「Microsoft Flight Simulator」のご紹介の続きです。
飛行訓練
プロらしく飛行するための基本的な技能と技術を学びます。
基本的なハンドリング
機体操作の基本的な手順を学びます。
旋回(ロール)(訓練時間: 2分)
エルロンとラダーの使い方。
[訓練]
旋回するためには、進みたい方向にヨークを動かし、ラダーを微調整してサイドスリップボールを中央に維持する必要があります。
上昇・降下時と同じように、任意のパフォーマンスを維持する際は姿勢(またはウィンドシールド上での地平線の位置)が重要です。
姿勢指示器の上にある印でバンク角を確認できます。印は10°刻みです。
[目標]
左に旋回する。
>左スティックで点線を水平線上に置く。
>左スティックで点線を水平線上に20秒間維持する。
>左スティックで高度を維持する。
水平に戻す。
>左スティックで巡航姿勢ラインを水平線上に置く。
>左スティックで高度を維持する。
右に旋回する。
>左スティックで20°の右旋回を20秒間維持する。
>左スティックで高度を維持する。
水平に戻す。
>左スティックで巡航姿勢ラインを水平線上に置く。
>左スティックで高度を維持する。
[コメント]
右に旋回する際は、目印となる点線が表示されない上に姿勢指示器も確認しつつ、右旋回を20秒間維持して高度を維持しなければならないため、少し難しくなります。
出力設定(訓練時間: 2分)
出力調整の基礎。
[訓練]
スロットルは、回転速度計に表示される機体の推力設定を調整するためのものです。
この練習では、一定の巡航姿勢を維持して回転数を増減させることで、推力の変化が対気速度と高度に対してどのような影響を与えるかを確認してもらいます。
[目標]
スロットルを下げる。
>左スティックで巡航姿勢ラインを水平線上に維持する。
>Bボタン長押しで推力を減らして1,800回転に設定。
スロットルを上げる。
>左スティックで巡航姿勢ラインを水平線上に維持する。
>Aボタン長押しで出力を上げて2,400回転にする。
[コメント]
Bボタン長押しで推力を減らす、Aボタン長押しで出力を上げる、のが回転数に惰性があるのか、ボタンを離すタイミングと一致しないのが少し難しいです。ただ、やることは少ないので、スコアは獲りやすいです。
水平直線飛行(訓練時間: 3分)
円滑な飛行のためのトリム調整。
[訓練]
姿勢(ピッチ)と出力の関係を理解しましょう。いずれか片方、または両方に変化を加えると、速度や高度、針路が変わります。
姿勢+出力=パフォーマンス。
望ましい姿勢を維持するために「トリムホイール」を活用する。
・水平高度で加速/減速する。
・航空機の操縦技能を磨く。
[目標]
出力を下げて高度を保つ。
>左スティックで高度を5,500フィートに維持する。
>Bボタン長押しで推力を2,000回転に下げる。
トリムをとる。
>左スティックで高度を5,500フィートに維持する。
>RBボタン+右スティックでヨークを引きつつ、トリムを追加して停止する。
出力を上げて高度を保つ。
>左スティックで高度を5,500フィートに維持する。
>Aボタン長押しで出力を2,300回転に上げる。
トリムをとる。
>左スティックで高度を5,500フィートに維持する。
>RBボタン+右スティックでヨークを押しつつ、機体のトリムを下げて停止する。
[コメント]
やることが分かりづらく、少し失敗すると「この状態は機体にとって危険です」と指導教官に怒られます。機体が少し右に傾くのを修正しながら行うのも厄介です。
姿勢テスト(訓練時間: 3分)
以前のレッスンで学んだスキルを再度確認する。
[訓練]
このテストでは、上昇と旋回を組み合わせて姿勢について確認します。
針路と高度を維持しつつ出力を下げて、出力設定と水平直線飛行について確認します。
[目標]
降下する。
>左スティックで針路を北に維持する。
>左スティックで5,500フィートまで降下する。
>左スティックで高度を5,500フィートに維持する。
上昇しながら旋回する。
>左スティックで6,000フィートまで上昇する。
>左スティックを使って旋回し、機首を南に向ける。
>左スティックで針路を南に維持する。
進路と高度を維持しながら出力を下げる。
>左スティックで高度を6,000フィートに維持する。
>左スティックで針路を南に維持する。
>AボタンまたはBボタンを長押しで速度を80ノットに設定する。
[コメント]
やることが分かりづらく、少し失敗すると「この状態は機体にとって危険です」と指導教官に怒られます。計器類も頻繁に見なければならないため、というよりも計器類を見る時間がほとんどで、景色はあまり見ていません。
また、速度を80ノットに設定するのは、Bボタン長押しで推力を減らす、Aボタン長押しで出力を上げる、のが回転数に惰性があるのか、ボタンを離すタイミングと一致しないのが少し難しいです。
これで、飛行訓練は完了となります。
Microsoft Studios (C) 2020 Microsoft Corporation
コメント