懸垂マシンのケーブルトレーニング、ツイン仕様で快適になりました

「懸垂マシンに組んで使う「Yaesport プルダウン プーリーケーブルセット」レビュー」という記事を2022年2月26日に公開しました。
その記事にも書いてある通り、懸垂マシン「Marcy Power Tower TC-3508」を2018年10月20日頃から使い始め、懸垂マシンでトレーニングを行う際は以下のようなトレーニングメニューを組んでいます。
懸垂マシンではチンニング(ワイド、ニュートラル、リバース)、ディップス、レッグレイズを行っていて、それに、スクワット、カーフレイズ、プッシュアップ(ナロー、ニュートラル、ワイド)、アームバー、ダンベルカール、ハンドグリップなどを加えています。
ただ、これらのトレーニングを毎日のように繰り返すのではなく、もう少し違ったメニューを組み込みたいと思ったのと、「SPORTEC 2021」に行ったり、コストコで自宅用のマシンを見るにつけ、自宅でもケーブルトレーニングをやりたいと考えるようになったことから、「Yaesport プルダウン プーリーケーブルセット」も購入しました。
パッケージ内容は以下の通りで、これでいろいろなケーブルトレーニングを行うことができます。ただ、付属のケーブルでは長すぎるため、AliExpressで1.8mのケーブルを買って交換して使っています。

・アップグレードローディングピン(長さ28cm、トレイ径8cm)
・高強度合金ケーブル(鉄、ナイロンロープ、長さ2.5m、直径0.5cm)
・耐摩耗性ストラップ(ハンギングストラップ)
・グールバックル(3個)
・サイレントメタルプーリー(直径9cm)
・ストレートロッド(ストレートバー)(長さ41cm)
・湾曲ロッド(トライセップロープ)
・レンチ(スプリットプーリー)

「Yaesport プルダウン プーリーケーブルセット」を買ったことで、朝のトレーニングが懸垂セットだけから懸垂の日とケーブルの日になったことで、筋肉にかかる負荷も微妙に異なるようになり、実際に効果も出始めているので、買って本当に良かったと思います。
ただ、公称最大負荷こそ150kgになっているものの、30kgを越えるメニューでは最初の2、3回はハンギングストラップからミシミシという音が聞こえてきて、ちぎれたりしないだろうかと不安になってきました。
また、1.8mのケーブルで各種メニューをやってみると、懸垂マシンの構造上、ピンがイスの座るところに下りるようにしていることもあり、まだ少し長いのが気になります。
そこで、ケーブルをツイン仕様にすることで、1本のケーブルにかかる重量を半減するとともに、ピンを懸垂マシンの前方に下ろすことで実質的にケーブルの長さを短くしようと考えました。
同じものをもう1セット買うという手もあったのですが、けっこう無駄なものが出てくるため、金銭的にももったいない気がします。

必要なのは、ハンギングストラップ、サイレントプーリー、カラビナ、ケーブルだけなので、それらをバラで買うことにしました。
例によって、AliExpress、Amazon.co.jp、楽天市場を中心に探したのですが、ハンギングストラップとサイレントプーリーのセットはAmazon.co.jpで、ケーブルはAliExpressで、それぞれ購入しました。
ハンギングストラップとサイレントプーリーのセットは、AliExpressで買ってもそれほど安くなるわけではなく、荷物が着くまでに時間がかかるからです。
ケーブルは、Amazon.co.jpの場合は長さが選べるケーブルを低価格で販売しているショップが見つからなかったのに対し、AliExpressなら長さを選べる上に価格も手頃だったからです。
ケーブルは既に2.5mのものを持っていて、自分で長さを調節することができるのに、わざわざ自ら長さを調節するタイプのケーブルを買う必要もありません。
長く使うことを考えるとケーブルがぶら下げてある際の見た目にもこだわりたいし、最初から自分がほしい長さで売られているものの方が自分で長さを調節したことが分かるものよりもすっきりとしています。

さて、一式がそろったので、実際にセットして使ってみたら、おおむね思惑通りでした。
サイレントプーリーは、既に持っているものと同じデザインのものを選んで買ったのですが、いざ来てみるとデザインは同一だったものの幅が既存のものよりも広くなっていました。これは想定外でしたが、デザインが明らかに異なる場合と比べると大同小異程度です。
ウエイトは共用してピンを懸垂マシンの前方に下ろすことで実質的にケーブルの長さを短くしようと考えていたのですが、これも見事に思惑通りになり、ストレートバーのスタート地点がちょうどいい高さになりました。
また、懸念していたハンギングストラップからのミシミシ音も聞こえることがなくなり、安心してケーブルトレーニングできるようになりました。もちろん、片方がちぎれるようなことがあっても、2本同時にちぎれる可能性は低いため、その点でも安心です。
ただひとつ、ハンギングストラップの長さが微妙に異なるのが予想外でした。これにより、結果的にケーブルの長さがわずかに異なるのです。
不足するカラビナはホームセンターで買ったので、サイズが違うカラビナを使って長さを調節することも試したのですが、最終的には同じハンギングストラップを2つ買う方が良さそうです。
また、ケーブルが2本あるということは、ケーブルトレーニングの代表的な種目であるケーブルクロスオーバーも行えるようになったわけですが、これに関しては別の機会に書こうと思います。
このように、ケーブルマシンにケーブルをセットして使うなら、少ない出費でツイン仕様にできることもあり、ケーブルをツイン仕様にしてケーブルトレーニングを行うことはかなりお奨めです。

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