「2015 FIA 世界耐久選手権 第6戦「富士6時間耐久レース」」の公式練習を見るために、2015年10月9日に富士スピードウェイに行ってきました。
FIA WECは、2012年にFIA(世界自動車連盟)が「ル・マン24時間レース」を主催するACO(フランス西部自動車クラブ)と協力して立ち上げた世界選手権です。
公式練習は、1回目が11時15分~12時45分、2回目が15時30分~17時と、1回目のスタート時間と2回目の終了時間が決勝のスタート時間とゴール時間とほぼ同じになっています。気象条件などのシミュレーションがしやすいように合わせたのではないかと思います。
また、2015年からは、Asian Le Mans Seriesも併催となり、より充実した大会になっています。
さて、当日は、絶好のコンディションで、午前中から昼下がりまでは、半袖のTシャツで十分な陽気になりました。
もっとも、2回目の公式練習が始まってからしばらくすると、少し日差しが弱まり、半袖のTシャツ、長袖のTシャツ、パーカー、と、3枚着てベストなぐらいになりました。
また、グランドスタンドに関しては、午後からは日陰になるのと、風の通り道になるのとで、例によって、Tシャツ1枚で大丈夫なのは午前中だけです。午後は、半袖のTシャツ、長袖のTシャツ、パーカーといった厚着が必要になります。
私は、午前中は例によって写真撮影中心で、クルマをダンロップコーナーと13コーナーの外側に置き、アジアン・ル・マンは、ダンロップコーナーのアウト側とイン側、13コーナーで観戦しました。
WECは、ダンロップコーナーから300Rを経て、ヘアピンに移動し、走行が終了してからは、パドック、「Orizuru」内のショップ、イベント広場と回ってクルマに戻りました。
午後は、クルマをP10に置き、最初から最後まで1時間30分ずっと1コーナーで見ていたのですが、各メーカーがロングランテストを行ったため楽しかったです。
走行当初は、アウディ7号車、ポルシェ2台、トヨタ1号車の4台がセットになって走っていたのですが、アウディとポルシェが互角の走りをしていたのに対し、トヨタはわずかずつではあるものの3台から離されていきました。
また、トヨタの2号車とアウディの8号車も接近して走っていたのですが、アウディが追いつき、追い越し、引き離しといった具合でした。
その後も、3メーカーや2メーカーが近くで走ることがあったのですが、ポルシェとアウディはほぼ互角、トヨタは少し遅い状態で推移していました。
また、終盤でも、ポルシェとアウディが派手にやり合う場面がありました。
決勝は、スタート時点では雨が降っているものの、次第に路面が乾いてくる見込みです。
トヨタも、ノートラブルで走り、タイヤ作戦をうまくやれば、富士での4連勝も不可能ではないと思います。
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