「SUZUKA Sound of ENGINE 2016 RICHARD MILLE」

「SUZUKA Sound of ENGINE 2016 RICHARD MILLE」を見るために、2016年11月20日に鈴鹿サーキットに行ってきました。
同イベントは、鈴鹿サーキットが1962年に日本初の本格的国際レーシングコースとして開場し、50周年を迎えた2012年に1年を通じて開場50周年事業として、日本のモータースポーツを振り返るアニバーサリーイベントを開催したことに端を発します。
2015年5月に第1回のヒストリックイベント「SUZUKA Sound of ENGINE」を行い、この歴史的価値を絶やすことなく維持し続けるために、自動車・バイク、そして、モータースポーツが持つ貴重な歴史にスポットライトを当てました。
2年目となる2016年は開催日を11月19、20日に移し、日本国内のみならず海外からも、歴史的価値が高く、モータースポーツファンの印象に強く残っている往年の名車を招聘し、様々なゲストたちとともに、日本の自動車・バイク、モータースポーツの歴史を振り返る夢のようなイベントへと成長させました。

私は、そんなイベントに日曜日に出かけました。この週末は、比較的暖かく、土曜日の22時から例によって鈴鹿サーキットの駐車場で車中泊したのですが、早朝でも特に寒いということはありませんでした。
3月の鈴鹿や5月の富士の場合、車中泊すると深夜から早朝にかけて冷え込むのですが、陽気が良かったおかげて11月の鈴鹿でも寒くはなかったのです。
その暖かさは日曜日も続き、晴れ時々曇りといった天気の中、半袖のTシャツで過ごす人もいたほどでした。
日曜日のイベントは、以下のようなスケジュールで進んでいきました。

8:00 ゲートオープン
8:15~8:30 60年代プロトタイプ 練習走行(東コース)
8:35~8:50 Historic Formula Register 練習走行(東コース)
8:55~9:10 OPENクラス 練習走行(フルコース)
9:15~9:35 LEGEND of Fomula1 練習走行(フルコース)
9:45~10:25 CLASSIC BIKE 練習走行(東コース)
10:25~10:50 WGP250 トークショー & デモラン(トークショー15分 & 東コース4周)
10:55~11:15 Pagani Presentation(フルコース)
11:20~11:50 RICHARD MILLE TIME TRIAL(フルコース)
11:55~12:15 Group C 練習走行(フルコース)
12:30~13:00 グリッド & ピットウォーク
13:15~13:45 LEGEND of Fomula1 デモレース(フルコース10周/最大20分)
13:45~14:15 RICHARD MILLE PARADE(フルコース)
14:20~14:35 CLASSIC BIKE デモレース(東コース5周)
14:35~15:00 60年代プロトタイプ トークショー & デモラン(東コース5周)
15:05~15:30 Historic Formula Register デモレース(東コース10周/最大20分)
15:35~16:05 Group C デモレース(フルコース10周/最大20分)
16:10~16:35 フィナーレパレード(フルコース)
18:00 ゲートクローズ

GPスクエア

10:00~10:30 【ステージ】Group C トークショー
10:30~11:00 【ステージ】F1 トークショー
11:30~12:00 【特設ブース】マン島TT エンジンサウンドパフォーマンス
12:20~12:45 【ステージ】Hondaライダー トークショー
12:45~13:10 【ステージ】60年代ニッサンワークス トークショー
14:10~14:35 【ステージ】永遠のライバル 星野 vs 中嶋 トークショー
15:00~15:30 【特設ブース】マン島TT エンジンサウンドパフォーマンス

けっこうびっしりとしたスケジュールで、私は、午前中は2コーナーイン側の激感エリアに陣取り、その場で軽く昼食をとり、グリッド&ピットウォークを経て、いったんピットビル3階ホスピタリティテラスに行ってから、最終コーナーを経てシケインに行き、フィナーレパレードでグランドスタンドに戻ってきました。
グループCは大半が生でレースで見ている車両で懐かしかったし、それなりのスピードで走行しているのが良かったです。後ほどタイムをチェックすると多くの車両が2分01秒台から09秒台で走っており、けっこう速かったことが分かります。ちなみに、F1の上位2台は2分を切っていました。
このように、イベント全般としてはなかなか良かったのですが、まだまだ改善する余地もあります。
まず、リシャール・ミルがイベントスポンサーで、個人コレクションである1973年型のティレル006と1975年型のフェラーリ312Tを出場させたり、何らかの協力をしているようではあるのですが、「RICHARD MILLE TIME TRIAL」や「RICHARD MILLE PARADE」のようなスーパーカーのイベントに午前午後30分ずつ割いたり、「Pagani Presentation」のようなパガーニが3台走行するだけというイベントに20分も使ったりして、そのしわ寄せで他のイベントが短くなったり、グリッド&ピットウォークが30分だけという弊害も出ていました。
グリッド&ピットウォークは、あれだけの人が参加していたため、列の後方に並んだ人は実質15分程度しか見られず、真ん中あたりに並んだ私も、ピットに並んでいる車両には目もくれず、グリッドのグループCとF1の写真を急ぎ足で撮って、それでも最後は時間が足らずにタイムアウトになるほどでした。

実際、「グリッドウォークの時間が短い」という声はけっこう聞かれ、誰しもが不満に感じていたことと思います。
2016年は、リシャール・ミルの協賛は必要ないし、グリッドウォークを中心にもっと時間を有意義に使ってほしいところです。
また、公式プログラムが、2015年は1500円だったのが、2016年は2000円に値上がりしていました。通常のレースプログラムは1000円で、WECは1500円でしたが、プログラムの厚さだけ見ても、通常のレースプログラムと変わらず、とても2000円の内容とは思えません。そのため、私は購入しませんでした。
安くはない入場料を払っているのですから、12ページから16ページの小冊子をサーキット入場時に配布すれば良さそうなものです。
金曜日のタイムスケジュール公開も11月15日と遅かったです。私のように遠方から行く場合、このタイムスケジュールを調べてから金曜日に見るかどうかを決めるため、ホテルも予約していなかったし、細かなタイムスケジュールはともかく、何時から何時の間に走るかぐらいはもっと早く発表してほしかったところです。
このように、問題点も多々あるイベントだったのですが、イベントの趣旨はいいし、参加車両もまずまずなので、2017年以降は改善して継続されることを期待したいものです。
もっとも、毎年、似たような車両が走行しても飽きるので、その年のSUPER GTやスーパーフォーミュラのデモレースを行ったり、スーパーフォーミュラのルーキーテストを併催したりするのもいいと思います。

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