首から冷やす、ネックファン、クールタオル、クールネックバンド、まとめてレビュー

首から冷やすことができる、ネックファン「ダブルファン ハンズフリー首掛け扇風機 ver.2.0 エヴァンゲリオンスポーツ」、クールタオル「クールタオル」、クールネックバンド「クールネックバンド」を相次いで購入したのでレビューします。

ネックファン「ダブルファン ハンズフリー首掛け扇風機 ver.2.0 エヴァンゲリオンスポーツ」は、スパイス-SPICE OF LIFE-が発売する「ダブルファン ハンズフリー首掛け扇風機 ver.2.0」のコラボモデル「エヴァンゲリオンスポーツ」です。
近所のスーパーマーケットで970円(税別)で販売されており、ネックファン自体興味があったので買ってみました。
「エヴァンゲリオンスポーツ」は、「レイモデル」、「初号機モデル」、「2号機モデル」、「NERVモデル」の4種類がリリースされており、スーパーマーケットではこのうち3種類を販売、夏に涼し気な色合いである「レイモデル」を購入しました。
製品スペックは以下の通りです。

入力: DC 5V 1.0A(USB充電式)。
充電池(内蔵): ニッケル水素電池3.6V 2000mAh。
充電時間: 約3.5時間。
連続使用時間: 微風- 約7時間、弱風-約4時間、強風-約2.5時間。
サイズ: 幅約190mm×奥行き約40mm×高さ約290mm。
重量: 約250g。
素材: ABS(本体)、ポリプロピレン(羽根)、シリコーンゴム・鉄(アーム)。
附属品: 充電用USBケーブル、ヘアゴム。
原産国: 中国。

パッケージは、扉に綾波レイのイラストが描かれダブルファン本体の6割ぐらいが見えるようになっており、扉を開くと本体がすべて見えるとともにエヴァンゲリオンおなじみの書体で「冷感維持 Stay Breezy」と書かれています。
ネックファンとしてはなかなか豪華な仕様で随所にエヴァンゲリオンのテイストを感じることができ、エヴァンゲリオンファンなら4種類ともそろえたくなるのではないでしょうか。
肝心の「ダブルファン」ですが、少し大ぶりな感じはするもののかけ心地は良く、重量バランスがいいのか約250gでもそれほど重くは感じません。
また、カバーで覆われたところは鉄のアームで動かないのですが、その先がシリコーンゴムになっていて自由に動かすことができます。
そのため、ファン部分は自分の好きな方向に向けることができ、片方は首や顔に向け、もう片方は胸からお腹にかけて向けるといった使い方をすることも可能です。
ファンのスイッチは、右側アームの先端部にあり、手探りでも右手の人差し指や中指ですぐに押すことができます。
このスイッチを3秒ほど長押しするとスイッチ周りのLEDライトが黄緑色に点灯して運転を開始します。運転開始時は微風になっており、スイッチを押すごとに微風→弱風→強風→微風・・・、というように切り替わります。
運転を止めるためにはスイッチを3秒間長押しすれば良く、充電池の容量が25%以下になるとLEDライトの上部がピンク色に点滅します。

風の強さは微風でもそれなりにあり、30℃を軽く超える屋内でも思った以上に涼むことができます。
また、ダブルファンならではの利点として、前述したように、片方は首や顔に向け、もう片方は胸からお腹にかけて向ける、といった使い方でも十分に風を感じられます。
作動音も、弱風以上だとファンをかける本人でも意識するような大きさになるため、30℃を軽く超える屋内でも微風で十分だと思います。弱風や強風は、真夏の炎天下の屋外限定にしても良さそうです。
そう考えると、連続使用時間が微風で約7時間というのは十分に実用に耐えるというわけです。
さらに、本体を寝かせた状態で設置し、ヘッド部分を起こせば、卓上扇風機としても使うことができます。
実際に試してみましたが、座りも良く、風もそれなりにくるため、片方のファンを胸元、片方のファンを首から顔、といった使い方も有効です。
このように、パッケージデザインから色物のように感じる人もいるかもしれませんが、単なるコラボモデルに終わらない実力があり、安売りしているのを見かけたら買ってみるのも悪くありません。
ちなみに、充放電可能回数は約500回で、繰り返し充電することで充電池の性能が劣化して連続使用時間が短くなり、バッテリーの交換もできないそうです。それでも、1000円程度で買えるなら問題ないでしょう。

クールタオル「クールタオル」は、100円ショップなどで100円で売られているタオルです。
水で濡らして振るだけで冷たくなるもので、私はダイソーで購入したのですが、材質がポリエステル100%で、サイズは100cm×20cmです。
使用方法は、水道水などに濡らして軽く振って首に巻くもので、それだけで首元が涼しくなります。
実際の使用方法としては、首に巻いた際に首の後ろ側に来るところを水で濡らし、首に巻いて両側を結びます。
すると、新鮮な水道水により涼しさを実感することができ、100円で買えるということを考えると効果は思ったよりもあります。
また、水はタオルの低いところに下りてくるため、首が直接触れているところがぬるくなってきたり乾いてきたりしても、水が下りてきて冷たさがそれなりに残っているところを首に当てると涼しさを再度味わえます。
材質がポリエステル100%になっているので涼しさを実感できるのですが、その分、結び目がしっかりと結んでもほどけてくるため、その都度、きつく結び直す必要があります。
とはいえ、首から冷やすグッズが様々ある中、110円で買えるというのは魅力で、とりあえず試してみるというのは悪くない考えです。

クールネックバンド「クールネックバンド」(550円(税込))は、メーカーによって名称が微妙に異なりますが、28℃以下だったり、18℃以下だったりで自然に固まって首元を冷やしてくれるU字型のバンドです。
私が買った「クールネックバンド」は、Lサイズで首回りが約35cm、冷蔵庫で20分以上、冷凍庫で5分以上、冷水で20分以上、冷やすことで、外気温度25℃から35℃で約60分間冷たさを感じることができます。
冷蔵庫があれば冷蔵庫に20分以上か冷凍庫に5分以上、キャンプなどで近くに川があれば川の中に20分以上、冷やしておけば約60分間は使うことができるというわけです。
また、クールネックバンドの魅力はカラーバリエーションが豊富なことで、メーカーを問わなければ好みの色を選ぶことができます。
クールネックバンドを買う際の注意点としては、同じLサイズでもメーカーによって首回り約40cmだったり約35cmだったりと大きく異なることです。
私も、スーパーマーケットのセールで販売されていたLサイズ限定で首回り約40cmのものを買おうと思っていたのですが、サンプルを首にかけたところけっこう緩く、別の売り場でほぼ同価格で売られていた首回り約35cmのこちらを買うことにしました。
実際に首にかけてみると約35cmでピッタリで、十分に冷たさを感じることができるばかりでなく、少しぐらい動き回ったとしてもズレるということもありません。
購入する際には、実際に首回りのサイズを測っておいたり、サンプルがあれば首にかけてみるのがお勧めです。

また、「冷感ネックリング保冷ポーチ」(全サイズ対応)というものも売られており、私は197円(税別)で買ったのですが、ネックリングと保冷剤を一緒に入れて、その冷たさをより長くキープすることができます。
しかも、私が買ったものは「クールネックバンド」2本と保冷剤を入れることができたのですが、よほどタイトな保冷ポーチでもない限りはどのメーカーのものを買っても同様なのではないかと思われます。
つまり、クールネックバンド2本と保冷ポーチをセットで買い、クールネックバンド2本を入れた保冷ポーチに保冷剤も入れれば、クールネックバンドを思った以上に長時間使うことができるというわけです。
具体的には、保冷ポーチに入れた1本目のクールネックバンドを1~2時間使い、途中で1本目のクールネックバンドを保冷ポーチに戻して2本目のクールネックバンドに交換して1~2時間使い、これを繰り返すか最後はクールネックバンドを2本使いします。
また、クールネックバンドの外側をクールタオルで覆えばクールネックバンドの冷気が外側に逃げるのを抑制することができ、クールネックバンドをより長く使うことができます。
クールネックバンドの効果ですが、首にかけた際には氷を当てたような冷たさがあり、時間とともにそれは薄れていくものの、人によって感じ方に差はあれど意外とその効果は持続します。
上記のような使い方をすれば半日以上はクールネックバンドの恩恵に浴することができますし、冷蔵庫や清流があるところなら2本持ちすれば繰り返し使うことも可能です。
クールネックバンド2本、保冷ポーチ、保冷剤をセットで使うことを前提にぜひとも購入したいアイテムです。

このように、ネックファン、クールタオル、クールネックバンドをまとめてレビューしてみましたが、どの製品もそれなりに効果があり、過大な期待をしなければ価格以上の満足感を得ることができます。
いずれも低価格で買うことができますし、自分の必要度に応じてどれかを買ってみて、猛暑を緩和してみてはいかがでしょうか。

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