富田がいる頃から、つまり、30数年にわたる、日本ハムのファンです。観戦は、90%以上ケーブルテレビですが、GAORA、sky・Aスポーツ+、J SPORTS、FOX、日テレG+などの地上波CS(フジテレビを除く)が見られるので、BS、首都圏のUHF(すべて見られます)を含めて、大半の試合を1回から終了まで観戦しています。
GAORAのキャンプ中継も、今年もアリゾナから沖縄まで、基本的にはすべて見ます。
いよいよキャンプインし、FA、トレードも一段落したかと思いますので、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年、2011年に続き、2017年2月1日時点で今季の陣容を個人的な希望を踏まえて書いてみます。以下は、これまでの選手の動きです。
3月30日 退団: 藤岡(金銭トレード・DeNA)
4月11日 退団: 乾(トレード・読売)
4月11日 入団: 大累(トレード・読売)
9月23日 退団: 武田勝(引退)
10月1日 退団: 須永(打撃投手)、大塚(打撃投手)
10月30日 退団: 米野、荒張
10月31日 退団: 金平
11月2日 退団: 吉川(トレード・読売)、石川(トレード・読売)
11月2日 入団: 公文(トレード・読売)、大田(トレード・読売)
11月7日 退団: 陽(FA・読売)
11月15日 退団: バース
11月18日 入団: 村田(クリーブランド・インディアンズ)
11月22日 入団: 堀(広島新庄高)、石井一(早大)、高良(九産大)、森山(専大)、高山(大阪桐蔭)、郡(帝京)、玉井(新日鉄かずさマジック)
1月11日 入団: エスコバー(クリーブランド・インディアンス)
・退団(12人)
投手: 藤岡、乾、武田勝、須永、大塚、金平、吉川、バース。
捕手: 米野、荒張。
内野手: なし。
外野手: 石川、陽。
・入団(12人)
投手: 公文、村田、堀、高良、高山、玉井、エスコバー。
捕手: 郡。
内野手: 大累、石井一。
外野手: 大田、森山。
栗山監督の5年間で、優勝→最下位→3位→2位→日本一、と成績は優秀。2016年は猛烈なまくりでソフトバンクに競り勝ち、その勢いでクライマックスシリーズも日本シリーズも制覇。
投手を中心に若手が育ったのと、増井の先発転向、マーティンのクローザーとしての活躍が大きかった。
2017年は、陽のFAによる退団が痛い。外野守備の要、クリーンアップの一角、チームリーダーの1人、球団の中心人気選手。こういう選手を引き留めるのも、球団のファンサービスの大きな柱であることを忘れないでほしい。
もっとも、退団で痛いのは陽1人。入団は、エスコバーを筆頭に、村田、石井一、大田、あたりも期待できそう。
◆スターティングメンバー(D大谷)◆
3 西 川 .314 5本 41盗(左)
4 田中賢.272 2本 22盗(左)
D 大 谷 .322 22本 7盗(左)
7 中 田 .250 25本 2盗(右)
8 岡 .374 2本 9盗(右)
2 近 藤 .265 5本 5盗(左)
5 レアード.263 39本 0盗(右)
6 石井一.— -本 -盗(左)
9 谷 口 .254 1本 7盗(左)
◆スターティングメンバー◆
3 西 川 .314 5本 41盗(左)
4 田中賢.272 2本 22盗(左)
8 岡 .374 2本 9盗(右)
7 中 田 .250 25本 2盗(右)
2 近 藤 .265 5本 5盗(左)
D レアード.263 39本 0盗(右)
5 杉 谷 .240 0本 4盗(両)
6 石井一.— -本 -盗(左)
9 谷 口 .254 1本 7盗(左)
大谷が指名打者でスターティングメンバーになる時と、大谷がスターティングメンバーにならない時の2パターン。
と言っても、大谷が3番に入ると、3番の岡が5番に下がり、以降の選手がひとつずつ打順を下げるだけ。大谷の代わりとして杉谷が入り、7番サード。
杉谷に関しては、田中賢を積極的に休ませ、その際のセカンドとしても起用したいところ。
西川と中田の守備は、毎年書いているけれど、守備力と肩を考えると、西川ファースト、中田レフト、がベスト。栗山監督はこうはしそうにないが、中田のレフトの守備力の高さは魅力。
近藤は、左膝の状態次第ではあるものの、外野手でなく、正捕手で行くべき。打てる捕手は魅力だし、スローイングも試合数をこなせば良くなるはず。
ショートは、中島卓ではなく、石井一を抜擢。パワーアップしており、大型内野手として下位打線でじっくりと育てたい。
谷口は、伸び悩んでいるところがあり、大田、淺間、横尾らと競わせながら併用。
◆控え(代打、代走、守備固め)◆
捕 大 野 .245 5本 1盗(打・右、守)
捕 市 川 .165 1本 1盗(守)
捕 大 嶋 .200 0本 0盗(打・左、守)
内 中島卓.243 0本 23盗塁(打・左、走、守)
内 飯 山 .333 0本 0盗(守)
内 渡 邉 .333 1本 0盗(打・右、守)
内 松 本 .238 0本 1盗(守、走)
外 大 田 .202 4本 0盗(打・右)
外 淺 間 .285 0本 4盗(打・左、走、守)
外 横 尾 .118 0本 0盗(打・右)
外 矢 野 .207 1本 0盗(打・右)
大野と市川は、近藤が外野出場なら併用。大嶋の抜擢も考えたい。
中島卓は、打撃、守備が案外だった。石井一と競争。
渡邉は、長打力も垣間見せた。数年後のレギュラーとして積極起用。
大田、淺間、横尾は、谷口と併用。
◆先発◆
大 谷 1.86 10勝4敗1H0S(右)
有 原 2.94 11勝9敗0H0S(右)
高 梨 2.38 10勝2敗1H0S(右)
メンドーサ3.88 7勝8敗1H0S(右)
エスコバー7.23 1勝2敗0H0S(左)(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)
加 藤 3.45 7勝3敗1H0S(左)
◆先発谷間◆
村 田 3.78 9勝4敗0H0S(右)(コロンバス)
中 村 6.00 0勝1敗0H0S(右)
◆中継ぎ◆
谷 元 2.32 3勝2敗28H3S(右)
井 口 3.86 0勝1敗4H0S(右)
榎 下 3.58 1勝0敗0H0S(右)
鍵 谷 4.23 5勝3敗3H3S(右)
石井裕1.65 0勝0敗12H0S(左)
◆セットアッパー◆
宮 西 1.52 3勝1敗39H2S(左)
白 村 2.63 3勝1敗1H0S(右)
◆クローザー◆
マーティン1.07 2勝0敗19H21S(右)
増 井 2.44 10勝3敗1H10S(右)
大谷、有原、高梨の3人は、2ケタ勝利を挙げ、防御率も良く、先発の3本柱。メンドーサ、加藤に加え、エスコバーまでがローテーション。エスコバーは、まだ24歳と若く、うまく育てれば10勝近くできる。
村田は、谷間の先発と中継ぎ。好調ならローテーション入りも。
リリーフ陣は、安定度抜群。白村が復活すれば、セットアッパーはもちろん、クローザー候補生としても育てたいところ。増井は、マーティンが2017年も盤石なら、先発ローテーションも考えておきたい。
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