2000円で買えるXbox Oneワイヤレスコントローラー「TECTINTER 2.4Gワイヤレスコントローラー」レビュー

Xbox Oneワイヤレスコントローラー「TECTINTER 2.4Gワイヤレスコントローラー」がAliExpressで$21.61で販売されていたため購入してみました。
初代「Xbox」、「Xbox 360」をプレイしていた際にはサードパーティーのコントローラーをいろいろと買っていたのですが、「Xbox One」の場合は純正コントローラーが優秀過ぎ、これといったワイヤレスコントローラーも販売されていないため、サードパーティーのコントローラーに手を出していませんでした。
しかも、アメリカ版「Xbox One Day One」付属コントローラー、日本版「Xbox One X Project Scorpio エディション」付属コントローラー、メインで使用中の「タイタンフォール リミテッドエディション」、予備で未使用の「Gears of War 4 Crimson Omen Limited Edition」、と4個のコントローラーがあり、個数的にも間に合っています。
「プレイステーション4」は、予備のコントローラーを持っておらず、Tomtopで純正クローンのコントローラーが$18.98で販売されており、純正ではなかったため買わなかったのですが、しばらくしてYouTubeでリポートがあり、純正と同等のクオリティを備えていることが分かりました。
しかし、Tomtopでは既に販売終了しており、eBayかAliExpressで同じものがないか探してみたのですが、似たようなものはあっても同一のものはなく、残念な思いをしました。
その際に、AliExpressで見つけたのが、今回紹介する「TECTINTER 2.4Gワイヤレスコントローラー」です。
名称は「2.4G Wireless Controller For Xbox One Console For PC For Android smartphone Gamepad Joystick」、ブランドは「TECTINTER」、となっており正式名称が今ひとつ分からないのですが、ここではとりあえず「TECTINTER 2.4Gワイヤレスコントローラー」としてみました。

このコントローラーの魅力は、ワイヤレスにもかかわらず$21.61という低価格で販売されていることです。11月11日の独身の日には$20.41になっていたので、セール時を狙って買えば約$20.00で手に入れられることになります。
スペックを見ても、低価格でありながら、なかなか優秀なコントローラーです。2.4GHzのワイヤレスコントローラーで、「Xbox One」だけでなく、Windowsパソコン、アンドロイドタブレット、アンドロイドスマートフォン、TVボックス、スマートTV、プレイステーション3、などに対応します。
「Xbox One」とは、「Xbox One」本体のUSBポートに付属のアダプターを差し込んで接続します。また、Micro USBアダプター、USB Type Cアダプターも標準で付属し、$2.00ほど追加すればフォンクリップも付けられます。
500mAHバッテリーを内蔵し、付属の充電ケーブルなどで2-3時間充電すると、最大8mの距離で7時間使うことができます。遅延は「almost zero」ということで、ダブルモーターバイブレーションも備えています。
フォルムや大半のボタン類の配置は純正コントローラーに準じたオーソドックスなもので、グリップ部アウト側にノンスリップテクスチャー、日本でいうシボが施されており、コントローラーをホールドしやすそうでした。
そんなわけで、急ぐこともないため、送料無料になるeパケットで注文することにしました。10月23日深夜に注文し、26日に発送され、11月7日に到着したのですが、eパケットだと20-40日かかるそうなので、発送から12日で着けば優秀です。参考までに、日本語訳されたトラッキングを原文のまま載せておきます。

2019-11-07 13:05 日本、[日本] 適切な投資
2019-11-07 10:24 日本、[日本] 配達の手配
2019-11-06 16:48 日本、日本配達局に到着
2019-11-06 13:00 川崎、出荷先通関完了
2019-11-06 13:00 日本、出発[日本]
2019-11-06 12:59 日本、海外輸入税関リリース
2019-11-06 12:59 日本、税関リリース
2019-11-06 09:00 川崎、海外輸入税関留保
2019-11-06 09:00 川崎、海外税関に送付
2019-11-06 08:59 川崎、海外輸入税関に送付
2019-11-06 01:11 川崎、送達地に到着
2019-10-28 19:19 深セン市、航空会社に輸送
2019-10-27 21:15 深セン市、郵便深セン国際郵便交換局は、直接シールを輸出しました
2019-10-27 09:27 深セン市、郵便深セン処理センターを出発し、次の停留所[ポスト深セン国際郵便交換局](転送)
2019-10-27 03:51 深セン市、郵便深セン処理センターに到着(転送)
2019-10-26 22:23 シャントウ市、シャントウ市郵便処理センターを出発し、次の停留所[ポスト深セン処理センター]
2019-10-26 18:28 シャントウ市、シャントウエクスプレス監督センターを出発し、次の停留所[シャントウ市メール処理センター]
2019-10-26 10:55 シャントウ市、シャントウエクスプレス規制センターは、投資家: XXXXX、電話:XXXXXXXXXXXを押収しました

さて、実際に送られてきたコントローラーは、商品ページのユーザーレビューにもあったとおり、コントローラーをプチプチで覆った状態で到着しました。
コントローラーがすっぽり入る空気がたっぷり入った袋をさらにプチプチでくるみ、付属のアダプターもそこに同梱するという状態で、これならケースに入れられていなくても問題なさそうでした。
実際、コントローラーのどこにも傷などの不具合はなく、見た目も想像以上にきれいで、なかなか雰囲気のあるコントローラーです。$21.61のコントローラーとしては十分すぎる質感の高さです。
手に持ってみても、純正のコントローラーと形状やボタンの配置が似通っていることもあり、違和感もなくしっくりと収まります。しかも、グリップ部アウト側のノンスリップテクスチャーが手のひらに当たるため、ホールド感がより一層高まります。
接続も、「Xbox One」本体のUSBポートにアダプターを差し込み、コントローラーのホームボタン(Xboxボタン)を押せば、あっけないぐらい簡単に瞬時につながり、すぐに操作することができます。
ただ、このコントローラーの中でボタンなどの配置が純正コントローラーと唯一明らかに異なるのが、このホームボタンです。純正コントローラーはXboxボタンが12時の位置のパネルの中にあるのですが、このコントローラーの場合は時計の中心部にあります。
そのため、純正コントローラーに慣れていてブラインドタッチしようとすると、単にパネルを押しているだけということになります。私は、プレイ中に録画するなどのために頻繁にXboxボタンを押すため、最初は戸惑いました。
このコントローラーは1台のアダプターで4台まで対応できるため、今自分が何Pでプレイしているか、1から4までのLEDインジケーターが光って知らせてくれます。そのインジケーターがパネル下部にあり、パネルが純正コントローラーよりも狭くなっていることから、ホームボタンが中央に移動したのかもしれません。
これに関しては、インジケーターを中央に縦に配するなどして工夫してほしかったところです。ちなみに、ボタンにXのマークこそ刻まれていないものの、形状とサイズは純正コントローラーと同じです。

また、ビューボタンとメニューボタンは、純正コントローラーが丸いボタンにマークが印字されているのに対し、このコントローラーは横長の楕円形でマークはなく下に「BACK」、「START」と印字されています。ゲーム中はマークで指示されることが多いので、どちらが左でどちらが右かを覚えていないと少し戸惑うこともあるかもしれません。
それ以外のボタン類は、わずかに大きいものがあるぐらいで、配置も形状も似通っており、ボタンを押したり、トリガーを引いたりした感覚も悪くありません。ただ、深く押し込んだ際の音が純正コントローラーよりも少し安っぽい感じはします。
左右のトリガーは、360度滑らかには回るのですが、ニュートラルに戻ろうとする反発がまだ少し強いため、位置を合わせたり照準を合わせたりといった微妙な調整には気を遣います。新品なので、しばらく使っているうちに反発も弱まってくるだろうと期待はしています。
それから、オンラインマルチプレイをする人にとっては大事なことだと思うのですが、拡張端子と3.5mm端子はありません。クルマの運転席周りでよく見るような単なるダミーになっています。
重量は、実測ですが、純正コントローラーに充電池2本を入れた状態で277gなのに対し、このコントローラーはわずか203gしかありません。両者を持ち比べると、純正コントローラーがずしっと重みを感じるのに対し、このコントローラーはふわっと軽く感じます。
純正コントローラーだけ使っているとこういうものだと思って特に重くは感じないのですが、比べてしまうと違いは歴然です。だからと言って、純正コントローラーには戻れないというわけでもないのですが、この軽さは嬉しいです。
なお、内蔵されている充電池ですが、ふたを開けて交換できるような構造にはなっていません。充電池が十分にロングライフなのか、充電池の寿命が来る頃にはどこかに不具合が出てくるのか、安いから充電池の性能が落ちてきたら買い替えるのか、そのあたりは定かではありません。
こうして見てきましたが、2P、3P用のコントローラーや予備のコントローラーとしてはもちろんのこと、シングルプレイ専門に使う分には、メインのコントローラーとしても十分に機能するコントローラーだと思います。

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