「週刊 SUBARU BRZ GT300」(デアゴスティーニ)総額24万円の創刊号を買ってみた

あのデアゴスティーニから、週刊パーツ付きマガジンシリーズ「週刊 SUBARU BRZ GT300」が2024年9月24日に創刊になったので買ってみました。
デアゴスティーニと言えば、分冊百科として様々なジャンルの付録付き冊子を週刊や隔週刊で発売することで知られていますが、いよいよSUPER GT参戦車両も発売されたので創刊号だけでもと買ってみたのです。
というのも、ご存じの方も多いと思いますが、デアゴスティーニのマガジンシリーズは創刊号だけは創刊号特別価格で大幅に安くなっており、490円などのバーゲンプライスで手に入れることができます。
ただ、第2号以降通常価格は1999円などと週刊誌・隔週刊誌の価格としては高額で、気軽に手にすることはできません。
「週刊 SUBARU BRZ GT300」も、全120号が予定されており、すべてそろえた場合は単純計算すると23万8371円になります。
その上、マガジンケースだのディスプレイケースだのキットだのも買った場合、30万円も視野に入ってきます。
当サイトをご覧いただければ分かるように私もかなりのモータースポーツ好きであり、SUPER GTも現地・テレビを合わせて全戦欠かさずに見ていますし、「SUBARU BRZ R&D SPORT」もけっこう好きな車両です。
それでも、総額30万円が見えてくるとなると、おいそれとは定期購読に乗り出せるものではありません。もっとも、創刊号特別価格の490円なら気軽に変えるため、それだけでも買っておこうとなったわけです。

さて、そんな「週刊 SUBARU BRZ GT300」ですが、「SUPER GT」の2021年シリーズGT300クラスシリーズチャンピオンを制した「SUBARU BRZ R&D SPORT」を1/8スケールモデルとして再現したものになります。
1/8スケールだけに全長約57.5cm×全幅約24.4cm×全高約14.5cmという巨大さで、ボディのスポンサーデカール、エンジンルームや足回りなど2021年最終戦の仕様が完全に再現されています。
また、ダイキャストとABS樹脂で構成された車両は、レーシングマシンならではの構造とディテールが忠実に再現されているのが特徴です。
フロントフードとリアパネルは着脱可能でエンジンやサスペンションが再現され、フロントウィンドウのポジションディスプレイはドライバーのイニシャルなどを切り替えて表示できます。
さらに、ヘッドライトやウィンカー、パッシングライトだけでなくインストルメントパネルやセンターコンソールのLEDも点灯し、エンジンの始動音や2速ギアでのエンジン音なども搭載しています。
これらはステアリングホイールを再現した特製デザインのリモコンで操作することができるようになっており、「SUBARU BRZ R&D SPORT」のファンのみならず、SUPER GTファンなら誰もが手に入れたい仕様になっています。

マガジンは、「SUBARU BRZ GT300 & STIのすべて」、「SUBARU BRZ GT300チャンピオンへの軌跡」、「組み立てガイド」、「Column」で構成されています。
「SUBARU BRZ GT300 & STIのすべて」は、「SUBARU BRZ R&D SPORT」のメカニズムや性能などを詳しく解説。ドライバーや開発担当者などへのインタビューによりレースでの裏話や開発秘話も紹介します。
「SUBARU BRZ GT300チャンピオンへの軌跡」は、「SUBARU BRZ R&D SPORT」が2021年シリーズチャンピオンとなった年の各レースを皮切りに戦歴を詳しく振り返ります。
「組み立てガイド」は、各号のパーツの組み立て方を順を追って写真とともに分かりやすく説明します。
「Column」は、「BRZ」や「SUBARU BRZ R&D SPORT」にまつわる話題を掲載。SUBARU伝統のボクサーエンジンについてなど興味深いトピックスが掲載されます。

実際に創刊号を手にした印象ですが、パッケージはかなりしっかりと作られており、丈夫で美しい仕上がりです。背表紙もなかなかのデザインで本棚に並べても上質感と存在感があります。
扉を開くと、例によって薄いマガジンがあります。このマガジン、書店にならべるためのおまけ感が強いのですが、「週刊 SUBARU BRZ GT300」も雑誌や分冊百科と考えると質素ではありますが、サーキットでもらえる小冊子以上の内容はあります。
小冊子以上の内容があるということは120号そろえるとそれなりのボリュームにはなりますが、第2号以降通常価格が1999円ということを考えると物足りないのは確かです。
“パーツ付きマガジン”のおまけですが、創刊号はフロントバンパーになっています。創刊号だけに車両の顔と言えるフロントバンパーがおごられているのでしょう。
そのフロントバンパーはかなり仕上がりが良く、1/8スケールで組み立ててもサイズ感に負けないものになりそうです。
私は、総額24万円、すべてそろえると30万円も見えてくる価格だけに創刊号だけにしておきますが、どれぐらいの人が120号すべてそろえるのでしょうか。

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