「SUPER FORMULA公式合同テスト」(2019.3.26富士)

「SUPER FORMULA公式合同テスト」を見るために、3月26日に富士スピードウェイに行ってきました。SUPER FORMULAの公式合同テストが春に富士で行われるのは2017年から3年連続となり、すっかり定着しました。
テストは、午前が9時00分~11時00分、午後が14時00分~16時00分、間が3時間開くのですが、TCRの公式テストが12時00分~13時00分、公開記者会見が12時00分~12時40分、ピットウォークが13時00分~13時30分、といい具合にスケジュールが埋まっており、中だるみすることなく楽しむことができます。
ただ、直前の天気予想ではそこそこの天気だったはずですが、富士に向かう道中は秦野中井あたりでしっかりとした雨が降り、富士に着いてようやく雨が止んでも午前中は曇ったままで手袋が必要なほどの寒さでした。

私は、午前中は、クルマはパドック内に駐車し、写真と動画を撮りながら、レクサスコーナー、ダンロップコーナー、アドバンコーナー(ヘアピンコーナー)と移動しました。
午前中は、路面こそドライだったものの、気温と路面温度が低いこともあったのか、マシントラブルによる赤旗中断が4度も起こるという異例の事態になりました。山本尚貴がガス欠でストップ、中嶋一貴が左フロントタイヤが外れるという考えられないことが起こったのですが、いずれも目の前で起こったのも奇遇でした。
それでも、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGに移籍した山本尚貴が1分21秒742でトップタイムをマークしたのはさすが。TCS NAKAJIMA RACINGのアレックス・パロウが1分22秒021で3番手と、こちらも楽しみです。

昼休みは、公開記者会見が、前半が平川亮と牧野任祐、後半が山本尚貴と石浦宏明。TCRとバッティングするのがもったいないと思っていたのですが、公開記者会見はピットビル2階クリスタルルームなので、ストレートを走るTCRは見られるため、記者会見を聞きながらTCRを眺めるという贅沢な時間を過ごすことができました。
記者会見とはいえ、かしこまった感じではなく、クリスタルルームで立ち見(床に座り見)できるものなので、後ろの方だと窓からストレートを見ていることもできたのです。
TCRは、アウディRS3 LMS、ホンダ・シビック タイプR TCR、フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR、アルファロメオ・ジュリエッタTCRの4車種が参戦し、SUPER FORMULAのサポートレースとなるため、それなりには楽しめるかもしれません。

昼から天候が好転し、午後はほぼ快晴で気温も路面温度も上がり、手袋も不要な暖かさでした。コカ・コーラコーナーを少し眺めてから、例によってTGRコーナー(1コーナー)で大半の時間を過ごしました。
ただ、終盤近くまでは、各チームともそれぞれのメニューを淡々とこなしており、赤旗中断は一切なかったものの、本格的なタイムアタックも見られないという、公式テストとしては少しのんびりした状態でした。
本格的なタイムアタックが始まったのは、残り15分ぐらいから。結局、坪井翔が1分22秒204でトップタイム、ルーカス・アウアーが1分22秒391で2番手と新鮮な顔ぶれで、不調だった石浦宏明も1分22秒393で3番手と復調気配です。

ルーカス・アウアーとハリソン・ニューウェイはずっと苦戦している感じだったのですが、ハリソン・ニューウェイも1分22秒753で6番手に入っています。B-Max Racing with motoparkということで、motopark効果が出ているのでしょうか。
2019年はオーバーテイクシステムが100秒の時間制になるなど、ぎりぎりまで細かなルールが調整されるようで、2018年よりもオーバーテイクの機会が増えそうで、移籍や新戦力同様に期待できます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました