「リモコン付きシーリングファン GFI-424-4L-RC」レビュー

「リモコン付きシーリングファン GFI-424-4L-RC」を、2014年9月17日に購入し、9月20日に到着、9月中に装着して本格的に活躍するシーズンが到来したのでレビューしてみます。
LEDは、洗面所、浴室、トイレと、白熱電球や蛍光灯から順次交換し、一定時間点灯するところで交換していないのはリビングだけになりました。
リビングは、天井2ヵ所にシーリングライトを装着しているのですが、いつも点灯しているのは片方だけで、もう片方は読み書きや作業など、どうしても明るくする必要がある時だけ点灯しています。
それでも、いつも点灯している方は1日平均6時間は点灯しており、家の中で最も長時間点灯していることになります。
そんなわけで、リビングもLEDにしたいと常々考えていたのですが、海外ドラマや旅番組で見るシーリングファンがカッコ良くてあこがれていたところ、実は1万円以下の値段で売られていることが分かりました。
そんなわけで、1万円以下で、しかも、リモコンが付いているシーリングファンを探したところ、上記の製品が有力候補になったというわけです。
私が買った際の価格は8280円で送料が無料で、1万円を大きく割るお買い得品でした。

【デザイン】9
リビングは、白を基調に、アクセントとして薄い青でまとめていて、家具やソファなども基本的には白か薄い青です。
そのため、シーリングファンも、大きくて存在感があるため、色は白が基本だったのですが、このシーリングファンはすべてが白で統一されており、文句ありませんでした。
また、デザインも、都会的なシンプルさと上品さを兼ね備えており、安っぽさもなく、価格から考えると申し分ありません。

【明るさ】9
E26型の電球タイプを60W4個まで装着できるのですが、私は40W相当485lmのLED電球を4個取り付けています。
以前は、40W+32Wの蛍光灯のうち、通常は40Wだけ、もう少し明るさがほしい時は40W+32W、にしていました。
LED電球は、通常は40W相当485lmを2個だけ点灯しているのですが、これで蛍光灯40Wとほぼ同等か少し明るいぐらいです。もちろん、必要に応じて、3個点灯したり、4個点灯したりしています。
リモコンにより、対角線上の2灯→反対の対角線上の2灯→4灯すべて、と操作できるのですが、マンションの取り付け位置が2ヵ所あり、シーリングファンを装着した側は極端に端に寄っているため、4灯すべてにした上で、窓側の2灯を少し緩めて、同じ側の2灯だけ点灯しています。
必要に応じて、3個点灯したり、4個点灯したりする場合は、LEDは熱くならないこともあり、手で回して点灯しています。
なお、リモコンは、壁側で電気を点けたり消したりする場合には、常に初期設定の4灯からスタートします。

【設置性】5
このシーリングファンの最大の問題点が設置性です。うちは比較的新しいマンションで、シーリングライトは回すだけで簡単に脱着できるのですが、このシーリングファンの取り付けはかなりやっかいです。
まず、うちはパナソニックのローゼットが付いているのですが、このローゼットのネジ穴2ヵ所とこのシーリングファン付属のアタッチメントのネジ穴2ヵ所が合いませんでした。
そのため、アタッチメントのネジ穴の外側2ヵ所に溝を彫れるドライバーで穴を開け、ローゼットのネジ穴と合うようにしました。
また、これはパナソニックのローゼットの問題なのですが、なべ小ネジM3.5というサイズが必要で、ホームセンターまで買いに行きました。
私はM3.5×16を買ったのですが、これだと長さ的にかなり余裕があるため、これよりもワンランク短いものでも大丈夫だと思います。
これ以外は、取扱説明書に従って順に取り付けていけば、それぞれのパーツの精度に特に問題はないため、簡単に組み上げていくことができます。
ちなみに、重量は5kgありますが、比較的軽い方で、ファン部分を天井に固定してから、ライト部分を組みつけていくことができるため、それほど重さを感じることはありません。

【空気循環能力】10
申し分ありません。実は、空気の循環がシーリングファンを買ったもうひとつの目的なのですが、これは想像以上に効果がありました。
うちは、このシーリングファンを取り付ける位置の斜め下に石油ファンヒーターが置いてあり、このシーリングファンの水平方向3m弱のところにエアコンが取り付けてあります。
つまり、暖房時は、このシーリングファンに向かって暖房の熱がやってくるというわけです。
石油ファンヒーターの上に扇風機が置いてあるのですが、冬の朝などは、石油ファンヒーターの斜め上が最も暖かくなるため、扇風機を上に向けて首を振らせ、この暖かい空気を拡散していたほどでした。
しかし、この冬は、シーリングファンがあるため、この暖かい空気がはるかにうまく拡散され、部屋全体が足下まで天井付近と同じ暖かさになります。
エアコンでの暖房はまだ行っていませんが、通常は、石油ファンヒーターで部屋を温め、エアコンでその温かさをキープするという使い方をしています。
エアコンでも、当然、温かい空気は天井付近にたまりやすくなるため、シーリングファンは効果的に空気を循環してくれると思います。
なお、ファンは、弱、中、強、と3段階あるのですが、弱でも回転が速く、南国の天井などでゆったりと回っているのを想像すると、その速さに驚かされます。
しかし、海外ドラマや旅番組などを見ていて、部屋にシーリングファンが付いていると、たいていこれぐらいの速さで回っているので、実用性を兼ねた部屋用はこんなものかなと思います。
中は、急いで空気を循環させたい時に効果を発揮すると思いますが、強は、実際のところ不要に思います。
暖房中は何時間でもファンを回転させておきたいという使い方にも配慮して、強が中、中が弱、弱が微風、ぐらいだった方が良かったです。

【総評】9
私の購入時は8280円だったわけですが、デザイン、明るさ、空気循環能力を考えると、設置にてこずったことを差し引いても、満足度はかなり高いです。
電気代は、蛍光灯に比べると1ヵ月200円弱ほど安くなっているだけだと思いますが、それでも1年で約2000円は安くなり、別途購入したLED4本分(2596円)を含め、5年使えば実質タダで買った計算になります。
蛍光灯の場合には5年も使えば交換の必要も出てきますが、LEDは蛍光灯よりも寿命が長く、しかも、4灯すべての明るさが同じで、普段は2灯しか使っていないことを考えると、買い替えのペースはさらに長くなります。
また、室内の空気を循環して暖房効率を上げられるということは、暖房の設定温度を1度下げても暖かさはこれまでと変わらないはずで、暖房費の節約も期待できます。
ちなみに、ファンの回転方向には、正/逆があり、これもリモコンでコントロールできます。
冬は正(時計回り)で天井付近にたまりやすい暖かい空気を下へ循環させ、夏は逆(反時計回り)で床付近にたまりやすい冷たい空気を上へ循環させ、冷暖房の効率をアップさせられます。
また、暑い夏で窓を開けてしのぐといった場合にも、天井付近にたまる熱い空気を押し下げて窓から排出したり、洗濯物を室内に干す際に空気の流れを作ることで洗濯物が速く乾いたり、といった効果も得られるそうです。

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