「CRASH ‘N’ BURN」レビュー

【GENRE】
レース/アクション/デストラクションダービー

【PUB./DEV.】
EIDOS/CLIMAX

【RELEASE DATE】
2004/11/16(アメリカ)

【OUTLINE】
プレイして1分で楽しさが分かるアクション系のレースゲームで、本作を一言で表すなら、あの「デストラクション・ダービー」が進化したようなゲームだと言うことができるでしょう。
本作は、15台のライバルを相手に、さまざまなレースモードで勝利をめざします。アーケード寄りの操作性と、ド派手な”CRASH ‘N’ BURN”が魅力の、誰もが楽しめる手軽なアクション系レースゲームとなっています。
また、クルマをフルカスタマイズすることができるのも大きな魅力のひとつです。更に、リージョンフリーで、$19.99とバーゲンプライスで、Xbox LIVEでは16人対戦ができる、という嬉しい要素も盛り込まれています。

【GAME MODE】
Race Events
「Single Player」と「Xbox Live」があり、「Single Player」には「Championships」と「SingleEvents」があります。前者には大きく分けて7種類のイベントがあり、後者には9種類のイベントタイプがあります。
本作では、これらのイベントに挑戦して経験値(最大20)やお金を稼ぎながら、自分だけのクルマを作り上げていきます。「Championships」にある7種類のイベントは、以下の通りです。

GP
最もオーソドックスなレースイベントで、シングルレースをスタンダードなレーストラックで行います。危険なクラッシュポイントも少なく、本作の入門的レースイベントだと言えます。
トラックは、ブロンクス1、サンフランシスコ1、ラスベガス1、デトロイト2、グランドキャニオン2、ロスアンゼルス1、マイアミ2、ラスベガス2、サンフランシスコ2、サンディエゴ2、レッドウッドフォレスト1、グランドキャニオン1、デトロイト1、マイアミ2、サンディエゴ1、ブロンクス2、ロスアンゼルス2、レッドフォレスト2、となります。
ロスアンゼルス1までが6周でコンパクトとピックアップ、グランドキャニオン1までが8周でマッスルが加わり、デトロイト1以降が10周で更にスポーツが加わります。

XGP
少し危険なレースイベントで、シングルレースをクロスする地点か障害物が含まれるXレーストラックで行います。クロスしている地点での激突も多発し、レースを完走するのは16台中5台ぐらいなのも珍しいことではありません。
トラックは、ラスベガスX2、マイアミX1、デトロイトX2、ブロンクスX1、レッドウッドフォレストX2、グランドキャニオンX2、マイアミX2、サンフランシスコX1、レッドウッドフォレストX1、となります。
デトロイトX1までが6周でコンパクトとピックアップ、グランドキャニオンX2までが8周でマッスルが加わり、マイアミX2以降は10周で更にスポーツが加わります。

KGP
かなり危険なレースイベントで、シングルレースを8台は順走、8台は逆走して競うカミカゼレースです。トラックのどこかで順走車と逆走車が出遭い、正面衝突するなど激しいクラッシュを起こす可能性が高く、レースを完走するのは16台中1台しかないということもあるほどです。
トラックは、ブロンクス1、ラスベガス2、マイアミ2、サンディエゴ1、ブロンクス2、サンディエゴ2、ラスベガス2、マイアミ2、ブロンクス2、となります。
全トラック6周です。マイアミ2までがコンパクトとピックアップ、サンディエゴ2までがマッスルが加わり、ラスベガス2以降は更にスポーツが加わります。

GP Series
スタンダードなレーストラックにおけるシリーズです。
「Series1」(サンフランシスコ1、デトロイト2、ロスアンゼルス1=コンパクト、ピックアップ)、「Series2」(ラスベガス2、グランドキャニオン1、サンディエゴ2=コンパクト、ピックアップ、マッスル)、「Series3」(レッドウッドフォレスト2、ブロンクス2、マイアミ1=コンパクト、ピックアップ、マッスル、スポーツ)、「Compact」(サンフランシスコ1、デトロイト2、レッドウッドフォレスト1=コンパクト)、「Pickup」(ロスアンゼルス1、グランドキャニオン1、ラスベガス1=ピックアップ)、「Muscle」(ブロンクス1、マイアミ1、サンディエゴ2=マッスル)、「Sports」(デトロイト1、レッドウッドフォレスト2、ロスアンゼルス2=スポーツ)、があります。

XGP Series
クロスする地点か障害物が含まれるXレーストラックにおけるシリーズです。
「Series1」(デトロイトX1、ロスアンゼルスX2、グランドキャニオンX1=コンパクト、ピックアップ)、「Series2」(サンディエゴX1、ラスベガスX1、ブロンクスX2=コンパクト、ピックアップ、マッスル)、「Series3」(サンフランシスコX2、サンディエゴX2、ロスアンゼルスX1=コンパクト、ピックアップ、マッスル、スポーツ)があります。
KGP Series: スタンダードなレーストラックで8台は順走、8台は逆走するシリーズです。「Series1」(ブロンクス1、ラスベガス2、マイアミ2=コンパクト、ピックアップ)、「Series2」(サンディエゴ1、ブロンクス1、マイアミ2=コンパクト、ピックアップ、マッスル)、「Series3」(ラスベガス2、サンディエゴ1、ブロンクス1=コンパクト、ピックアップ、マッスル、スポーツ)、があります。

XKGP Series
クロスする地点か障害物が含まれるXレーストラックで8台は順走、8台は逆走するシリーズです。
「Series1」(ブロンクスX2、マイアミX2、ラスベガスX2=コンパクト、ピックアップ、マッスル、スポーツ)があります。

「Single Event」にある9種類のイベントタイプは、レース系4種類(9都市×8トラック)とアリーナ系5種類(4都市)に大別されます。

レース系4種類は、以下の通りです。
「Race」は、スタンダードなレースを行います。
「Team Race」は、「Race」をブルーチームとレッドチームに分かれて行います。ポイントの多いチームの勝ちになります。
「Kamikaze」は、8台は順走、8台は逆走するカミカゼレースを行います。
「Team Kamikaze」は、「Kamikaze」をブルーチームとレッドチームに分かれて行います。ポイントの多いチームの勝ちになります。

アリーナ系5種類は、以下の通りです。
「Running Man」は、1台だけがRunning Manとなり、Running Manにぶつけたクルマが新たなRunning Manとなります。Running Manになっている間はタイムが減っていきます。最初に規定タイムを満たすか、最後まで壊れずに生き残ったプレイヤーの勝ちになります。
「Last Man Standing」は、最後まで壊れずに生き残ったクルマの勝ちになります。
「Team Last Man Standing」は、「Last Man Standing」をブルーチームとレッドチームに分かれて行います。最後まで壊れずに生き残ったクルマのチームの勝ちになります。
「Bomb Tag」は、時限爆弾を持ったクルマに体当たりされると自分が時限爆弾を持ちます。その時限爆弾が爆発する前に、他のクルマに体当たりして時限爆弾を他のクルマに持たせます。
また、時限爆弾が爆発する際に近くにいると、被爆します。時限爆弾の制限時間は20秒から60秒まで5秒刻み、時限爆弾の数は1個から3個の間で変えられます。
勝負をスピーディかつスリリングにするなら、制限時間20秒、時限爆弾3個にします。最後まで壊れずに生き残ったクルマの勝ちになります。
「Assasination」は、ブルーチームとレッドチームに分かれて行います。お互いのチームにリーダー(王冠で示されます)がおり、そのリーダーを先に壊したチームの勝ちになります。
「Xbox Live」に関しては、本項最下段の「Go Xbox Live」をご覧ください。

Garage
ガレージでは、最初に(持っていれば)コンパクト、ピックアップ、マッスル、スポーツの4種類のクルマから、どれかひとつを選びます。
すると、パフォーマンス、ボディキット、ペイントショップ、ビニール、ネームの5項目を選ぶことができます。
パフォーマンスは、ショップで購入したアップグレードポイントを、エンジン、ギアボックス、タイヤに振り分けることができます。
少しぐらいチューンしたところで実感できるほどクルマが速くなるわけではありませんし、アップグレードポイントには限りがあるため、増減しながら自分好みのクルマを作り上げていくことになります。
ボディキットは、フード、フロント、サイドスカート、リア、スポイラー、リムがあり、それぞれ9から10種類が用意されています。これらは、レースを勝ち進んだり、経験値を上げることで、徐々にアンロックされていきます。
ペイントショップは、オール、フロント、ライトウイング、フード、レフトウイング、シェル、トランク、リア、スポイラー、スカート、ミラー、リム、を別々にペイントすることができます。
Hue(色合い、360段階)、Saturation(彩度、100段階)、Brightness(輝度、100段階)を個別に調節することができ、調節段階でFinal Colour(最終色)が表示されるため、自分のお気に入りのカラーにペイントすることも容易です。
ビニールは、クルマに貼り付けるパターンとデカールです。
パターンには、ストライプス、ティアーズ、ファイアー、ウェーブス、グラフィティ、ガールズ、ホラー、パトリオット、ミスクがあり、それぞれ5から15種類が用意されています。
デカールには、スポーツ、ホラー、ワイルド、コンバット、ミスクがあり、それぞれ5から18種類が用意されています。
これらは、レースを勝ち進んだり、経験値を上げることで、徐々にアンロックされていきます。
ネームは、自分の愛車に、好きな名前が付けられるというもので、アルファベット、アクセント、シンボルが用意されており、それなりに長い名前でも付けることができます。
本作では、このようにクルマのカスタマイズ幅が広いため、世界に2台とないオリジナルカーが作れるというわけです。

Shop
最初に(持っていれば)コンパクト、ピックアップ、マッスル、スポーツの4種類のクルマから、どれかひとつを選びます。
すると、フード、フロント、サイドスカート、リア、スポイラー、リム、パターン、デカール、アップグレード、ターボのいずれかを購入する画面になります。
アップグレード、ターボ以外は、複数の中から購入するものを選ぶのではなく、表示されたものを購入することになります。購入したパーツは、ガレージで着脱することができます。
アップグレードは、1レベルずつ上がっていき、それに連れて購入価格も上昇します。注意したいのは、アップグレードを購入しただけではクルマ自体のパフォーマンスは上がらないということです。
あくまでも、ガレージでアップグレードをエンジン、ギアボックス、タイヤに振り分けることで、クルマのパフォーマンスが上がっていきます。
ターボも、1レベルずつ上がっていき、それに連れて購入価格も上昇します。ターボは、購入した時点で即座にニトロのゲージが上がっていきます。
ニトロのゲージが上がっていくと、長い時間(回数)ニトロを使えるようになります。ニトロに関しては、最終的にゲージいっぱいまで増やすことができます。
なお、ゲームの初期段階では、あまり外見にはこだわらず、パフォーマンスとターボを積極的に購入するようにします。そうすれば、「Championships」を着々とクリアしていけるようになるからです。

Records
「Best Laps」と「GameStatus」を見ることができます。前者は9都市×8トラック×4車種のべストラップ、後者はゲームのクリア状況が見られます。

Replays
ゲームのリプレイをセーブしてあれば、それを観賞することができます。

Options
ゲームの各種設定を変更したり、クレジットを見たりすることができます。

Profiles
プロフィールの選択・新規作成・名称変更・削除ができます。

Go Xbox Live
本作では、常に16台での対戦となり、人が入った分だけAIが抜けることになります。プレイ中にロビーに入った場合には、ロビーでオブザーバーとしてプレイ中の様子をプレイヤーを切り替えながら観戦することができます。
ただし、オブザーバーとプレイヤーの間で言葉を交わすことはできません。プレイ中にゲームオーバーになった場合には、オブザーバーになれます。この時は、生き残っているプレイヤーと言葉を交わすことができます。
また、セッション中に、サーキットやアリーナは替えられますが、イベントタイプを替えることはできません。
オンラインでも、オフライン同様に、経験(Experience)とお金(Cash)を稼ぐことができます。なお、本作では、以下の各要素を決められます。
「Event Type」は、Race、Team Race、Kamikaze、Team Kamikaze、Running Man、Last Man Standing、Team Last Man Standing、Bomb Tag、Assassinaton。
「Vehicles」は、Compact、Pickup、Muscle、Sports、それぞれの使用の可不可。
「Circuit」は、レースイベントを選んだ場合で、Las Vegas、San Francisco、Miami、San Diego、Redwood Forest、Los Angeles、Detroit、The Bronx。
また、それぞれのサーキットで、1、2、X1、X2、1-Reverse、2-Reverse、X1-Reverse、X2-Reverse。
「Arena」は、デストラクションイベントを選んだ場合で、Las Vegas、Alcatraz Island、San Rafael、College Stadium。
「Experience Limits」は、1から最大経験値20までの間で1刻み。
「Laps」は、レースイベントを選んだ場合で、5か10。
「Running Man Duration」は、イベントに「Running Man」を選んだ場合で、30秒から120秒まで5秒刻み。
「Bomb Duration」は、イベントに「Bomb Tag」を選んだ場合で、20秒から60秒まで5秒刻み。
「Bombs」は、イベントに「Bomb Tag」を選んだ場合で、1個、2個、3個のいずれか。
「AI Difficulty」は、レースイベントを選んだ場合で、75%から100%まで5%刻み。
「Friend Slots」は、1人~15人まで。

【GRAPHICS】8
本作は、プレイステーション2版と同時発売であることや、オンラインによる16人対戦に対応させていることもあって、「Xbox」ならではの美しいグラフィックを実現させているというわけにはいきません。
それでも、クルマや背景などはしっかりと描き込まれており、水準レベルのグラフィックは達成しています。ただ、クルマに対する写り込みは、あったりなかったりで、少し心許ないところは感じられます。
もっとも、本作で大事なのは、”CRASH ‘N’ BURN!”というタイトル通り、クラッシュシーンや炎上シーンがいかにド派手に迫力十分に描かれているかということです。
その点に関しては、”CRASH ‘N’ BURN”が見事に描写されており、どのようなケースであっても処理落ちを経験することはまずありません。
クルマ同士が衝突した際の物理演算はしっかりとなされているようですし、クルマのダメージモデルも段階を追って壊れていく様を堪能することができます。
クルマが衝突してダメージを受けた際には出火して煙や炎が出ますし、完全に壊れてしまった際にはそこに炎が残り、他のクルマはその炎で先が見えないところにも突っ込んでいかざるを得ません。
とは言え、マップには、走行中の車両、壊れて動かなくなった車両が表示されているため、それを見ながら走行することは可能です。
そして、完全に壊れた車両からはオイルが漏れ、そのオイルに乗るとタイヤが滑るといった心憎い演出もなされています。
本作のもうひとつのポイントであるクルマのカスタマイズも、グラフィックを楽しむ上で大きな要素となることでしょう。
本作のグラフィック面では、このように”CRASH ‘N’ BURN”の描写やクルマのカスタマイズを楽しむことに自然と重点が置かれるようになっており、背景は水準レベルであれば十分と考えられてしまう仕組みになっているのです。

【SOUND】7
ドルビーデジタルです。”CRASH’N’ BRUN”を楽しむゲームらしく、ビートの効いたロックが鳴り響きます。
また、壁や他車に激突したり、タイヤを滑らせたり、クラッシュしたり、炎上したり、といった際の効果音も、ド派手に作られています。
加えて、ゲーム中にはアナウンスが流れます。ただ、その内容は少し乏しく、「残り10台、生き残るのは誰だ」、「残り5台、生き残るのは誰だ」、「誰かがレスキュー911に電話した」、「トップがゴールした」などといった全体面でのコメントと、「ターボが使えるようになった」、「ファイナルラップに入った」などといったプレイヤーに対するコメント程度になっています。
それでも、実況がゲームを盛り上げるのに一役かっているのは事実です。こういったゲームの場合、サウンド面では、この程度で十分だとも言えるでしょう。

【CONTROL】9
アーケード寄りの操作性で、レースゲームがあまり得意ではないという人でも、手軽に操作することができます。
もっとも、すべてのコーナーをアクセル全開のままで曲がるのは無理で、それなりに減速したりブレーキを踏んだりする必要はあります。
基本的な操作は、左スティックか方向パッドがステアリングとクルマが転倒した際のリカバリー、右トリガーがアクセル、左トリガーがブレーキと後退、Aボタンがターボ、Bボタンがサイドブレーキ、Yボタンが視点切り替え、右スティックが後方/左右側面の確認となっています。
ただし、これはキーコンフィグで変更することができます。ターボは、レース系では2周目から、アリーナ系では最初から、使うことができ、ゲージの幅を使い切ったら終わりです。もっとも、他車を壊した時にゲージが全回復することはあります。
サイドブレーキと左右側面の確認は、アリーナ系のイベントで有効活用することができます。他車との攻守でクイックターンをしたり、他車の位置を見極めたりする時に重宝するからです。
本作を”CRASH ‘N’ BURN”を楽しむためのゲームと考えるなら、程よいところに落とし込んだ見事な操作性だと言うことができるでしょう。

【GAMEPLAY】10
本作は、2004年も終盤になって甦った「デストラクション・ダービー」です。
しかも、「プレイステーション」で発売された「デストラクション・ダービー」よりも、当然のことながらグラフィック面でも、モード面でも、オンライン対戦を可能にしたという点でも、大いなる進化を遂げています。こうしたゲームが発売されたことは、本当に喜ばしいことだと思います。
“CRASH ‘N’ BURN”の演出面では、いろいろとこだわりを見せていますし、モードが豊富なのも嬉しいところです。
レース系では、9都市それぞれに、2パターンのルートがあり、通常トラック、障害トラック、順走、逆走と、合計8つのパターンがあり、結果として9都市×8トラック=72トラックを生み出しています。
そして、それらのトラックをうまく活用して、通常のレースだけでなく、障害レース、8台が順走、8台が逆走するという奇想天外なカミカゼレースも用意されています。
また、アリーナ系では、4都市があるだけですが、最近のファーストパーソンシューター(FPS)のモードを上手に取り込んだ上で、クルマならではの特色を活かしたモードを作り出しています。
一般的な「Last Man Standing」や「Team Last Man standing」はもちろんのこと、性格が全く正反対の「Running Man」と「Bomb Tag」は両者を新鮮な気持ちでプレイできますし、「Assasination」もなかなか楽しめます。
しかも、これらでオンライン対戦が楽しめるということが、本作を価値あるものにしていると言えるでしょう。
本作のオンライン対戦は本当に楽しく、イベントごとに勝者や順位が入れ替わるのが当たり前のようになっており、クルマのオンラインゲームでは珍しく勝ち負けにこだわることなく、ワイワイと楽しむことができます。
しかも、実質的に無限大と言えるクルマのカスタマイズにより、お互いの愛車を見せっこして悦にいるという面白さもあります。
これを$19.99で発売したこと、また、日本版「Xbox」本体しか持たないユーザーにとってはリージョンフリーだったことは、とても喜ばしいことに違いありません。アクション系レースゲームとしては、久々に快挙と言えるタイトルです。

【LONGEVITY】8
「Race Events」の「Single Player」の「Championships」はけっこうなボリュームがあり、これをクリアするためにはそれなりの時間が必要です。
特に、「GP Series」の終盤に控えるクラス別のイベントはなかなか手強く、簡単にはクリアできないはずです。
そのため、単純にレースをクリアするだけでも、20時間以上はかかることでしょう。
また、すべてのパーツをそろえない限り、「Events Complete」は100%になっても、「Game Complete」は100%にはなりません。
これもめざすなら、何度もイベントにチャレンジする必要があるため、時間はもう少し上積みが必要です。
もっとも、「Game Complete」で100%をめざすのは決して苦痛ではなく、むしろ次にどんなパーツが出てくるのかといった楽しみに繋がるはずです。
特に、オンライン上では、人が持っていないパーツを装着することは大きな喜びのひとつとなるため、より「Game Complete」100%をめざそうという気持ちにもなることでしょう。

【OVERALL】9
本作は、前述しているように、2004年も終盤になって甦った「デストラクション・ダービー」です。そして、ここまで書いてきたような、さまざまな歓迎すべき要素が盛り込まれています。
アーケード寄りの操作性でレースゲームがあまり得意ではないという人でも手軽に操作できること、”CRASH ‘N’ BURN”の演出面でいろいろとこだわりを見せていること、レース系、アリーナ系とも、カミカゼレースや、FPSのモードを上手に取り込んださまざまなモードを盛り込んでいること、オンラインの16人対戦に対応させていること、$19.99というバーゲンプライスを実現させていること、リージョンフリーであること、などです。
そのため、レースゲームやカーアクションゲームが好きな人ばかりでなく、多くの「Xbox」ユーザーに本作を薦めることができます。オンライン対戦ができる「Xbox」ユーザーなら、本作はマストバイだと言っても過言ではありません。

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