「Microsoft Flight Simulator」#16(着陸チャレンジ9: 壮大2(アスペン、ブガラガ))

「Microsoft Flight Simulator」のご紹介の続きです。

着陸チャレンジ
様々な空港で、難しい状況下での完璧な着陸に挑戦しましょう。
ポイントは、着陸精度(XXXX/5000PTS)+地上滑走(XXXX/5000PTS)×着陸の滑らかさ(XXX/200PTS)=合計(XXXXXXX/2000000PTS)、という計算で決まります。

壮大
短い滑走路、一筋縄ではいかない地形、ドラマチックなアプローチ、肝が冷える降下。難しいことで世界的に知られている着陸に挑戦しましょう。

アスペン
KASE、アメリカ合衆国
アスペン/ピトキン・カウンティ空港、別名サーディ・フィールドは、コロラド州のロッキー山脈の高地に位置する空港である。滑走路33に着陸するには、山岳地特有の険しいアプローチや、針路をさえぎる悪天候に対処しなければならない。
到着滑走路: 33。
滑走路全長: 8007Ft。
滑走路標高: 7840Ft AMSL。

[コメント]
セスナ・サイテーションCJ4でアスペン/ピトキン・カウンティ空港に着陸するのですが、これがけっこう難しいです。最初は見えない空港にタイトなクランク状に進入し、タッチダウンでバウンドしやすいからです。
スタートしたら、高度は街がわずかに見える程度に下げ、出力は少し下げて直進します。左の山並みが切れたら、先端の山に沿うように左に90度急旋回しながら出力を大きく落とし、高度も少しずつ落としていきます。この段階で、初めて右側に空港が見えてきます。
正面の山に接近する前に、空港を目視しつつ右に90度急旋回し、出力は最大限下げ、高度も調整しながら下げていきます。速度を十分に下げていないとタッチダウン後にバウンドしてしまいますが、滑走路も長いので焦らずにタッチダウンします。

ブガラガ
WX53、インドネシア
航空業界において、インドネシアのパプア州は山岳部に手入れの行き届いていない飛行場があることで評判の悪い土地である。しかもこうした飛行場は、往々にして、地域住民と外の世界を結ぶ唯一の交通手段となっている。極めて峻厳で短い滑走路のあるブガラガも例外ではない。
到着滑走路: 24。
滑走路全長: 1648Ft。
滑走路標高: 6121Ft AMSL。

[コメント]
Bugalaga Airstrip(ブガラガ滑走路)と呼ばれるように、空港でもなく飛行場でもなく、単なる滑走路です。山肌を切り開いた傾斜した土地に、舗装すらされずに地ならししただけの短い滑走路があります。セスナ208キャラバンという小型プロペラ機でさえ、着陸は困難を極めます。
滑走路の上を横切ったら、高度はほとんど下げず、出力は少し下げて、正面の山に向かって直進します。山に近づいたら、尾根に沿うように左に旋回し、次の山の目立つ尾根に向かいます。
その目立つ尾根の上に沿って飛行したら、弧を描いた尾根の斜め右上を出力を1段階落として通過します。弧を描いた尾根を含む山に沿うように出力をさらに落として左に旋回します。
すると、前方やや上方にブガラガ滑走路が見えてきます。右からの風で左に流されるため少し右寄りから、感覚的には滑走路よりも少し低高度から滑走路にアプローチし、出力を大きく下げて速度を十分に落とします。
滑走路の手前ぎりぎりから機首を上げるようにして滑走路にタッチダウンし、ブレーキを目いっぱいかけます。奥の土手を通り越さないで停まれればOKです。
極めて難度の高い滑走路で、タッチダウン時に機首を上げていないと機体を大破したり着陸装置を壊したりするし、進入速度が高いとオーバーランするし、進入速度を下げ過ぎるとストールしたり、滑走路手前の土手に激突したりします。何十回も繰り返し挑む覚悟が必要です。

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