「Microsoft Flight Simulator」のご紹介の続きです。
ディスカバリーフライト
有名な美しいロケーションの周辺を楽しむ。
「ディスカバリーフライト」は、「飛行訓練」や「着陸チャレンジ」、「ブッシュトリップ」のような明確な課題や目標はありません。
自由気ままに有名な美しいロケーションの周辺を飛行して楽しむためのモードで、離陸も着陸も行う必要はなく、有名な美しいロケーションの周辺を最適なフライトコンディションで飛行中の状態から始まります。
好きなだけ有名な美しいロケーションの周辺を飛行することができ、注目地点は名称が表示されます。そんなロケーションを堪能したら、いつでも好きな時にポーズをかけて飛行をやめることも可能です。
「ディスカバリーフライト」には、「コアコンテンツ」、「世界の更新」、「その他」の3ジャンルがあります。
「コアコンテンツ」では、エベレスト山、ギザ(ピラミッド)、ニューヨーク(自由の女神)といった世界を代表するランドマーク周辺を飛行することができます。
「世界の更新」では、東京、富士山、ロンドン、パリなど、世界でも有名な都市や自然の周辺を飛行することができます。
「その他」では、メッカやモニュメントバレーなど、「コアコンテンツ」や「世界の更新」に含まれない名勝地の周辺を飛行することができます。
コアコンテンツ
ヘリコプター(ニューヨーク(USA))
[イベント]
ギンバルG-2カブリ
始点: ヘリポート(H09(ヘリパッド))
このフライトでは、計算流体力学(CFD)の視覚化を表示するための支援機能が有効です。これによりヘリコプターの飛行に関連する追加の空気力学的原理を特定します。
・そのような原則の1つは、メインローターからの空気のダウンウォッシュが地面と反応し、ヘリコプターに追加の揚力を与える「地面効果内」(IGE)です。
・「地面効果外」(OGE)はIGEとは逆で、ダウンウォッシュが反応する地面がない場合です。このような状況では、ヘリコプターは、地面効果がないため、ホバリングするためにより多くのパワーが必要になります。
・「並進揚力」は、スピードに伴って現れるもう一つの重要な効果です。ホバリングローターシステムの効率は、水平移動または地上風によって入ってくる風の速度が1ノット上昇するごとに改善されます。
速度が速いと気流は経路に平行になり、ヘリコプターは飛行機(40Kts+)のように動作します。
実際には、離陸中、ヘリコプターは前方にピッチングする前にホバリングし始め、速度と高度を得てまっすぐで水平な飛行に入ります。
並進揚力は、ホバリング後にヘリコプターが速度と高度を上げ始めたときに発生します。
[コメント]
グライダーの次はヘリコプターですが、グライダーは「飛行訓練」があったのに対しヘリコプターは「飛行訓練」がありません。
そのため、理論を解説されただけでいきなり飛ばされるという無茶ぶりをさせられてしまいます。
ヘリコプターは飛行自体は簡単なのですが、離陸はそれなりに難しく、着陸はかなり難しくなっています。ヘリコプターに「着陸チャレンジ」があったとしたら、最高難易度クラスと言って差し支えないでしょう。
私も離陸はすぐにコツがつかめましたし、飛行もスピードが遅いだけにニューヨークの高層ビル街をすり抜けることすら簡単だったのですが、ホバリングと着陸はけっこう苦戦しました。
YouTubeに上げた動画以外では自由の女神の前でホバリングも行ったのですが、かなり難しかったです。
また、着陸はヘリポートへの帰還はコクピット視点だと良好な視界が得られないこともあり、広い滑走路を持つニューアーク・リバティ空港に着陸することにしました。
着陸は、空中で静止するほどのスピードに落とし、出力を50ぐらいにキープする必要があります。
空中で静止するほどのスピードに落とすためには、感覚的にはわずかに後退させなければならず、墜落を避けつつ微調整するのが難しいです。
また、出力を50ぐらいにキープするのですが、着陸するとすぐに出力が上がって機体が浮上してしまうため、急いで出力を下げなければなりません。
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