「’73全日本選手権鈴鹿自動車レース」

1973年11月10、11日/鈴鹿サーキット
F-2000とFJ-1300による「鈴鹿グレートチャンピオンシリーズ」の最終戦です。エントリーは、F-2000が5台で、16台がエントリーしているFJ-1300との混走になります。予選順位は以下の通りです。

1.黒沢元治(マーチ722BMW)2分04秒0
2.田中弘(マーチ732BMW)2分04秒8
3.高原敬武(ブラバムBT36BDO)2分05秒0
4.従野孝司(サーティーズTS-15コスワース)2分05秒7
5.永松邦臣(ブラバムBT30三菱)2分05秒7
6.谷口芳治(ベルコ98A日産)2分17秒4
7.長谷見昌弘(マーチ733日産)2分17秒4
8.寺西孝利(GRD372日産)2分17秒8
9.真田睦明(ベルコ98A日産)2分17秒9
10.高武富久美(GRD372ホンダ)2分18秒1
ちなみに、このレースは、黒沢元治、高原敬武、田中弘、従野孝司の順にゴールしています。

サポートイベントは、全日本ツーリングチャンピオンレースとFL-500チャンピオンレースが行われています。
前者は、サバンナ、カローラ、パプリカ、サニー、チェリーという組み合わせなのですが、不思議なことに予選ではサバンナとサニー、チェリーが拮抗しています。
予選順位が、1.桔川幸博(サバンナGT)2分24秒6、2.政井武雄(サバンナGT)2分25秒5、3.伊谷謙治(サバンナGT)2分25秒7、4.太田和義(サニークーペ)2分26秒8、5.歳森康師(チェリークーペ)2分27秒0、6.中嶋悟(サバンナGT)2分27秒4、となっているのです。
後者は、新井鐘哲(マルチFJスズキ)が2分27秒3で、連続ポールポジションを獲得しています。

プログラムの読み物は、「KSCC懐かしの鈴鹿名場面」として1972年のローラT280とシェブロンB19などの写真と1965年のフェアレディとスカイラインなどの写真、「炎熱のG20、波乱のダイヤモンド すべてがこの一戦にかけられる」としてシリーズの回顧と最終戦の展望、「出場選手紹介」、「夢が、情熱が、明日のレースを盛り上げる」としてオフィシャルの座談会、「懐かしのKSCC自動車レース」として写真回顧、「オフィシャル素顔拝見」、「鈴鹿ビッグ・モーターサイクルレース」、「ラップタイム その測り方と速度換算法」などが掲載されています。

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