2018 AUTOBACS SUPER GT Round 2「FUJI GT 500km RACE」を見るために、2018年5月3日の早朝から富士スピードウェイに行ってきました。
予選からの観戦は6年連続になりますが、ゴールデンウィーク後半戦の初日ということで、2017年同様に国道246号の迂回路を使い、国道246号には東海大学病院の手前から入りました。
朝5時18分に自宅の駐車場を出たのですが、迂回路はもちろん空いていて、国道246号もひどい渋滞はなかったため、7時18分には富士スピードウェイに到着しました。
休日に国道246号だけで行くと、順調なら1時間45分、適度に混んでいれば2時間かかるので、迂回路を使ったとはいえ、ゴールデンウィークで2時間で着けば優秀です。
2016年、2017年に比べてわずかに早く着いたこともあり、予定通りP15駐車場にも楽々駐車することができました。
もっとも、深夜からの激しい雨は8時30分には収まったものの、富士名物の霧が出始め、公式練習の開始時間にはそれが濃霧になり、予定時間の8時40分に走行を開始することができませんでした。
私は、例によってダンロップコーナーのイン側で写真と動画を撮るために待機していたのですが、15分ずつの開始時間延長で延長時間が1時間に及んでも霧が晴れる気配がないため、終了の10時25分までの走行は無理と判断し、「Orizuru」とイベント広場に移動しました。
私は、過去に何度か霧によるレース中止を経験しており、それらは2~3時間経っても改善することがなかったため、今回も無理と考えたのですが、予想通り中止になりました。
そのため、イベント広場を見てからシャトルバスに乗ってP15まで戻り、車内で軽い昼食を摂りました。
午後は、12時50分から13時20分までのスケジュールで、急遽、公式練習が組み込まれ、30分と短かったため、ずっとダンロップコーナーで観戦しました。
予選も、GT300が14時45分~15時05分、GT500が15時15分~15時35分、の計時予選方式に変更になったため、例によってグランドスタンドで観戦。
富士のグランドスタンドは、日陰で風の通り道になることもあるのか、例によって少し寒く、Tシャツに長袖シャツという姿で見ていました。予選は短時間なので、これで十分です。
予選は、GT500は、レクサスLC500が速さを見せて上位5位までのうち4台を占めたのですが、日産もMOTUL AUTECH GT-Rが2番手と2017年に続いて気を吐き本番が楽しみになりました。
また、NSX勢も、MOTUL MUGEN NSX-GTが6番手と善戦しています。しかも、15台全車がほぼ1秒以内に収まっており、差のないレースが楽しめそうです。
GT300は、ARTA BMW M6 GT3が1分36秒573でポールポジションになり、上位7台が1分36秒台で、こちらも上位争いが期待できそうです。
予選が終わったら、またイベント広場を眺めてから、シャトルバスでクルマに戻り、ポータブルテレビのSDカードで録画したものを見ながら軽い夕食を摂りました。
そのままベッドメイキングして、と言ってもフリースと寝袋、バッグ、枕などで寝場所を作るだけですが、20時過ぎには寝ました。富士の車中泊は、寝始めは寒くないのですが、日付が変わる頃には、通常はかなり冷えてきます。
2018年は、寝袋をもう1枚購入して寝袋を2枚重ねにするとともに、リアウインドに貼る目隠しもアルミを4つ折りにして大きな窓からの冷気を抑えるようにしました。それほど気温が下がらなかったことも手伝い、寒くて起きることはありませんでした。ただ、寝返りのできないクルマなので、寝返りのタイミングでは目を覚ましてしまいます。
さて、決勝日は、朝4時30分には起きて、再び、ポータブルテレビのSDカードで録画したものを見ながら軽い朝食を摂り、2017年から朝のフリー走行がなくなってしまったため、10時30分までは引き続き録画したものを見て過ごしました。
11時前にシャトルバスでグランドスタンドに移動して席を探し、11時30分前には表彰台の斜め右45度ぐらいのところに着席しました。2018年は、13時00分からウォームアップ走行とスタート進行があり、遅くとも12時00分には席に座っている必要があります。
11時30分ならグランドスタンドの最終コーナー寄りに楽に座ることができ、12時00分でもここなら1人分だったらなんとか座ることができます。また、スタート時はグランドスタンドに座れなくても、徐々に席を立つ人が現れるため、レース真ん中の55周あたりには簡単に座ることが可能です。
決勝は、スタート進行も合わせると6時間以上、グランドスタンドにいるため、Tシャツ+長袖シャツ、フリース、ジャンパーと、徐々に重ね着しています。
グランドスタンド下側は、13時頃までは晴天だと直射日光が直撃して暑いし日焼けもするのですが、14時になると大半が日陰になり、風も少しあるため、寒い日には手袋と使い捨てカイロがあると楽になることもあります。
レースの方は、やはり、レクサスLC500勢が強かったのですが、MOTUL AUTECH GT-Rがロニー・クインタレッリのドライブでスタート直後からスパートし、レースを盛り上げてくれます。
それをレクサスLC500勢が追いかけるという展開でなかなか楽しめました。また、MOTUL MUGEN NSX-GTも序盤は食らいついていたのですが、徐々に後退し、NSX勢が振るわなかったのが残念です。
ピットを2回終了した3スティント目は、MOTUL AUTECH GT-Rがロニー・クインタレッリがアウトラップから猛スパートし、2スティント目に小林可夢偉に代わってGT500初参戦した坪井翔がトップを快走したDENSO KOBELCO SARD LC500も、追撃及ばず盛り上がらなかったのが残念なところです。
終わってみれば、MOTUL AUTECH GT-Rが9.738秒差で優勝、レクサスLC500が2位から5位を占めました。また、カルソニック IMPUL GT-Rが6位に入ったのですが、後方から徐々に上位に上がるという我慢のレースが目につきました。
ホンダ勢は、トラブルもあったものの、ARTA NSX-GTの8位が最上位と残念な結果に終わりました。もっとも、開幕戦とは違った結果になって、これはこれで良かったと思います。
GT300は、ARTA BMW M6 GT3が25.929秒差という大差でポール・トゥ・ウィンし、優勝争いという意味では凡戦になりました。2位を追走していたSUBARU BRZ R&D SPORTがトラブルでリタイアになってしまったのも、これに輪をかけました。第3戦以降、ノーウエイトハンデ勢の奮起に期待したいところです。
帰りは、表彰式を見てから、P15まで歩いて19時前には駐車場に戻りました。着いた際にはまだ駐車場を出るクルマで混んでいたため、夕食を摂り、ポータブルテレビのSDカードで録画したものを見ながら、駐車場から出るクルマが減るのを待っていました。
2016年までは、P15ならクルマに戻ってすぐに出られたのですが、2017年以降はすぐに出られなくなってしまいました。表彰式まで見てから帰る人が増えたのでしょう。結局、クルマが流れ出した20時40分に駐車場を出ることにし、道路までは1分で出ることができました。
帰りは、2017年は19時40分に駐車場を出て国道246号から帰って自宅に着いたのが23時40分ぐらいで4時間もかかってしまったため、道志に回るか最初から国道246号にするか迷ったのですが、道志なら国道246号ほど混むことはないと考えて道志に回りました。
道志も半ばまでは流れが悪かったのですが、自宅に着いたのが日付が変わって0時10分と、結局、3時間30分で着くことができました。霧で公式練習が中止になるというハプニングもあったものの、まずまずの2日間だったと思います。
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