「Microsoft Flight Simulator」のご紹介の続きです。
着陸チャレンジ
様々な空港で、難しい状況下での完璧な着陸に挑戦しましょう。
ポイントは、着陸精度(XXXX/5000PTS)+地上滑走(XXXX/5000PTS)×着陸の滑らかさ(XXX/200PTS)=合計(XXXXXXX/2000000PTS)、という計算で決まります。
強風
強風はパイロットの仕事をいっそう難しくします。うまく着陸するためには、アプローチ全体に渡って気流や横風に巧みに対応することが必要です。
スカイライン
1ID9、インコム、アメリカ合衆国
「アメリカ合衆国の短距離飛行場」という括りで言えば、アイダホ州インコムの東4マイルにある敷地面積5エーカーのスカイラインは1位になれるかもしれない。
シムコ・フィールド空港としても知られる全長わずか400フィートの1ID9は、ほんの数機の航空機、しかもブッシュフライト機やSTOL機しか収容できない。
短いだけでなく、標高1,600m以上の高地にあることも、スカイラインの大きな特徴である。また、傾斜した尾根の頂上に位置しているため、最も標高が高い東端は海抜1,714mであるのに対し、最も低い西端は海抜1,697mと、17mも低い。
ここに強い突風が加われば・・・XCubのような軽航空機にとっては、文字どおりのチャレンジとなるだろう!
到着滑走路: 10。
滑走路全長: 1111。
滑走路標高: 5568Ft AMSL。
[コメント]
「着陸チャレンジ」の中でも群を抜いて難しくなっています。大半の「着陸チャレンジ」は着陸自体は難しくはなく、ランクCはそれほど苦労せずに獲れるため、ランクBやランクAに向けて何度もチャレンジするのが通例です。
ところが、スカイラインは着陸すること自体が難しく、着陸をどうにか成功させてランクCを獲得することすら困難なのです。そのため、ランクなどどうでも良く、着陸を成功させることが目標になります。
アイダホ州インコムは雷雲の名所になっているのか周囲は雷雲と稲光が絶えず、再スタートを何度も繰り返していると、雷雲の中からスタートしたり、シムコ・フィールド空港の周囲が雷雲に包まれていたりします。
再スタートを何度も繰り返して視界が悪くなった際には、いったんメインメニューに戻る方が楽です。初回は飛行ルートがクリアになっているからです。
スタートしたらすぐに方向パッドの下を連打してフラップを最も広げます。道中の速度を出力を下げずに落とすとともに、着陸後に速度を下げやすくするためです。
次に、針路計を見て南東135°に針路を取ります。すると、機体の鼻先に、シャチのような形をした木が茂った小山の上に白い建物が立っているのが見つかります。それがシムコ・フィールド空港です。
空港を見つけたら針路計を見る必要はなく、空港に向かって真っすぐに進みます。風で少し右に流されるのは問題ありません。空港に近づいた際にほぼ正面からアプローチできるようになるからです。
その後、高度を少しずつ下げます。スタート時は約7000フィートになっていますが、滑走路標高は5568フィートなので、滑走路にアプローチする際に滑走路と同じ標高になるようにします。
この状態をキープして滑走路に近づいていくと少し斜め左からアプローチすることになりますが、ゆっくりと左に旋回してほぼ正面からアプローチするようにします。
タッチダウンは、極力、機体と滑走路が水平になるようにします。そうしないと、後部が軽い機体が逆立ちして大破してしまいます。
タッチダウン直後にXボタンを押してブレーキをかけても機体が逆立ちして大破するので、ブレーキをかけるのは速度が落ちるまで待ちます。
また、速度はタッチダウンする前に50ノットを下回るようにします。そうしないと、タッチダウン後に機体が傾いて大破したり、指定の滑走路に着陸できなかったりします。
さらに、タッチダウン時に少し左右にズレていたり、まっすぐでなかったりすると、機体が傾いて大破したり、かまぼこ状の尾根のどちらかに落下してしまいます。
この空港では、タッチダウン後に少し左右にズレただけで指定の滑走路に着陸できなかったという扱いにされてしまうため、できるだけ機体が尾根の中央から外れないことにも気を配ります。
タッチダウン後は、機体が傾くことが避けられないため、左右のトリガーを引き、引いたトリガーと逆方向に左スティックを倒して機体が傾き過ぎないようにします。
具体的には、左輪が浮いたら右トリガーを引いて左スティックを左に倒し、右輪が浮いたら左トリガーを引いて左スティックを右に倒します。基本的には、左輪が浮くことが多くなっています。
加えて、機体の傾きが小さい場合にはトリガーとスティックの操作を緩め、機体が逆に傾いた場合にはトリガーとスティックの操作を逆にします。
速度が遅くなってきたら初めてXボタンを押してブレーキをかけて停止します。スコアが表示されたら着陸成功です。
このように、スカイラインでは、タッチダウン前後の角度と速度、タッチダウン後のトリガーとスティックのタイミングが極めてセンシティブで、これらが少し狂ってくるだけで着陸は失敗に終わります。
スカイラインでは、ランクCが獲れれば上出来で、ランクBやランクAはそれらがうまくできた時に偶然獲得できるのだと思います。
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