ラドウェザー心拍計付き腕時計「HEART RATE MASTER II」レビュー

私は、スピンバイク「ライシン スピンバイク LS-9011N」でもトレーニングしているわけですが、例によって事前に何十時間も調べたところ、エアロマグネティックバイクやスピンバイクのサイクルトレーナーは、全般に表示は適当ですぐに壊れると評価は芳しくありませんでした。
そこで、かなり前から気になって調べていた心拍計も、この機会に購入することにしました。心拍計と言っても様々なタイプがありますが、オーソドックスなのは腕時計タイプです。
私は、「Xbox One」のアプリ「Fitbit Coach」の無料ワークアウトもやっていて、海外のFitbitからセールのお知らせが来て少しは安く買えるため、これも検討はしたのですが、やはり、2万円近くかかってしまいます。
Amazon.co.jpや楽天市場などでは、心拍計付き腕時計が3000円ぐらいから売られていますが、レビューを読んでいると心拍計として使うには、リアルタイムで心拍数が表示されなかったり、(低価格品は特に)精度的に心許ないものがほとんどでした。
腕だけで心拍数を計測するリストバンド型の心拍計は光学式を採用しており、「ガーミンの手首装着型光学式心拍計は最新技術を使用していますが、心拍数の測定値はしばしば特定の状況下で不正確になる場合や、デバイス固有の技術制限があります」(ガーミン)、「現時点での光学式心拍計測技術は、胸部での心拍計測ほどの精度や信頼性を持ちません」(SUNTO)が現状なのです。

そんな中、今回、私が購入したラドウェザーの心拍計付き腕時計「HEART RATE MASTER II」(1万4800円)が、「楽天スーパーSALE」で3880円、送料756円、クーポン300円、合計4335円で買うことができました。同日にAmazon.co.jpで5000円を少し超えており、けっこうお買い得でした。
この腕時計は、ワイヤレス心拍測定バンド付属で精度が高く、レビューの評価も良好だったため、「楽天スーパーSALE」中でクーポンも使えるうちに買うことにしました。6月19日にゆうパックで発送され、翌日には到着しました。
専用ボックスに収められた腕時計は、カジュアル志向がかなり強い私にとってはデザイン的には申し分なく、液晶表示も分かりやすい書体で大きくくっきりとしており、腕時計としてはもちろんのこと、心拍計としても使いやすそうでした。
ラドウェザーは、公式サイトによると、「2009年にアメリカと日本で共同開発された、アウトドア・ブランドのLAD WEATHER ラドウェザー。日常のシーンに溶け込んだ、ファッショナブルなデザインと、リーズナブルな価格帯で、アウトドアに新たなトレンドを巻き起こした。アウトドアやスポーツのアイテムの持つ優れた性能が、貴方の毎日に変化を生む。 今までの限られた世界から、より広い世界への飛躍と挑戦。それがラドウェザーの使命です」と紹介されています。

「HEART RATE MASTER II」は、文字盤直径約40mm(液晶直径約27.5mm)、ケース厚約12mm、腕回り最大約21cm、ベルト幅約22mm、重量約48g、3気圧防水、心拍ベルト対応サイズ胸囲およそ109cmまで。機能は、運動時間表示、心拍数表示、最大心拍数、平均心拍数、消費カロリー表示、運動強度表示、ハートレートアラーム、バックライト、があります。
「時刻モード」は、時刻表示、カレンダー表示(曜日・日付)、12/24時間表示切替で、前述したように、カジュアル志向が強い人なら、液晶表示も分かりやすい書体で大きくくっきりとしており、普段使いにも十分対応します。
肝心の「心拍測定モード」は、ターゲットハートレートの設定、ターゲットゾーンアラームのON/OFF(目標心拍数を超過もしくは下回っている場合にアラーム音が鳴る)、運動時間の表示、目標最大心拍数に対する%の表示、消費カロリーの表示、ターゲットハートレートゾーン内の運動時間表示、最大心拍数表示、プロフィール登録(年齢/性別/運動レベル/目標最大心拍数/目標最小心拍数/単位/体重の登録)、運動データの保存(1つのみ)、が行えます。
「データ確認モード」は、保存した運動データの運動時間、ゾーン内の運動時間、消費カロリー、最大心拍数、平均心拍数の確認、が行えます。
「アラーム」はアラーム設定(アラーム1)、ストップウォッチは99:59:59までの計測とスプリットタイムの計測が行えます。

私は、当初の予定通り、スピンバイクで有酸素運動を行う時に活用していて、スピンバイクのサイクルトレーナーと併用していますが、ハンドル部分に腕時計状態で取り付け、かなり役立っています。
測定にあたっては、ワイヤレス心拍測定バンドを事前に装着しますが、装着方法は以下の通りです。
心拍センターの端の穴に伸縮ゴムバンドのコネクターを挿入し、伸縮ゴムバンドをねじるようにして心拍センサーのストラップ部分とゴムバンドを固定します。伸縮ゴムバンドの調整クリップで体にフィットするように調整し、自然に呼吸ができる程度に締めます。男性は脇の下あたり、女性はバストの下に装着します。
私は、こういったものを装着するのは初めてで、違和感があるかなと思ったのですが、実際に装着してみるとそれほど違和感もありませんでした。ただ、締め方は難しく、締め付け感を感じない程度にすると、少しずれる時があり、何度か直す必要が生じます。
また、私は何の問題もなく計測できるのですが、乾燥肌の人は汗をかき始めるまでは心拍センサーが反応しない場合があるため、装着してから軽く水で濡らした方がいいと思います。

「心拍測定モード」にして、ストップウォッチを押して計測を開始すると、心拍数がリアルタイムで表示され、事前に目標最大心拍数と目標最小心拍数を設定しておけば、その範囲内にあるかどうかも知らせてくれます。
スピンバイクで有酸素運動をする場合には、心拍数が幅広く70%前後が効果的なので、目標最大心拍数を80%、目標最小心拍数を60%に設定していますが、この機能を使うことで、より正確に心拍数をコントロールすることができます。
もちろん、心拍計としては精度が高いワイヤレス心拍測定バンド方式を採用しているため、安心して心拍数トレーニングを行うことが可能です。
実際、筋肉トレーニング30~40分→プロテイン・チョコレートシロップ入り低脂肪牛乳→スピンバイクの有酸素運動20分、というトレーニングプログラムを週に3日ほど組み込んでいますが、体脂肪率という点で思惑通りの結果が出ています。
これも、心拍計の数字が正確だからこそなわけで、ワイヤレス心拍測定バンドが付属する心拍計付き腕時計を買って本当に良かったと思います。後は、耐久性が気になるところですが、通常でも送料込みで5000円程度で買えることから、精度の高さも考えれば2年持てば上出来かなと思います。

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