「Microsoft Flight Simulator」のご紹介の続きです。
ディスカバリーフライト
有名な美しいロケーションの周辺を楽しむ。
「ディスカバリーフライト」は、「飛行訓練」や「着陸チャレンジ」、「ブッシュトリップ」のような明確な課題や目標はありません。
自由気ままに有名な美しいロケーションの周辺を飛行して楽しむためのモードで、離陸も着陸も行う必要はなく、有名な美しいロケーションの周辺を最適なフライトコンディションで飛行中の状態から始まります。
好きなだけ有名な美しいロケーションの周辺を飛行することができ、注目地点は名称が表示されます。そんなロケーションを堪能したら、いつでも好きな時にポーズをかけて飛行をやめることも可能です。
「ディスカバリーフライト」には、「コアコンテンツ」、「世界の更新」、「その他」の3ジャンルがあります。
「コアコンテンツ」では、エベレスト山、ギザ(ピラミッド)、ニューヨーク(自由の女神)といった世界を代表するランドマーク周辺を飛行することができます。
「世界の更新」では、東京、富士山、ロンドン、パリなど、世界でも有名な都市や自然の周辺を飛行することができます。
「その他」では、メッカやモニュメントバレーなど、「コアコンテンツ」や「世界の更新」に含まれない名勝地の周辺を飛行することができます。
世界の更新
グランドキャニオン(アメリカ合衆国)
テキストロン・アビエーション・セスナ208BグランドキャラバンEX
始点: グランドキャニオン(10000Ft)
アリゾナ州北部に位置するグランド・キャニオンは、地球上で最も名高い自然の造形物のひとつである。その複雑さ、規模、厳しさ、そして美しさゆえに、ここを「世界七大自然遺産」のひとつに数える人も多い。
地殻変動によって隆起したコロラド高原の地層をコロラド川とその支流が侵食することにより、数百年かけて形成されたこの地域は、どこまでも続く赤茶色の岩の壁と砂岩の塔、深い渓谷、アンテロープキャニオン、山、森によって構成されている。
この地域は屈指の人気を誇る観光スポットだが、同時にアメリカ合衆国国立公園システムのグランド・キャニオン国立公園として保全が図られている。
長さ445km、幅29km、深さ1.6kmのグランド・キャニオンは、世界最大の自然裂溝のひとつである。峡谷の底からポイント・インペリアル(2,683m)の頂上までの標高差は、730mに達する。
生態系の面でも、グランド・キャニオンはアメリカ合衆国で最も多様性に富んだ場所であり、多種多様な動植物が生息している。
グランド・キャニオンを訪れると(とりわけ空から)、地球の「骨」とそれを形成した(そして今も形成し続けている)過程が垣間見える。グランド・キャニオンでは、500万年前から7,000年前まで、さまざまな時代の地層が見られる。
そこからは、今日まで一時も休まずに続く天地の相互作用による穏やかな進化、いわば語られることのない過去の自然発達の物語を読み取ることができるのだ。
[ひとこと]
空港がどこにあるかを事前に調べているわけではなく、飛んでみて空港が見えたらとりあえずそこまで行って着陸してみる、というスタンスで飛行しています。
グランドキャニオンを南西に進み、グランドキャニオンビレッジを左に見て、さらに南西に進むとザ・ランチがあり、まずはそこに着陸します。
ザ・ランチは、飛行場といっても広場の地面を固めて飛行機が着陸できるようにしただけ。これといった施設もなく、実態も分からず、方向転換して離陸します。
次に向かったのは、グランドキャニオン・ナショナルパーク。ここは小規模な空港ながら、立派な滑走路があり、着陸も容易です。そのまま離陸します。
その次が、そこからすぐ南東にあるグランドキャニオン・ビレッジ空港。こちらも、広場の地面を固めて飛行機が着陸できるようにしただけですが、ザ・ランチに比べるとはるかに広大で着陸も容易です。
空港というよりは飛行場と言った方がピッタリの、施設も格納庫だけという質素な空港ですが、面積が広いため方向転換せずに簡単に離陸できました。
最後は、ほぼ南に飛んだところにあるヴァーレ(ヴァジェ空港)。こちらは、広い敷地に舗装された滑走路を持ち、着陸も容易でした。
プライベートながらパブリックユースもされており、「プレーンズ・オブ・フェイム・エアミュージアム」があります。航空機40機以上の大半が飛行可能だそうです。
これ以外にも、グランドキャニオン周辺には空港が点在しており、探してみるのも新たな発見があって楽しそうです。
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