「2016 FIA世界耐久選手権 第7戦「富士6時間耐久レース」」の公式練習を見るために、2016年10月14日に富士スピードウェイに行ってきました。
FIA WECは、2012年にFIA(世界自動車連盟)が「ル・マン24時間レース」を主催するACO(フランス西部自動車クラブ)と協力して立ち上げた世界選手権です。
公式練習は、1回目が10時45分~12時15分、2回目が15時30分~17時と、1回目のスタート時間と2回目の終了時間が決勝のスタート時間とゴール時間とほぼ同じになっています。気象条件などのシミュレーションがしやすいように合わせたのではないかと思います。
さて、当日は、2015年よりは少し気温が低かったものの、1回目が行われた午前中は薄日が差し、2回目が行われた午後は晴れで、午前中はトレーナー、午後はそれにパーカーなどを羽織る程度と、この時期の富士らしい天候になりました。
また、グランドスタンドに関しては、午後からは日陰になるのと、風の通り道になるのとで、半袖のTシャツ、トレーナー、パーカーorスタジアムジャンパーといった厚着が必要になります。
私は、午前中はWECの公式練習では慣例となった写真撮影中心で、クルマをダンロップコーナーと13コーナーの外側に置き、ダンロップコーナーのアウト側とイン側で写真を取りながら観戦しました。
今回は、個人的には昼休みが長かったため、社内で昼食をとってから、パドック、「Orizuru」内のショップ、イベント広場と回ってクルマに戻り、早めに1コーナーに移動しました。
2回目の走行は、最初から最後まで1時間30分ずっと1コーナーで、各メーカーのロングランテストを楽しみました。
1コーナーでは、ポルシェのクイックな動きが目立ち、アウディも順調な仕上がり、トヨタもまずまずに見えました。
ただ、ポルシェとアウディが午前中よりも1秒以上タイムアップしたのに対し、トヨタはタイムアップ幅が小さかったのが残念です。
今年は、予選、決勝とも天候は良さそうで、天候的な波乱はなさそうですが、トヨタの逆転はあるのでしょうか。
なお、2015年に比べると、イベント広場のブースはメーカーを中心に開いていてよかったのですが、公式練習の価格が3500円に値上がりしていたのが残念でした。
パドックに入場できるとはいえ、会場限定前売り券を買えば3日間通し券がそれなりに安く買えるし、2500円ぐらいが上限かなと思います。
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