「PlayStation VR – Astro Bot Rescue Mission + Moss Bundle」を、アメリカのブラックフライデーセールで2018年11月19日にAmazon.comで購入し、それに合わせてステレオヘッドホン「JVC HA-S500」も買いました。
その際に、ヘッドホンやイヤホンについて色々と調べたのですが、ヘッドホンもイヤホンもワイヤレスはまだ持っておらず、外でも家でもワイヤードイヤホンを使っていて少し面倒だったので、合わせてワイヤレスイヤホンも買うことにしました。
イヤホンは、外では年に数えるほどしか使わないのですが、家ではトイレや入浴後に脱衣所で髪を乾かす際に毎日のように使っています。その時に、何かとコードが邪魔になることがあり、何回もコードを引っかけているといずれは断線しそうなので、ワイヤレスイヤホンを買うことにしたのです。
Bluetooth対応のイヤホンは意外と安く、3000円ぐらいまでで探したのですが、片方の耳にバッテリーとリモコンスイッチが集中しているものは外れやすいとのレビューが多かったので、左右対称の物の中から選びました。
最終的に選んだのがBluetoothヘッドホン「エレコム FASTMUSIC“bund” LBT-HPC14MPWH」(2678円(349ポイント))で、ビックカメラで2018年12月5日に注文して7日に到着し、使い始めて2ヵ月が経過したのでレビューします。
【デザイン】7
公式サイトによると、「流れる1本の帯をまとい統一されたミニマルデザインと、繊細でマットな質感のカラー。音をファッションとして身につける、FASTMUSICレーベルのBluetoothヘッドホン“bund(ビアンド)”」とのことです。
詳細な説明では、「正円と線をシンプルに組み合わせたミニマルな形状設計で、高い装着感とアイコニックなデザイン性を両立。繊細なグレー調の中間色を2色組み合わせて構成されたカラーリングで、好みのスタイルに合わせて選べます」と書かれています。
公式サイトでは、ヘッドホンと謳われていますが、形状的にはカナル型イヤホンです。デザインは、「正円と線をシンプルに組み合わせたミニマルな形状設計」でアイコニックな(誰にでも分かりやすい特徴的な)デザイン性だそうですが、悪くはないものの、樹脂っぽい軽さも感じられ、すごくいいという印象もありません。
また、カラーが、スモークブラック、サックスブルー、オリーブカーキ、シェルピンク、フロストレッド、ストーンホワイト、と6色あり、好みやファッションに合わせて自由に選べるのが嬉しいところです。
私は、白が好きなのと、白だとどんな服にでも合うため、ストーンホワイトを選びました。白といっても真っ白ではなく、少しグレーがかった石のような白です。真っ白でも良かったと思いますが、外で使っても汚れは目立たない白だと思います。
【音質】8
公式サイトによると、「φ8mmのETEMドライバー(ELECOM Torus External Magnet Driver)とチタンコート振動板を採用し、豊かな低域と明瞭感ある高域を実現。軽量なCCAWボイスコイルを採用することにより、振動のレスポンスを向上させ、よりワイドレンジでクリアな音質を実現しています」とのことです。
実売価格2000円台のカナル型Bluetoothイヤホンだから、音は大したことがないだろうと思っていたのですが、音楽を聴いてみてもクリアな音質で明瞭感ある高域が得られます。これなら、屋外で音楽を楽しむこともできそうです。
もちろん、φ8mmのドライバーを採用したイヤホンなので、大迫力の重低音というわけにはいきませんが、クリアな音質が実現されているため、映画やテレビゲームに使うこともできます。
【フィット感】8
私がこのイヤホンを選んだ理由は、前述したように、Bluetooth通信部とバッテリー部を分散して配置し、イヤホンコードが片側に偏らず、左右のバランスが取りやすいシンメトリー設計になっているからです。
実際、コードを首の後ろに余裕を持って回すと、Bluetooth通信部とバッテリー部が両肩の上にちょこんと乗り、コード長が約65cmと絶妙なこともあり、安定感は抜群です。Bluetooth通信部とバッテリー部の重さが原因で外れるようなことはありません。
また、フィット感が選べるように、一般的なS・M・Lサイズに、さらに小さなXSサイズを加えた4サイズのイヤーキャップが付属しており、イヤーキャップ内外の硬度も変えることができるため、フィット感はまずまずです。
【外音遮断性】6
カナル型イヤホンで、取り付け位置を奥行き方向に調節可能なイヤーキャップを採用しているとはいえ、所詮はイヤホンで外音遮断性はあまり高くありません。イヤホンは、外音が遮断されないことも必要だと思うので、これで十分でしょう。
【音漏れ防止】7
適度な音量で鳴らす分には、周囲にそれほど音は漏れないと思います。ただし、図書館のような静かなところや、満員電車の中などでは、周囲に十分に気を配る必要はあります。
【携帯性】9
Bluetoothイヤホンなので携帯性が高いのは当然ですが、取り回しが良く絡まりにくいフラットコードを採用しているため、片付けるのも取り出すのもそれほど気を遣いません。Bluetooth通信部とバッテリー部とコードとの接続部分が折れないように気をつけるぐらいです。
【総評】7
イヤホンは、家ではトイレや入浴後に脱衣所で髪を乾かす際に毎日のように使っていて、その時に何かとコードが邪魔になることがあるため、Bluetoothイヤホンを買ったわけですが、そうした意味では悩みは一気に解消されました。
コードがあるため、イヤホンを外す時も首にかけておくだけなので、なくしたりトイレの中に落としたりすることもありません。
ただ、連続音楽再生最大は約6.0時間、連続通話は最大約6.5時間、と短いのが残念なところです。Bluetoothイヤホンとしてはこんなものだと思うのですが、3～4回使っては2時間充電というのは面倒です。
また、それだけ頻繁に充電する必要があるのに、充電のための端子のカバーが短く、充電するたびにカバーの曲がり癖を直さなければならないのが困りものです。このあたりは、デザイン優先の弊害といったところでしょう。
なお、ペアリングの最大登録可能台数は1台のため、複数の機器で使う場合には、その都度、ペアリングしなければなりません。少し面倒ですが、2000円台のBluetoothイヤホンなら文句は言えません。 Bluetoothとはいえイヤホンが2678円もするのは高いと思うのですが、ワイヤードイヤホンにあった悩みが一気に解消され、音質も意外と良かったため、不満はあるものの、それなりに満足できる製品ではあります。
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