【GENRE】
アクション、アドベンチャー、サードパーソン
【PUB./DEV.】
フロム・ソフトウェア/K2
【RELEASE DATE】
2006/10/05
【OUTLINE】
本格忍者ステルスアクションゲーム「天誅」シリーズ初の「Xbox 360」タイトルです。
「天誅」シリーズは、敵に気づかれることなく敵陣深く潜入して巨悪に天誅を下すステルスアクション性が楽しみになっていますが、本作では、どんな強敵でも背後から忍び寄り一撃必殺で倒す「忍殺」が大幅に強化され、よりリアルな忍者アクションが可能となっています。
また、キャラクターカスタマイズ機能により、男女のオリジナルキャラクターを作成することもできます。幅広い攻略性を持つバリエーション豊かな箱庭的ステージは、全50任務を楽しむことができます。更に、Xbox LIVEの4人協力プレイにも対応しています。
時代は戦国。東忍流は、郷田家当主の郷田松之信に仕えます。そんな東忍流の忍者に、頭領である力丸から命が下ります。
近頃、急速に勢力を拡大し、郷田を脅かす存在である緒河原の国が不穏な動きをしているので、それを密かに調査せよというものです・・・。
【GAME MODE】
はじめから 最初に、「主人公設定」で、プレイする主人公を作成します。性別(男、女)、容貌(髪型と風貌のセットを22種類から選択)、衣装(5種類から選択)を順に決めていきますが、容貌と衣装は忍の里で変更することができます。
次に、「身体能力設定」で、主人公の身体能力を設定します。体力(任務中の生命力)、力(通常攻撃力の基礎)、素早さ(走る速さ)に、割り振り値210をそれぞれ最大100まで割り振っていきます。体力は、20単位で忍具装備数が増えていきます。
最後に、「相棒設定」で、相棒を設定します。相棒は、主人公と行動を共にする忍者ですが、主人公の任務を直接手助けしてはくれません。また、プレイヤーが相棒を操作することもできません。
相棒は、主人公とは逆の性別になります。容貌(髪型と風貌のセットを22種類から選択)、衣装(20種類から選択)、名前を順に決めていきます。
各種設定(操作、音響、表示、記録)を終えたら、チュートリアルで基本的な操作方法を学んでから、ゲームを開始します。2回目以降は、「続きから」を選びます。
単独任務
1人プレイ専用のモードです。忍の里がスタート地点になります。ここで、衣装と忍具の購入や技の習得、変更、任務受諾が行えます。任務は、力丸に話しかければ受けることができます。
任務は、最初はひとつだけですが、物語を進めるに連れて増えていき、最終的には50まで受けることができます。既に完了した任務を繰り返し受けることもでき、難易度も、易、普、難、から自由に選ぶことができます。
本作では、難しい難易度を選んでも、易しい難易度の実績は解除されないため、易から順に難易度を上げていくのがいいでしょう。
任務は、達成条件を満たすために、敵を倒しながら進んでいきます。ただし、敵は倒せばいいというものでもなく、敵に見つからないように近寄って倒すことで、より良い成績を残すことができます。
主人公には体力ゲージがあり、それが0になると死亡して任務失敗となりますが、忍具の神命丹などで回復させることができます。
気配メーターでは、敵との距離、敵の状態について知ることができます。敵との距離が縮まるに連れて表示が大きくなり、気配の大きさを表す数値も100に近づきます。気配には、以下のものがあります。
気
主人公が敵の存在を感じている状態です。この時点では、敵は主人公の存在には気づいていません。敵との距離が縮まるに連れて表示が大きくなり、数値も100に近づきます。
視
主人公が敵の視線を感じています。つまり、敵の視界に入ってしまった状態です。この時点では、敵は主人公には気づいていないので、身を隠すなり、距離をとるなりして、敵に気づかれないように行動します。
聴
敵が物音に敏感になっている状態です。大きな音を立ててしまうと、敵に見つかりやすくなってしまいます。隠密ボタン(右ボタン)や音メーターをうまく活用して、極力、音を立てないように行動します。
嗅
肥溜めに落ちたり、血の臭いがついたりした場合、主人公の体が敵に気づかれるような臭いを放つことがあります。その臭いに気づいた敵が怪しんでいる状態です。水場で転がって洗い落としたり、忍具「清めの水」を使用するか、臭われている敵との距離を取るなどの行動をして回避します。
殺(青)
敵が警戒状態であることを主人公が感じています。敵は、周囲の状態に応じて、この警戒状態になります。この状態は、非常に発見されやすいので、細心の注意を払って行動します。しばらく身を隠すことで、敵は警戒を解きます。
殺(赤)
主人公が敵の殺意を感じている状態です。敵は、完全に主人公の正体に気づいており、殺意を持って攻撃してきます。この状態は大変危険なので、即座に、敵を倒すか、身を隠すか、する必要があります。
主人公が敵に見つかりやすい状態かどうかは、隠密度と音メーターからも知ることができます。隠密度は、敵からの見つかりやすさを手裏剣のアイコンで表しており、音メーターは、足音などの主人公が立てる音をゲージの上下で表しています。
忍殺ランプは、敵に気づかれていない状態で、主人公が忍殺可能範囲にいる時に点灯します。忍殺は、その時の状況に応じて、障子忍殺、天井張り付き忍殺、拘束忍殺、連続忍殺、などの特殊な忍殺パターンもあります。
主人公は、忍具を装備することもできます。任務に行く際に装備できる忍具の数は主人公の体力によって変化し、所持できる忍具の種類は6種類までとなっています。ただし、任務中に忍具を拾った場合には、7種類以上所持することができます。
任務を無事終了した場合には、評価画面が表示されます。評価には、忍殺(忍殺した敵の数)、斬殺(斬り殺した敵の数)、特殊(複数あるボーナス得点をまとめた合計)、非道(町人など敵ではないキャラクターを殺した数)、発覚(発見された回数)、騒乱時間(殺(赤)状態での騒乱が収まるまでにかかった時間)があります。
任務中の行動により、これらの得点が増減し、総合得点が高いほど評価が上がります。評価精算によって、評価に応じた報酬を受け取ることができます。
また、この際に右トリガーを押せば、評価の詳細を確認することもできます。通常忍殺(付加ポイントが発生しない通常の忍殺)、完全忍殺(鼓動音が鳴った時の忍殺)、連続忍殺(連続して繰り出した忍殺)、拘束忍殺(組み付いて敵を拘束した状態からの忍殺)、状況忍殺(壁張り付き時の忍殺など、状況に応じて発生した忍殺)、特殊評価(複数あるボーナス評価についての詳細)。
忍位は、評価が高い順に、5段階に分けられます。忍術皆伝>上忍>中忍>下忍>門前払い、です。
任務其ノ壱: 忍の道
(場所: 越後屋私邸、達成条件: 越後屋六兵衛の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
商人の越後屋六兵衛が、裏で捌いた刀や種子島銃で私腹を肥やしているので成敗します。越後屋六兵衛は、右奥の離れにいます。
敷地内を護衛を倒しながら左回りに進み、越後屋六兵衛を暗殺します。とみ吉は、スタート地点のすぐ左にいます。
任務其ノ弐: 風が吹く前
(場所: 料亭紫苑、達成条件: 木村伊佐衛門の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
六兵衛が料亭で落ち合う予定だった緒河原の役人・木村伊佐衛門を暗殺します。木村伊佐衛門は、右奥の部屋にいます。
門番を倒してから、塀に上がり、周辺の護衛を片付けてから、木村伊佐衛門をふすま越しに忍殺します。とみ吉は、塀の外側をぐるっと裏側まで回り込んだところにいます。
任務其ノ参: 爆弾を回収せよ
(場所: 生駒町長屋街、達成条件: 爆弾十個の回収、失敗条件: 主人公の死亡)
長屋街に仕掛けられた爆弾を集めます。爆弾の場所は地図に記してありますが、プレイごとにランダムに配置されます。とみ吉は、川を渡ってすぐの左側にいます。
任務其ノ四: 情報収集
(場所: 関谷村の里、達成条件: 情報屋の探索、失敗条件: 主人公の死亡)
町娘の姿をしている情報屋と郷田領の近くの里で接触し、緒河原の情報を入手します。情報屋は下のブロックの一番奥にいます。とみ吉は、上のブロックの石垣の向こう側を降りたところにいます。
任務其ノ伍: 大橋を抜けろ
(場所: 零桜大橋、達成条件: 目標地点への到達、失敗条件: 主人公の死亡)
緒河原の勢力下にある大橋を抜けて、郷田の国と親交のある河内に密書を届けます。右手の草むらよりは、奥の茶屋のようなところから抜ける方が安全かもしれません。とみ吉は、橋の下、川の手前にいます。
任務其ノ六: 強欲商人を討て
(場所: 等々力風穴鉱山施設、達成条件: 丹波屋茂一の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
鉱山で私腹を肥やす悪徳商人の丹波屋茂一を成敗します。鉱山内は暗く入り組んでいるので、敵の動きに注意しながらゆっくりと進んでいきます。
丹波屋茂一は、最奥の小屋にいるので、扉を開けて入って成敗します。とみ吉は、小屋の右手の衝立の裏にいます。
任務其ノ七: 新式種子島設計図を奪え
(場所: 浅里城、達成条件: 新式種子島設計図の奪還、失敗条件: 主人公の死亡)
緒河原の商人が新式種子島銃の設計図を手に入れたので、城内に潜入して永頼の手に渡る前に奪い取ります。
設計図は、敷地内の左側のエリアにある城の3階・女忍がいる部屋の奥に置いてあります。とみ吉は、スタート地点すぐ右の塀の外にいます。
任務其ノ八: 野良犬退治
(場所: 牛股寺、達成条件: 音羽の十吉の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
町外れの寺に無法者が群がっています。郷田の治安を守るため、彼らの首領を始末します。音羽の十吉は、左奥の建物の左隅から中央に2番目の部屋にいます。
この任務は、日中に行われますが、隠れるところがたくさんあるため、それほど苦労はしません。とみ吉は、寺の敷地に入ってすぐの左の塀の外にいます。
任務其ノ九: 任侠撲滅
(場所: 鉄火場銀金賭博場、達成条件: 清水辰一の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
賭博場に悪党どもの元締めである清水辰一がいて、越後屋平助と木霊草(麻薬)の取り引きをしているので、制裁を与えます。
清水辰一は、上のブロックの大きいエリアではなく、右上の離れにいます。忍殺するのではなく、部屋に入りさえすればOKです。とみ吉は、上のブロックの塀の右側にいます。
任務其ノ十: 破廉恥和尚を討て
(場所: 恵呂杉寺、達成条件: 住職臨絶の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
住職という立場を利用し、いかがわしいことを行う緒河原の臨絶に天誅を与えます。「任務其ノ八: 野良犬退治」と同じマップを逆側から進んでいきます。
臨絶は、下のブロックの左の建物にいます。とみ吉の居場所も「任務其ノ八 野良犬退治」と同じで、逆側から見て、寺の敷地に入ってすぐの左の塀の外にいます。
任務其ノ十一: 関所を突破せよ
(場所: 端基の関、達成条件: 目標地点への到達、失敗条件: 主人公の死亡)
重要機密文書を持って端基の関所を越えます。川とそこにかけられた橋をはさんで、ふたつのエリアに分けられています。
手前のエリアが薄暗い森林、向こう側のエリアが複数の建物で、手前のエリアが難しくなっています。とみ吉は、スタート地点すぐ右の袋小路にいます。
任務其ノ十二: 不逞役人を成敗せよ
(場所: 鉄火場垢偽賭博場、達成条件: 伊藤忠勝の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
伊藤忠勝は、郷田の財政を預かる役人でありながら、地位を利用して私腹を肥やしているため、命で罪を償わせます。
伊藤忠勝は、上のブロックの離れのすぐ隣の部屋に座っていますが、定期的に廊下に歩いてきては、背中を見せて元の場所に戻ります。とみ吉は、上のブロックの左上隅の塀の内側にいます。
任務其ノ十三: 浪人目録奪取命令
(場所: 遠山屋敷、達成条件: 浪人目録の奪取、失敗条件: 主人公の死亡)
緒河原が浪人目録を使って兵を集めているらしいので、その目録を奉行所まで行って奪取します。
浪人目録は、スタート地点からすぐのブロックの左上の部屋にあります。とみ吉は、スタート地点からすぐのブロックの右下の家にいます。
任務其ノ十四: 極悪商人を成敗せよ
(場所: 大黒屋私邸、達成条件: 大黒屋杜蔵の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
商人の大黒屋杜蔵は、表向きは善良な呉服屋を装っていますが、その裏ではやくざ者や浪人へ不当に刀や種子島銃を売りさばいて私腹を肥やしています。
他国への武器売買も噂されており、その償いをさせなければなりません。大黒屋杜蔵は、右上の離れにいます。とみ吉は、最も大きな屋敷の裏にいます。
任務其ノ十五: 奥屋敷へ侵入せよ
(場所: 鳳雛の間、達成条件: 美弥琵の方の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
美弥琵の方は、緒河原に与する敵対国の奥屋敷を束ねる女人であり、内政に影響力を持つと噂されます。美弥琵を始末して、敵対国に動揺を与え、内部から揺さぶりをかけます。
美弥琵は、右上の離れにおり、右の塀づいたに行けば、簡単に始末することができます。とみ吉は、左のふすまの長屋にいます。
任務其ノ十六: 越後屋追走劇
(場所: 中辻町商人街、達成条件: 越後屋平助の追走、失敗条件: 対象者を見失う)
越後屋六兵衛の甥である越後屋平助が、不審な動きをしているようです。その身辺を探り、彼が向かう場所をつきとめます。
越後屋平助は、表通りを歩いていくので、裏通りや屋根の上などを通って、一定距離を保って尾行します。
越後屋に見つかると任務失敗になりますが、距離が離れすぎると25秒以内に一定距離に戻らなければなりません。とみ吉は、表通りを歩いています。
この任務は、ここまでで最難関の任務です。以下の手順で、発覚を最低限に抑えて忍殺を重ねれば、忍術皆伝が取れます。
スタート地点の次の屋根から飛び降りて侍を忍殺。1本次の右の路地に入って草むらに隠れ、笠弓を忍殺してから、すぐさまその先の侍を忍殺。
タイマーがなくなるところまで戻り、左の屋根に飛び移って、袋小路の侍を忍殺。タイマーがなくなるところまで行ってから、戻って十手を忍殺。
最奥まで進んでから、とみ吉を忍殺。タイマーがなくなるところまで行ってから、戻って侍を忍殺。
越後屋の近くの路地裏の十手を忍殺。ここの十手の手前で町民に見つかりやすいですが、8人忍殺で忍具未使用、無傷、全忍殺で600もらえるので、問題とはなりません。
後は、寝ている犬の横から屋根に上がり、平助を見下ろします。なお、この任務では、前転からの忍殺が不可欠となります。
任務其ノ十七: 白昼の船上戦
(場所: 中尾町湊町、達成条件: 越後屋平助の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
越後屋平助が、中尾町の湊町にある南蛮船停泊所にいます。取り引きの現場に赴き、平助に方をつけます。
この任務に赴く前に、回復アイテムの神名丹を多めに装備しておきます。何人かの敵を忍殺してから、船に乗り込みます。
すると、越後屋平助を殺した鷸との強制戦闘になります。鷸は、彼が攻撃を終えた隙に攻撃すればOKです。鷸との決着はお預けになりますが、大将斬殺だけで700もらえます。
とみ吉は、一番奥の通りを左右に移動しています。この任務を終えると、身体能力の最大値が210から300に増えます。
任務其ノ十八: 南蛮人を排除せよ
(場所: 福谷町湊町、達成条件: アネスト・タダーリの暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
南蛮人であるアネスト・タダーリが、福谷町の湊町で、ならず者を使って住人をさらい、奴隷として使っているので成敗します。
「任務其ノ十七: 白昼の船上戦」と同じマップですが、アネスト・タダーリは奥の屋敷にいます。とみ吉は、手前のブロックと奥のブロックをつなぐ、一番左端の一段高くなったところにいます。
任務其ノ十九: 破戒僧を討て
(場所: 鉄火場戒慈賭博場、達成条件: 住職轟圏の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
胤塚寺住職轟圏が、信者から巻き上げたお布施で私腹を肥やし、賭博三昧の生活を送っているので、命を持って償わせます。
住職轟圏は、離れにいるので、障子越しに忍殺します。とみ吉は、スタート地点のエリアの右側にいます。
任務其ノ二十: 口封じ
(場所: 犬居町長屋街、達成条件: 敵の全滅、失敗条件: 主人公の死亡)
長屋街の住人すべてが緒河原の忍であることが判明したため、一人として郷田の国から帰さないようにします。
20人すべてを成敗するという任務で、忍者がほとんどですが、侍も数人混じっています。とみ吉は、奥のエリアの左横にいます。
任務其ノ二十一: 機密文書を奪え
(場所: 臥龍の間奥屋敷、達成条件: 機密文書の奪還、失敗条件: 主人公の死亡)
密偵が臥龍の間奥屋敷に隠した機密文書を回収します。機密文書は、離れに置かれています。忍殺数が稼ぎづらいので、積極的に稼ぐようにします。とみ吉は、一番奥の通路の右側を行き来しています。
任務其ノ二十二: 人質救出
(場所: 植田屋造り酒屋、達成条件: 町娘の救出、失敗条件: 主人公の死亡)
商人の町娘が悪漢どもにさらわれ、造り酒屋に監禁されたため、救出に向かいます。町娘は、造り酒屋の敷地内の左側の建物にいます。とみ吉は、スタート地点のすぐ近くにいます。
任務其ノ二十三: 盗まれた秘伝書を探せ
(場所: 香我美村の里、達成条件: 秘伝書の奪還、失敗条件: 主人公の死亡)
郷田城から盗まれた東忍流の秘伝書が、国境付近の香我美村の里に隠されていることが分かりました。他国の手に渡る前に、秘伝書を奪還します。
秘伝書は、下のエリアの左に位置するブロックの左上の離れにあります。とみ吉は、そのブロックの左下にいます。
任務其ノ二十四: 女将の正体を暴け
(場所: 料亭紫苑、達成条件: 密偵お岩の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
密偵お岩が料亭紫苑の女将になりすましています。情報を持ち出される前に、お岩を始末します。料亭紫苑は複雑に入り組んでおり、敵も大勢徘徊していますが、お岩は右上にいます。とみ吉は、ほぼ中央にいます。
任務其ノ二十五: 重臣暗殺計画
(場所: 芳田城、達成条件: 芳田寛兵衛の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
郷田の家臣・芳田寛兵衛は、他国と内通し、謀反を企んでいることが分かりました。何者にも気づかれることなく、迅速に裁きます。
芳田寛兵衛は、天守閣にいます。彼を斬刷するだけでも700もらえるので、城の外から屋根伝いに一気に攻め入る手もあります。とみ吉は、一番下、建物の左にいます。
任務其ノ二十六: 月夜に吹く風
(場所: 眺野峠の関所、達成条件: 密書の取得、失敗条件: 主人公の死亡)
敵国に向かっていた密偵から、眺野峠の関所で密書を受け取ります。スタート地点は、高くなったところなど、敵が大勢いるので気をつけます。密偵は、右下の塀の中にいます。とみ吉は、右下の川と塀の間にいます。
任務其ノ二十七: 歪んだ夜
(場所: 料亭紫苑、達成条件: 密偵お紗江の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
緒河原の密偵・お紗江が郷田の里に入り込んでいます。料亭紫苑の女将に化けた彼女に処分を下します。お紗江は、右下の部屋にいます。とみ吉は、スタート地点の右側の塀の外を長い区間に渡って移動しています。
任務其ノ二十八: 忍頭を討て
(場所: 雲竜寺、達成条件: 忍頭軍蔵の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
緒河原の忍が隠れ蓑にしている雲竜寺に行き、忍頭の軍蔵を暗殺します。軍蔵は、大きなブロックの右上の部屋でせわしなく動き回っています。とみ吉は、一番右上にいます。
任務其ノ二十九: 俗物商人を抹殺せよ
(場所: 樽麿屋私邸、達成条件: 樽麿屋淵助の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
商人の樽麿屋淵助は表向きは善良な米問屋を装っているものの、その裏ではやくざ者や浪人に不当に刀や種子島銃を売り捌いて私腹を肥やしています。また、町娘をさらっては、売り捌いているとも言います。彼を裁きます。
樽麿屋淵助は、一番大きなブロックの上中央の部屋にいます。とみ吉は、一番左の塀の内側にいます。
任務其ノ三十: 爆弾を回収せよ
(場所: 岩本町湊町 達成条件: 爆弾十個の回収、失敗条件: 主人公の死亡)
岩本町湊町に仕掛けられた爆弾を集めます。爆弾の場所は地図に記してありますが、プレイごとにランダムに配置されます。とみ吉は、マップのほぼ中央にいます。
任務其ノ三十一: 盗賊退治
(場所: 田島村の里 達成条件: 山彦の捨丸の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
田島村の里を盗賊である山彦の捨丸が占拠したので、それを退治します。山彦の捨丸は、下のブロックの左上の離れにいます。とみ吉は、下のエリアの一番右側にいます。
任務其ノ三十二: 捕虜奪還
(場所: 天竜山鉱山施設 達成条件: 密偵松吉の救出、失敗条件: 主人公の死亡)
密偵の松吉が敵方に捕えられたので、機密を漏らす前に天竜山鉱山施設内の牢屋に救出に向かいます。捕虜は、一番奥の小屋の裏側にある牢屋に捕われています。とみ吉は、マップの一番右にいます。
任務其ノ三十三: 諜報活動
(場所: 五ヶ瀬川合戦場 達成条件: 敵陣の見取り図の受け取り、失敗条件: 主人公の死亡)
内通者の働きで敵陣の見取り図が完成しました。五ヶ瀬川合戦場まで受け取りに行きます。見取り図は、一番右上の小屋にあります。とみ吉は、左のエリアの右下にいます。
任務其ノ三十四: 密偵を討て
(場所: 料亭紫苑 達成条件: 密偵お啓の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
密偵お啓が料亭紫苑の女将になりすましています。情報を持ち出される前に、お啓を始末します。料亭紫苑は複雑に入り組んでおり、敵も大勢徘徊していますが、お啓は右上にいます。とみ吉は、一番右の一番下にいます。
任務其ノ三十五: 極道者を成敗せよ
(場所: 鉄火場黒澤賭博場 達成条件: 遠江万作の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
やくざ者の遠江万作が、裏で武器密売を行い私腹を肥やしています。また、かつて天誅を下した清水辰一にかわって麻薬の取り引きもしようとしているようです。鉄火場黒澤賭博場に行き、悪しき繋がりを断ちます。
遠江万作は、右上にいます。とみ吉は、スタート地点のすぐ左に歩いてきます。
任務其ノ三十六: 闇より奪いし者
(場所: 霞梅大橋 達成条件: 忍頭伝鬼の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
藤堂秀憲を殺した忍頭伝鬼が霞梅大橋付近に逃げ込みました。始末をつけます。藤堂秀憲は、上のエリアの路地裏にいます。とみ吉は、橋を渡って町に入り、少し左に行ったところにいます。
任務其ノ三十七: 暁に止みし風
(場所: 大岡屋敷奉行所 達成条件: 目標地点への到達、失敗条件: 主人公の死亡)
鷸にさらわれた相棒を救出するため、大岡屋敷奉行所に向かいます。相棒は、大きなブロックの左上にいます。とみ吉は、スタート地点を右に進んだところにいます。この任務を終えると、身体能力の最大値が300から420に増えます。
任務其ノ三十八: 敵を殲滅せよ
(場所: 藤近町商人街 達成条件: 敵の殲滅、失敗条件: 主人公の死亡)
藤近町商人街に緒河原の手の者が入り込みました。住人すべてが密偵のため、1人として生きて郷田の国から帰さないようにします。
一般人もいるので、傷つけないように注意しながら、17人を殲滅します。屋根の上にも敵がいる場合があるので気をつけます。とみ吉は、左上の長屋の間にいます。
任務其ノ三十九: 関所を突破せよ
(場所: 牟途迂峠関所 達成条件: 目標地点への到達、失敗条件: 主人公の死亡)
牟途迂峠関所を破り、郷田に密書を持ち帰ります。川とそこにかけられた橋をはさんで、ふたつのエリアに分けられています。
手前のエリアが薄暗い森林、向こう側のエリアが複数の建物で、手前のエリアが難しくなっています。とみ吉は、スタート地点右側の一段高くなったところにいます。
任務其ノ四十: 奥座敷へ侵入せよ
(場所: 飛燕の間奥座敷 達成条件: 橘御前の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
橘御前は緒河原の奥座敷を束ねています。飛燕の間奥座敷にいる橘御前を始末することで、緒河原勢に動揺を与え、内部からの切り崩しを狙います。
橘御前は右上の離れにいます。大将斬殺だけで800入ります。とみ吉は、一番左の建物の真ん中にいます。
任務其ノ四十一: 機密文書を探せ
(場所: 山本屋造り酒屋 達成条件: 機密文書の奪還、失敗条件: 主人公の死亡)
同盟国との約定を結んだ機密文書が緒河原の手の者に奪われてしまいました。彼らの隠れ場所である山本屋造り酒屋に取り返しに行きます。
機密文書は、造り酒屋の敷地内上側の少し左側の部屋にあります。とみ吉は、造り酒屋の敷地内左側にいます。
任務其ノ四十二: 敵を殲滅せよ
(場所: 菊雹大橋 達成条件: 敵の全滅、失敗条件: 主人公の死亡)
横関の湊に続く菊雹大橋が悪党どもに占拠されてしまいました。横関の湊は、郷田にとって重要な貿易港です。緒河原が裏で糸を引いているので、21人全員を切り倒します。とみ吉は、スタート地点の向かい側の川原にいます。
任務其ノ四十三: 汚職奉行を成敗せよ
(場所: 越前屋敷奉行所 達成条件: 藤井源之助の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
寺社奉行の藤井源之助は、地位を利用して私腹を肥やしています。国に損失を与えた罪は許しがたく、命をもって償わせます。
藤井源之助は、大きなブロックの左の建物の障子が閉められた部屋にいます。とみ吉は、大きなブロックの左側にいます。
任務其ノ四十四: 重臣暗殺計画
(場所: 光根城 達成条件: 光根安政の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
緒河原の重臣である光根安政の命を迅速に討ち取り、緒河原の戦力をダウンさせます。光根安政は、城を上がってすぐの階の奥の部屋にいます。とみ吉は、右下にいます。
任務其ノ四十五: 鎮魂の蛍火
(場所: 澤西町商人街 達成条件: 爆弾十個の回収、失敗条件: 主人公の死亡)
澤西町の商人街に仕掛けられた爆弾を集めます。爆弾の場所は地図に記してありますが、プレイごとにランダムに配置されます。とみ吉は、一番左の塀の外を行き来しています。
任務其ノ四十六: 無情大爆破
(場所: 張周風穴鉱山施設 達成条件: 敵の全滅、失敗条件: 主人公の死亡)
緒河原の戦力をそぐため、緒河原所有の鉱山施設の敵19人を全滅させて、鉱山施設を壊滅させます。とみ吉は、奥のエリアに入ってすぐのところを行き来しています。
任務其ノ四十七: 裁きの鉄槌
(場所: 料亭紫苑 達成条件: ピエト・ニーキルトの暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
緒河原の戦力を更に弱体化させるため、銃の製造を指南する南蛮人との取り引きを続けられないように、ピエト・ニーキルトの息の根を止めます。
ピエト・ニーキルトは、ほぼ中央の障子の閉まった部屋にいます。斬殺するだけで800入ります。とみ吉は、右上の塀の内側を少し下に行ったところにいます。
任務其ノ四十八: 業火
(場所: 木霊の里 達成条件: 敵の全滅、失敗条件: 主人公の死亡)
緒河原占領下の木霊の里に行き、諸悪の根源である木霊草をすべて焼き払い、その栽培方法を知る者21人すべてを亡き者にします。
奥のブロックは、左上の屋根の上にもいるので注意します。とみ吉は、マップの中央上部にいます。
任務其ノ四十九: 黄昏の激闘
(場所: 宗太郎峠合戦場 達成条件: 黒川信造の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
緒河原との戦力に差があるため、緒河原の大将である黒川信造を討ち取ります。黒川信造は、上のブロックの中央にいます。とみ吉は、下のブロックの右上にいます。
任務其ノ五十: 天誅
(場所: 緒河原城 達成条件: 緒河原永頼の暗殺、失敗条件: 主人公の死亡)
緒河原城主の緒河原永頼は、軍勢を立て直すべく城への途についています。この戦に幕を下ろすため、緒河原永頼の首を地に降ろさなければなりません。この任務に赴く前に、回復アイテムの神名丹を多めに装備しておきます。
緒河原永頼は、城の上階にいますが、屋根の上にも忍者がいるため、階段と屋根を使い分けながら上に行きます。また、上の部屋には誰もいませんが、一歩足を踏み入れると、緒河原永頼との強制戦闘になります。
銃のような武器を使ってきますが、ダメージはそれほどではありませんし、接近戦を挑めば問題ありません。引き続き、鷸との戦闘になりますが、前回と同様に戦えばOKです。大将斬殺だけで1000もらえます。とみ吉は、マップの右上にいます。
Xbox Live
Xbox LIVEで、最大4人までプレイすることができます。
「協力」では、ひとつの任務を協力して進めることができます。任務中にプレイヤーが1人でも死亡した場合、セッションが終了して任務評価に移行します。
「勝負」では、ひとつの任務中にプレイヤー同士で競い合うことができます。任務中の行動によってSP(忍びポイント)が付与され、勝敗が決定します。忍びポイントは、ランクマッチで得ることができるポイントで、ランキングに反映されます。
システムリンク
「Xbox 360」同士をつないで、最大4人まで同時にプレイできるモードです。
忍術指南
本作のアクションを練習することができる力丸による忍の試験(チュートリアル)です。
【ACHIEVEMENT】
忍殺数20人(20): 忍殺数20人を達成します。
忍殺数50人(20): 忍殺数50人を達成します。
忍殺数100人(30): 忍殺数100人を達成します。
とみ吉を5人殺害(20): とみ吉を5人殺害します。
ミッションを5ステージクリアー(20): ミッションを5ステージクリアします。
忍殺数300人(30): 忍殺数300人を達成します。
隠しミッションを1つクリアー(20): 隠しミッションを1つクリアします。
とみ吉を10人殺害(20): とみ吉を10人殺害します。
ミッションを10ステージクリアー(20): ミッションを10ステージクリアします。
忍術皆伝数10(20): 忍術皆伝を10個獲得します。
忍術数500人(30): 忍殺数500人を達成します。
隠しミッションを2つクリアー(20): 隠しミッションを2つクリアします。
忍殺数700人(40): 忍殺数700人を達成します。
とみ吉を20人殺害(30): とみ吉を20人殺害します。
ミッションを20ステージクリアー(30): ミッションを20ステージクリアします。
隠しミッションを3つクリアー(30): 隠しミッションを3つクリアします。
とみ吉を30人殺害(30): とみ吉を30人殺害します。
ミッションを30ステージクリアー(30): ミッションを30ステージクリアします。
忍術皆伝数30(20): 忍術皆伝を30個獲得します。
忍術数1000人(50): 忍殺1000人を達成します。
隠しミッションを4つクリアー(40): 隠しミッションを4つクリアします。
とみ吉を40人殺害(40): とみ吉を40人殺害します。
ミッションを40ステージクリアー(40): ミッションを40ステージクリアします。
隠しミッションを5つクリアー(50): 隠しミッションを5つクリアします。
とみ吉を50人殺害(50): とみ吉を50人殺害します。
ミッションを50ステージクリアー(50): ミッションを50ステージクリアします。
忍術皆伝数50(30): 忍術皆伝を50個獲得します。
ストーリークリアー(50): ストーリーをクリアしました。
難易度(易)を全て忍術皆伝(30): 難易度(易)をすべて忍術皆伝でクリアします。
難易度(普)を全て忍術皆伝(40): 難易度(普)をすべて忍術皆伝でクリアします。
難易度(難)を全て忍術皆伝(50): 難易度(難)をすべて忍術皆伝でクリアします。
OVERALL(1000): ストーリーを進めていけば、ほとんどの実績を解除することができます。
「忍術皆伝数」は、各ミッションで忍術皆伝を取る必要がありますが、少し意識して、忍殺を増やし、非道と発覚を減らせば、それほど難しくはありません。
「とみ吉」も、マップ内を少し探せば見つけることができます。
ただ、「難易度」は、難しい難易度でクリアしても、それより易しい難易度の実績を解除することはできないため、難易度ごとにクリアしなければなりません。
しかしながら、1ミッション平均10分ぐらいかかるため、50ミッションをプレイしようと思えば9時間ぐらいを要する上、同じことの繰り返しで楽しいというよりは作業という感じがします。
しかも、ゲーマースコア的なうまみは薄いため、実績1000をめざす人以外は、あえてやることもないかもしれません。
【GRAPHICS】8
「天誅」シリーズは、ソニー・ミュージックエンタテインメントから発売されていた「プレイステーション」時代こそアクワイアが開発を担当していましたが、プラットフォームが「プレイステーション2」に移ってからはアクティビジョンとフロム・ソフトウェアが発売する中、開発自体は一貫してK2が担っています。
そのため、もはや「天誅」=K2、と言っても過言ではないほどになっており、グラフィック面も手慣れたものであり、戦国時代の雰囲気を違和感なく楽しむことができます。
本作は、シリーズ初の「Xbox 360」タイトルとなりますが、「Xbox 360」のグラフィック性能を十分に発揮しており、美しいグラフィックで戦国時代の情景が描き出されています。
本作の任務は50あるものの、ステージ自体は同じものを何度も流用しており、実際には10ステージしかありません。すなわち、私邸、料亭、長屋街、里、鉱山、寺、城、関所、湊町、合戦場、です。
それでも、戦国自体を代表するステージが盛り込まれて、それぞれの特徴的な建物やオブジェクトが緻密なグラフィックで彩られており、飽きることなくプレイすることができます。
もちろん、忍ぶことに大きな要素となる立体構造や隠れ場所、陰影なども、「Xbox 360」ならではのグラフィックで過不足なく描写されています。
本作には、それぞれのシチュエーションに合わせて多様なキャラクターが登場するのですが、侍、武士、女剣士、忍者、町人、商人、町娘、女将、住職、などの面々も、ひと目でそれと分かるようなキャラクター作りが施されており、しっかりとした人物描写と相まって、プレイするものの雰囲気を盛り上げてくれます。
キャラクターアニメーションも、通常の動きや敵を担ぎ上げたり放り投げたりした時の動きに関しては問題ありませんが、走る時に少し不自然に感じられる部分があるのと、戦う時にやや硬さが感じられます。ただ、これも、あえて滑稽さを狙ってのものなのなかという気もします。
【SOUND】8
ドルビーデジタルです。本作は忍ぶことが大切な要素となっているため、声や音の移動音に関しては重要になってくるのですが、この点も問題なくできています。
壁越しの会話や独り言などはよく考えられていますし、主人公を見つけたり気配を感じたりした時の反応も、凝ったものになっています。
また、そのボキャブラリーも、侍、武士、女剣士、忍者、町人、商人、町娘、女将、住職、とみ吉、のそれぞれで独自のセリフがあり、多いとは言えないものの、少ないということもないため、飽きることなく楽しむことができます。
ボイスアクティングは問題なく、効果音や音楽も、まずまずといったところでしょう。
【CONTROL】8
本作の基本的な操作は、以下の通りです。
左スティックが移動、右ボタンがしゃがみ、Aボタンがジャンプ、Bボタンが防御、Xボタンが忍具を拾う、敵への組み付き、抜刀中は攻撃、左トリガーとXボタンで抜刀と納刀、Yボタンが忍具の使用、左ボタンが主観カメラ、右スティックがカメラ、バックボタンが絵地図、が主なものです。
また、少し高度な操作としては、以下のものがあります。
右トリガーを入力しながら移動すると平行移動、右スティックを動かすとその場で旋回。壁に密着して右スティックを押し込むと張り付き。
ホフク可能な場所で右ボタンを押しながらXボタンがホフク、扉の近くで納刀中にXボタンが扉の開け閉め、扉の近くで抜刀中にXボタンが扉の破壊、扉の近くで納刀中にXボタンが覗き見、左スティックでカメラ、水中で右ボタンが水遁の術、水中で右トリガーを押しながら左スティックを動かして立ち泳ぎ、死体の近くで右ボタンとXボタンが死体担ぎ、Xボタンで死体降ろし、Yボタンで死体投げ。
攻撃系は、Xボタン連打でコンボ、Xボタンとの連係で、右ボタンがしゃがみ攻撃、Aボタンがジャンプ攻撃、右トリガーと方向パッドの下が強攻撃、右トリガーと方向パッドの上が突進攻撃、左スティック1回転が回転攻撃、ダウン中の敵の近くがダウン攻撃。
これらの操作は、実際にやってみると難しいこともなく、少し慣れれば簡単に繰り出すことができます。
中でも、左スティックの倒し方による移動速度の違い、死体担ぎ、突進攻撃、は重要で、これらの操作を使いこなせるようになれば、ゲームを有利に進められるようになります。
本作の操作でひとつ難点を挙げるとすれば、静止状態からジワッと少しだけ動くということがしづらい点です。
左スティックを少し倒しただけではこの操作を行いにくいため、敵との間合いを詰めるのが難しい場合があるのです。これだけは、改善してほしいところでした。
【GAMEPLAY】8
「天誅」シリーズは、「プレイステーション」で1998年に発売された「立体忍者活劇 天誅」を皮切りに、さまざまなハードでリリースされ続け、本作で最新ハードの最高性能を得ることになりました。
過去の「天誅」シリーズでは、その時点での最高性能ハードでのリリースを避けてきた節があっただけに、「Xbox 360」での単独リリースは喜ばしい限りです。
そんな本作ですが、これまでの「天誅」シリーズのいいところは踏襲しつつ、新しい要素も盛り込んでおり、「Xbox 360」でのリリースにふさわしい出来栄えになっています。
「天誅」シリーズと言えば、自らの気配を消しつつ敵に接近してその敵を忍殺するところに魅力がありました。
本作でも、それは健在で、気配が、気、視、聴、嗅、殺(青)、殺(赤)、の6種類あり、その気配を出さないようにしたり、その気配を消したりするようにしたりするところに面白みがあります。
また、敵の行動パターンをできるだけ早く読み取り、その行動パターンを逆手に取るような侵入経路を探っていくところも、本作の大きな楽しみです。もちろん、敵ごとの特徴や言動を見るのも味わい深いものがあります。
評価には、通常忍殺、完全忍殺、連続忍殺、拘束忍殺、状況忍殺、特殊評価、などがあり、その評価を意識しながらプレイする面白さも備わっています。
本作では、敵の死体を担いで運び、エリア内を巡回している敵に死体が見つからないようにしなければなりません。死体が見つかったからといって減点とはならないものの、迅速な任務の遂行の妨げにはなります。
一部で、死体があっても敵がそれを見つけない、という声がありましたが、そんなことはなく、死体があれば敵が気がついて警戒態勢に入ります。
ただ、いつまでも警戒態勢をとったままではゲームが進まないため、時間が経てば警戒態勢を解くというわけです。このあたりは、ゲームとしては適切な措置かと思います。
本作では、任務は忍の里で受けるというシステムになっており、衣装と忍具の購入や技の習得、変更なども、ここで行うことができます。
本作の任務は、難易度もステージも自由に選ぶことができ、1度、クリアしたステージを何度でも繰り返し行うことができます。これは、この手のゲームではあってしかるべきことだけに、歓迎したいところです。
どうせなら、高い難易度でクリアしたら、それよりも低い難易度の実績も解除されるようになっていたら、より親切だったと思います。
【LONGEVITY】8
本作は、1任務あたり10分ぐらいはかかりますし、その任務のプレイが初めてなら概略を掴むまでに30分ぐらいかかる可能性もあり、忍術皆伝が取れない場合には、再プレイすることが望まれます。
そのため、ストーリーをクリアするためには、20時間以上はかかるのではないかと思います。しかも、難易度別の実績を解除するためには、それぞれの難易度をすべてクリアする必要があるため、難易度ごとに10時間ずつぐらいはかけなければなりません。
1回、クリアするだけでいいなら20時間というわけですが、実績を解除したいなら、30時間か40時間はプレイしなければならないということになります。
ただ、単純な繰り返しになるため、何回プレイするかは、その人のこだわり次第ということになります。オンラインは、実績には関係ありませんし、それほど面白くもないでしょう。
【OVERALL】8
本作は、「天誅」シリーズ初の「Xbox 360」タイトルとなりますが、「天誅」シリーズのいいところは踏襲しつつ、新しい要素も盛り込んでおり、これまでの「天誅」シリーズのファンはもちろんのこと、初めて「天誅」シリーズにふれるという人でも、楽しんでプレイすることができます。
アクションゲームはとにかく派手にという人には向かないかもしれませんが、ステルス要素の静と忍殺の動が微妙に絡み合ったゲーム性と箱庭世界は多くの「Xbox 360」ユーザーが楽しめること請け合いです。
(C)2006 FromSoftware, Inc.
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