スマートフォン「LGエレクトロニクス G2 L-01F」を購入してから3ヵ月以上経過しましたのでレビューしてみます。
私は、auの携帯電話を使っているのですが、2013年3月からは、スマートフォン「ARROWS Me F-11D」(白ロム、1万1500円)と2台持ちにして使っています。
携帯電話は通話とメール用で最低料金での使用、スマホはネット閲覧とアプリ用です。
スマホは、DTIの「ServersMan SIM 3G 100」(490円)を契約していたのですが、その後、「ServersMan SIM LTE」に自動的に切り替わり、3GだけでなくLTEにも対応するようになりました。
「ARROWS Me F-11D」は、CPUが1.0GHzシングルコア、内蔵メモリがROM4GB、RAM1GBとあまり多くはなく、3Gまでしか対応していません。
そのためか、3Gでネットにつなぐと時間がかかり、強制終了ということも珍しくはありませんでした。
また、「スマホで視力回復！ 眼のストレッチ 3Dグラス付き」を買うと、いくらアプリを削除しても、それ専用のアプリを起動する容量が足りなくなってしまいました。
そこで、当初は1万5000円ぐらいで買えるスマホを狙っていたのですが、2014年8月の時点でもこの価格帯でベストのスマホは「ARROW Me F-11D」となってしまいます。
そこで、2万5000円ぐらいまで、海外通販も含めて候補を広げると、LGの「Optimus it L-05E」、「G2 L-01F」、シャープの「AQUOS PHONE」(型番は忘れました) 、アップルの「iPhone 4S」が挙がったのですが、性能や評価などからLGの2機種に絞られました。
「L-05E」が2万2000円ぐらい、「L-01F」が2万7000円ぐらいと、5000円差があったのですが、前者を買えば後者を買っておけば良かったかなと思っても、後者を買えば前者を買っておけば良かったかなとは思わないだろうと考え、後者を買うことにしました。
そんなわけで、前置きが長くなりましたが、レビューに入ります。
【デザイン】8
超狭額縁設計のベゼル幅約2.65mmの「スリムベゼル」で、四隅が丸く側面にほとんど凹凸がないラウンドフォルムで洗練されており、シンプルながらも品の良い飽きのこないデザインだと思います。
【携帯性】9
5.2インチで幅71mmですが、四隅を丸くし、ラウンドフォルムを採用し、約9.2mmと薄くなっていることから、大きさを感じさせることがなく、持ちやすく携帯性は高くなっています。
【ボタン操作】8
特に不都合は感じず、快適な操作が行えます。全面と側面をすっきりとさせるため、電源とボリュームは背面にありますが、電源は何度も押すわけでもありませんし、ボリュームは画面上でもできるため、問題ありません。
ちなみに、ノックオン機能があり、電源キーを下に向けて机の上に置いている場合でもディスプレイを2回タップするだけで画面をオン/オフできます。
【文字変換】8
慣れの問題でしょう。不自由に感じることはありません。
【レスポンス】9
CPUが2.3GHzクアッドコアのQualcomm Snapdragon 800、メモリがROM32GB、RAM2GBで、軽快にサクサクと動きます。フリーズしたこともなく、とても快適です。
【メニュー】8
使いやすいです。アプリを並び替えするのも楽しいです。
【画面表示】9
5.2インチのフルHD IPSディスプレイだけに、とても美しいです。
【通話音質】
電話としては使っていないので無評価です。
【呼出音・音楽】8
スマートフォンで初めて24bit/192KHzのHi-Fi再生機能を搭載しているということで、音質はなかなかです。
【バッテリー】8
持ちは良いと思います。
【総評】9
「ARROWS Me F-11D」の不満点をすべて解消しているだけに、満足度はとても高いです。
CPUが2.3GHzクアッドコアのQualcomm Snapdragon 800、メモリがROM32GB、RAM2GBで、LTE対応ということで、外でのネット接続もとても速く快適です。フリーズすることもありません。
しかも、「Easy Tether」により、ノートパソコンへのテザリングを行うことができ、そのスピードも普通にノートパソコンとして使えるだけのものがあります。
もちろん、「スマホで視力回復！ 眼のストレッチ 3Dグラス付き」も難なく使うことができます。
また、「ARROWS Me F-11D」がメモリのやりくりでとても苦労しただけに、標準で「RAM消去」できるのはとても便利で、精神衛生上も助かっています。
2台持ちでスマホの機能をフル活用していないのが、もったいなくなるぐらいの機種で、当分は宝の持ち腐れレベルで使うことができます。
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