腕・手首を鍛えるハンドグリップ、パワーボール、アームバー、リストトレーナー一括レビュー

腕・手首を鍛えるハンドグリップ、パワーボール、アームバー、リストトレーナー一括レビュー 腕や手首などを鍛えるトレーニング機器は、ハンドグリップを大昔から持っていますが、パワーボール、アームバー、リストトレーナーもこの半年ぐらいで相次いで購入したので、まとめてレビューします。

ハンドグリップは、握力を鍛えるもので、大昔から使っていて、1番最初に購入したものは金属疲労か使用中にバキッと折れて壊れました。少し前まで使っていたものは30kgから70kgまでの負荷調整式で少しずつ負荷を強くしていたのですが、プラスチック部分にひびが入ったため壊れる前に買い替えることにしました。
今回購入したのは、「La-VIE ハンドグリップ クラッシュ 50kg」(858円)と「La-VIE ハンドグリップ クラッシュ 60kg」(858円)です。負荷調整式から負荷固定式に変えたのは、負荷調整式は中間ぐらいで使っていて、それ以下の負荷は必要ないし、目盛りがアバウトで正確な負荷が分からないし、構造上、負荷固定式の方が丈夫そうに感じたからです。
La-VIEの負荷固定式ハンドグリップは、10kg、15kg、20kg、30kg、40kg、50kg、60kg、70kg、とあります。10kgから40kgまでは「フィット」という名称で少しコンパクトで左右対称、50kgから70kgまでは「クラッシュ」という名称で標準サイズで片方が波型グリップ。
30kgから70kgまでの負荷調整式を中間ぐらいで使っていたことから、ヨドバシカメラで60kgを購入したのですが少し硬かったため、近所のスーパーで50kgを追加購入しました。
そこのスーパーでは全種類が置いてあったので、負荷が強めのものを試してみたのですが、40kgと50kgが同じぐらいの強度に感じました。40kgの方が小型でてこの原理により、50kgと同じぐらいに感じたのかもしれません。
負荷調整式はラバーグリップでLa-VIEはプラスチックグリップだったため、最初は少し滑る感じだったのですが、すぐに慣れて滑るような感じはなくなりました。波型グリップで人差し指から小指までがグリップに沿うため、ラバーグリップ同様にホールドできます。
現在は、ほぼ毎日、50kgで15回/12回、60kgで8回、3セット行っています。60kgも1ヵ月ぐらいで慣れてきたので、将来的には70kgも追加するかもしれません。

パワーボールは、スナップボール、リストボール、ツイストボールなど様々な名称がありますが、テニスボール大の樹脂製のボールを握って振り、腕と手首を鍛えます。
基本構造は、樹脂製のボールの中にローラーとボールがあり、ローラーを回転させるとボールが回ります。そのボールの回転に合わせて手首を動かすと、ジャイロの原理により重力がかかり、腕と手首を中心に肩なども鍛えられるというものです。
ローラーを回転させる方法は2種類あり、ひもで中のローラーをゼンマイのように巻くものと、親指で中のローラーをゼンマイのように巻くオートスタート式です。それとは別に、回転に合わせてLEDが光るものもあります。
一般的なボールの回転数は5000RPM~10000RPMの間くらいで、5000RPMで約6kg、10000RPMで約28kgの力が加わります。私が買ったものは、最大13000RPMで30オンス(13.6kg)の負荷がかかると箱に書かれています。
楽天市場で売られている「【握力 トレーニングボール】reach 次世代型リストボール オートスタート機能【トレーニングトレーニング用品 筋トレ 握力 握力アップ 手首 リスト リストボール オートスタート 人気 オススメ おすすめ 送料無料】」です。
購入時は1000円だったのですが、この記事の公開時点では2441円になっています。ただ、国内外問わず数多くのメーカーの製品が販売されており、日本国内では1000円ぐらいから、中国ならそれ以下から購入することができます。
腕や手首などを鍛えるトレーニング機器の中では格段にカラフルで誰にでも使えて楽しそうに見えますが、実際に使うには最もコツが必要になります。最初から壊れていると言う人の中には、このコツがつかめていない人もいると思います。
オートスタート式の場合、中のローラーをこれ以上は巻けないというところまで巻き、指を放したらすぐにボールの回転に合わせるように腕から手首にかけてくの字型に動かします。
うまくいくと、中のボールが勢いよく回り始め、その動きにシンクロさせるように腕から手首にかけて動かすと、うなりを上げて回るようになります。そうすると、途中で左右の手を持ち替えて回すことも可能です。音がうるさくて夜中にはできないというレビューもありますが、私が買ったものはそんなに大きな音はしません。
ボールの回転数にもよりますが、1分も回していると、腕から肩にかけてけっこうきつくなってきます。うなりを上げて回すのは楽しいものの、トレーニング的にはソコソコのペースで手を持ち替えながら回すのが良さそうです。
負荷的には、筋力トレーニングをしていない人ならそれなりの筋力トレーニングになり、筋力トレーニングをしている人なら気分転換や補助的なトレーニングになります。

アームバーは、「NINTENDO SWITCH」の「リングフィット アドベンチャー」をやっていて、「そういえばブルワーカーのように体の前で内側に押しこむレーニングをしていないな」と思ったのが購入のきっかけです。
まっすぐな棒タイプだと最初に曲げる時に手首を痛めそうだし、スプリングがむき出しのタイプだとスプリングが折れた時にけがをするおそれがあるし、ということで、最初からくの字型に曲がったものとスプリングがラバーで覆われたものを比較し、「アルインコ アームバー ロング WB233HL」(1990円)をヨドバシカメラで購入しました。
アームバーと言えばごつい印象がありますが、この製品はセンスのいい部屋に置いておいても違和感がないクールなデザインが施されています。スプリングが完全に分厚いラバーで覆われ、バーは湾曲したライン入りのラバーで、スプリングのラバー部分とバー部分の間は鏡面の金属で覆われているのです。
負荷は35kgですが、バーを握る位置を内側や外側にずらすことで負荷を変えることができます。これ1本で、手首の強化、二の腕の引き締め、胸や背中など上半身の筋肉の強化が行えます。
まっすぐな棒タイプなので最初に曲げる時は手首に少し負担がかかりますが、バーはとても握りやすく、10回とか繰り返し曲げる場合にはバーを伸ばした際に腕の力を抜き切らなければ手首への負担はかかりません。スプリングが分厚いラバーで覆われているため安心感もあります。
35kgでも、最初は上体も使って曲げていたものが、1ヵ月もしないうちに胸の前に持って曲げられるようになりました。確かに、腕はもちろんのこと、胸も鍛えられているのが実感でき、毎日のように使っています。

リストトレーナーは、アームトレーナーとも呼ばれますが、日の字型の枠の中に腕を通して手首を曲げることで、腕と手首を鍛えます。シンプルな構造のものと負荷調整式のものがありますが、いずれも壊れやすいというレビューが散見されます。
そこで、AliExpressで普通に売られている「Hand Grip Arm Trainer Adjustable Forearm Hand Wrist Exercises Force Trainer Power Strengthener Grip Fit Bodybuilding Fitness」($7.98)を購入しました。正式名称は、「リストエクササイサー」です。
基本構造は、コの字型になったグリップとU字型のラバーの両端を2本のスプリングでつなぎ、2本のスプリングにまたがるようにラバーに覆われたバンドを通してあります。これらが日の字型になっているわけです。
使い方は、U字型のラバーの上から腕を入れ、ラバーに覆われたバンドの下をくぐらせ、コの字型になったグリップを握ります。その際に、腕のサイズによりラバーに覆われたバンドの位置を調整します。後は、握ったグリップを下向きに繰り返し曲げ伸ばしすることで、腕と手首が鍛えられるというわけです。
実際にやってみると、負荷はそれほど強いというわけではなく、回数もそれなりにこなせるものの、回数を増やすとU字型のラバーが腕に当たる部分が少し痛くなります。
とはいえ、負荷を高めた製品を作ると、価格が跳ね上がったり、U字型のラバーが腕を圧迫してより痛くなったり、壊れやすくなったりするため、これはこれで良さそうな気がします。
そのため、負荷的には、筋力トレーニングをしていない人ならそれなりの筋力トレーニングになり、筋力トレーニングをしている人なら気分転換や補助的なトレーニングになります。

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