「モータースポーツジャパン 2009」

「モータースポーツジャパン 2009」が10月10、11の両日、東京・お台場で行われているのですが、初日の10日に行ってきました。
もっとも、これがメインというわけではなく、10月8~11日の4日間、千葉・幕張メッセで開催されている「2009 第49回全日本模型ホビーショー」の帰りに通り道なので立ち寄ったものです。レースゲームやスロットカーの情報もありますので、そちらに関心のある方も、ぜひ一読ください。

さて、「モータースポーツジャパン 2009」は、お台場に特設会場を設け、レーシングカーの展示・走行、ブースでの展示・販売が行われる都会型モータースポーツの祭典です。
私は、土曜日の12時30分過ぎから14時30分前までの2時間弱、会場内にいました。会場全体の雰囲気としては、サーキットの予選・決勝日のような賑わいと似たものがあります。
もちろん、走行エリアはかなり狭いため、サーキットのグランドスタンド裏にブースがあるといったものではなく、ブースに囲まれるようにして走行エリアがあるといった感じです。
走行は、私はラリーカーとF3を見たのですが、F3は特に窮屈そうで、ドーナツターンを何度も繰り返していました。
ブースは、サーキットと同様の展開ですが、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、スバルなどといった国内メーカーが勢ぞろいしている点が少し異なります。
イベントは、私が行った際には、ホンダでロイック・デュバルのトークショー、トヨタで中嶋一貴と小林可夢偉のトークショーがそれぞれ行われていました。お台場だけに、サーキットと客層が少し違うのが印象的でした。

テレビゲームでは、「グランツーリスモ」とコードマスターズのブースが展開されていました。コードマスターズでは、「COLIN McRAE DiRT 2」と「RACE DRIVER GRID」の試遊台があり、賑わっていました。
同社の担当者と話す機会があり、いろいろと聞いてみました。けっこう、オフレコの話もあり、詳しくは書けない部分もあるのですが、差し支えのない部分で書いてみましょう。
「F1 2009」は、「Wii」と「PSP」で12月17日に発売されるのですが、「Xbox 360」版と「プレイステーション3」版は大幅に遅れることになりそうです。おそらく、タイトルが少し変わることになると思います。
それから、私がレースゲーム史上最高傑作と常々書いている「ToCA RACE DRIVER」シリーズの最新作となる「ToCA RACE DRIVER 4」ですが、今のところは発売される予定はないようです。次の「RACE DRIVER」は、「RACE DRIVER GRID 2」になるのかもしれません。
最大市場のアメリカでは、少しカジュアルなレースゲームが好まれるそうで、「RACE DRIVER GRID」のテイストも気持ちそちらにふっていたようです。「ToCA RACE DRIVER 4」に関しては、強く要望したので、フィードバックはしてくれるそうなので気長に待ちましょう。

スロットカーでは、HPIが物販ブースを展開していたのですが、スロットカーの販売はありませんでした。ホビーショーの出展がないことから、こちらに期待していたのですが、少し肩透かしをくらいました。HPIの担当者に話を聞くと、たまたま持ってきていなかったようですが、開発があまり進んでいないということもあるようです。
また、R32のGT-RもR34のGT-Rもロードカーしかなく、レーシングカーが一向にリリースされないのですが、ヨーロッパをメイン市場としており、そのヨーロッパではレーシングカーよりもロードカーが人気があるため、ロードカーを出しているのだそうです。
レーシングカーは出さないようで、少しがっかりです。ただ、ボルボやアルファロメオ155に関しては、レーシングカーも出すそうです。「HPI SLOTCAR BLOG」の更新もお願いしておいたので、どんな記事が出るのか楽しみにしましょう。

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