシルバーのボードに、それぞれ2個ずつ置き、最後にガラスの枠を直します。すると、アンジェリアが、友人2人を連れて仲間に加わります。7/28。
アンソニー・ゴールドシュタイン
4階の廊下にいます。マイケル・コーナー(ストーンブリッジ)、テリー・ブート(時計台のある中庭)にも話しかけると、3人が仲間に加わります。10/28。
チョー・チャン
フクロウ小屋にいます。チョーに話しかけると、逃げてしまったフクロウを捕まえてくれというので、赤いハートの板を持ったフクロウを追いかけます。
最終的には、最上階の柱を直して、その上に止まったフクロウを捕まえます。チョーに話しかけると、仲間に加わります。12/28。
コリン・クリービー
舗装された中庭にいます。コリンが建物の外壁外側にあるカメラを取ろうとしているので、彼を手伝います。
壁の左の出っ張りの前にベンチを3台縦に並べて壁の上に上がり、パイプや足場を直しながらカメラのところまで行き、カメラを下に落とします。コリンに話しかけると、仲間に加わります。14/28。
ディーン・トーマス
ディーンは、中庭にいます。ディーンのために、話をするガーゴイルの像を5体見つけます。
1体目は、中庭にいます。
2体目は、ディフェンス・アゲインスト・ザ・ダーク・アーツの螺旋階段を上がったところにあります。
3体目は、舗装された中庭を上がった回廊の突き当たりにあります。
4体目は、舗装された中庭を出たところにあります。
5体目は、4階の廊下を上がった階段から外に出たところにあります。
すべてのガーゴイルと話したら、中庭にいるディーンに報告に戻ると、仲間に加わります。15/28。
アーニー・マクミラン
アーニーは、ポーションの材料を探すため、ハーグリッズハットにいます。アーニーに話しかけてから、モリープラント5本を探します。モリープラントは、アーニーの隣と、ストーンサークルの周辺にあります。
次に、マンドレイクを探しにハーボロジー・クラスルームに行きます。イヤーパッドをしてからマンドレイクを引き抜き、アーニーのところに戻ります。アーニーに話しかけると、仲間に加わります。16/28。
フレッド&ジョージ・ウェスリー
フレッドとジョージは、リー・ジョーダンとともに、ボートハウスにいます。彼らが花火に使うための箱をボートハウスのボートに隠すのに協力します。
2階に上がり、ボートのカバーを取り、下から上げられた箱6個をボートの中に入れ、再び、カバーをかけます。下に下りて、残りの箱にインセンディオの呪文をかけると、彼らが仲間に加わります。19/28。
ギニー・ウェスリー
ギニーは、グリフィンダー・コモンルームにいます。すぐ上の階の寄宿舎に行き、ハリーのスーツケースでインビジビリティクロークをオンにします。ディフェンス・アゲインスト・ザ・ダークアーツに行き、2人の生徒の横を通り過ぎるため、花瓶を落とします。
階段を上がってアンブリッジズオフィスに行き、奥の部屋のドキシー・ヴェニンを取り、寄宿舎に戻ってインビジビリティクロークをオフにしてから、ギニーに話しかけます。ギニーが、仲間に加わります。20/28。
ハンナ・アボット
ハンナは、階段の一番下にいます。ハンナがザ・ルーム・オブ・リクワイアメントへの近道を聞いてくるので、最初の肖像画に話しかけてパスワードを聞き出します。それをハンナに伝えると、仲間に加わります。22/28。
ルナ・ラブグッド
ルナは、ハーグリッズハットにいます。丘の底まで行ってルナに話しかけると、食べ物の入った大きな袋を丘の上まで運ぶのを手伝えないかと聞かれます。ところどころにある岩を使いながら袋を上まで上げると、ルナが仲間に加わります。23/28。
パドマ&パルヴァティ・パティル
パドマとパルヴァティは、ストーンブリッジの奥にいます。彼女たちに話しかけると、ディヴィネーションクラスルームの外で会うように言われるので、そこで彼女たちに話しかけると仲間に加わります。26/28。
スーザン・ボーンズ
スーザンは、入口の中庭にいます。スリザリン2人組に絡まれているので、呪文を使って救出します。スーザンが仲間に加わります。27/28。
ザカライアス・スミス
スミスは、図書館にいます。ザカライアスは、宿題をするのに「モンスターブック・オブ・モンスターズ」が必要なので、奥に行ってその本を取って彼に渡します。
彼は引き続き、ウィゲンウェルドポーションがほしいと言うので、ホスピタルウイングに行き、それを取って渡します。
彼は、ニアリー・ヘッドレス・ニックのことを聞いてきますが、その場に現れるので、ザカライアスが仲間に加わります。28/28。
6: ROOM OF REQUIREMENTS
ダンブルドアーズ・アーミーのメンバー28人全員がそろったら、ルーム・オブ・リクワイアメンツに戻り、数人のメンバーに呪文を教えます。
このエリアは、15分ぐらいです。
7: OCCULMENCY
コモンルームから外に出ると、マクゴナガルからダンブルドアーズオフィスに行くように言われます。ここからスネイプの後についていき、自らの感情をコントロールするレッスンを受けます。スネイプの杖と逆側に右スティックを何度も倒していればOKです。
このエリアは、15分ぐらいです。
8: CHRISTMAS AT GRIMMAULD PLACE
クリスマスのグリモールドプレイスで各階の人々に話しかけます。ハーマイオニーからクリーチャーを見たかと聞かれるので、すぐ近くの本棚を手前に引き寄せます。
引き続き、奥の額を落としたり、反対側の本を見たりします。最後に、タペストリールームのシリアスに話しかけて、ホグワーツに戻ります。
このエリアは、30分ぐらいです。
9: HOGWARTS
ハーグリッズハットにいるので、スネイプのオフィスに行き、再度、同じレッスンを受けます。ルーム・オブ・リクワイアメンツに行くと、スリザリンとの戦いになりますが、この戦いに勝つことはできません。
このエリアは、30分ぐらいです。
10: HAGRID’S HUT
ハーグリッズハットに行くと、スリザリン5人との戦いになりますが、勝っても負けても構いません。
このエリアは、15分ぐらいです。
11: OWLERY
コリン・クリービーに会いにフクロウ小屋に行くと、吼えメールをフクロウ小屋の所定の位置に置いてほしいと言われるので、4人で木を燃やしてからパイプをよじ登り壁を伝いパイプを降りて中に入ります。
コリンから送り届けられる吼えメールを順に所定の位置に入れていきます。すべて終わったら、最上階に行き、壊れた壁を直してからよじ登って窓から外に出て、パイプを伝って下に降ります。この際、行けるところは、あれこれと行っておくといいでしょう。
このエリアは、30分ぐらいです。
12: CLOCK TOWER COURTYARD
ルナが、フレッドとジョージが屋根の上に携帯沼地を隠したというので、屋根の上に上がってそれを取ります。噴水の周りにXマークがあり、その延長線上にxマークがあります。そこにベンチを動かして、屋根の上に上がります。
屋根の壊れを直し、タワーの壁を壊して、携帯沼地を取り、噴水の前のXマークに置きます。下に下りて、携帯沼地にインセンディオの呪文をかけて、大きな沼地を作ります。
このエリアは、30分ぐらいです。
13: CLOCK TOWER
ディーン・トーマスがクロックタワーで、歯車を狂わせて先生を混乱させようとしているので、それを手伝います。最初に、右の歯車3枚を左に移動させます。
次に、最上階に上がり、そこに置かれている歯車3枚を下に落とします。最後に、下に下りて、その歯車3枚を右に取り付けます。すると、時計が速く動き始めます。
このエリアは、15分ぐらいです。
14: COURTYARD
ギニー・ウェスリーは、中庭にいます。木の上にある携帯沼地を見つけたら、スリザリンに襲われますが、こちらも4人なので簡単に退治できます。
スリザリンを追い払ったら、携帯沼地を中庭の中央のXマークに置き、インセンディオの呪文をかけて大きな沼地を作ります。
このエリアは、15分ぐらいです。
15: SPEAKERS
パルヴァティとパドマの双子は、5階にいます。彼女たちが授業をサボるのを、スピーカーを壊すことで手伝います。スピーカーの下にベンチ2台を重ねて置き、その上に上がってXボタンを押せばOKです。
スピーカーは6ヵ所あり、5階、3階、1階、中庭、高架橋の中庭、図書館、となります。双子が待ち受けているので、すぐにそれと分かります。
このエリアは、30分ぐらいです。
16: PAVED COURTYARD
舗装された中庭に行きます。回廊のパイプを直してよじ登り、壁やパイプを伝って上がります。携帯沼地を下に落とし、舗装された中庭を沼地に変えます。
このエリアは、30分ぐらいです。
17: DUNGEONS
スネイプのいるダンジョンに行き、自らの感情をコントロールするレッスンの最終段階を受けます。スネイプの杖と逆側に右スティックを何度も倒していればOKです。
このエリアは、15分ぐらいです。
18: GRAND HALL
フレッドとジョージは5階にいます。彼らをコントロールして、携帯沼地に呪文をかけて、5階を沼地にします。次に、彼らがほうきに乗ってグランドホールを縦横無尽に飛び回るので、すべての箱にインセンディオの呪文をかけます。
更に、大ホールに行っても同じことをします。ムービーの後、操作はハリーに戻るので、ストーンサークルに行き、マルフォイたちからDAメンバーを助けます。
このエリアは、30分ぐらいです。
19: SIRIUS
シリアスを操作して、ハリーとともに、デスイーター2人と戦いますが、勝敗はあまり関係なく、ムービーが始まります。
このエリアは、15分ぐらいです。
20: DUMBLEDORE
今度はダンブルドアーを操作して、ヴォルデモルトと戦います。最初は、噴水の前で戦いますが、プロテゴとステューピファイの呪文をかけておけばいいでしょう。
次は、噴水の中にいる彼と戦いますが、プロテゴの呪文を連続してかけます。最後は、噴水の中の彼が燃えたイスを寄越すので、プロテゴの呪文をかけつつ、何らかの攻撃呪文をかけます。
このエリアは、30分ぐらいです。
21: HARRY POTTER
最後は、ハリー・ポッターを操作して、ヴォルデモルトと戦います。スネイプから受けた自らの感情をコントロールするレッスンを実践し、ヴォルデモルトの杖と逆側に右スティックを何度も倒します。
このエリアは、30分ぐらいです。これでストーリーは終わりですが、引き続き、ホグワーツの中を探索し、やり残したことを継続することができます。
22: FLITWICK TEACHER MINI-QUEST
フリッツウィック先生のミニクエストです。フリッツウィック先生は、2階の図書館の近くにいる小柄な男性です。彼の宿題を終えるため、図書館にある「アチーブメント・イン・チャーミング」を探します。
すると、誰かが大ホールにその本を持ち出したと聞かされるので、右手半ばにいる女子学生に話しかけてから、その本をフリッツウィック先生のところに持ち帰ります。
このクエストは、30分ぐらいです。
23: SNAPE TEACHER MINI-QUEST
スネイプ先生のミニクエストです。スネイプ先生は、ダンジョンにいます。彼のエッセイ「マジカルドラフツ・アンド・ポーションズ」を探しに、図書館に行きます。
その本は、制限セクションの左奥にあります。ハーマイオニーがエッセイを書いたら、スネイプ先生のところに戻ります。
このクエストは、15分ぐらいです。
24: MCGONAGALL TEACHER MINI-QUEST
マクゴナガル先生のミニクエストです。マクゴナガル先生は、中庭にいます。彼女の生徒が7階にいるので、2人に話しかけてから、マクゴナガル先生のところに戻ります。
このクエストは、15分ぐらいです。
25: FIND LUNA’S LOST BELONGINGS.
ストーリーをクリアしてから行えるタスクで、エントランスルームにいるルナが生徒に隠されたものを探します。以下の5ヵ所にあります。
入口の中庭の右側にある出入口の手前の枯葉の下、大ホールに入ってすぐの左のテーブルの上、図書館でチェスをしている生徒と同じテーブル、高架橋の入口の右側の肖像画の前、時計台の中庭の噴水の傍。
このタスクは、30分ぐらいです。
26: SNAPE’S O.W.L.
スネイプ先生のO.W.L.試験で、ダンジョンで受けます。ウィンガーディアム・レビオーサで、鍋の液体と同じ色のポーションを鍋の中に落としていきます。水色、緑、ピンク、青、緑、黄、水色、青、ピンク、黄、の順です。
この試験は、30分ぐらいです。グレードは、O(Outstanding)、E(Exceeds Expectations)、A(Acceptable)、P(Poor)、T(Troll)、で、Oが合格です。
27: FLITWICK’S O.W.L.
フリッツウィック先生のO.W.L.試験で、チャームで受けます。フリッツウィック先生が指示する呪文を、できるだけ早く家具などにかけます。
ウィンガーディアム・レビオーサをベンチに、リダクトを木に、レパラをお皿に、アクシオを暖炉に、デパルソをキャビネットに、アクシオを暖炉に、インセンディオをキャンドルと額に、リダクトを木に、レパラをお皿に、ウィンガーディアム・レビオーサを石のベンチに。
この試験は、30分ぐらいです。グレードは、O(Outstanding)、E(Exceeds Expectations)、A(Acceptable)、P(Poor)、T(Troll)、で、Oが合格です。
28: SPROUT’S O.W.L.
スプラウト先生のO.W.L.試験で、植物園で受けます。ウィンガーディアム・レビオーサで、マンドレイクをできるだけ早く移動させます。
ラウンド1は、左の机の壊れた植木鉢から右の机の植木鉢に移します。ラウンド2とラウンド3は、左右の机に壊れた植木鉢が混在していますが、やることは同じです。
この試験は、30分ぐらいです。グレードは、O(Outstanding)、E(Exceeds Expectations)、A(Acceptable)、P(Poor)、T(Troll)、で、Oが合格です。
29: EXPLODING SNAP CHAMPION
3階と5階にいる2人のエクスプローディングスナップチャンピオンに勝ちます。いずれも、神経衰弱の要領で、同じ組のカードを当てます。
3階では、クラシックルールを採用しており、縦に積まれたカードが下から上に表向きに置かれるので、2枚続けて同じカードが置かれた時にAボタンを押します。最初はスピードが遅いのですが、次第にスピードが速くなってくるので、最後は読みも重要になってきます。8組集めれば勝ちになります。
5階では、ペイシェンスルールを採用しており、神経衰弱と同じく、すべてのカードが場に伏せられているので、それをめくって同じ組のカードを引き当てます。いったんめくったカードは、次のカードを引き当てるまで振動し続け、限界まで達すると場から排除されるため、素早くカードを引き続ける必要があります。7組集めれば勝ちになります。
いずれも、ゲームの難易度が低いと、引き当てる組数は少なくて済みます。
30: WIZARD CHESS CHAMPION
ウイザード・チェスとなっていますが、通常のチェスのルールです。
グリフィンダーコモンルームにいるグリフィンダーチャンピオン、大ホールにいるスリザリンチャンピオン、図書館にいるレイブンクローチャンピオン、に勝ちます。
最初は積極的に攻撃していれば勝てますが、相手は徐々に強くなっていくようです。
31: GOBSTONES CHAMPION
時計台の中庭と入口の中庭と舗装された中庭にいる3人のゴブストーンチャンピオンに3回ずつ勝ちます。ゴブストーンは、直径数mのサークルの中で、ビリヤードのような球を自らの球で弾く競技です。
時計台の中庭では、レヴンクロウチャンピオンとジャックストーンルールで戦います。双方が4球ずつのゴブストーンを持っており、ジャック(ホワイトストーン)により近いところにゴブストーンを投げたプレイヤーの勝ちになります。
入口の中庭では、ハフルパフチャンピオンとトラディショナルルールで行います。13球あるゴブストーンのうち7球をサークルの外に押し出したプレイヤーの勝ちになります。最初に中央の円状のゴブストーンを割らないようにします。
舗装された中庭では、スリザリンチャンピオンとスネークピットルールで戦います。ジャックストーンルールとほぼ同じルールですが、自らのストーンを中央のスネークピットに近づけるという点が違います。
3人を倒したら、最後にグランドチャンピオンに挑戦します。
【ACHIEVEMENT】
ホグワーツへ行こう(20): ホグワーツに着きます。
必要の部屋(30): ルーム・オブ・リクワイアメンツを発見します。
DA10(10): ダンブルドアーズ・アーミーのメンバーを10人集めます。
DA20(10): ダンブルドアーズ・アーミーのメンバーを20人集めます。
ダンブルドア軍団に入団(100): ダンブルドアーズ・アーミーのメンバーを28人すべて集めます。
アンブリッジを混乱させよう(100): アンブリッジを混乱させます。
ストーリーを完成(100): ストーリーを終えます。
一番高い難易度でゲームをクリア(100): 難易度ハードでストーリーを終えます。
発見レベル1をクリア(10): ディスカバリーレベルを1にします。
発見レベル2をクリア(10): ディスカバリーレベルを2にします。
発見レベル3をクリア(10): ディスカバリーレベルを3にします。
発見レベル4をクリア(10): ディスカバリーレベルを4にします。
発見レベル5をクリア(20): ディスカバリーレベルを5にします。
発見レベル6をクリア(20): ディスカバリーレベルを6にします。
発見レベル7をクリア(20): ディスカバリーレベルを7にします。
発見レベル8をクリア(20): ディスカバリーレベルを8にします。
発見レベル9をクリア(20): ディスカバリーレベルを9にします。
発見レベル10をクリア(20): ディスカバリーレベルを10にします。
発見レベル11をクリア(30): ディスカバリーレベルを11にします。
発見レベル12をクリア(30): ディスカバリーレベルを12にします。
発見レベル13をクリア(50): ディスカバリーレベルを13にします。
ブリー・バトラー杯を優勝しよう(20): 1回の戦闘ですべてのディフェンシブスペルを唱えます。
魔法500(10): 呪文を500回唱えます。
プラットフォームを歩く(10): プラットフォームを9マイル3/4歩きます。
ホグワーツ ハウスゴースト杯に優勝(10): ホグワーツの4枚組の絵を壁に戻し、すべてのゴーストを見つけ出します。
建築士杯を優勝(10): 舗装された中庭を上がった回廊にある銅像4体を直し、ホグワーツのシンボル4つを見つけ出します。
秘密の像杯を優勝(10): チェスの駒の像12体を見つけ出します。
キャラクター杯を優勝(10): ゲーム内のすべてのキャラクターに会います。
宿題杯を優勝しよう(10): 先生4人のミニクエストをクリアします。
友達杯を優勝(20): ルナが生徒に隠されたもの5個を見つけ出します。
探検杯を優勝(10): ホグワーツのすべてのエリアに行きます。
空飛ぶ生物杯を優勝(10): ホグワーツにいる空飛ぶ生物4匹を見つけ出します。
爆発ゲーム杯を優勝(20): エクスプローディングスナップチャンピオン2人に勝ちます。
合言葉杯を優勝(10): 肖像画12枚の合言葉を見つけ出します。
グランド・マスター杯を優勝(20): チェスのチャンピオン3人に勝ちます。
黄金ゴブストーン杯を優勝(20): ゴブストーンのチャンピオン4人に勝ちます。
スマグラー杯を優勝(10): フレッドとジョージの荷物12個を見つけ出します。
魔女&魔法使い杯を優勝(10): 魔法使いの盾15枚を見つけ出します。
ネイチャー・トレイル杯を優勝(10): 動物3匹の足跡を見つけ出します。
プライド杯を優勝(10): ホグワーツ内で、割れた壷を直し、カーペットの埃を払い、落ち葉を片付け、曲がった鎧を直立させます。
WIN THE STUDIOUS SUCCESS CUP(20): 3人の先生の試験すべてでOを取ります。
OVERALL(1000): ストーリーをクリアするだけで取れる実績は370に過ぎませんが、発見レベル系の低レベルの実績などのそれに伴って自動的に解除される実績も合わせると、とりあえずゲームをクリアしさえすれば500G近くは取れるのではないかと思います。
本作は難易度も高くはないため、難易度ハードでのクリアも簡単で、難易度をハードに設定して始めれば、600G近くまで取ることができます。
ただ、杯系の実績も難易度に連れて難しくなり、特に、3人の先生の試験はとてつもなく難易度が上がってしまいます。そのため、難易度を上げると、杯系の実績で取り損なうものも出てくる可能性があります。
また、杯系の実績は、積極的に狙っていかないと取ることができません。ただ、○○杯系の実績は、ゲームクリア後でも取ることができるため、これらを後回しにすることも可能です。
これらのことを考え合わせると、実績の目標は最低でも500G以上、できれば700Gは取りたいところです。
【GRAPHICS】9
本作は、映画「Harry Potter AND THE ORDER OF THE PHOENIX」(ハリーポッターと不死鳥の騎士団)の登場人物や環境のグラフィックをゲーム内でリアルに再現したアクションアドベンチャーです。
映画でしか見ることのできなかったホグワーツ校内も完璧に再現されており、校内を自由に移動することもできます。そうなると、それらがどこまで再現されているかが重要になってきますが、この点に関しては、まず問題ないと言えるでしょう。
私は、「ハリー・ポッター」シリーズのファンでもなければ、すべての映画を見たわけでもありませんが、それなりには知っています。
エレクトロニック・アーツの人物描写力は、「Xbox 360」世代のゲーム機になってからは特に素晴らしいものがあり、本作でもその実力がいかんなく発揮されています。
ハリー・ポッターをはじめとした映画の登場人物たちは、けちのつけようがないほどにまで完全再現されているのです。ホグワーツ校内の再現度も申し分ないようで、この再現度の高さがゲームプレイを楽しいものにさせています。
また、本作は、この手のキャラクターゲームの常として、プレイヤーキャラクターがよく見えて誰にでも操作しやすい3人称視点を採用していますが、カメラワークについても映画を意識したかのような少し特徴的な動きを採用しています。
キャラクターと一定間隔を保ってそのキャラクターを背後から追いかけるのではなく、半固定的な位置にカメラを置き、キャラクターを前から捉えたり横から捉えたり背後から捉えたりしながら、キャラクターに合わせてカメラを移動させていくのです。
開けた場所であれば、キャラクターを高い位置から捉えたり、高所から捉えたりすることもあります。
もっとも、場所によっては、Bボタンを押せば即座にキャラクターの背後にカメラを移すこともできるため、プレイアビリティに影響を及ぼすことはありません。
この独特の視点により、プレイヤーは、映画を見ているような気分にも、ハリーを操作しているような気分にも、なることができるのです。
最初は、この視点に少し戸惑うこともあるかもしれませんが、この手のゲームとしては考えうる悪くはないカメラワークだと思います。
【SOUND】9
ドルビーデジタルです。本作は、映画「Harry Potter AND THE ORDER OF THE PHOENIX」(ハリーポッターと不死鳥の騎士団)の登場人物や環境のグラフィックをゲーム内でリアルに再現したアクションアドベンチャーです。
ということで、映画のゲーム化作品では常識となっている実際の俳優がゲームの声も当てるということが、本作でも当然のように行われています。
それだけに、キャラクターとのミスマッチがないのはもちろんのこと、ボイスアクティング面においても、満足できる仕上がりになっています。
基本的にはフルボイスになっているセリフの量も、必要十分なだけ用意されており、音声が寂しいということもありません。
効果音や音楽も適切な音が流れてくるようになっており、ホグワーツ内の探索をより一層楽しいものにしてくれています。
【CONTROL】7
本作は、「Xbox 360」のこの手のアクションアドベンチャーとしては、少し特殊な操作体系になっています。
「Xbox 360」の場合、左スティックで移動しながら右スティックでカメラを動かすという両者のコンビネーションが基本になっています。
ところが、本作の場合には、左スティックこそ移動になっているものの、右スティックは魔法の杖を動かして呪文を唱えるために使われているからです。
こうした操作は、「Xbox 360」の操作体系に慣れ親しんでいると、最初こそなじみづらいのですが、しばらくプレイしているとそれなりになじんできます。
本作の基本的な操作は、左スティックが移動、Aボタンが走る、Bボタンがセンターカメラ、押し込んだままで視点操作、Xボタンがキャラクターとの会話とアクション、Yボタンが杖を出す、右スティックが呪文を唱える、右ボタンが呪文対象を決める、などとなっています。
また、バックボタンがマップを見る、方向パッドの右がタスクを選ぶ、左が行き先を選ぶ、Aボタンがそれを決定する、です。
本作の中で重要な役割を担うことになる呪文の唱え方は、以下の通りですが、呪文によっては思い通りに出しづらいことがあり、これに関してはもう少し調整が必要だったように思います。
アクシオ(物体を自分のところに引き寄せる): 下に2回。
デパルソ(物体を自分のところから遠ざける): 上に2回。
レパロ(壊れた物体を修復する): 時計回りに回す。
ウィンガーディアム・レビオーサ(物体を浮かせて移動させる): 上に1回。反時計回りと時計回りに回すを繰り返す。
インセンディオ(物体に火を灯す): 上、下、上、下を繰り返す。
リダクト(物体を粉々にする): 反時計回りに回す。
ステューピファイ(敵を麻痺させる): コンバット中に、反時計回りに回す。
リクタスセンプラ(敵をくすぐる): コンバット中に、上、下、上、下を繰り返す。
エクスペリアームス(敵の武器を吹き飛ばす): コンバット中に、下に2回。
プロテゴ(呪文から身を守る): コンバット中に、上に2回。
レヴィコーパス(敵を逆さにして宙吊りにする): コンバット中に、上に1回。反時計回りと時計回りに回すを繰り返す。
ペトリフィカストータルス(敵を石のように固まらせる): コンバット中に、時計回りに回す。
【GAMEPLAY】8
本作は、映画「Harry Potter AND THE ORDER OF THE PHOENIX」(ハリーポッターと不死鳥の騎士団)の登場人物や環境のグラフィックをゲーム内でリアルに再現したアクションアドベンチャーです。
映画でしか見ることのできなかったホグワーツ校内も完璧に再現されており、校内を自由に移動することもできます。
しかも、これらが、けちのつけようがないほどにまで完全再現されており、キャラクターも実際の俳優が声を当てています。
ストーリーも映画のそれをなぞるような展開になっており、映画とゲームの関係は、映画が先かゲームが先か、といった塩梅になっています。
その上、大衆受けするゲーム作りを得意とするエレクトロニック・アーツが発売も開発も担当して難易度も低めに抑えられており、それほどゲームが得意でない人でも大きな壁にぶつかることもなくエンディングまで到達することができます。
そうなると、単に映画を再現しただけの「ハリーポッター」ファン向けのタイトルであり、ゲーム好きには向いていない、となってしまうのですが、実際にプレイしてみると、そんなことはないことに気づかされます。
なぜなら、ホグワーツ校内の再現度が完璧で校内を自由に移動することができるため、メインストーリーを離れて校内を探索すること自体がとても楽しいからです。
校内には先生や生徒がそこかしこにおり、話しかければそれなりの反応も返ってきます。それだけではなく、校内のさまざまなものは、何かしらの呪文をかけると、それが適切な呪文であれば、それに応じたリアクションを示すのです。
そのことが新たな発見につながり、○○杯のコンプリートに一歩近づくとともに、ディスカバリーレベルの上昇にもつながっていきます。チェス、ゴブストーン、エクスプローディングスナップ、といったミニゲームも十分に楽しむことができます。
本作は、メインストーリーだけを追っていればそんなに長く楽しむことはできませんが、○○杯に挑戦すればその何倍もの時間を楽しむことができます。
もちろん、○○杯に挑戦することは、それだけの楽しみを伴うものであり、これらに積極的に挑むならば、本作はより多くの楽しみを提供してくれるはずです。
【LONGEVITY】8
本作は、メインストーリーを追っているだけなら、早ければ10時間、遅くとも15時間もあればクリアすることができます。
とは言え、本当に本作を味わい尽くすためには、メインストーリーを追っているだけでは不十分です。
本作は、映画「Harry Potter AND THE ORDER OF THE PHOENIX」(ハリーポッターと不死鳥の騎士団)の登場人物や環境のグラフィックをゲーム内でリアルに再現し、映画でしか見ることのできなかったホグワーツ校内も完璧に再現され、校内を自由に移動することもできるのですから、それをやらないのは愚の骨頂というものです。
校内を探索することで、さまざまな人物に出会い、さまざまな物にふれ、○○杯にチャレンジしてこそ、本作をプレイする意味があります。
そこまで楽しめれば、本作のプレイ時間は、少なくとも30時間、多ければ50時間に及ぶことでしょう。ここでは、少ない方を取って、30時間の「8」にしておきます。
【OVERALL】8
本作は、映画「Harry Potter AND THE ORDER OF THE PHOENIX」(ハリーポッターと不死鳥の騎士団)の登場人物や環境のグラフィックをゲーム内でリアルに再現したアクションアドベンチャーです。
映画でしか見ることのできなかったホグワーツ校内も完璧に再現されており、校内を自由に移動することもできます。登場人物も、映画のキャストが声を当てており、ストーリーも映画のそれをなぞっています。
しかしながら、単なる「ハリーポッター」ファン向けのタイトルではなく、アクションアドベンチャーゲームが好きな人でも楽しめるような仕掛けが随所に施されています。「ハリーポッター」のファンはもちろんのこと、そうした人たちにもお薦めできる良作です。
HARRY POTTER characters, names and related indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter Publishing Rights (C) JKR. WB SHIELD: TM & (C) Warner Bros. Entertainment Inc.
コメント