「Xbox Summit 2005」

「Xbox Summit 2005」が、2005年7月25日、東京・赤坂プリンスホテルで開催されました。
同サミットは、ピーター・ムーア・マイクロソフトコーポレーション ホーム&エンターテイメントディビジョン ワールドワイドマーケティング&パブリッシング コーポレートバイスプレジデント、丸山嘉浩マイクロソフト株式会社執行役Xbox事業本部長のあいさつに続き、間中信一プロダクトディベロップメントリミテッド/Xbox事業本部プラットフォーム開発統括部統括部長の「Xbox 360」の機能説明が行われています。
そして、泉水敬マイクロソフト株式会社業務執行委員Xbox事業本部マーケティング部長兼ゲームコンテンツ推進部長の司会により、注目のタイトルラインナップが紹介されています。以下は、メーカー、登壇者、コメント、タイトルの順です。映像出展は、基本的にプレイ画像になっています。

BIZARRE CREATIONS LIMITED/ニック・デイビス・デザインマネージャー「前作ではクルマ全体に1万ポリゴン使っていましたが、本作ではエクステリアに4万ポリゴン、インテリアに4万ポリゴン使っています。サウンドデータも前作以上です」。「PGR 3 -PROJECT GOTHAM RACING 3-」。

ゲームリパブリック/岡本吉起代表取締役CEO「次世代機でも、手に取ってすぐに簡単操作で遊べるボードゲームタイプのパーティゲームは必要です。ゲムリパのエブリパと覚えてください」。「エブリパーティ」。

キューエンタテインメント/水口哲也代表取締役チーフクリエイティブオフィサー(CCO)「日頃から、N3と呼んでいるので、タイトルをN3と変えました。RPGらしい奥深いストーリーのある作品ですが、今回はアクションの爽快感を味わえる映像を持ってきました」。「N3 NINETY-NINE NIGHTS」。

フロム・ソフトウェア(ビデオ出展)「日本的RPGですが、フロム・ソフトウェアらしい味付けをしています」。「エム~エンチャント・アーム~」。

ナムコ/原口洋一常務執行役員CTカンパニーバイスプレジデント「ナムコは、すべてのジャンルでXboxのソフトを開発していますが、今回は4タイトルを持ってきました。「LOVE FOOTBALL」は、ひとりの選手としてのプレイを楽しむことができます。「リッジレーサー6」は、オンライン要素を最大限に活用したタイトルになります。「テイルズ」シリーズのスタッフが作るRPGもあります」。「リッジレーサー6」、「フレームシティ」、「新RPG」、「LOVE FOOTBALL」。

バンダイ/鵜之澤伸常務取締役ビデオゲームカンパニープレジデント「「機動戦士ガンダム」は、FPSで、「バトルフィールド1942」のようなゲームです。もう1本は、アニメ番組と連動したソフトで、現段階で公表すると怒られるのでお教えすることができません。更に1本、アニメと連動したゲームを開発中です」。「機動戦士ガンダム(仮称)」、「アニメ連動作品」、「アニメ連動作品」。

エレクトロニック・アーツ(ビデオ出展)「「FIFA 06」は、最高のサッカー体験ができます」。「FIFA 06」、「ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド(仮称)」、「NBAライブ06(仮称)」。

カプコン/稲船敬ニ常務執行役員開発統括「「DEAD RISING」は、ゾンビゲームですが、怖いだけでなく、コミカルな部分もあります。もう1本、ゾンビが出ないアクションゲームも用意しています」。「バイオハザード5」、「DEAD RISING」、「アクションゲーム」。

テクモ/板垣伴信常務執行役員 Team NINJA部長「「DEAD OR ALIVE Xtreme 2」は、バレーボール以外にも、いろいろと楽しめます。実は、5本目もあるのですが、泉水さんとも相談した結果、あまりにもインパクトが強いので、今回は発表を見送りました」。「DEAD OR ALIVE 4」、「DEAD OR ALIVE Xtreme 2」、「Project Progressive(アクションゲーム)」、「DEAD OR ALIVE code:Cronus」、「???」。

元気(ビデオ出展)「「首都高バトル」は、グラフィックが美しいばかりでなく、ゲームとしての楽しさを追求しています。オンラインには、特に力を入れています」。「首都高バトル」。

ハドソン(ビデオ出展)「次世代機で、「天外魔境ZIRIA」が新たなグラフィックで生まれ変われることを嬉しく思います」。「天外魔境ZIRAIA-遥かなるジパング-」。

コナミ/石塚通弘ゲームソフトカンパニープレジデント「今回はスポーツゲームばかり3本を持ってきましたが、他にも開発しているゲームはあります」。榎本真司ウィニングイレブンプロダクション エグゼクティブプロデューサー「ようやく「ウィニングイレブン」シリーズを日本のXboxでも発売することができます。発売は来年の秋頃になりますが、その頃にはXbox 360が50万台以上売れていることを期待しています」。「ウィニングイレブンシリーズ(仮称)」、「ランブルローズXX(仮称)」、「プロ野球スピリッツ(仮称)」。

スクウェア・エニックス/田中弘道ファイナルファンタジーXIプロデューサー「今回は、実機デモです。ほとんどでき上がっており、ローンチで大々的なベータテストを行います」。「ファイナルファンタジーXI」。


ただ、本サミットは、タイトルラインナップはともかく、本体の発売日や価格などに関しては、詳しく語られることはありませんでした。2005年末世界(ほぼ?)同時発売と伝えられただけなのです。これには、いささか拍子抜けでした。
Q&Aの時間すら取られず、リージョンはどうなっているのかなど、知りたいことは一切知らされないままです。このあたり、「プレイステーション3」対策かもしれませんが、もう少しサービス精神があっても良かったように思います。

さて、恒例のおみやげは、「Xbox 360ビーチサンダル」と「ボードゲーム版エブリパーティ」です。ビーチサンダルは写真ではよく分からないかもしれませんが、そのままスポッとくり抜いて履くことができます。この手のノベルティを使ってしまう人は少ないとは思いますが・・・。
「ボード版エブリパーティ」は、かなりしっかりと作られており、商品として1500円ぐらいで売っても良さそうなほどです。ルールは、ルーレットの目だけコマを進めて、1番先に「あがり」に着いた人が勝つ、いわゆる「すごろく」です。
コマを進めるための「ルーレット」や、止まったマスの効果を変更する「メダル」、他のプレイヤーを妨害する「ちからっ子」を手に入れ、上手に使ってゲームを進めるようにします。
ゲームの備品も、マップ(4枚1セット)、プレイヤーコマ(4種類)、ちからっ子チップ(4色×8枚=32枚)、メダル(48枚)、きほんルーレット(4セット)、ルーレットカード(25枚、予備5枚)、ちからっ子カード(20枚)が付属しています。マップは、4枚を田の字型に組み立てるもので、リバーシブルになっています。

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