1988年4月30日、5月1日/富士スピードウェイ
全日本スポーツプロトタイプカー選手権第3戦&富士ロングディスタンスシリーズ第2戦です。開幕からのポルシェ2連勝を受けての1戦となります。予選順位は、以下の通りです。
1. 日石トラストポルシェ(バーン・シュパン、ジョージ・フーシェ)1.18.722
2. ミノルタ トヨタ88C(ジェフ・リース、関谷正徳、鈴木恵一)1.19.267
3. OMRON・PORSCHE・962C(ケネス・アチソン、プライス・コブ)1.19.896
4. ROTHMANS PORSCHE 962C(エジェ・エルグ、マウリツィオ・サンドロ・サラ)1.20.100
5. タカキュートヨタ88C(パオロ・バリラ、ティフ・ニードル、小河等)1.20.226
6. レイトンハウスポルシェ962C(クリス・ニッセン、ハラルド・グロース)1.20.293
7. ADVAN・ALPHA・962C(高橋国光、茂木和男)1.20.922
8. ニッサンR88C(長谷見昌弘、鈴木亜久里、アラン・グライス)1.21.666
9. レイトンハウスポルシェ962C(長坂尚樹、星野薫、影山正彦)1.21.862
10. NISSAN R87V PERSON’S(和田孝夫、アンデルス・オロフソン、鈴木利男)1.22.107
11. フロムエーポルシェ962C(岡田秀樹、スタンレー・ディケンズ)1.22.270
12. STPトヨタ88C(スティーブン・アンドスカー、アンドリュー・ギルバート・スコット)1.22.319
13. カルソニックニッサンR88C(星野一義、高橋健二、ウィン・パーシー)1.22.670
14. サード・トヨタMC88S(佐々木秀六、浅井順久)1.24.251
15. マツダ767(片山義美、寺田陽次朗、従野孝司)1.24.422
16. NWB757LENOX(白鳥哲次、藤井修二、藤枝輝光)1.31.484
17. ゲインズ63C(米山二郎、福山英夫、五藤久豊)1.33.602
18. カクタス自動車RX-7SPL(菅井巖、菅井弘、小西雄)1.47.198
結果は、レイトンハウスポルシェ962C(クリス・ニッセン組)が優勝、ポルシェ962Cが5位までを独占しています。日本車は、トヨタ88Cの6位が最上位です。
読み物はシンプルで、「ル・マンへの道-“耐久”に賭けるメーカーの戦い」だけです。それも、ほとんどが写真で、文章量は、最小限しかありません。
ポルシェは3Lツインターボ(700馬力)、トヨタは2.1Lシングルターボ(680馬力)、日産は3Lツインターボ(750馬力)、マツダは654cc×4ローター(550馬力)で、1000kmを510Lのガソリンで走らなければなりません。ちなみに、トヨタの次期車両トヨタ88C-Vは、3169ccツインターボで800馬力のエンジンを搭載します。
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