「X-MEN: THE OFFICIAL GAME」ウォークスルー&レビュー

【GENRE】
アクション、アドベンチャー、サードパーソン

【PUB./DEV.】
ACTIVISION/Z-AXIS

【RELEASE DATE】
2006/11/22

【OUTLINE】
映画「X-MEN: ファイナルディシジョン」へと続くバックストーリーを描いたアクションゲームで、同映画の脚本を共同執筆したザック・ペンと伝説的コミック本の著者であるクリス・クラレモントの2人がゲーム版のストーリーを執筆しています。
プレイヤーは、ウルヴァリン、アイスマン、ナイトクロウラーの3人を操り、その特殊能力を駆使・強化してさまざまなミッションに挑んでいきます。

【GAME MODE】
NEW GAME
新たにゲームを始めます。ゲームは、ミッションクリアタイプで、ひとつのミッションをクリアすると、次のミッションに挑むことができます。
ミッションは、一直線につながっているのではなく、ウルヴァリン、アイスマン、ナイトクロウラーの3つのラインに分かれており、そのラインが電車の単線のように、1本に収束されたり、2本や3本に分かれたりします。
プレイヤーは、そのラインのすべてを埋めながら、先へ先へと進んでいくわけです。
ミッション中、キャラクターはダメージを受けるとヘルスが減少しますが、時間が経つと自動的に回復します。キャラクターによっては、任意で回復させることもできます。
チェックポイントは、極めて少ない数が用意されており、ゲームオーバーになると、そのチェックポイントから再開します。チェックポイントが皆無のミッションもあります。
各ステージには、アイテムが隠されています。ウェポンXファイルは、1個ずつあり、ストリートコスチュームのアンロックが行えます。
センチネル・テックは、5個ずつあり、コミックコスチュームのアンロックが行えます。また、いずれも、実績の解除に関係してきます。
難易度は、新人、ヒーロー、スーパーヒーローの3段階あり、ミッションごとに難易度を変更することができます。
難易度によって敵の強さが変わるのは当然ですが、クリアした際にもらえるミューテーションの数も異なってきます。
ミューテーションは、それぞれのキャラクターのパワーアップに用いることができます。キャラクターごとの特徴とパワーアップは、以下の通りです。

ウルヴァリン
オーソドックスな移動と攻撃を行うキャラクターです。Bボタンを押すと、効率良く多数の敵を倒すことができます。また、フューリーモードを使えば突進攻撃を行うことが可能で、前転や側転で敵の攻撃をかわすこともできます。
HEALTH: ヘルスメーターの量を増やします。
STRENGTH: 敵への攻撃力を上げます。
BLOCKING: 敵の攻撃をブロックした時の耐久性が上がります。
HEALING FACTOR: ヘルスメーターの回復スピードを上げます。
FURY: フューリーの持続時間が長くなります。

ナイトクロウラー
テレポートの特殊能力を持ち、ジャンプしながら攻撃できます。
HEALTH: ヘルスメーターの量を増やします。
BRAWLING: 地上での攻撃力を上げます。
PRECISION: ジャンプでの攻撃力を上げます。
RELOCATION: テレポートで敵に近づく時間を短縮します。
SHADOW AURA: シャドウオーラになれる時間を短縮します。

アイスマン
氷の道を作り、その上を移動できます。遠距離攻撃も行えます。
HEALTH: ヘルスメーターの量を増やします。
ICE BEAM: アイスビームでの攻撃力を上げます。
HAILSTORM: ヘイルストームでの攻撃力を上げます。
ICE HEALING: ヘルスメーターの回復スピードを上げます。
BALANCE: アイスマンが地面に落ちる確率を下げます。

全28ミッションは、以下の通りです。

MISSION 1: LADY LIBERTY
ウルヴァリンはまだジーン・グレイを失った悲しみを乗り越えられずにいる。デンジャールームなら、いい気晴らしになるだろうか。熱い戦いをしていれば悩みを忘れられるからだ。
ウルヴァリンのチュートリアルレベルです。足場の上で、セイバートゥースを指示されるままに攻撃・防御します。
セイバートゥースを追いかけて下に降りると、敵の軍勢が現れるので、突破して自由の女神の反対側に出ます。敵は次々と現れるますが、植木のこちら側まではこないので、危険になったら戻ります。
また、強行突破して反対側に回り込むことも可能です。セイバートゥースのところに着いたら、攻撃を繰り返してフューリーメーターを貯め、右ボタンでフューリーモードにして、より強力な攻撃を繰り出して彼を倒します。

MISSION 2: LIBERTY ISLAND
アイスマンがデンジャールームで訓練をする予定になっているが、悲しみに打ちひしがれたサイクロップスはチームリーダーをこなせそうにない。彼に代わってウルヴァリンが若いアイスマンに手ほどきをすることになった。
アイスマンのチュートリアルレベルです。アイスマンを操作して、すべてのナビポイントを通過します。レースゲームの要領で行えば簡単です。
ジェットパックを背負った敵がビルの屋上に火をつけたので、アイスビームを使って消火します。最後に、敵をアイスビームとヘイルストームで倒します。

MISSION 3: ALKALI LAKE
ナイトクロウラーを含めたX-MEN一同は、再びアルカリ湖を訪れる。ストライカーがセレブロから盗んだ部品を回収しなければならない。ジーン・グレイ傘下の地へと近づくにつれ、X-MENたちの心は重くなっていく。
ナイトクロウラーのチュートリアルレベルです。ナイトクロウラーのアクロバット能力を使って配水管の出口に向かいます。
コンクリートを飛び移り、パイプにつかまり、180度戻ってパイプの上を走り、テレポートで次のパイプに瞬間移動し、再び、180度戻り、ジャンプテレポートします。パネルを操作してドアを開け、テレポートパンチやテレポートキックも使って敵を倒します。
ナイトクロウラーの回復能力を使って体力を完全に回復し、制御パネルを使ってドアを開けます。敵を倒して、パネルを操作してドアを開けます。

MISSION 4: GENERATOR ROOM
ナイトクロウラーが廃墟と化したアルカリ基地に侵入する。仲間のX-MENたちは、彼が自動防衛装置を無力化するのを待っている。しかし、熟練兵の一団が先客として基地内で何かを探していたことが事態をややこしくしてしまう。
ナイトクロウラーのアクロバット能力を使ってパイプ上を移動します。途中で、センチネル・テック1/5を取ります。パイプを移動して坂を上がり、下のキャットウォークに降りてセンチネル・テック2/5を取ります。
中間上方に見えるキャットウォークに飛び移り、敵を倒してセンチネル・テック3/5を取ります。同じレベルの反対側のキャットウォークも同様に、敵を倒してセンチネル・テック4/5を取ります。
パイプを上がり、キャットウォーク上のセンチネル・テック5/5を取り、制御パネルを操作してドアを開けます。
右に進んで敵を倒し、ウェポンXファイル1/1を取り、メイン制御パネルにアクセスします。敵を倒し、来た道を戻って、発電機を停止します。
地上に降りて、もう1機の発電機も停止します。入口に戻ってパネルを操作してドアを開けます。

MISSION 5: ALKALI LAB
ウルヴァリンは、記憶の辺縁を蝕む悪夢が始まった場所へと再び足を踏み入れる。自らの秘密の核心、そして、それ以上の秘密へと迫る旅が今、ここに始まる。
ウルヴァリンで、4つの変圧器を破壊し、センチネルに過電圧をかけます。ストームがパワーを迂回させている間に、指定された変圧器を破壊します。敵はすべての変圧器を破壊し終えるまで現れ続けます。
ストームのライトニングアタックで敵を攻撃させることもできますが、1度使うと再び使えるようになるまでに時間がかかります。
ただ、敵の攻撃はあまりシビアではありません。すべてのセンチネル・テックとウェポンXファイルは、変圧器を破壊するたびに周囲に現れます。

MISSION 6: HOLDING PENS
獲物を追うウルヴァリン。奇跡的に前回の対決を生き延び、復讐の鬼と化したデスストライクがストームを拉致し、配下の者たちにウルヴァリン抹殺を命じる。
敵を倒し、扉の制御パネルを破壊します。敵を倒しながら回廊を進み、ドアを通過したら、すぐに左の小部屋に入ります。壁を壊して敵を倒し、ウェポンXファイル1/1を取ります。
広い廊下に戻り、次から次へと現れる敵を倒しながら進み、突き当たり左側の箱を壊してセンチネル・テック1/5を取ります。開いたドアに入って階段を上がります。
先の部屋にバズーカ砲を抱えた敵がいるので、優先的に倒してから、右後ろの箱の裏にあるセンチネル・テック2/5を取ります。
B1には進まずに180度Uターンして右の部屋に入って敵を倒し、廊下から階段を下りて廊下の敵と監房1の敵を倒し、突き当たりのセンチネル・テック3/5を取ります。
戻ってB1に進み、階段を下りてすぐの部屋の箱を壊してセンチネル・テック4/5を取ります。デッドプールに入って敵を倒し、大きな廊下に戻ります。敵を倒し監房2の敵を倒します。
回廊を進んでコントロールパネルの横を180度戻り、敵を倒して奥のセンチネル・テック5/5を取ります。戻ってコントロールパネルを破壊し、開いたドアに入ります。

MISSION 7: TESTING CENTER
デスストライクを執念深く追い続けるウルヴァリン。ストーム救出へと急ぐ彼の行く手にヒドラ兵の大軍が立ちはだかる。
試験室の敵をすべて倒し、右の樽を壊してセンチネル・テック1/5を取ります。
敵の第1陣(レベル1)を倒すと、敵の第2陣(レベル2)が現れますが、その際、焼却炉ユニットが起動して床から炎が吹き出してくるので、当たらないようにします。
敵の第3陣(レベル7)は、頭上から拘束装置が降りてきて、捕まってしまうと檻の中で炎に焼かれてしまうので気をつけます。なお、敵もこれらのダメージを受けるため、敵を倒すことに活用することもできます。
正面に進み、敵を倒し、樽を壊してセンチネル・テック2/5を取ります。樽を壊して先に進み、敵を倒し、角の箱を壊してセンチネル・テック3/5を取ります。廊下に入り、マシンガンと敵を倒します。
正面にある斜め向きのドアの手前にある窪みでセンチネル・テック4/5を取ります。奥の部屋に入ると、敵の幾陣もの猛攻に遭うので、フューリーモードも駆使しつつ倒します。
ここは、少し厳しい戦いになります。右奥の樽5個を壊してセンチネル・テック5/5を取り、正面角の箱を壊してウェポンXファイル1/1を取ります。

MISSION 8: HANGAR
敵に追いつきつつあるウルヴァリン。ストームの残した臭跡が次第に強くなっていき、ついに彼女の怯えた悲鳴がウルヴァリンの耳に鳴り響く。
ウルヴァリンとしてデスストライクを倒し、ストームを救出します。スタート地点から右後方に進み、センチネル・テック1/5を取ります。
そのまま奥に進み、右側のセンチネル・テック2/5と左側のセンチネル・テック3/5を取ります。戻って左奥に進み、センチネル・テック4/5を取ります。
正面の箱を壊し、センチネル・テック5/5、ウェポンXファイル1/1を取ります。デスストライクの攻撃はそれほど敏捷でも強力でもありません。
ピンチになったら、自ら渦に巻き込まれて時間を稼いで回復するといいでしょう。

MISSION 9: LAUNCHING BAY
アルカリ基地の奥深くにあるダーク・セレブロに到達したナイトクロウラーとコロッサスは、そこに残されていたのが盗まれた部品だけではなかったことを知ることになる。
真っ直ぐ進み、センチネル・テック1/5を取ります。パイプを伝って上へ上へとテレポートし、セキュリティー解除パネルを操作してコロッサスを中央司令室に入らせます。
そこから少し下にテレポートして、バルコニー状のキャットウォークにあるセンチネル・テック2/5を取ります。斜め右後ろに戻ってウェポンXファイル1/1を取り、斜め右に進んでセンチネル・テック3/5を取ります。
同じレベルの外周沿いにあるセンチネル・テック4/5とセンチネル・テック5/5を取り、少し上のこのエリアに入ったところに戻り、右下に下りてシールドを解除します。
コロッサスのところに行き、攻撃を受けている彼を援護します。外周に出て、シールドを解除し、コロッサスのところに行き、攻撃を受けている彼を援護します。これをもう2度(合計4回)繰り返します。

MISSION 10: DARK CEREBRO
ナイトクロウラーの元にジェイソン・ストライカーの幻影が現れる。ダムの崩壊時にナイトクロウラーによって見捨てられたことを恨み、ジェイソンは彼につきまうとうようになる。
下に下りて、ウェポンXファイル1/1とセンチネル・テック1/1を取ります。センチネル・テック2/5、3/5、4/5、5/5は、少し上の四方にあるコンクリートの足場にあります。
センチネルとのボス戦ですが、自ら攻撃することはできません。センチネルに左トリガーでロックオンして、Bボタンでその肩にテレポートします。
追尾ロボットがセンチネルの方に寄ってくるので、追尾ロボットが攻撃する寸前に安全なところにテレポートします。これを繰り返します。
センチネルが2体現れても、同様にします。コツがつかめると、それほど難しくはありません。

MISSION 11: FISSION PLANT
アイスマンが初の単独任務に出向く。エグゼビア教授は彼がこの局面に最も適任だと気づくが、アイスマンが発電所でかつてのクラスメートと対決することになり、不安を禁じえない。
燃えているビルを通り越し、その先の冷却塔の間にあるパイプの下でウェポンXファイル1/1を取ります。
スタート地点から右奥にある灯台の上のセンチネル・テック1/5、その反対側の橋の下にあるセンチネル・テック2/5、陸地に戻って小さな建物2棟の間にあるセンチネル・テック3/5、スタート地点に戻る方向の左側にあるビルの地上すれすれのところにあるセンチネル・テック4/5、スタート地点後方の水上の鉄塔の下にあるセンチネルテック5/5、を取ります。
燃えているビルに戻り、炎を消していきます。パイロがファイア・ラプターを飛ばすので、迎撃して冷却塔と原子炉を守ります。
ビルの炎をすべて消す、ファイア・ラプターを迎撃して建物を守る、これを3度繰り返します。かなり忙しいミッションですが、ファイア・ラプターに接近して攻撃すれば比較的早く倒すことができます。

MISSION 12: COOLANT TUNNELS
アイスマンがかつての友人であり、相棒でもあったパイロと対決する。原子炉の天蓋部分を破壊しようとするパイロの当初の試みは阻止できたものの、彼の野心をくじくのは容易ではなさそうだ):
冷却炉のトンネルの中を、柱や電気バリアを避け、ファイア・ラプターを追跡・攻撃しながら、進んでいきます。広いエリアに出る直前で、センチネル・テック1/5を取ります。
右側の冷却材の漏れをアイスビームで止め、その左斜め前方にあるセンチネル・テック2/5を取ります。その後も、4ヵ所の冷却材の漏れをアイスビームで止めます。
冷却材の漏れを最初に止めた場所の下方のトンネルに入りますが、回転する装置があるので、それにぶつからないように注意しながら進んでいきます。
回転する装置の8個目と9個目が隣接している間で、右上にあるセンチネル・テック3/5を取ります。次のエリアに出たら、右下のセンチネル・テック4/5を取ります。
フロン管を凍らせてから破壊しつつ、時折、正面のドアをアイスビームで冷却します。すべてを破壊したら、正面のドアからトンネルに入り、左を進んでセンチネル・テック5/5を取ります。
防護壁が塞がる制限時間内にトンネルを抜けますが、回転する装置が3個続いた後のバリアを下に進み、ウェポンXファイル1/1を取ります。その後は加速して、トンネルから脱出します。

MISSION 13: FIRE SERPENT
アイスマンが再び原子炉を守り抜いてみせた。パイロとの最終対決は不可避のようだ。両雄とも、極限まで力を引き出している。アイスマンの未来をかけた一戦がここに始まる。
スタート地点を斜め右下に進み、センチネル・テック1/5を取ります。180度回転し、鉄塔の中にあるセンチネル・テック2/5を取ります。
左斜め後方下方に進み、小さな建物の窪みにあるセンチネル・テック3/5を取ります。そこから斜め右上に進み、それほど大きくない建物の上にあるウェポンXファイル1/1を取ります。
その先のドームの屋根の脇にあるセンチネル・テック4/5を取ります。灯台の左奥にある鉄塔の手前にあるセンチネル・テック5/5を取ります。
ファイア・サーペントを攻撃して倒します。真正面から攻撃しなければ、反撃を食らうことはありませんが、近づきすぎると炎のダメージを受けるので、いったんUターンして離れるようにします。
また、ファイア・サーペントを倒すのが遅れると、有毒廃棄物のコンテナが破壊されてしまうので、できるだけ早く倒すようにします。

MISSION 14: CASTLE GATEHOUSE
ウルヴァリンは、デスストライクを追って遠路日本まで足を運ぶ。彼女は、人里から遠く離れた田舎の森の奥深く、武士の時代からあるという古墳に向かう。
敵が次々と現れるので全滅させるまで戦い続けます。その間に、スタート地点すぐ左の垣根の中のセンチネル・テック1/5、その後ろの門の脇のセンチネル・テック2/5、左後ろ隅のセンチネル・テック3/5を取ります。
引き続き、階段を上がり、右側の盆栽の裏にあるセンチネル・テック4/5、左の家具の裏にあるウェポンXファイル1/1、右隅の家具の裏にあるセンチネル・テック5/5を取ります。
すべて倒すと門が開くので、敵を倒しながら廊下を進んでいきます。この際、床の四角いところを踏むと火のダメージを受けるので、できるだけ踏まないようにします。反対側に到達したら終了です。廊下は、中庭に比べるとあっけないほど簡単です。

MISSION 15: ZEN GARDEN
ウルヴァリンは、古城を守るヒドラの最初の防衛線を突破した。正門に到達するには、静寂どころか殺気に満ち溢れた和風庭園を通過せざるを得ない。
敵が次々と現れるので、倒しながら和風庭園を進んでいきます。左奥のセンチネル・テック1/5を取ります。庭の通りの敵をすべて倒すと門が開くので、その門を通過します。
テレポートネクサスとネクサス護衛を排除します。テレポートネクサスは、柱に取り付けられたパネルすべてを壊せば破壊することができます。
テレポートネクサス裏のセンチネル・テック2/5と、その横を通り過ぎた石柱の裏のセンチネル・テック3/5を取ります。
石庭門を通り過ぎ、石庭左奥隅のセンチネル・テック4/5と右奥の石柱裏のウェポンXファイル1/1を取ります。
テレポートマトリックスとマトリックス護衛を排除します。テレポートネクサスと同じく、柱に取り付けられたパネルすべてを壊せば破壊することができます。
城門から階段を駆け上がり、敵を倒します。風の部隊が現れたら、左奥のセンチネル・テック5/5を取り、風の部隊を倒します。

MISSION 16: BROOKLYN BRIDGE
ナイトクロウラーとストームはミュータントの一団による暴動を鎮圧するため、ブルックリン橋へと向かうが、厄介ごとを起こしている連中のリーダーが文字通りの一騎当千であることが判明する。
左斜め後ろ上方にテレポートしてウェポンXファイル1/1を取り、スタート地点に戻ります。
右斜め後ろにテレポートしてセンチネル・テック1/5を取り、左後方最上部にテレポートしてセンチネル・テック2/5を取り、そこから通路を後方にテレポートしてセンチネル・テック3/5を取り、右斜め前方の街灯にテレポートしてセンチネル・テック4/5を取り、3/5を取ったところに戻ってそのまま進み、斜め左のセンチネル・テック5/5を取ります。
橋の上に降り、マルチプルマンのクローン12体を倒します。起爆装置がセットされるので、制限時間内に解除します。最初は2個、次も2個ですが、最後は3個なので注意します。
ストームを有効活用しながら敵を倒していかないと、時間的にもヘルス的にもきつくなります。

MISSION 17: MULTIPLE MAN
ナイトクロウラーがマチルプルマンをブルックリン橋上の工事現場に追い詰めた。この歴史的建築物が永らえるか、眼下の川に崩れ落ちることになるかは、彼らの決戦の勝敗にかかっている。
左上のライトのセンチネル・テック1/5を取り、真後ろを向いてドラム缶の上にあるセンチネル・テック2/5を取ります。
右を向いて時計回りに進み、材木の上のセンチネル・テック3/5、材木の上のセンチネル・テック4/5、材木の上のウェポンXファイル1/1、タンクの上のセンチネル・テック5/5を取ります。
ここからはマルチプルマンを倒しますが、彼はクローンを呼び出したり、爆弾を起動させたりします。ただし、爆弾は放っておき、クローンが現れても逃げ回り、マルチプルマンだけを攻撃していればOKです。
ヘルスが危なくなってきたら、クローンがいる時はテレポートで逃げ回り、マルチプルマンだけの時はライトの上で回復するようにします。

MISSION 18: WARRIOR’S DOJO
古城に潜入したウルヴァリンは広大な道場に出る。そこで修行するヒドラの精鋭たちが決死の覚悟で根城を守ろうと襲い掛かってくる。
時計回りに、センチネル・テック1/5、センチネル・テック2/5、センチネル・テック3/5、ウェポンXファイル1/1、センチネル・テック4/5、中央のセンチネル・テック5/5と取って回ります。
正面のシールドを攻撃して破壊し、沸いてくる敵を殲滅します。この段階のミッションとしては楽な部類に入るでしょう。

MISSION 19: LADY DEATHSTRIKE
ウルヴァリンの追跡行も終わりに近づきつつある。追い詰められたデスストライクが雪辱を果たし、主君への忠義を尽くそうと背水の陣で挑んでくる。
左斜め前方にあるウェポンXファイル1/1、前方のショーウィンドウの中にあるセンチネル・テック1/5、その右隣のセンチネル・テック2/5、右の階段の向こう側にあるセンチネル・テック3/5、を取ります。
デスストライクのヘルスを3分の1ぐらいまで削ると、彼女が護衛部隊を呼び出すので、2階に上がってその護衛部隊を倒します。
階段を上がって左に進んだ右の陰でセンチネル・テック4/5、戻って右に進んだ陰でセンチネル・テック5/5を取ります。護衛部隊を殲滅すると、再び、デスストライクとの一騎打ちになります。
フューリーモードを使えば労せずして彼女を倒すことができます。また、ヘルスが危なくなったら、逃げ回って回復する手もあります。

MISSION 20: SILVER SAMURAI
ウルヴァリンは、古城の城主、シルバーサムライと対決する。戦いのさなかで、彼は全ミュータントを救いうる秘密を知ることになる。もっとも、それを知るには流血と痛みは避けられないが・・・。
左隅にあるランタンを壊してセンチネル・テック1/5、中央後方左右のランタンを壊してセンチネル・テック2/5、センチネル・テック3/5、右隅にあるランタンを壊してウェポンXファイル1/1、その左のランタンを壊してセンチネル・テック4/5、中央右奥のランタンを壊してセンチネル・テック5/5、をそれぞれ取ります。
シルバーサムライは、攻撃・防御ともに強く、ワープがあり、剣のリーチも長いため、慎重に戦う必要があります。
彼が隙を見せた時にジャンプ攻撃してすぐに逃げるヒット・アンド・アウェイが攻撃の基本になり、彼が攻撃姿勢の時は逃げ回るのがベストです。ヘルスを3分の2以下に削ると、逃げてスピリットウルフの軍勢を呼び出します。
スピリットウルフは、ワープしてのジャンプアタックを仕掛けてきますが、防御力は低いため、強い攻撃を繰り出せばすぐに倒すことができますし、人数も4人だけです。
再び、シルバーサムライが現れますが、戦い方は同じです。ヘルスを3分の1以下に削ると、今度はシードラゴンの軍勢を呼び出します。
こちらも、戦い方は同じですが、数はスピリットウルフよりも多くなります。三度、シルバーサムライが現れますが、戦い方は同じです。

MISSION 21: KNWLOON HIGHWAY
アイスマンに再び、X-MENの一員として活躍する機会が回ってくる。任務地から遥か離れた位置に立ち往生中の彼こそが、センチネルたちに先んじて目標に到達できる唯一の希望なのだ。
制限時間が結構シビアなので、加速しつつ進みます。トンネルを抜け、広いところに出たら右にあるセンチネル・テック1/5を取ります。
センチネルを倒し、引き続きセンチネルを倒しながらトンネルを進み、燃えているクルマのすぐ先でセンチネル・テック2/5を取ります。広いところに出たら左を進み、トンネルに入る直前のセンチネル・テック3/5を取ります。
広いところに出たら左を進み、センチネル・テック4/5を取ります。トンネルに入り、中央のセンチネル・テック5/5を取ります。通りに出たら、中央にあるウェポンXファイル1/1を取ります。
ヒドラ本部にたどり着いたら、インヒビターを持ったセンチネルが逃げ出すので、その後を追いかけて倒します。

MISSION 22: DOWNTOWN KOWLOON
アイスマンは、マスターモールド・インビターを探しに向かうが、都市はセンチネルでうじゃうじゃしている。残忍なセンチネルからミュータント市民を守るため、すぐに行動を起こす。
最初の角を右に曲がり、センチネル・テック1/5を取ります。そのまま進み、ビルを右に見て、左に曲がり、センチネル・テック2/5を取ります。そのまま真っ直ぐ進み、左のビルの下にあるセンチネル・テック3/5を取ります。
ビルを右に見て道なりに進み、左にあるウェポンXファイル1/1を取り、行き止まり手前右側のセンチネル・テック4/5を取ります。左に進み、行き止まり手前左側のセンチネル・テック5/5を取ります。
センチネル15体を破壊します。制限時間はありますが、1体破壊するごとにスタート時点の制限時間に延長される上、センチネルの数が減るということはないため、それほど苦戦しないのではないかと思います。

MISSION 23: GIANT SENTINEL
墜落現場に入り、他のX-MENたちと合流する寸前のアイスマンが、新たな脅威を発見する。仲間たちに迫りつつある巨大センチネルを阻止してみせなければならない。
巨大センチネルが向かってくる方の高架下にあるセンチネル・テック1/5と、その右側の駐車場にあるセンチネル・テック2/5を取ります。
墜落現場方向に向かい、最初の左カーブの高架上にあるウェポンXファイル1/1と内側にあるセンチネル・テック3/5を取ります。
左側の駐車場にあるセンチネル・テック4/5を取り、墜落現場直前の高架下にあるセンチネル・テック5/5を取ります。
巨大センチネルを倒すためには、6つの黄色い電力ノードを破壊する必要があります。背面上方に3つ、前面中央に3つあり、簡単に破壊することができます。
ただ、左右の2体を倒しても、倒した段階で次の1体がスタート地点に現れ、最終的には8体を倒さなければなりません。交互に出現させるというのも手です。

MISSION 24: AUGMENTATION ROOM
ウルヴァリンがセイバートゥースを探してマスターモールド内に侵入する。攻撃を受けた彼の脳裏に、埋もれていた記憶が次々と浮かび上がってくる。
時計回りに、センチネル・テック1/5、センチネル・テック2/5、センチネル・テック3/5、センチネル・テック4/5、センチネル・テック5/5と取って回り、最後に中央のタンクの裏側にあるウェポンXファイルを取ります。
自身の内なる悪魔を倒し、ジェイソンの幻影を打ち破ります。悪魔は全部で100体倒す必要がありますが、数だけの問題なので、それほど苦労せずに倒せるのではないかと思います。

MISSION 25: MASTER MOLD INTERIOR
マスターモールド内部を進むナイトクロウラー。ジェイソン・ストライカーに見つかってしまうが、ナイトクロウラーが出会う人物こそが勝利への希望の光となりうるのだった。
青い光に触れないようにして、ジェイソンの霊の後を追いかけます。右の第1防護制御パネルの配線1/2を完了し、そのまま進んでセンチネル・テック1/5を取ります。
左後ろ下に戻り、第1防護パネルの配線2/2も完了します。ハッチが閉まり、センチネルが現れますが、MISSION10のボス戦と同様に戦います。
センチネルに左トリガーでロックオンして、Bボタンでその肩にテレポートします。
追尾ロボットがセンチネルの方に寄ってくるので、追尾ロボットが攻撃する寸前に安全なところにテレポートします。これを繰り返します。センチネルは、1体だけです。下方に開いたハッチの中に入ります。
第2防護壁制御パネル1/2の配線を完了し、パイプの中を通り抜けます。左前方のセンチネル・テック2/5を取り、その先にある第2防護壁制御パネル2/2の配線を完了し、ハッチの中に入ります。
電力ノード1/3があるところまで素早くテレポートし、センチネル・テック3/5を取ります。電力ノード1/3は、ドローンを誘い込んで破壊します。
ジェイソンの後を追い、すぐのポールを上に上がり、ウェポンXファイル1/1を取ります。下に下りて、陸地の隅にあるセンチネル・テック4/5を取ります。
ここから、センチネルは無視して、時計回りにテレポートしてドローンを誘い込んで電力ノード2/3を破壊します。
素早く、ジェイソンの後を追い、ポールを登り、後方の足場に飛び移り、ポールを登り、後方の短い足場3ヵ所を跳んでからテレポートで移動します。この際、できるだけ青い光を避けつつ、素早く移動します。
最後の電力ノード3/3も、ドローンを誘い込んで破壊します。センチネルが3体に増えている場合もあるので、センチネルの攻撃にも注意します。ハッチが開くので、素早くハッチまでテレポートします。

MISSION 26: MASTER MOLD REACTOR
マスターモールドの動力系内部を疾走するアイスマン。センチネル制御ノードを見つけて破壊できれば、世界中のセンチネルを無力化できる。全ミュータントの未来が彼の双肩にかかっている。
時間制限があるので急ぎながらも、レーザーとレッドドローンを避け、センチネルを倒しながら、電力ダクトを進みます。レーザーが四方から発せられるところで、左下のセンチネル・テック1/5を取ります。
エリア2に入ってすぐの右カーブを少し大回りして、センチネル・テック2/5を取ります。
エリア3に入ってすぐの真ん中少し上に浮かんでいるセンチネル・テック3/5を取ります。レベル4に入ってすぐを少し斜め左に進み、センチネル・テック4/5を取ります。
コアにたどり着いたら、下方に進んでウェポンXファイル1/1を取り、斜め上に上がってセンチネル・テック5/5を取ります。マスターモールド周囲の制御ノード5個を破壊し、センチネル制御コアが爆発する前に脱出します。

MISSION 27: TELEPURGATORY
ナイトクロウラーがマスターモールドの中心部に到達する。装置全体を無力化するには、それを操る人物を倒さなければならない。人生最大の選択を迫られるナイトクロウラー。その信念が試される時がきた。
スタート地点背後のセンチネル・テック1/5を取ります。右にテレポートして、センチネル・テック2/5を取ります。
そこから右にテレポートして、センチネル・テック3/5を取ります。更に、右にテレポートして、橋状の木の上にあるセンチネル・テック4/5を取ります。
斜め下にテレポートして、ウェポンXファイル1/1を取ります。時計回りにテレポートし、1段低いところに降りて、センチネル・テック5/5を取ります。
記憶バンクに直接ふれられるように、クリスタルシールドを破壊し、作動しているガーディアンクリスタルを破壊して悪魔を止めます。
悪魔は、クリスタルシールドを破壊するごとに現れますが、それほど強くないので、樹上などで隙を見てヘルスを回復しつつ、倒していくといいでしょう。
また、悪魔はある程度無視してガーディアンクリスタルを破壊していくのも手です。

MISSION 28: SABERTOOTH
ウルヴァリンがついに宿敵セイバートゥースと対決する。両者の憎しみは深く、周囲が崩壊しつつある中、終わりなき死闘は続く・・・。
セイバートゥースは、ダメージを与えても、レイジメーターが貯まると回復してしまうので、素早く攻撃してフューリーモードにし、一気に下に落としてしまいます。
それから、自らが受けたダメージを回復し、左右両端にあるセンチネル・テック1/5とセンチネル・テック2/5を取ります。
セイバートゥースを追って下に下り、周囲にあるセンチネル・テック3/5、センチネル・テック4/5、センチネル・テック5/5、ウェポンXファイル1/1を取ります。
下でも基本的な戦い方は同じですが、セイバートゥースが少し強くなっているので、ガードも入れつつ戦った方がいいかもしれません。勝てば、エンディングとなります。

デンジャールーム
ミッションを大きく区切ったアクトをクリアするごとにプレイできるようになるボーナスミッションです。それぞれのキャラクターごとにボーナスミッションがひとつずつ用意されています。

アイスマンは、彼のスライド操作を試すシミュレーションで、障害物を避けつつチェックポイントを通過します。目標タイムは1分30秒ですが、簡単にクリアできるのではないかと思います。
エクストラクレジットタイムは1分00秒で、こちらは何度もプレイしてルートや障害物の位置を覚える必要があります。

ウルヴァリンは、彼の実戦における戦闘能力と戦術の熟練度を試すシミュレーションです。サバイバル訓練で、7分以内に最後の部屋にたどり着いて敵を倒すことが目標になります。
発電機をすべて壊すと次の部屋に行けるのですが、部屋は4室あり、発電機は順に4機、6機、4機となります。発電機は、カバーが開いている間だけ壊すことができ、次に開く発電機の近くにいる必要があります。
また、最後の部屋の敵をすべて倒すのに3分近くかかるため、それぐらいの時間を残して最後の部屋に着かなければなりません。エクストラクレジットタイムは6分で、これはかなりきつめです。

ナイトクロウラーは、インヒビター・フィールドと無摩擦面を利用して、彼のアクロバットスキルとテレポート能力を試すシミュレーションです。2分以内に出口にたどり着くことが目標になります。
ジャンプしたりテレポートしたりして進むのですが、床が電気ショックだったり、炎が噴出したり、床が崩れたりするなど、もっとも嫌らしくパターンを覚えることが必要になります。
エクストラクレジットタイムは1分30秒で、素早く最小限のミスで進まなければなりません。

SELECT MISSION
クリアしたミッションをリプレイできます。

OPTIONS
ゲームの各種設定の変更が行えます。

CEREBRO FILES
アンロックしたスペシャル特典が見られます。

CREDITS
ゲームのクレジットが見られます。

【ACHIEVEMENT】
エグゼビア高等学院・ウルヴァリンがエグゼビア高等学院に入学した!(0): 「MISSION 1: LADY LIBERTY」をクリアします。
エグゼビア高等学院・アイスマンがエグゼビア高等学院に入学した!(0): 「MISSION 2: LIBERTY ISLAND」をクリアします。
エグゼビア高等学院・ナイトクロウラーがエグゼビア高等学院に入学した!(0): 「MISSION 3: ALKALI LAKE」をクリアします。
デンジャールーム(20): 「MISSION 10: DARK CEREBRO」をクリアします。
デンジャールーム(30): 「MISSION 20: SILVER SAMURAI」をクリアします。
仮の姿(70): 「MISSION 26: MASTER MOLD REACTOR」をクリアします。
チャンピオン(70): アイスマンで、センチネル・テックとウェポンXファイルをすべて取ります。
エボリューション(125): アイスマンのミュータントパワーをすべて最大にします。
仮の姿(80): 「MISSION 27: TELEPURGATORY」をクリアします。
チャンピオン(70): ナイトクロウラーで、センチネル・テックとウェポンXファイルをすべて取ります。
エボリューション(125): ナイトクロウラーのミュータントパワーをすべて最大にします。
デンジャールーム(20): 「MISSION 28: SABERTOOTH」をクリアします。
仮の姿(110): ウルヴァリンで、ウェポンXファイルをすべて取ります。
チャンピオン(110): ウルヴァリンで、センチネル・テックをすべて取ります。
エボリューション(120): ウルヴァリンのミュータントパワーをすべて最大にします。
X-MEN(50): ゲーマースコアを950にすると解除できます。

OVERALL(1000): 序盤はほとんど実績を解除できずにやきもきさせられますが、難易度をスーパーヒーローに上げてプレイすれば、終盤になって矢継ぎ早に実績が解除できます。
ただ、難易度をヒーロー止まりにしたり、センチネル・テックとウェポンXファイルを取り逃がすと、大半の実績が解除できないままに終わってしまいます。
ゲームは、それほど難しくはないので、キャラクターをパワーアップしながら繰り返しプレイすれば、実績コンプリートは少し難しくとも、自分なりに納得できるゲーマースコアまでは解除できるはずです。

【GRAPHICS】6
映画「X-MEN: ファイナルディシジョン」へと続くバックストーリーを描いたアクションゲームだけに、X-MENの雰囲気やキャラクターの容姿がいかに映画版に近いものになっているかが重要になりますが、その点に関しては合格点をつけることができます。
各ステージの雰囲気はなかなかよくできていますし、X-MENのウルヴァリン、アイスマン、ナイトクロウラーはもちろんのこと、敵キャラクターも正確に描かれています。
ただ、本作が「Xbox 360」のゲームであるということを考えると、グラフィックの全体の印象は少しのっぺりしたところがあり、「Xbox 360」らしいキレや美しさを感じることができません。
また、イベントシーンは、コミックを意識したのか紙芝居のようなものになっていますが、ゲーム本編が3Dポリゴンで作られているだけに、これにはかなりの違和感を覚えますし、チープさもぬぐいきれません。
これを、意図的にやっているのだとしたら明らかに外していますし、制作費をケチったとしたら論外だと言えるでしょう。

【SOUND】7
ドルビーサラウンドです。本作は、イベントシーンなどでボイスが入れられていますが、「スタートレック」でもおなじみのパトリック・スチュワートが声を当てているのが最大のハイライトになっています。
もちろん、パトリック・スチュワートをはじめとしたボイスアクティングには問題がありませんが、サウンドはグラフィックがあってこそのものであり、紙芝居にボイスを当てているようでは、せっかくのボイスも光を失ったものになってしまいます。
ボイス量は、この手のアクションゲームらしく、限られたものになっています。
効果音は、SFらしい機械的な音もふんだんに取り入れられており、それらしい雰囲気で楽しむことができますし、まずまずといった仕上がりになっています。

【CONTROL】7
本作では、キャラクターを自由に動かしたり、カメラが常にキャラクターの背後に回り込むことはなく、半固定視点の中でキャラクターを動かすようになっています。
また、それぞれのキャラクターごとに操作に違いがあり、それらを覚えなければなりません。

ウルヴァリンは、左スティックが移動、押し込んでチームメートのアクション、右スティックがカメラ操作、Aボタンがジャンプ、Bボタンがバックアタック、Xボタンがクイックアタック、Yボタンがヘビーアタック、右ボタンがフューリー、左ボタンがクローの出し入れ、長押しで体力の回復、左右のトリガーが回復、などとなっています。

ナイトクロウラーは、左スティックが移動、右スティックがカメラ操作、Aボタンがジャンプ、Bボタンが敵の方向へのテレポート、Xボタンがパンチ、Yボタンがキック、右ボタンがシャドウオーラ、左トリガーがターゲットのロックオン、右トリガーがテレポート、などとなっています。

アイスマンは、左スティックが移動、右スティックが後ろを見る、Aボタンがブースト、Bボタンがヘイルストーム、Xボタンがアイスビーム、Yボタンがフロストシールド、右ボタンが180度旋回、左トリガーがターゲットを選ぶ、右トリガーがブレーキ、などとなっています。

それぞれの操作は、時折、混同してしまうこともありますし、操作自体、それほど良好とも言えません。ナイトクロウラーのテレポートとアイスマンの移動は、特に慣れと勘を要求されます。半固定視点なのも、あまり褒められたものではなく、やはり、カメラはキャラクターの背後に回り込むようにしてほしかったところです。

【GAMEPLAY】7
映画「X-MEN: ファイナルディシジョン」へと続くバックストーリーを描いたアクションゲームで、同映画の脚本を共同執筆したザック・ペンと伝説的コミック本の著者であるクリス・クラレモントの2人がゲーム版のストーリーを執筆しています。
それだけに、ストーリーはまずまずなのですが、ウルヴァリン、ナイトクロウラー、アイスマン、それぞれのストーリーをそれぞれの特徴に合ったように書いているため、ストーリーがやや散漫になってしまったところがあります。
また、前述しているように、イベントシーンは、コミックを意識したのか紙芝居のようなものになっていますが、ゲーム本編が3Dポリゴンで作られているだけに、これにはかなりの違和感を覚えますし、チープさもぬぐいきれません。
このイベントシーンのお陰で、ゲーム全体が安っぽく感じられてしまうため、しっかりと協議した上で、キャラクターには3Dポリゴンで演技をさせるべきでした。
とはいえ、それぞれのミッション自体は、それなりに楽しめるものになっており、欧米のレビュー平均5.2というのは、いささか過小評価しすぎなのではないかと思います。

ウルヴァリン、ナイトクロウラー、アイスマン、それぞれのステージはバラエティに富んでおり、敵との戦闘もなかなか面白く感じられます。
それぞれのキャラクターの特徴を考え、どのように移動して、どのように攻撃するかを考えるため、同じことの繰り返しで飽きるということもありません。
難易度も、3段階あり、最低難易度の新人で何度かプレイすれば、たいていのミッションはクリアできるのではないかと思います。
ただ、それでは、キャラクターのパワーアップに用いるためのミューテーションを十分な数だけもらうことができません。
そのため、ヒーローや最高難易度のスーパーヒーローもプレイすることになるわけで、そうした点でけっこう長く楽しむことができます。
もっとも、そう考えると、ミッションによってはチェックポイントとセーブポイントが全くないものもあるというはいささか問題です。
それぞれのミッションはそれほど長くはありませんが、ゲームオーバーになったら、また一からやり直しというのは、あまりにも厳しすぎます。
21世紀のゲームは、いつでもどこでも好きなだけセーブできるのがスタンダードであるべきです。それでなくても、しつこいぐらいにチェックポイントとセーブポイントを用意しておくべきでしょう。

【LONGEVITY】8
本作は、全28ミッションで構成されており、1度も失敗することがなければ、それぞれのミッションは10分前後でクリアすることができます。
ただ、実際には、ミューテーションをコンプリートすることを考えると、最高難易度のスーパーヒーローまでプレイすることが望ましくなります。また、ウェポンXファイルとセンチネル・テックも集めたいところです。
最低難易度の新人でクリアしさえすればいいのなら10時間強で終われるかと思いますが、こうした目的があるなら20時間~30時間はかかるはずですし、本作はそういう楽しみ方をするべきでしょう。

【OVERALL】7
本作は、映画「X-MEN: ファイナルディシジョン」へと続くバックストーリーを描いたアクションゲームで、各ステージの雰囲気はよく、X-MENのウルヴァリン、アイスマン、ナイトクロウラーなどのキャラクターも正確に描かれています。
彼らが活躍する各ステージも、それなりに楽しめるものになっています。ただ、イベントシーンが紙芝居のようにチープであったり、操作性が良好とは言えなかったり、セーブポイントの問題があったり、全体に安っぽさを感じてしまうところがあったりします。
欧米のレビュー平均である5.2ほどひどくはありませんが、傑作や秀作とは言えないのも確かです。そのため、安く売られていたら、買う価値は十分にあるでしょう。

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