「Microsoft Flight Simulator」#129(ディスカバリーフライト51: ワールドアップデート37(キリバス(キリバス共和国)))

「Microsoft Flight Simulator」のご紹介の続きです。

ディスカバリーフライト
有名な美しいロケーションの周辺を楽しむ。
「ディスカバリーフライト」は、「飛行訓練」や「着陸チャレンジ」、「ブッシュトリップ」のような明確な課題や目標はありません。
自由気ままに有名な美しいロケーションの周辺を飛行して楽しむためのモードで、離陸も着陸も行う必要はなく、有名な美しいロケーションの周辺を最適なフライトコンディションで飛行中の状態から始まります。
好きなだけ有名な美しいロケーションの周辺を飛行することができ、注目地点は名称が表示されます。そんなロケーションを堪能したら、いつでも好きな時にポーズをかけて飛行をやめることも可能です。
「ディスカバリーフライト」には、「コアコンテンツ」、「世界の更新」、「その他」の3ジャンルがあります。
「コアコンテンツ」では、エベレスト山、ギザ(ピラミッド)、ニューヨーク(自由の女神)といった世界を代表するランドマーク周辺を飛行することができます。
「世界の更新」では、東京、富士山、ロンドン、パリなど、世界でも有名な都市や自然の周辺を飛行することができます。
「その他」では、メッカやモニュメントバレーなど、「コアコンテンツ」や「世界の更新」に含まれない名勝地の周辺を飛行することができます。

ワールドアップデート

キリバス(キリバス共和国)
ギンバルG-2カブリ
始点: キリバス(1200Ft)
タワラは、太平洋の中央部、赤道のおよそ150キロメートルに位置する珊瑚である。タワラ環礁は、33の環礁からなるキリバス共和国を構成するギルバート諸島に属している。キリバスはオセアニアのミクロネシア小地域を構成する重要な国である。
タラワ諸島は、小さな島々が並ぶノース・タラワと、細長い島々が連なり、キリバス共和国の首都で国民の大半が住むサウス・タラワという2つの地理的領域で構成されている。
タラワ環礁はほぼ三角形の形をしており、南北に約34キロメートル、東西に約29キロメートルの大きさである。
タラワ環礁は、太平洋の海底から出現した火山の周囲に成長するサンゴの大群落によって形成された。
何百年もの風化と浸食を経て、火山はとうに姿を消したものの、環状のサンゴは残っている。
かつて火山は海抜数千キロメートルもの高さを誇っていたかもしれないが、今日ではタラワの最高地点は海面からわずか3メートルである。
タラワ環礁と周辺の太平洋の複雑さと美しさを堪能するには、空から眺めるのが一番である。
ギンバル・カブリG2ヘリコプターのコックピットから、パイロットはタラワの自然と人間が作り出した形を体験し、何百年にもわたって形成された環礁の成り立ちを想像することができる。
まず火山が海上に姿を見せ、その裾野の周りにサンゴ礁が生い茂り、そして大気の力が火山を海に押し流し、時間の経過の証である環礁が残されたのだ。

[ひとこと]
キリバスは、オーストラリアのブリスベンとアメリカ合衆国のサンディエゴを結んだ直線上のほぼ中央にあります。
世界地図を見ると、日付変更線がキリバスのところで大きく迂回しており、「世界で最も早く日付が変わる国」になっています。
キリバス共和国自体は、ギルバード諸島、フェニックス諸島、ライン諸島の3つの諸島群で構成されています。
西端のバナバ(オーシャン)島はニュージーランドのほぼ真北、東端のミレニアム(カロリン)島はタヒチの真北、その東西間は4500kmもあります。
また、北端のテライナ(ワシントン)島と南端のフリント島の南北間は2050kmあります。
そのため、国土の総面積は無人島を含めても811㎢しかないにもかかわらず、排他的経済水域は世界第3位を誇っています。
「ディスカバリーフライト」では、この広大なキリバス共和国の中で、ギルバート諸島に含まれる首都のタラワが舞台になります。
タラワにある唯一の空港がボンリキ国際空港です。1943年12月にアメリカ海軍のシービー(建設工兵隊)によって建設されたものの、施設は数ヵ月で放棄され民間空港に変わっています。
滑走路は、舗装された2011mの立派なものがあり、キリバス航空などが就航しています。

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