「TOM CLANCY’S SPLINTER CELL: CONVICTION」ウォークスルー&レビュー

【GENRE】
アクション/ステルス/サードパーソン

【PUB./DEV.】
UBI SOFT/UBI SOFT MONTREAL

【RELEASE DATE】
2010/04/13

【OUTLINE】
「SPLINTER CELL」シリーズは、アメリカ国家安全保障局の秘密部隊サード・エシュロンの特殊工作員サム・フィッシャーとなり、敵地に潜入してさまざまなミッションをクリアしていくステルスアクションゲームでした。しかし、本作では、ゲームスタイルを一新しています。
サムは、組織から離れ、単独で娘サラの死亡原因を調査していました。その過程で、容疑者の手掛かりがマルタ島にあることをつかみ、そこに向かいます。
そして、かつて自分が信じ属していた組織が娘の死にかかわっている事実を知り、過去に信じた組織、強大な敵に、立ち向かいます。
ラスト・ノウン・ポジション、戦略性を高めるマーク&アクション、ビジュアルメッセージを駆使した演出、ソーシャルステルスなどの新システムの導入により、敵や周囲の人々の行動がリアルに再現されているだけでなく、アクティブでスリリングな潜入アクションを体験できるようになったのです。
もちろん、マルチプレイも、「CO-OP STORY」、「HUNTER」、「LAST STAND」、「FACE-OFF」、「INFILTRATION」など充実しています。

【GAME MODE】
STORY
原則としてサム・フィッシャーを操作し、敵を倒したり、目的を遂行したりしながら、ミッションをクリアしていきます。難易度は、ルーキー、ノーマル、リアルがありますが、「STORY」は難しくないので、最初からリアルを選んでおけばいいでしょう。
暗がりに隠れると敵に見つかりにくく、より安全に進んだり、敵を倒したりすることができます。暗がりに入ると、画面が白黒になり、今は暗がりにいるということがビジュアル的に表されます。
敵からの攻撃によりダメージを受けると、画面が赤くなりますが、しばらくダメージを受けない状態でいると、自動的に元の画面に戻ります。そのため、ダメージを回復するためのヘルスパックなどは存在しません。
敵を素手で倒している状態で、敵をマーキングすると、その敵をYボタンを押すだけで倒したりすることができます。敵を素手で倒していない状態でも、敵をマーキングすれば、敵の居場所を特定することができます。
ただし、敵をマーキングできる数は、その際に使っている武器や、武器のアップグレード状況により異なります。
敵がサムを最後に見た場所は、ラストノウンポジションとして敵に記憶され、敵の注意や攻撃はそこに向けられます。その間に、逃げたり、敵の背後から忍び寄って倒したりすることができます。
武器には、主武器としてピストル、副武器としてライフルやマシンガンなどがあり、それぞれ1種類ずつ持つことができます。
ガジェットには、ミラー、スネークカム、フラッシュグレネード、フラッググレネード、スティッキーカメラ、リモートマイン、ソナーゴーグル、EMPデバイス、EMPグレネードがあり、これらをうまく活用して敵を倒していきます。
「P.E.C. CHALLENGE」は、すべてのモードのプレイ中に条件を満たすことで達成できるチャレンジで、「PREPARE AND EXECUTE CHALLENGES」、「VANISH CHALLENGES」、「SPLINTER CELL CHALLENGES」の3種類があります。
1つ目と2つ目のチャレンジにはレベルが3段階、3つ目のチャレンジにはレベルが1段階あり、レベルを達成するごとにポイントが得られます。
そのポイントで、武器やガジェット、コスチュームの購入・アップグレード・カモフラージュが行えます。すべてをコンプリートすると38000ポイントになり、すべてを購入しても9050ポイント残ります。

PREPARE AND EXECUTE CHALLENGE
カッコ内は、すべてのレベルをコンプリートするのに必要な回数です。以下のうち、「STUNNED」と「BEHIND CLOSED DOORS」は、「STORY」の「WHITE BOX LABORATORIES」のエレベーターを上がった先の2枚ドアで、敵を4人マーキングし、ドアを蹴破ってから、フラッシュバンかEMPグレネードを投げ、EXECUTEで倒します。

DEATH FROM ABOVE(30)
敵の上から飛び降りて、その敵を倒します。

GRAB FROM LEDGE(30)
窓枠や手すりなどにつかまり、近寄ってきた敵をつかんで落とします。

5×PREDATOR(15)
敵に見つかることなく、5人の敵を倒します。

STEALTH HEADSHOT(50)
他の敵に気づかれることなく、ヘッドショットで敵を倒します。

MARK PROFIDENCY(100)
2人以上の敵を同時にマークして倒します。

3×FRAG GRENADE(50)
フラッググレネード1個を投げて、敵を3人同時に倒します。

REMOTE EXPLOSION(50)
リモートマイン1個で、敵を3人同時に倒します。

STUNNED(50)
フラッシュバンかEMPグレネードを投げて、敵を3人同時に倒します。

BEHIND CLOSED DOORS(50)
ミラーかスネークカメラを使って敵をマークした上で倒します。

SONAR MARK(100)
ソナーゴーグルで敵をマークして倒します。

SHADOW TAKEDOWN(100)
他の敵に気づかれることなく、暗がりで敵を倒します。

STICKY CAMERA WHISTLE(15)
スティッキーカメラのノイズで敵を呼び寄せ、その敵を倒します。

VANISH CHALLENGE
カッコで内は、すべてのレベルをコンプリートするのに必要な回数です。以下のうち、「CATAND MOUSE」は、「STORY」の「WHITE BOX LABORATORIES」のキャットウォークの階段を下りた部屋で上から飛び降りて、敵を2人倒してから、最後の敵で行います。
「PORTABLE EMP ESCAPE」、「FLASHBANG ESCAPE」、「EMP GRENADE STUN」は、同じく、「STORY」の「WHITE BOX LABORATORIES」のエレベーターを上がった先の2枚ドアで、敵を4人マーキングし、ドアを蹴破ってから、フラッシュバンかEMPグレネードを投げて、エレベーター内まで逃げます。

VANISH SILENTLY(15)
敵に見つかってから、敵を倒すことなく逃げます。

CAT AND MOUSE(15)
ラストノウンポジションを見て攻撃する敵を素手で倒します。

LAST KNOWN POSITION(50)
ラストノウンポジションから10m以上離れて敵を倒します。

PORTABLE EMP ESCAPE(50)
戦闘中に3人以上の敵にEMPグレネードの効果を及ぼして逃げます。

FLASHBANG ESCAPE(15)
戦闘中に敵にフラッシュバンの効果を及ぼして逃げます。

EMP GRENADE STUN(50)
EMPグレネード1個で3人以上の敵に効果を及ぼします。

CHOKE HOLD FREEDOM(15)
マルチプレイヤーで、敵に捕まっている味方を助けます。

REVIVING TEAM-MATES(15)
マルチプレイヤーで、味方を蘇生します。

SPLINTER CELL CHALLENGE
紹介です。すべてレベルは1しかありません。「ASSAULT RIFLE MARKSMAN」は、「HUNTER」などで、敵を素手で倒し、アサルトライフルでエクスキュートするを繰り返します。

MARK MASTERY
1回のマークで4人の敵を倒します。ピストルは、ファイブ-セブンを使います。

ADVANCED STEALTH
敵に見つからず、リトライせず、レベルをクリアします。

ADVANCED CLOSE COMBAT
銃を撃つことなく、リトライせず、レベルをクリアします。

10×PREDETOR
敵に見つかることなく、10人の敵を倒します。

ASSAULT RIFLE MARKSMAN
アサルトライフルをリロードすることなく、15人の敵を倒します。

PISTOL MARKSMAN
ピストルをリロードすることなく、10人の敵を倒します。

COLLATERAL DAMAGE
ヒューマンシールドを使って敵を倒し、ヒューマンシールドに使った敵をドアにぶつけます。

HUMAN COLLISION
ヒューマンシールドに使った敵を他の敵にぶつけて倒します。

DEADLY FALL
敵を10m以上、下まで投げ落とします。

ENVIRONMENTAL HAZARD
1個のトラップか爆発で、敵を3人以上倒します。

SECURITY DEVICE DIVERSION
セキュリティカメラを壊して、敵を惹きつけてから倒します。

CAR ALARM INVESTIGATION
クルマのアラームを鳴らして、敵を惹きつけてから倒します。

HUMAN KEVLAR
ヒューマンシールドを使った状態で、3人の敵にマークして倒します。

GROUP NEUTRALIZATION
1個のガジェットで3人の敵に効果を及ぼしてから倒します。

ALTERNATE DOOR ENTRY
ドアを蹴破って、そのドアの裏にいる敵を反対側まで飛ばして倒します。

BREAKING GLASS
敵を窓に投げ飛ばして割ります。

EFFECTIVE INTERRROGATION
敵を3つのスペシャルムーブで倒します。

FULL RECOVERY
CO-OPで、敵に戦闘不能にされた状態で、味方に助けてもらう前に敵を5人倒します。

REMAIN UNDETECTED
敵に見つかってから、次に見つかるまで10分以上見つかりません。

MISSION 1: MERCHANT’S STREET MARKET
チュートリアル的ミッションです。マルタのカフェで夕方、のんびり過ごしていると、サードエシュロンの同僚だったアンナ・グリムスドッティアから連絡が入ります。
銃声が聞こえたら、目的地点まで走り、左トリガーとAボタンの連携でカバーからカバーへと移動します。3番目のカバーに到着すると、その先で炎が上がり、場面は20年前に切り替わります。
サラのいる部屋に行き、部屋の明かりを点けます。サラと会話の後、部屋の明かりを消します。サムは、暗いところでは、敵から姿を隠すことができます。
場面はマーケットに戻り、左トリガーと右トリガーで敵2人を撃って倒します。再び、サラのいる部屋の廊下に戻るので、Bボタンで素手で敵を倒し、ガラスドアの向こうの敵2人を右ボタンでマーキングし、Yボタンで撃って倒します。
場面はマーケットに戻り、右ボタンでしゃがんで進み、敵をBボタンで素手で倒します。そのすぐ先でしゃべっている敵2人を右ボタンでマーキングし、Yボタンで撃って倒します。次の敵を素手で倒し、その先の敵も素手で倒します。
敵が地下に逃げるので後を追い、ドアをぶち破り、Bボタンで3回ほど便器に押付けて、吐かせます。

MISSION 2: KOBIN’S MANSION
ドアまで歩き、ドアの下にクルマのドアミラーを差し出し、ドアの先の様子を窺います。ドアを開けて、次の目的地の手前左側にあるドアで、ミラーで向こうの様子を窺います。
ドアを開けてドアのすぐ向こうの敵を素手で倒し、カバーしながら先に進んで入口のところに立っている敵2人をマーキングしてYボタンで倒します。
壁をよじ登り、横に進み、窓際に立っている敵をBボタンで引きずり落とします。中に入り、ドアを開けて、手すりの近くに立っている敵を倒します。
中央のシャンデリアを撃ち落とし、手すり沿いに左の部屋に走り込み、窓から外に出て左に進み、次の窓の外で待機します。
部屋に2人入ってくるので、右ボタンでマーキングし、Yボタンで倒します。その後に入ってくる敵2人も、窓際で引きずり落としたり、マーキングしたりして倒します。
廊下に出て、スイッチを押して電気を消しながら左に移動し、ガラスドアを開けて中に入り、武器を取ります。先に進み、天井のライト2ヵ所を撃って暗くし、突き当たりでパイプによじ登ります。
階段の下にいる敵の上に左トリガーで飛び降りて倒し、反対側の廊下で警戒する敵も倒します。1階と2階で10人ほどの敵がいますが、敵を倒したらその場から素早く移動を繰り返し、走り回りながら敵を一掃します。
階段と反対側に進み、電気を消しながら目的地点に向かいます。カバーポジションに隠れ、縦横に走るパイプも有効活用しながら、4人ほどの敵を倒します。
左奥のドアを開けて中の敵を倒し、右奥のドアを開けて中の敵を倒し、最後に中央の部屋の敵を倒します。
武器を必要に応じてアップグレード・交換したら、階段を上がって廊下を通り、突き当たりのドアを開けて階段を上がり、ライトを撃ってパイプをよじ登ります。横に進み、窓に寄ってきた敵を引きずり落とし、中に入って奥の敵2人を倒します。
階段を上がって大きなドアの下から鏡で覗いたら、右側に行って窓から外にジャンプし、右側に移動して窓際の敵を引きずり落とします。
更に2つほど右の窓に行ってヘッドショットを決め、窓を戻って敵を引きずり落とします。このようにして、窓の外から倒せるだけの敵を倒したら、窓から中に入って衝立の陰に隠れます。
アンドリー・コビンに走り寄り、Bボタンで黒幕を白状させます。

MISSION 3: PRICE AIRFIELD
アンナを3、4回殴ります。アンナからクルマのキーと銃を受け取ったら、ドアを開けて外に出て、目的地点の近くにいる敵3人を倒します。目的地点でC4を取り、階段を上がってドアを蹴飛ばし、中にいる敵を倒します。
そのまま中には入らずに、左右の窓から5人ぐらいを引きずり落として倒します。それができなくなったら、中に入って、残る敵を順に倒していきます。
ヘリコプターにC4をセットし、奥のドアから部屋を通って外に出ます。武器を必要に応じてアップグレード・交換し、先に進んでドアの外にいる敵を倒します。
引き続き、室内の敵や周辺を警戒している敵10人ほどを順に倒していきます。すべて倒したら、リレーバラックスに入り、パワーリレーを落として破壊します。
金網のドアを開けて中に入り、武器を必要に応じてアップグレード・交換し、左奥に進んで、倉庫内の敵を順に倒していきます。
倉庫は左右のエリアと、その奥の屋根のないエリアに分かれており、左右の倉庫を行き来して10人ほどの敵を倒します。すべて倒したら、奥の屋根のないところに行き、衛星アンテナにC4をセットします。
奥にある倉庫内の天井の照明3ヵ所を消し、衛星アンテナ付近に戻って敵を順に倒していきます。ある程度倒したら、奥の倉庫内に入り、真ん中の屋根のないところを歩いている敵を倒し、右側に進みます。
奥に進み、左のクルマの後ろに隠れ、敵をおびき寄せては倒すということを続け、ある程度倒したら、左の家の脇をゲートセキュリティシステムがあるところまで進みます。
ドアに向かって銃を構えている敵が1人いるので、グルッと回り込んで中に入り、その敵を倒してから、ゲートセキュリティシステムを作動させ、ゲートの外に出ます。

MISSION 4: DIWANIYA, IRAQ
舞台は、20年前のイラクになります。260mほどのところで敵を2人倒したら、220mぐらいまで進んで敵を5人ほど倒します。150mまで進んで斜め左で一塊になっている敵5人を倒し、目的地が変わるまで一気に走ります。
ガソリンスタンドがかすかに見えるところに着いたら、その左の方でまとまっている5人ほどを倒し、引き続き、10人近くを倒していきます。すべて倒したら、奥に進んで青い門を抜けます。
最初のクルマの陰に隠れ、まず屋上の敵を倒し、引き続き、その周囲や正面にいる敵を倒します。メッセージが出たら、屋上に上がり、斜め左の敵3人を倒します。屋上から下り、右奥のエリアに入り、敵2人を倒します。次の青い門まで進みます。
建物内に入ると、敵の声が聞こえてくるので、まず4人倒し、敵がいたところから正面の部屋の敵3人も倒します。ドアを開けて部屋を通り抜けて、滑り台が見えるところに出ます。
正面の部屋に仲間が捕われているので、窓から敵を2人倒してから、部屋の中に入って救出します。すると、壁が爆破され、敵が軍用トラックに乗って現れますが、10人ほどを倒すと、味方が救援に駆けつけます。

MISSION 5: WASHINGTON MONUMENT
夜の遊園地が舞台になります。コステを付け狙う男たちを、一般市民に気づかれることなく、闇に紛れて倒します。
敵は、姿が見えなくても×で表示されるので、それを頼りに探します。3人とも倒したら、ワシントンモニュメントの下の小屋でコステに会います。
コステは、EMPバックパックを渡してくれます。コストとの会話が終わったら、「CAR」とメッセージが出ているところまで行き、Xボタンを押してEMPバックアップを使います。
右に行って道なりに進み、暗がりで敵をやり過ごし、残り70m地点で敵を5人倒し、残り45mと残り15mでEMPバックパックを使い、クルマまで走ります。
場面は、27時間後のアンナに切り替わりますが、単に先に歩いていけばOKです。

MISSION 6: WHITE BOX LABORATORIES
武器を必要に応じてアップグレード・交換し、守衛を倒します。左の暗がりに進んでパイプをよじ登り、さらに右の壁にジャンプして上がります。もう一段ジャンプし、「CAUTION」と書いてあるところもジャンプします。
パイプをよじ登り、少し右に進み、パイプをよじ登り、少し左に進み、パイプをよじ登り、右に進み、ファンが回っているところに上がります。
ファンの前のパイプをよじ登り、右に進み、パイプをよじ登り、左に進み、パイプをよじ登ってぶら下がり、施設内に飛び降ります。
道なりに進んで階段を下り、手すりを飛び越して、左に進んでパイプを滑り降り、キャットウォークを右に飛び降りて、階段を突き当たりまで下ります。
ドアの下から中の3人をマーキングし、ドアを蹴破ってYボタンで撃ちます。右のカメラを操作して科学者が攻撃されているところを見終わったら、左の通路から出てキャットウォークを進み、窓から飛び降ります。
歩いてくる敵1人を倒し、残る4人も順に倒していきます。科学者に質問してエレベーターに乗り込みます。
エレベーターを操作し、ドアが開いたら、武器を必要に応じてアップグレード・交換します。その脇の部屋に入って窓からジャンプし、左に進んで2番目の窓を開け、敵を引きずり落とします。残りの敵5人も、窓の外から撃ったり、引きずり落としたりして倒します。
すべて倒したら、真正面に進み、階段の手前のパイプをよじ登り、右に見える敵を倒します。少し進んで左斜め後ろの敵を倒し、パイプを滑り降りて、階段の途中から上の階の敵4人を倒します。
外のパイプをよじ登り、パイプや壁につかまって敵4人を倒します。ロバートソンのオフィスに入り、武器を必要に応じてアップグレード・交換し、「SARAHALIVE」の表示が出るところまで進みます。
「ANGER」というドアを開け、敵の目を盗んで窓を開けてジャンプします。ここは、かなり広範囲に窓を移動できるので、すべての窓を開け、敵を倒しつつ、移動します。5人倒したら、中に入って奥の非常口から抜けます。
キャットウォークを歩いてパイプをよじ登り、壁の外を伝って窓から敵を3人倒します。いったん室内に入り、敵をおびき寄せてから、右側の窓の外から敵を倒し、残る敵も室内に入って倒します。
すべて倒したら、奥まで進み、すぐに窓の外に出ます。すべての窓を開け、中の敵5人を順に倒します。
すべて倒したら中に入り、左奥のドアを開けてキャットウォークを反対側まで行き、パイプを滑り降りて、武器を必要に応じてアップグレード・交換し、ロバートソンのコンピューターを使います。
すぐに窓を開けて窓の外にジャンプし、移動できるすべての窓を開けます。コンピューターが見える位置で待機し、敵がコンピューターにやって来て背を向けたら、窓の外から狙撃します。敵は第7陣まで訪れますが、窓を移動しながら倒していけば簡単です。
すべて倒すと同時にダウンロードが終わるので、奥の階段から下に下りていき、突き当たりまで進んだらパイプを伝って下に下り、階段から飛び降りて床が見えるチェックポイントまで行きます。
床に飛び降り、中に入ると、背後でドアが閉まります。素早く奥に走り、パイプをよじ登ります。パイプ上から3人をマーケティングし、Yボタンでまとめて倒します。残る1人は、上から飛び降りて倒します。ライトを割りながら進み、残る3人も倒します。階段を上がり、EMPを操作します。
出口に向かいますが、敵がやってくるので、階段を下りてすぐの左隅に隠れ、まず4人をフラッググレネードなどで倒します。残る出口付近の3人も倒したら、後はクルマまで走ります。

MISSION 7: LINCOLN MEMORIAL
目的地まで走り、カメラブースでカメラをコントロールし、リードとガリアードの会話を、カメラ01→カメラ02→カメラ01とカメラを切り替えて録画します。
それが終わったら、カメラブースから出て、最短距離を通ってリードのところに向かいます。ガリアードをBボタンで痛めつけて吐かせていると、何者かがガリアードを撃ち殺してしまいます。
そこで、その男の後を、銃で反撃されないように身を交わしながら追います。ステージ、VIPテント、フェンスをよじ登ってテントの間と追いかけ、途中で邪魔する2人を倒し、バックしてくるトレーラーの先まで追います。
山の中を走り、仕切りのあるテント内をグルッと回り、敵2人を倒し、トレーラーの中を抜け、トレーナーの下をくぐり、道なりに走って道路を渡り、カフェを抜けて、男のクルマの近くまで行きます。
クルマが爆発するので、カフェに戻り、カフェの2階内外をベースに敵を迎撃します。第1陣は2人、第2陣は4人、第3陣までやってきますが、第3陣が現れると脱出するように言われるので、カフェの背後から25mほどのクルマまで走ります。

MISSION 8: THIRD ECHELON HQ
場面は、14時間後のアンナに切り替わり、すぐにサムのパートになります。このミッションの序盤では、カメラに写ったり、敵に気づかれたり、倒した敵の体がカメラに写ってもいけません。
必要に応じて武器をアップグレード・交換し、壁際をバイクまで進んで、右の壁をよじ登ります。開口部から飛び降りて敵を倒し、もう1人の敵もすぐに倒します。
後ろのドアから出て、カメラを避けてクルマの後ろまで行き、そこから壁を飛び越えて、下でパトロールしている敵を2人倒します。下に下りて目的方向に進み、奥の柱をよじ登ります。
左のドアの上のライトを撃ち、そのドアから中に入り、最初のC4を仕掛けます。脇を上がって左を下りてぶら下がり、壁伝いに移動して、下を覗き込む敵を引きずり落とします。
下に飛び降り、突き当たりまで行って、クルマの奥の反対側の暗がりに入ります。その先で、C4を仕掛けます。階段を上がり、ドアの下から様子をうかがってから、ドアを開けて右の暗がりに走り込み、2台めのクルマの陰に隠れ、こちらに歩いてくる敵を倒します。
そのままクルマの後ろをトラックの手前のクルマの向こう側まで歩き、反対側の壁まで行ってぶら下がります。右の柱まで進んで飛び降り、エレベーターに乗り込んで、作動させます。
エレベーターが開いたら、受付まで歩いて話しかけます。サムがC4を作動させるので、受付の後ろ左側まで走り、奥の部屋から出てくる敵を倒します。さらに、左奥に走り込んで敵を2人倒し、その奥にもシャッターが閉まる前に走り込みます。
斜め右の階段を下りて、その先にいる敵7人を倒します。最初に廊下の奥の2人を倒し、階段の上奥まで戻ります。敵は階段を上がっては来ないので、敵の様子を見つつ、階段を下りてすぐ右に陣取り、1人ずつ順番に倒していきます。
すべて倒したら、廊下を進んで直角に左に曲がり、ガラス越しに敵に姿を見せておびき寄せます。窓の外につかまり、敵を引きずり落としたり、窓の外から撃ったりして、4人倒します。
先に進み、監視カメラを2台撃ち、右に曲がって敵をおびき寄せ、監視カメラがあったところで天井裏から3人を倒していきます。先に進んで監視カメラを撃ち、その下からドアを開けて中に入り、左に進んで、フライマンと話します。
彼は、ソナーゴーグルを渡してくれます。ソナーゴーグルは、方向パッドの上を押すことで脱着でき、暗がりで物を見たり、壁を通して敵の姿を見たりすることができます。
すぐに敵が4人現れるので、天井裏に上がり、ソナーゴーグルを併用するなどして、天井裏から倒します。すべて倒したら、監視カメラを2台撃ったところに戻り、天井裏などから敵を5人倒します。先に進み、同様に敵を4人倒します。
階段を上がり、右にUターンし、ゴーグルをして、レーザーを避けながら進みます。場所によっては、横から見た方がいいでしょう。
レーザーの下を2回くぐって左に行き、右に曲がって植木を飛び越し、レーザーをしゃがんでくぐり、植木を飛び越し、レーザーをしゃがんでくぐります。
その先は、レーザーが消えたら少し進みを繰り返し突き当たりまで行きます。柱を回り込むように180度左に曲がり、複合のレーザーの隙を見計らって抜けます。
真ん中をジャンプして反対側に下り、階段まで走ります。階段を上がり、アンドリィをBボタンで4、5回痛めつけます。必要に応じて武器をアップグレード・交換し、目的地方向に走り込んで敵4人を倒します。
「GO TO GLIM’S OFFICE」の表示の下から敵が4人入ってくるので、2階から順に倒します。
レーザーが張り巡らされているので、ソナーゴーグルを使い、左の部屋に入ります。真ん中を通りますが、レーザーが3本あるので、イスを飛び越したら前のイスに張りつくを繰り返してレーザーを避けます。
ドアから出て、斜め右に進んで向かい側の部屋のドアに入り、正面の壁に張りついて左側に進み、レーザーのタイミングを見てジャンプして左の壁を越えます。タイミングを見てパイプにつかまり、そのまま突き当たりまで進んで飛び降り、ドアから廊下に出ます。
先に進むと、敵が7人いるので、順に倒していきます。奥に進んで階段から2階に上がり、敵を2人倒してから、廊下を突き当たりまで進んで、アンナからの電話をとります。
アンナとの会話が終わったら、ドアから廊下に出ます。2人倒し、角を曲がって1人倒し、左に進んで1人倒し、右に進んで2人倒し、廊下を進んだ階段のすぐ先で2人倒し、階段を下りてすぐに2人倒し、残り5mのドアの先で1人倒します。
ロープから下りてくる2人を倒し、その先の2人を倒し、受付まで進んだら、エレベーターまで走ります。

MISSION 9: MICHIGAN AVE. RESERVOIR
必要に応じて武器をアップグレード・交換し、金網沿いを進んで16m地点の金網の破れ目の手前まで行きます。
敵の隙をうかがって中に入って岩陰に隠れ、その先の堀に飛び降り、ここをベースに5人を順に倒します。トラックのところにいる敵の背後に忍び寄り、Bボタンで痛めつけて口を割らせます。
建物の右のドアから中に入り、わざと左の敵に姿を見せて廊下におびき出します。すぐにドアの外に出て右側の壁に隠れ、廊下の向こうの敵を順に倒していきます。6人ぐらいは、ドアの外から倒せます。それ以上無理になったら、右の部屋に入り、残る敵2人ほどを倒します。
大きな部屋に入って奥の部屋に入り、天井のパイプにつかまって進み、ポールを滑り降ります。道なりに進み、科学者が痛めつけられているところまで行きます。
敵が3人集まっているところで1人倒し、奥に戻って隠れながら、順に残る6人を倒します。奥に入って階段を上がらずに下を進み、室内の4人を倒してから、科学者と話します。
先に進み、必要に応じて武器をアップグレード・交換し、階段を上がって突き当たりまで走り、壁をよじ登ります。
目前の敵を引きずり落とし、その場で待機してもう1人引きずり落とします。斜め右の小屋に入り、そこから残る敵4、5人も、ドラム缶を爆破させるなどして倒し、さらに、周囲の敵2人ほども倒します。マシンガンの近くに行き、EMPグレネードなどを投げてから、奥の1人を倒します。
階段を下りて道なりに進み、壁をよじ登って、近寄ってきた敵を引きずり落とします。そこにぶらさがったままの状態で、残る5人の敵を倒し、最初のジェネレーターにタグ付けします。
先に進もうとすると、爆発が起こって敵が5人現れるので、右側の堀に入って4人は狙い撃ちします。5人目も少し左に出れば倒すことができます。
先に進んで地下に入って走り、必要に応じて武器をアップグレード・交換します。廊下に入って最初の入口から早撃ちで敵を3人倒し、武器のあるところまで戻ります。
その後も、廊下を入口付近まで進むなどして、残る敵9人ほどを順に倒していきます。すべて廊下から倒すことができます。すべて倒したら中を進み、突き当たりのスロープを上がります。
ヘリコプターがサーチライトで照らして攻撃してきます。まず、右の照明の左に隠れて右から来る敵を倒し、戻って左の路地状のところを通って小屋の近くに隠れて正面の敵を倒します。
隙を見て中央の塔のアーチ状のところに入り、右側から敵を2人倒します。トラックの近くまで進んで3人倒し、正面の家に入ります。
右の窓から外に出て、物陰から正面の敵5人を倒します。ヘリコプターの隙を衝いて正面の建物の陰に隠れ、左に回り込んで敵を1人倒し、2番目のジェネレーターにタグ付けします。

MISSION 10: DOWNTOWN DISTRICT
ヘリコプターが墜落した劇場から出ようとすると、敵が待ち構えています。敵は劇場の奥深くまでは入ってこないため、左端の通路を行き来して敵を6人以上倒していきます。ロビーに出て、残る2人以下を倒します。
道路に出て、クルマの間を強制的に歩かされるまで走り、どんどん歩き続けます。2度目の爆発地点を右に曲がると走れるようになるので角で隠れ、敵を5人倒します。
先に進むと、敵がクルマで乗りつけてきます。右側のテラス状のところで2人倒し、最初の壁まですぐに戻って残る2人を倒します。
「WHITE HOUSE」の文字が書かれたトラックまで一気に進み、左先で必要に応じて武器をアップグレード・交換します。
その先の交差点で敵が見張っているので、おびき寄せてから、トラックの近くまで戻ります。そこから、敵8人をじわじわと倒しながら交差点まで進み、左に曲がって一気に走ります。
ホワイトハウスのゲートの前に止まっているタンクローリーを撃ってゲートを破壊します。すると、奥から敵が出てくるので、後ろまで下がって左端から敵を倒します。
敵が左に移動するので、右から隙をうかがって家に入って奥まで行き、巡回する敵を背後から倒します。正面にもフラッシュバンを投げてゲートの中に入ります。
右の植え込みの陰に隠れ、敵が5、6人まとまって歩いてくるので、フラッググレネードを投げて倒し、残った敵2、3人を倒します。
残り61mぐらいまで進んで物影に隠れ、再び、敵が5、6人まとまって歩いてくるので、フラッググレネードを投げて倒し、残った敵2、3人を倒します。
フロントドアまで進むと、封鎖されていることが分かり、右から敵が4人やってきます。少し後退し、敵を順に倒し、フロントドアの右に進んで残る敵1人を倒して、右奥のドアまで一気に走ります。

MISSION 11: WHITE HOUSE
右の部屋に入り、敵を2人倒します。階段を上がった部屋にいる敵7人を順に倒していきます。奥のドアから見える敵を倒し、階段の下まで逃げ、再び、奥のドアから敵を倒すを繰り返します。
その部屋に入って奥の部屋にいる敵2人を倒し、さらに奥の丸い部屋から右奥のドアを入ります。
ボールルームにいる副大統領のカルヴィン・サムソンの元に行きます。敵は4人の上、暗がりなのですぐに倒すことができます。Bボタンで副大統領をこらしめ、脚を撃ったら、敵がドアを破って入ってきます。
敵は10人ぐらい入ってくるので、パイプによじ登り、敵がまとまっているところにフラッググレネードを投げます。これを2~3回繰り返せば、敵の大半は倒すことができます。残った敵だけ、そのまま上から撃てばOKです。
すべて倒したら、破られたドアから出ますが、敵が5人ほど攻撃してくるので、リモートマインなども使って倒し、奥まで走ります。
エレベーターから下に飛び降り、厨房にいる敵も含めて6人を倒します。厨房から奥に進み、必要に応じて武器をアップグレード・交換します。
廊下では、奥からマシンガンが攻撃してくるので、物陰に隠れながら進んで左の開いたところに入ります。室内に入ろうとすると、爆発が起きて敵が4人現れます。
もう1度、廊下に戻って最寄の物陰に隠れ、そのうち2人を倒します。残る2人も、廊下の部屋側などに行って倒します。
暖炉のある部屋を抜けて廊下に出ますが、引き続きマシンガンが攻撃してきます。左、右、左と物陰に隠れながら進むと、射手を倒すことができます。
左に小部屋が連なる細長い部屋に入って80mまで進むと、爆発が起こって敵が3人現れます。少し戻って1人ずつ倒してから、先に進みます。
その先の部屋でも、敵が4人いるので、ソナーマークなどで倒します。その先の暗い廊下は、先で爆発が起こるものの、折り返し地点まで安全に進めます。
その先の室内は、1番奥のドアまで行き、3人倒したら、室内に入って残る2人も倒します。奥の廊下を進み、ドアを開けます。
アンナに連れられて、リードのところまで行きます。敵5人をすべてマーキングし、リードの演説の途中でリードをつかみます。リードを撃つか殴打し、最後はチェックポイントまで戻って撃つ、撃たないの両方をやります。

DENIABLE OPS
1人プレイで、ゲームモードは、「HUNTER」と「LAST STAND」があります。キャラクターを、アメリカ人のアーチャーと、ロシア人のケストレルから、選ぶことができます。
また、「STORY」と連動しており、「STORY」でアンロックした武器が使えますし、P.E.C. CHALLENGEも共通しています。

HUNTER
マップ内の敵がいなくなるまで倒します。マップは、ST.PETERSBURG BANYA、RUSSIAN EMBASSY、YASTREB COMPLEX、MOZDOK GROUNDS、LUMBER MILL、PRINTING PRESSがあります。
難易度は、ルーキー、ノーマル、リアルから選ぶことができます。各マップは、複数のゾーンに分かれており、ひとつのゾーンをクリアすると、次のゾーンまで進みます。ゾーンごとの敵は10人ずつですが、相手に発見されてしまうと、基本的には10人増えます。
また、敵に倒されてしまうと、ゾーンの最初からやり直しになりますが、敵の数は10人に戻ります。ゲームの途中経過をセーブすることはできず、いったん始めたら、そのマップをクリアするまでプレイする必要があります。
1人プレイの場合には、各マップとも、3時間ぐらいはかかると考えておいた方が賢明で、時間に余裕を持ってプレイした方がいいでしょう。

ST.PETERSBURG BANYA
ゾーン5まであります。

RUSSIAN EMBASSY
ゾーン5まであります。ゾーン2にある巨大なシャンデリアライトは撃ち落とさないようにします。敵の数が10人増えてしまいます。

YASTREB COMPLEX
ゾーン6まであります。ゾーン5のキャットウォークでは、極力、1階からキャットウォーク上の敵を倒していくようにします。

MOZDOK GROUNDS
ゾーン8まであります。ただし、ゾーン4からゾーン7までは一連の似通ったゾーンで、敵も8人しかいなかったりします。また、ゾーン7でゲームオーバーになった場合は、ゾーン6からやり直しになります。

LUMBER MILL
ゾーン5まであります。最初のゾーンだけがやけに難しく、序盤は敵の近くにあるライトを壊さないようにします。2番目以降のゾーンは、敵を順に倒していけるので楽です。

PRINTING PRESS
ゾーン5まであります。ゾーンの最初でいきなり敵と遭遇したりするので、その点が面倒ですが、あまり難しくはありません。

LAST STAND
マップの中央付近に置かれたEMPデバイスを、敵の波状攻撃から守ります。EMPデバイスには、耐久力があり、これが0になってしまうか、自らが敵に倒されるとゲームオーバーになります。
マップは、ST.PETERSBURG BANYA 1、ST.PETERSBURG BANYA 2、RUSSIAN EMBASSY 1、RUSSIAN EMBASSY 2、YASTREB COMPLEX 1、MOZDOK GROUNDS 1、LUMBER MILL 1、LUMBER MILL 2、LUMBER MILL 3、PRINTING PRESS 1があります。
難易度は、ルーキー、ノーマル、リアルから選ぶことができます。各マップは、1から20までのウェーブがあり、最初は敵の数も10人ですが、段階を経るごとに敵の数が増えていきます。相手に発見されてしまうと、基本的には10人増えます。
また、敵に倒されてしまうと、ウェーブの最初からやり直しになりますが、敵の数はそのウェーブのスタート時点と同じになります。しかも、EMPデバイスの耐久力は100に戻るため、このあたりはかえって楽になります。
ゲームの途中経過をセーブすることはできず、いったん始めたら、そのマップをクリアするまでプレイする必要があります。
難易度は極めて高く、1人プレイの場合には、各マップとも、5時間ぐらいはかかると考えておいた方が賢明で、時間に余裕を持ってプレイした方がいいでしょう。
ただし、ウェーブのスタートを、1から、5から、10から、15から、選ぶことができ、かかる時間を短縮することは可能です。

COOP & MULTIPLAYER
2人プレイで、XBOX LIVE PLAYER MATCH、SPLIT-SCREEN、SYSTEM LINK、XBOX LIVE PARTY SESSIONSでプレイできます。
ゲームモードは、「CO-OPSTORY」、「HUNTER」、「LAST STAND」、「FACE-OFF」があります。キャラクターを、アメリカ人のアーチャーと、ロシア人のケストレルから、選ぶことができます。
また、「ストーリー」と連動しており、「ストーリー」でアンロックした武器が使えますし、P.E.C. CHALLENGEも共通しています。
ゲームの途中経過をセーブすることはできず、いったん始めたら、そのマップ(「CO-OP」はチャプター)をクリアするまでプレイする必要があります。

CO-OP STORY
「HUNTER」の2人プレイ版といったところですが、目的があって、ミッションによって内容が少し変わり、2人プレイならではの場面もあります。
マップは、ST.PETERSBURG BANYA、RUSSIAN EMBASSY、YASTREB COMPLEX、MOZDOK GROUNDSがあります。
また、各マップは、チャプターに3~4分割されており、ミッションを通しても、チャプターだけでも、プレイすることができます。
難易度は、ルーキー、ノーマル、リアルから選ぶことができます。敵に倒されても味方に回復してもらうことができますが、2人とも敵に倒されてしまうとチェックポイントからやり直しになります。

MISSION 1: ST.PETERSBURG BANYA(CANAL ENTRANCE、STEAM BATHS、VICE DEN、GARAGE)
外の敵2人を倒して建物の中に入り、階段を上がってドアを開け、下の階の敵をある程度倒してから、上の階の敵を倒します。
反対側の奥の部屋に入り、2人で、セキュリティをカットします。敵が10人近く現れるので、倒してから、遠くにある反対側のドアの中に入ります。
電気を撃ち、敵を倒しながら、サウナ風呂を進みます。複層構造の大きいエリアの敵を倒し、左奥に進んでドアを2人で協力して開けます。敵が4人待ち構えているので、すぐにしゃがんで壁の裏に隠れ、敵を倒していきます。
すべて倒すと、先ほどの入口から敵が6、7人入ってくるので倒します。すべて倒したら、そのドアから出て左に行きます。
吹き抜けと回廊のある大きなところに出るので、電気を撃ちつつ敵をすべて倒します。2階からバルコニーに出て、壁を伝って広場側に行き、広場の敵をすべて倒します。下に飛び降り、反対側の建物内の敵を倒します。
建物内に入り、2人でドアをこじ開け、セルゲイを確保し、Bボタンを何度か押して聞き出します。セルゲイをドアまで連れて行き、彼を楯にして敵を倒します。
地下に下り、倉庫にいる敵を慎重に片づけていきます。スタート地点をベースに、電気を撃っては敵を倒すということを繰り返します。
敵は、上と下で20人近くいます。敵をすべて倒し、レソフスキーのコンタクトリストを取ったら、奥に進みます。
ガレージと地下室で、電気を撃ちながら敵を倒していきます。敵は20人以上いて、スタート地点近くまで追ってくるので、基本的には、ここまでおびき寄せて倒すようにします。
ほとんど倒したら、奥に進み、残っている敵を倒します。2人でドアを開けたら、右の敵を倒し、続いて左にいるレソフスキーを倒します。
警察がガレージに入ってきますが、警官に見つかっても、殺してもいけません。ただし、ノックアウトすることはできるので、エレベーターまで戻るところにいる警官をおびき寄せてはノックアウトするようにします。
エレベーターに向かって右側に行き、EMPグレネードを投げて警官の目をくらまし、一気にエレベーターまで走り込みます。

MISSION 2: RUSSIAN EMBASSY(CONSULAR OFFICES、PUBLIC BUILDING、ROOF TOP)
最初の2エリアは、敵に見つかっても、敵を殺してもいけないため、敵に見つからないように進むか、敵をノックアウトしながら進みます。
ロシア大使館の前庭は、一気に左隅まで進み、敵の居場所により、壁のどちらかを右のビル沿いまで進みます。右のビルの花壇を上がり、敵の隙を見て、その先の花壇まで進みます。
花壇を頂上まで登り、遠くのライトから順に撃っていきます。下に下りて、次の花壇に進み、隙を見て一気に玄関に走り込みます。
ロシア大使館の入口は、ライトを撃つことによって敵を引きつけ、4人の敵を順にノックアウトします。
ロシア大使館の中からは、思う存分に敵を倒すことができます。ライトをすべて撃ち、敵をすべて倒して、コンピューターをハッキングする場所まで行きます。
コンピューターをハッキングする前に、向かい側の部屋のライトを撃ち、コンピューターのハッキングが始まったら、すぐに机の後ろに隠れます。敵が現れるので、順に倒していきます。
何回か敵を倒し、もう来そうになくなったら、コンピューターの近くに行ってハッキングを終わらせます。そのまま下に飛び降り、少し先のドアの中に入ります。
ロシア大使館の中庭は、ライトをすべて撃ち、敵を倒しながら進んでいきます。スタート地点のアラームを鳴らして敵をおびき寄せるのもいいでしょう。アラーム付近から庭の敵を倒し、2階に上がって2階から残る敵すべてを倒します。
ロシア大使館の展示室も、ライトをすべて撃ち、すべての敵をスタート地点の部屋から倒します。美術品のそばはアラームが鳴るので、美しく通りたいなら、壁にジャンプして壁伝いに進みます。
ロシア大使館の中心部へは、2人でドアをこじ開けて中に入ります。中に入ってすぐの柱の陰に隠れれば、敵には見つかりません。左隅のカウンターの裏に隠れて、敵を倒していきます。
目的の人物からBボタンを何度か使って聞き出し終わったら、部屋のライトを撃っていたとしても部屋が明るくなり、敵が5人突入してくるので、カウンターの裏から倒します。
屋上も、ライトをすべて撃ち、敵を倒しながら進んでいきます。ただし、2層構造の直線通路は、1階の途中にレーザーがあり、倒されるので注意します。もっとも、わざとふれて倒されて、回復回数を増やすことはできます。その先も、レーザーがあり、アラームが鳴ったり、倒されたりします。
目的地点に着くと、IRストロボを落としますが、周囲が明るくなり、四方から敵が現れます。味方が救出に訪れるまで、1分間持ちこたえます。
この際、進行方向から奥側の手すりの外にぶら下がっていると、一切、攻撃を受けることがありません。時間になったら、様子を見て、迎えのヘリコプターにぶら下がればOKです。

MISSION 3: YASTREB COMPLEX(前半: SHELTER、ARCHIVES)
2人で駅の壁を爆破します。駅から2人でドアをこじ開けるところまで、ライトをすべて撃ち、敵を倒しながら進んでいきます。特に難しいところはありません。
ドアをこじあけても、これといった敵はおらず、レブコのいる部屋のドアをぶち破り、素早くレブコを捕獲します。
レブコを痛めつけたら、敵が現れます。1人はレブコを楯にして部屋の中に残り、もう1人が部屋の中から外の敵を倒します。2階左の敵と、途中の敵のみ、部屋から出て倒します。
すべて倒したら、レブコをドアまで連れて行き、網膜スキャナーでドアを開けさせます。レブコが暴れてレブコを連れていた方が捕われるので、1人が素早くレブコを倒します。階段を下ります。
この先は、レーザーによるオートタレットシステムが作動しているので、ソナーゴーグルにして、少しずつ進みます。また、突き当たりには敵がいるので、左の壁寄りを気がつかれないように進みます。
電気を撃って敵をおびき寄せて、2人倒します。机を飛び越し、大きな部屋の電気を撃ち、途中にある右側の階段の電気もすべて撃ちます。そのまま2階から、天井の大きな電気を撃ちます。
その後も、できる限りの電気を撃ちながら、20人はいる敵を順に倒していきます。すべて倒したら、すべての電気を撃ちます。
それから、1階と2階に2ヵ所ずつあるコンピューターからデータをダウンロードしていきます。データは、コンピューターの近くにいればいるほど早くダウンロードでき、それは左上のアンテナの数で知ることができます。また、データのダウンロード状況もパーセントで表示されます。
ただし、データのダウンロードを始めると敵が現れるので、敵を倒しつつダウンロードしなければなりません。しかも、4ヵ所のデータを5分ほどの間にダウンロードし終わらなければならないため、かなり忙しくなります。
右上と右下をほぼ同時にダウンロードし始めます。右上は、手すりの柱の陰につかまっていれば、まず攻撃されることはありません。右下は、すぐ前の箱の陰に隠れて、近づいてくる敵2、3人を倒します。
右下が先に終わるので、左下奥に移動し、敵がいたら倒してから、ダウンロードを始め、奥の物陰に隠れ、近づいてくる敵1、2人を倒します。
右上が終わったら、左上に移動し、敵2人を倒してから、ダウンロードを始め、左の本棚の裏に隠れます。この左上が最も敵の攻撃がきつく、直角コーナーの両側から敵がやってきます。2人プレイなら、左下奥のダウンロードが終わったら、支援に向かいます。
すべてのデータをダウンロードし終わったら、左奥のドアに向かいます。なお、2人とも倒されても、ダウンロードは続くので、ぎりぎりでチェックポイントになる場合があります。
左奥のドアの先も、レーザーによるオートタレットシステムが作動しているため、ソナーゴーグルにして、1番左のパイプを使って少しずつ進み、その先の敵2人を倒して階段を下ります。

MISSION 3: YASTREB COMPLEX(後半: VAULT、ARMORY)
階段を下りて敵を2人倒し、奥の部屋の敵も2人倒します。右側に行き、2人でポータブルEMPを使います。外に戻るところで敵2人を倒し、左の開いたドアの先の敵を倒します。
ドアの中に入り、できる限りの電気を撃ち、そのフロアから正面左の部屋に入るなどして、敵を3、4人倒します。右のフェンスを飛び越え、階段を少し上がって、敵を2、3人倒します。
下に戻り、正面左の部屋に入り、パイプをよじ登ります。1人は、この間だけ、パイプの下で待機します。
タレットの下から右側の敵を何度か倒し、タレットのある床に上がり、上方の3、4人の敵を倒します。下に戻り、階段を上がり、残る敵も倒します。
階段を上がり、手すりにぶら下がって進まなければならないところの先で、敵を2、3人倒します。先に進み、もうひとつのタレットの隙を衝いて階段を駆け上がります。敵を2人倒し、右の部屋に入ります。
基本的には、手前のエリアに入る前のところから、敵を倒していきます。手前のエリアのライトを撃ちつつ、敵を4人倒します。2階や右の部屋、奥のエリアなどのライトを撃っていると、敵が向こうからやってくるので、手前のエリアまで戻って、順に倒していきます。
10人ぐらいは、この方法で倒すことができます。残る5人ぐらいは、奥の部屋と2階から倒します。奥のエリアに入り、階段を上がり、部屋を通り抜けて階段を下ります。
2人でドアを開けますが、すぐには敵はいないので、構える必要はありません。この地点から、右側の敵を7人ほど倒します。
敵は、ここまでは入ってこないので、じっくりと倒していきます。敵が来なくなったら、少し前に出ておびき寄せることで、15人ぐらいは倒せます。
一段落したら、右中央の巨大なタレットに注意しながら、左の壁沿いにグルッと向こう側まで回り込み、頭上の敵に注意して真下に入り、クレーンのスイッチを入れます。
引き続き、スタート地点付近のクレーンのスイッチも入れます。コンテナを撃って落下させます。
敵はもういないので、そのコンテナの右側のトンネルに入り、フェンスを通り抜けて、右側の通路に入り、協力して上に上がります。

MISSION 4: MOZDOK GROUNDS(前半: LOGISTICS、ENGINEERING)
敵に見つかってはいけません。敵が2人になり、1人がタイヤの前でしゃがんだら、しばらく動かなくなるので、2人それぞれにじっくりと狙いを定めて同時に倒します。電気を撃ち、下りてきた敵を倒し、2階の敵も順に倒します。
通り抜けて隣のエリアに行き、倉庫の敵3人を倒します。コンピュータールームで、2人で通信を切断します。この先のエリアは、敵に見つかっても問題ありません。15人ぐらいの敵がおり、それぞれが広範囲にわたって巡回しています。
それでも、半数近くをドアの先のキャットウォークで、半数近くを手前のエリアの金網で囲われたところまでおびき寄せて、倒すことができます。
それ以外の4、5人は、キャットウォーク上から1階にいるところを倒します。左隅の目的地に行く際、敵がいるので注意します。階段を下りて、左に進みます。
正面の手すりと、そこへのおびき寄せで、10人以上の敵を倒すことができます。すべて倒したら、タレットに撃たれないように、手すりの外側を素早く進み、タレットと残る敵2人ほどに気をつけながら階段を下りていきます。
一番下のタレット近くで上下の敵を5人ほど倒し、タレットの裏側を回り込んで中に入ります。

MISSION 4: MOZDOK GROUNDS(後半: TEST LABS、AIRLIFT)
敵を2人倒し、左に進んで飛び降り、下をくぐって反対側に抜けて上に上がります。すぐ真上にいる敵の後ろに回り込んで倒し、室内の敵2人も倒します。次の部屋の電気を撃って敵をおびき寄せ、3人倒します。
その先も、廊下や向かい側の部屋の電気を撃つことで敵をおびき寄せ、10人ほどを倒します。すべて倒したら、突き当たりまで進んで、2人でエアロックを操作します。
1階から3階までを行き来して、敵を5人倒します。2階でEMPをディスチャージします。すぐにエアロックを操作したところに戻り、ここから敵を20人ほど倒します。防弾ガラスの後ろに隠れている敵もいるため、少しだけ前に出て倒したりもします。
最後の1人になると、3階の階段のところに逃げるので、その敵を倒し、3階中央でレールを作動させます。敵が3人出てくるので倒し、その敵が出てきたところに入ります。
ドアを開け、吹き抜けの大きなエリアの敵を倒します。6人いますが、分散しているので、順に倒していきます。すべて倒したら、1階と2階に分かれてスイッチを押し、ドアを開けます。
その先の敵2人ずつをそれぞれ倒し、2手に分かれてスイッチを押し、ドアを開けます。
左が1階、右が2階で、2階の敵は1人しかいない上、階段がないため敵が上がってきません。敵は全部で7人なので、大半を2階から倒すようにします。
すべて倒したら、1階と2階に分かれてスイッチを押し、ドアを開けます。その先の敵2人ずつをそれぞれ倒し、2手に分かれてスイッチを押し、ドアを開けます。
3層構造の部屋で、右の階段で敵9人の大半をおびき寄せて倒してます。2手に分かれてスイッチを押し、ドアを開けます。
その先の敵2人ずつをそれぞれ倒しますが、タレットが右の壁にあるので注意します。2手に分かれてスイッチを押し、ドアを開けます。
敵を5人倒して、2人ともが中に入ると、敵が3人、右の背後から入ってきます。そこで、1人だけ先に入って電気を撃てるだけ撃ち、2人とも中に入ったらすぐに左の2階に隠れます。それから、敵3人を倒します。
2手に分かれてスイッチを押し、右から道なりに進みます。コビンに合流したら、前方の巨大なドアが開き、敵が入ってきます。
素早く左に走り、暗闇に沿って階段の下側まで行きます。敵の隙を衝いて正面の家の左に回り込み、敵の敵を衝いて1階の2ヵ所の電気を撃ちます。敵を倒すのは、最小限にします。
踊り場の電気を撃ち、2階に上がってすぐのところの電気を撃ち、2階の敵を倒し、奥の電気も撃ちます。
2人で床にEMPを設置し、1階に下りて、右の壁沿いに進み、階段を上がります。敵の様子を窺いながら、下に飛び降りて、右の暗がりに入り、ポータブルEMPとEMPグレネードをすべて使って機内に走り込み、2人でゲートを上げます。
最後に、お互いに倒し合いますが、「サバイバー」の実績は片方しか獲れないので、優先したい方が倒します。

HUNTER
マップ内の敵がいなくなるまで倒します。
マップは、ST.PETERSBURG BANYA、RUSSIAN EMBASSY、YASTREB COMPLEX、MOZDOK GROUNDS、LUMBER MILL、PRINTING PRESSがあります。
難易度は、ルーキー、ノーマル、リアルから選ぶことができます。各マップは、複数のゾーンに分かれており、ひとつのゾーンをクリアすると、次のゾーンまで進みます。ゾーンごとの敵は10人ずつですが、相手に発見されてしまうと、基本的には10人増えます。
また、敵に倒されても味方に回復してもらうことができますが、2人とも敵に倒されてしまうとゾーンの最初からやり直しになります。もっとも、敵の数は10人に戻ります。実績とクリア状況は、「DENIABLE OPS」と共通しています。

LAST STAND
マップの中央付近に置かれたEMPデバイスを、敵の波状攻撃から守ります。EMPデバイスには、耐久力があり、これが0になると、ゲームオーバーになります。
マップは、ST.PETERSBURG BANYA 1、ST.PETERSBURG BANYA 2、RUSSIAN EMBASSY 1、RUSSIAN EMBASSY 2、YASTREB COMPLEX 1、MOZDOK GROUNDS 1、LUMBER MILL 1、LUMBER MILL 2、LUMBER MILL 3、PRINTING PRESS 1があります。
難易度は、ルーキー、ノーマル、リアルから選ぶことができます。各マップは、1から20までのウェーブがあり、最初は敵の数も10人ですが、段階を経るごとに敵の数が増えていきます。相手に発見されてしまうと、基本的には10人増えます。
敵に倒されても味方に回復してもらうことができますが、2人とも敵に倒されてしまうとウェーブの最初からやり直しになります。もっとも、敵の数は、そのウェーブのスタート時点と同じになります。
しかも、EMPデバイスの耐久力は100に戻るため、このあたりはかえって楽になります。ゲームの途中経過をセーブすることはできず、いったん始めたら、そのマップをクリアするまでプレイする必要があります。
ただし、ウェーブのスタートを、1から、5から、10から、15から、選ぶことができます。実績とクリア状況は、「DENIABLE OPS」と共通しています。

FACE-OFF
2人で対戦します。相手を倒すとポイントが入ります。敵A.I.を倒してもポイントは入りません。時間(2分、3分、5分、7分、10分)、ポイントリミット(無制限、30ポイント、50ポイント、70ポイント、100ポイント)、敵の数(なし、ロー、ノーマル)などを選ぶことができます。
マップは、ST.PETERSBURG BANYA、RUSSIAN EMBASSY、YASTREB COMPLEX、MOZDOK GROUNDS、LUMBER MILL、PRINTING PRESSがあります。
難易度は、ルーキー、ノーマル、リアルから選ぶことができます。敵A.I.の難易度が変わります。

DLC(ダウンロードコンテンツ)
DLCの追加マップは、サンフランシスコ、ニューオーリンズ、ポートランド、ソルトレークシティの4つで、「HUNTER」、「LAST STAND」、「FACE-OFF」で使うことができます。
実績は、9種類ありますが、すべてハンターで解除でき、それ以外のモードは実績解除だけを考えるなら不要です。また、9種類すべての実績の解除は、フレンドと協力してプレイすれば、数時間で行うことができます。
そういった意味でのコストパフォーマンスは高くはありませんが、マップ自体がバラエティに富んでいて楽しめるため、買うだけの価値はあると思います。
「HUNTER」は、通常のマップよりもゾーン数が短くなっているものの、各ゾーンの敵は10人ではなく原則として12人と若干多くなっています。
「LAST STAND」は、通常のマップとウェーブ数、敵の人数とも、ほぼ変わりないようです。

サンフランシスコ
最初のゾーンが立体的で入り組んだコンテナ街で、スタート地点近くのコンテナの上に上がると、身を隠しつつ、敵を倒しやすいです。
2番目のゾーンが大きな倉庫と2回の事務所で隔てられたドッグで、倉庫の敵を倒したら、事務所を有効活用してドッグの敵を倒します。3番目のゾーンが建設現場で、スタート地点から出入りしつつ、大半の敵を倒します。

ニューオーリンズ
最初のゾーンが道路で隔てられた大きな墓が並ぶ夜で、スタート地点左奥の高くなったところに陣取って敵を倒します。
2番目のゾーンが地下墓地で、入り組んだ構造になっており、右の敵を倒して奥に進み、高い細い通路や狭いところから敵を倒していきます。
3番目のゾーンが奥の大きな建物で、建物脇の敵を倒したら、パイプを伝って屋根に上がり、屋根から中に入って足場の上から敵を倒します。
敵が増えても、あまり動かないので、ほとんど狙い撃ちやフラッググレネード、リモートマインなどで倒せます。

ポートランド
最初のゾーンが屋敷とその前方の広場で、電気を撃つことで敵をおびき寄せて倒します。
2番目のゾーンが建物内部で、建物内の電気を2階の窓や中に入り込んで撃つことで敵をおびき寄せ、窓の外から撃って倒します。
3番目のゾーンが瓦礫と奥の建物で、電気を撃つことで、大半の敵を左側の窓状のところから倒します。

ソルトレークシティ
最初のゾーンが1階と2階で構成されるオフィスエリアで、机の手前から大半の敵を倒します。
2番目のゾーンが事務所とキャットウォークで構成されており、スタート地点と事務所から敵を倒します。
3番目のゾーンがなぜか敵が1人だけで、キャットウォークやパイプを伝って4番目のゾーンまで進みます。
4番目のゾーンが建設現場で、スタート地点の階段から外に出て、そこから壁をよじ登るなどして、1階と2階の敵を倒します。

UPLAY
UBI SOFTによるゲームサービスで、「INFILTRATION」はここでプレイします。

【ACHIEVEMENT】
ストリートマーケット(20): 「MISSION 1: MERCHANT’S STREET MARKET」を難易度に関係なくクリアします。
コビンの屋敷(20): 「MISSION 2: KOBIN’S MANSION」を難易度に関係なくクリアします。
プライス飛行場(20): 「MISSION 3: PRICE AIRFIELD」を難易度に関係なくクリアします。
ディウニヤ/イラク(20): 「MISSION 4: DIWANIYA, IRAQ」を難易度に関係なくクリアします。
ワシントンモニュメント(20): 「MISSION 5: WASHINGTON MONUMENT」を難易度に関係なくクリアします。
ホワイトボックス(20): 「MISSION 6: WHITE BOX LABORATORIES」を難易度に関係なくクリアします。
リンカーン記念碑(20): 「MISSION 7: LINCOLN MEMORIAL」を難易度に関係なくクリアします。
真実(10): 「MISSION 8: THIRD ECHELON HQ」の終盤で、アンナと電話で話します。
サードエシュロン本部(20): 「MISSION 8: THIRD ECHELON HQ」を難易度に関係なくクリアします。
ミシガン通り貯水場(20): 「MISSION 9: MICHIGAN AVE. RESERVOIR」を難易度に関係なくクリアします。
ダウンタウン(20): 「MISSION10: DOWNTOWN DISTRICT」をクリアします。
信念の男(10): 「MISSION11: WHITE HOUSE」のラストで、リードを撃ち殺しません。
裁判官、陪審員、処刑人(10): 「MISSION 11: WHITE HOUSE」のラストで、リードを撃ち殺します。
ホワイトハウス(20): 「MISSION 11: WHITE HOUSE」を難易度に関係なくクリアします。
難易度「リアル」(50): シングルモードの「STORY」の全ミッションを難易度リアルでクリアします。
ハンター(10): 「MULTIPLAYER」の「HUNTER」でマップをひとつクリアします。
「ハンター」完了(20): 難易度ルーキーかノーマルで「HUNTER」のマップをすべてクリアします。
「ハンター」マスター(50): 難易度リアルで「HUNTER」のマップをすべてクリアします。
フェイスオフ(10): 「FACEOFF」で1勝します。
「フェイスオフ」完了(20): 「FACE OFF」ですべてのマップをクリアします。
サンクトペテルブルク/浴場(20): 「CO-OP STORY」で「MISSION 1: ST.PETERSBURG BANYA」を難易度に関係なくクリアします。
ロシア大使館(20): 「CO-OPSTORY」で「MISSION 2: RUSSIAN EMBASSY」をクリアします。
武器コレクター(20): すべての武器をアンロックします。
ヤストレブ本部(20): 「CO-OP STORY」で「MISSION 3: YASTREB COMPLEX」をクリアします。
モズドク試験場(20): 「CO-OP STORY」で「MISSION 4: MOZDOK GROUNDS」をクリアします。
難易度「リアル」(協力モード)(50): 「CO-OP STORY」を難易度リアルでクリアします。
サバイバー(10): 「CO-OPSTORY」の「MISSION 4: MOZDOK GROUNDS」のラストでチームメイトを倒します。
大切な時間(20): フレンドをマルチプレイヤーに招待し、それが承諾されます。
武器アップグレード(10):1つの武器のアップグレードを3種類すべて購入します。
武器エキスパート(20): すべての武器ですべてのアップグレードを購入します。
ラストスタンド(10): 「MULTIPLAYER」の「LAST STAND」でマップを1つクリアします。
ガジェットアップグレード(10): 1つのガジェットのアップグレードを2つとも購入します。
ガジェットエキスパート(20): すべてのガジェットですべてのアップグレードを購入します。
アクセサリー(10): コスチュームのアップグレードを1つ購入します。
「ラストスタンド」完了(20): 「LAST STAND」のマップを難易度ルーキーかノーマルですべてクリアします。
「ラストスタンド」マスター(50): 「LAST STAND」のマップを難易度リアルですべてクリアします。
バラエティー(10): コスチュームをどれか1つ購入。
準備万端(20): すべてのコスチュームで、アップグレード9つすべてを購入します。
ファッショナブル(20): すべてのコスチュームで、カモフラージュのバリエーション6つすべてを購入します。
戦略マスター(30): 「PREPARE AND EXECUTE CHALLENGES」をすべてクリアします。
逃走マスター(30): 「VANISH CHALLENGE」をすべてクリアします。
スプリンター・セル・マスター(30): 「SPLINTER CELL CHALLENGE」をすべてクリアします。
オールラウンド(50): すべてのチャレンジをクリアします。
完全なるハンター(20): 「HUNTER」のマップをひとつ、難易度リアルで気づかれることなくクリアします。
ラストマン・スタンディング(50): 「LAST STAND」のマップをひとつ、リトライすることなくクリアします。難易度は問いません。
ドック・アウト(20): 「HUNTER」のサンフランシスコを難易度ルーキーかノーマルでクリアします。
ライズ・フロム・グレーブ(20): 「HUNTER」のニューオーリンズを難易度ルーキーかノーマルでクリアします。
ジャスト・フリーダム(20): 「HUNTER」のポートランドを難易度ルーキーかノーマルでクリアします。
エクスペリメンタル(20): 「HUNTER」のソルトレークシティを難易度ルーキーかノーマルでクリアします。
コングラチュレーション(50):DLCのマップを「HUNTER」か「INFILTRATION」で難易度リアルですべてクリアします。
インサイドボックス(30): 「HUNTER」のサンフランシスコの最初のゾーンで、敵12人をコンテナ内で倒します。
キング・オブ・クリプト(30): 「HUNTER」のニューオーリンズのクリプトで、敵12人を他の敵に気づかれずに素手で倒します。
ウォッチ・ソープ(30): 「HUNTER」のポートランドの最初のゾーンのウォッシュルームで敵を18人倒します。
デモリション・クルー(30): 「HUNTER」のソルトレークシティの建設現場で、難易度リアルですべての爆発物を撃ってクリアします。

OVERALL(1250): 「STORY」関連の実績は、「信念の男」と「裁判官、陪審員、処刑」の二者択一を除くと、自動的に解除されます。難易度も高くはないので、最初から難易度リアルでプレイすればいいでしょう。
「DENIABLE OPS」と「COOP & MULTIPLAYER」関連の実績は、大半は1人でスプリットスクリーンにしても解除は可能です。ただ、「LAST STAND」関連だけは、時間的に厳しく、オンラインでフレンドと協力してプレイするのがお奨めです。
チャレンジ系の実績は、自動的にコンプリートできるものは少なく、大半が狙ってプレイする必要があります。すべてのモードをクリアしてから、難易度ルーキーにして、ひとつずつ順にコンプリートしていけばいいでしょう。
DLCの実績は、フレンドと協力すれば、数時間で解除できます。人数関連の実績は、それぞれのプレイヤーごとにカウントされるため、片方を解除役、片方をサポート役と分けてプレイします。
また、「完全なるハンター」と「ラストマン・スタンディング」は、DLCのマップで解除すると楽です。前者はポートランド、後者はニューオーリンズ3、でそれぞれ行います。
ポートランドは、3番目のゾーンが少しやっかいですが、敵をスタート地点付近から倒せるところまでおびき寄せれば大丈夫です。決して、奥で敵を倒さないことです。
ニューオーリンズ3は、外に出て壁のパイプをよじ登り、窓から足場に乗れば、敵からの攻撃を受けにくく、上から敵を倒せます。敵をEMPから遠ざけるのも簡単です。最後まで、ガジェットもサブウエポンも使わずとも楽々クリアできます。

【GRAPHICS】9
「SPLINTER CELL」シリーズは、前作となる「Tom Clancy’s DOUBLE AGENT」が2006年10月17日の発売で、本作は発売延期を繰り返して実に3年6ヵ月ぶりの新作ということになります。「GHOST RECON」と「RAINBOW SIX」がとっくに2作ずつリリースされていることを考えれば、かなり苦しんだ末での新作発売ということになるでしょう。
それだけに、グラフィック面でも、大幅なイメージチェンジを図っており、これまで「SPLINTER CELL」シリーズをプレイし慣れた人にとっては、最初は違和感を覚えるのではないかと思います。
私も、「SPLINTER CELL」シリーズは5作すべてプレイすることになりますが、グラフィック面では正統進化ではなく、変革を感じざるを得ませんでした。

「SPLINTER CELL」シリーズは、暗闇を利用して進んだり敵を倒したりするスニークアクションということで、ずっと陰影を強調した画作りになっていました。
それが、前作では、日中の屋外や明るい室内にも活動の場を広げ、水中、氷上、刑務所、タンカー、ホテル、豪華客船、など、これまで以上にさまざまなステージが用意されていました。
本作では、それをさらに推し進め、カラフルと言ってもいいほど色を感じられる世界になっています。
また、前作までずっと、リアルさを強調する流れの中で、背景やオブジェクト、キャラクターグラフィックは硬い感じがあったのですが、本作では随分と柔らかくなっています。
前作までがリアル志向であったの対し、本作ではゲーム的と言えるほどの違いになっています。このあたりも、3年6ヵ月の試行錯誤期間がなせた業なのかなと思います。
もちろん、キャラクターグラフィックやキャラクターアニメーションは万全です。

グラフィック面での変革は、これだけに止まりません。と言うよりも、もっと大きなものがあります。
それは、明るいところでは画面全体はカラーの世界になっているのですが、自分が暗がりに入って敵から見つからないようになると、一転して画面全体が白黒になるのです。
自分の周囲だけが白黒になり、それ以外の場所はカラーのままなら分かるのですが、画面全体が白黒になるということで、これはかなり大胆な発想だと言えるでしょう。そうした発想ということでは、これ以上のものがあります。
通常のゲームでは、トム・クランシーの他のタイトルも含めて、次に何をしろといったオブジェクティブは、そのオブジェクティブが新たに加わった時に画面の四隅のどこかに現れて、しばらくすると消えます。
プレイヤーがオブジェクティブを再確認するためには、ポーズをかけて見る必要がありました。

ところが、本作では、画面内の建物の壁やオブジェクトなどに溶け込んで、それが簡潔に表示されるのです。もちろん、より詳しく知るためには、ポーズをかけて見なければならないのですが、次に何をするかの概略を知ることはできます。
こうしたオブジェクティブが建物の壁やオブジェクトに表示されると、ゲームの雰囲気が台無しになりそうなものですが、本作では見事に溶け込んでいます。
しかも、イベントシーンなどでは、サムとその場にいるキャラクターのやり取りとは別に、壁にその時に話題となっている内容が8mmカメラでも映写しているかのように映し出されます。
これも、最初こそ驚かされるものの、慣れるとすっと自然に入ってきます。これらの大胆な試みはすべて、グラフィック的に浮くことなく、見事に溶け込んでいるのが素晴らしいところです。

【SOUND】9
ドルビーデジタルです。サウンドは、最も「SPLINTER CELL」シリーズを正統進化させた部分であると言えます。逆に言うと、本作を作っている時点で、大きくいじれない、いじる必要もない部分であったのかもしれません。
ボイスアクティングの素晴らしさは言うまでもなく、効果音も申し分ありません。
ただ、「STORY」に関しては、ステルスアクション要素が少し後退している部分があり、サムの動き方によって、敵に聞こえる足音の音量が異なって、跳ぶ、走るといった動作の足音が大きいのはもちろんのこと、歩く→ゆっくり歩く→しゃがんで歩く→しゃがんでゆっくり歩く、といった順で足音が異なるといったことがそれほどありません。
口笛を吹いて敵を暗がりにおびき寄せて、敵が何もないと戻るところを背後から羽交い締めにして気絶させたり、敵がそちらに気を取られている隙に先に進むといった要素も入れられてはいません。
音で敵をおびき寄せるという意味でこれに近いものと言えば、スティッキーカメラがあり、それに取って代わったと言えそうです。

【CONTROL】9
「SPLINTER CELL」シリーズは、ステルスアクションならではの3人称視点を採用し続けています。
基本的な操作は、左スティックが移動、右スティックがカメラ、クリックしてズーム、方向パッドが、上でソナーゴーグル、左右でガジェットのセレクト、下で武器の変更、Aボタンがアクション、Bボタンがアタック、押したままでヒューマンシールド、Xボタンがガジェット、Yボタンがエクセキュート、右トリガーがシュート、左トリガーが引いたままでカバー、右ボタンがマーク、持ったままですべてのアンマーク、左ボタンがクラウチ、が主なものです。
本作では、前作までから大きく変革を遂げているだけに、操作体系もそれに伴って少し変更されています。
もっとも、アクションの種類は前作同様に豊富で、歩く、走る、しゃがむ、しゃがんで歩く、昇る、降りる、といった基本的な動作から、パイプをよじ登る、パイプにぶらさがって進む、縁にぶら下がって進む、敵を羽交い締めにする、といったやや高度な動作も行うことができます。

ただ、前作にあった、二段ジャンプをする、ぶら下がりながら敵の首を捻る、スプリットジャンプする、といったゲーム的に高度な動作はなくなっています。
それに代わって、マークやエクセキュートなどの誰でもできるようなゲーム的な操作は入れられており、このあたりも、一般化に向けた変革と言うことができるでしょうか。
少し気になったのが、操作がスムーズにいかない場合があることです。微妙な立ち位置の違いで、パイプや壁を登れなかったり、ドアを開けるつもりが隣のドアを閉めてしまったり、味方を蘇生できなかったりすることがあります。
また、急いで逃げる際に、段差があると、いちいち段差で止まってしまって、速やかに逃げることができません。
段差で止まるということは、段差から落ちないということで、場合によっては便利なのですが、ゲーム側で状況を判断するとか、ボタンを長押ししていれば止まることなく移動できるとかになっていれば良かったと思います。

【GAMEPLAY】9
前述したように、「SPLINTER CELL」シリーズは、前作となる「TomClancy’s DOUBLE AGENT」が2006年10月17日の発売で、本作は発売延期を繰り返して実に3年6ヵ月ぶりの新作ということになります。「GHOST RECON」と「RAINBOW SIX」がとっくに2作ずつリリースされていることを考えれば、かなり苦しんだ末での新作発売ということになります。
毎回のように進化を遂げる「SPLINTER CELL」シリーズですが、本作は、その中でも3年6ヵ月が物語る劇的な変化を遂げています。トム・クランシーのロゴを、Tom Clancyではなく、TOM CLANCYとしたのも、その決意の現れでしょうか。
グラフィック面では、その項でふれたように、カラフルと言ってもいいほど色を感じられる世界になり、キャラクターグラフィックがゲーム的と言えるほど柔らかくなり、自分が暗がりに入って敵から見つからないようになると一転して画面全体が白黒になり、オブジェクティブが画面内の建物の壁やオブジェクトなどに溶け込んで簡潔に表示されるといった変化がありました。

ゲームプレイ面でも、さまざまな変革を遂げています。「SPLINTER CELL」シリーズは、ステルスアクションであり、どんな行動を起こすにもステルスありきでした。
ところが、本作では、撃ち壊せない電気が少なからずあったり、撃ち壊せない監視カメラがあったりして、暗がりに隠れさえすればOKという定石は通用しなくなっています。
その分、反対に、わざと自分の姿を相手に見せて、相手がそれに気を取られている隙に逃げたり、それを逆手に取って相手を攻撃したりするというラストノウンポジションが採用されています。
しかも、このラストノウンポジションは、ビジュアル的に白い輪郭で表されるため、プレイヤーもそれとはっきりと分かります。
口笛を吹いて敵を暗がりにおびき寄せるという要素がサウンド的な罠であるとしたら、こちらはビジュアル的な罠であると言えるでしょうか。また、敵に見つかるという失敗を成功の元へと転換できる面白い試みでもあります。
もうひとつの、どんな行動を起こすにもステルスありきからの大きな変革が、敵を素手で倒せるようになったことです。
もちろん、前作でも敵を素手で倒すことはできたのですが、本作では、敵に見つかったとしても、正面から敵に飛び込んで攻撃すれば、敵を倒すことができます。
ステルスアクションがじれったいという人にとっては、少々、大雑把なプレイでも許されるため、歓迎すべきものと言えるでしょう。
この点に関しては、「SPLINTER CELL」シリーズの伝統だった、どんな行動を起こすにもステルスありき、から逸脱してしまって残念に思ったところもあるのですが、そのあたりはUBI SOFTもしっかりと考えてくれていました。

確かに、「STORY」はごり押しできる部分もあるのですが、これが「HUNTER」や「LAST STAND」となると、やはり、ステルス要素はとても重要なものになってくるのです。
「HUNTER」は、敵に見つかってしまうと、一気に敵の数がスタート時点の倍に増えてしまいますし、「LAST STAND」でも敵の集中攻撃を受けることになります。「SPLINTER CELL」シリーズの伝統的な楽しみ方は、こちらで味わえばいいということなのです。
敵を素手で倒している状態で、敵をマーキングすると、その敵をYボタンを押すだけで倒すことができ、敵を素手で倒していない状態でも、敵をマーキングすれば、敵の居場所を特定することができる、というのも、本作から入れられた大きな要素です。
Yボタンさえ押せば敵を倒してくれるというのはゲーム的な部分ではあるのですが、そのために敵を素手で倒さなければならなかったり、いつそれを使うのかといったことに頭をめぐらせなければならないという意味では、十分に楽しめるものになっています。
「P.E.C. CHALLENGE」は、ものによってはかなり面倒で、作業的な部分も出てくるため、諸手を挙げて歓迎とはいかないのも事実ですが、クリアしたゲームの興味を持続させるという意味では悪くはありません。
プレイしていれば自然に解除されるものをもっと多くしてほしかったところですが、このシステムを次回作にも入れるのであれば、多少は配慮してもらえれば、より良きものになることでしょう。
「HUNTER」と「LAST STAND」に関しては、前者は1人プレイでも十分に楽しめるものですし、後者は2人プレイ前提ながら、その分、達成感は大きなものになります。
「LAST STAND」はウェーブが最大20までと少し冗長なところがありますが、「HUNTER」は現時点でも完成の域に達していると言え、次回作でも採用してほしいところです。

【LONGEVITY】10
「STORY」は、難易度リアルでもある程度はごり押しでいけるところがあり、15時間前後でクリアできるのではないかと思います。
「COOP & MULTIPLAYER」は、フレンドと協力してプレイすれば、クリアするだけなら「CO-OPSTORY」と「HUNTER」は、5時間から10時間ぐらいで終えられるでしょう。「LAST STAND」は、どこまでこだわるかで異なってきますが、それよりは確実に時間がかかります。
また、それぞれの実績を意識してプレイすると、より多くの時間がかかります。チャレンジも、作業が多く、効率良くやらないと、いくらでも時間を食われます。
もっとも、どのようなプレイ形態で臨むにせよ、時間をかけただけの楽しみと達成感は得られるはずです。

【OVERALL】10
「SPLINTER CELL」シリーズは、前作となる「Tom Clancy’s DOUBLE AGENT」が2006年10月17日の発売で、本作は発売延期を繰り返して実に3年6ヵ月ぶりの新作ということになります。
「GHOST RECON」と「RAINBOW SIX」がとっくに2作ずつリリースされていることを考えれば、かなり苦しんだ末での新作発売ということになります。
毎回のように進化を遂げる「SPLINTER CELL」シリーズですが、本作は、その中でも3年6ヵ月が物語る劇的な変化を遂げています。
本来、こうした変貌は、失敗に終わることもあるのですが、本作は、「STORY」だけでなく、「HUNTER」や「LAST STAND」といったモードを加えることで、「SPLINTER CELL」シリーズを本作で初めてプレイする人だけでなく、「SPLINTER CELL」シリーズのファンをも納得させるつくりをしてきました。
ステルスアクション好きだけでなく、広く「Xbox 360」ユーザーにも勧められます。

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