インクラインベンチ「リーディングエッジ マルチポジションベンチ LE-B80」レビュー

私は、以前レビューしたフィットネスDVDセット「TAPOUT XT」、Xbox Oneのアプリ「Fitbit Coach」の無料ワークアウト、手持ちのバーベル、を使ってトレーニングプログラムを組んでいたのですが、それだけでは不足するため、新たに腹筋ローラーを購入し、それもトレーニングメニューに加えました。
その一方で、Amazon.comでは、それ以外のフィットネスDVDセットもウィッシュリストにリストアップし、値下がりする機会をうかがっていました。
そんな中、eBayのセラーがフィットネスDVD「BODY BEAST」と「P90X+」のセットを$29.99で売っていて、しかも、日本へも送料無料になっていました。

「BODY BEAST」は、ウエイトトレーニングに特化したDVDで、4枚のDVDで12種類のワークアウトを行うことができます。必要なものは、インクラインベンチ(またはスタビリティボール)、ダンベル、チンアップバーなど。
公式サイトでは、4枚のDVDにトレーニングスケジュールやイーティングプランなどがセットされた「ベースキット」が$19.95(+s&h)、そこにボーナスDVDとエナジャイザーが付いた「デラックスキット」が$44.93(+s&h)、さらにパフォーマンスリカバーが付いた「アルティメットキット」が$74.93(+s&h)、で販売されています。
eBayのセットは、「ベースキット」からおまけを省いたDVD4枚組だけのものですが、トレーニングスケジュールはネットでダウンロードできるし、イーティングプランもネットに情報があふれており、それほど重要ではありません。そのため、DVD4枚組だけあれば十分な気もします。

そこで、5月13日に注文し、休日にもかかわらず即日発送され、5月19日には到着するのですから、なかなかのものです。もちろん、ファクトリーシールドされた美麗な新品でした。
また、その到着に間に合うように、鉄アレーとバーベルは持っていたものの、スタビリティボール(バランスボールorエクササイスボール)とダンベルは持っていなかったため注文しました。
さらに、実際にスタビリティボールを使って「BODY BEAST」のワークアウトをやってみると、バランスをとる必要があるため同時に体幹は鍛えられるものの、その分、鍛えたい部位が鍛えにくくなるので急いでインクラインベンチも購入しました。それにより、かなりやりやすくなりました。

インクラインベンチの購入にあたっては、例によって、Amazon.co.jp、楽天市場、専門サイト、個人ブログなどで何十時間も調べました。
その結果、購入したインクラインベンチは、「リーディングエッジ マルチポジションベンチ LF-B80」です。楽天市場で1万1800円でした。予算は1万円前後と考えていたのですが、その価格帯の中で最も良さそうなものに決めました。
このインクラインベンチは、長さ125cm×幅53cm×高さ42~123cm、シート厚5cm+補強フレーム3cmで、重量は約18kg、耐荷重は300kg、折り畳み収納時には厚さ24cmまでコンパクトになります。製品特徴としては、以下のものが挙げられます。

・フラット運動時に背もたれのしなりを防ぐ3点フレーム構造(意匠権申請中)。
・角度設定に迷わない、ダンベルトレーニングに最適なインクライン角度(30、45、60、70度)で、デクライン(-12度)にも対応。
・座面角度3段階調整。
・到着後、フレーム1点を取り付けるだけの簡単組み立てで、簡易工具も同梱。
・シートの強度を更に高め、グリップにもなるシート補強フレーム。
・へたりにくく、固さにもこだわった4層構造シート。
・外部契約アドバイザー(吉村接骨院院長・吉村真治)監修に基づく「理由のある」構造設計。
・ブランドロゴプレート付き。

楽天市場のレビューを読んでみると、シードがずれていたり汚れていたりということもあるようですが、私のところに着いたものはこれといった問題もなく、組み立ても簡単で、どこかをさわってもバリでけがするようなこともありませんでした。
全体にどっしりとしていながらも、見た目に重たい無骨な感じがなくスタイリッシュで、リビングで3人掛けのベンチ代わりに使っても違和感はあまりなさそうです。
シートもとてもきれいで沈み込まない程度にクッション性があり、座っても寝転んでも痛くなるようなこともなく、トレーニングはもちろんのこと、普通に座ることもできます。
フラット運動時に背もたれのしなりを防ぐ3点フレーム構造を採用していることから、フラット時はもちろん、中央に座っても安心感があります。
インクライン時は、簡単挿し込み式調整フレームを採用しているのですが、先にゴムが付いたフレームをホルダーに挿し込むだけなので、すぐに挿し込めるとともに安定感もあります。

ベンチ背面は、グリップにもなるシート補強フレームが付いているだけでなく、その頭部分は出っ張るような構造で完全に握ることができ、それが必要な動作もより安心して行えます。
ベンチ座面は、ベンチ背面同様にグリップにもなるシート補強フレームが付いており、こちらもこのフレームをつかんで脚を浮かすことができます。
フラット時には、ベンチ座面とベンチ背面時に隙間ができてしまいますが、その隙間が最小限度に抑えられているため、いったん寝転んでしまうとそんなには気になりません。
ベンチに横向きに座って行うトレーニングの場合には、ベンチが前後にわずかに動くことがあるため少し気になりますが、危険を感じるほどではありません。

「BODY BEAST」では、このインクラインベンチをフル活用してワークアウトを行うことができるし、この価格でこの質感というコストパフォーマンスも合わせて、このインクラインベンチを買って本当に良かったと思います。
ちなみに、キャスターが付いているため、硬い床の上であれば、これを転がして移動することもできます。
私は、インクラインベンチを置いてある部屋からトレーニングをする部屋までの3mほどの移動距離は、シート背面のフレームを左右の手でつかみ、シート背面を膝で押すように固定しながら、担いで移動させています。重量も18kg程度なので、こうすれば楽に移動させられます。

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