ハンディファン「NEOVE 4WAYハンディファン NFT10-H20WT」レビュー

4種類の使い方ができるハンディファン「NEOVE 4WAYハンディファン NFT10-H20WT」(1290円、129ポイント)を2020年6月9日に購入して何度か使ったのでレビューします。
私は、ハンディファンは何年も前からいろいろと見ていたのですが、使用シーンも限られていて中々買うまでには至っていませんでした。せいぜい、夏の横須賀基地か富士スピードウェイで使うぐらいだからです。
ただ、夏場の車中泊にも使えそうだと思ったのと、何かとアイデアも盛り込まれてそろそろ成熟商品になってきたのと、本格的なシーズンになると「在庫あり」だったのが「お取り寄せ」が増えて選択肢が限られてくるので、購入に踏み切りました。
何年も前からいろいろと見てきた過程で、自分に適したハンディファンの条件も分かってきます。色は白、羽根は5~6枚、風量調節あり、連続使用時間は8時間以上、複数の形状で使用できる、できるだけ軽量・コンパクト、などです。
色は、何度も書いているように、電気製品や身の回り品などはできるだけ白で揃えたいと思っているので、白が理想です。車中泊専用なら、目立たないように黒の方が良さそうですが、車中泊“でも”使うということなら、普段使い優先で白です。
羽根は、3枚程度だと風力が弱いというレビューをよく見かけるので、ハンディファンとしては多い部類の5~6枚に絞りました。風量調節も、ないと使い勝手が良くありません。
連続使用時間は、横須賀基地と富士スピードウェイの夏場のイベントで使う際には日中は使う時間も多くバッテリー切れで使えなくなったらただの荷物になるし、車中泊は8時間ぐらいは寝ているので、8時間以上は必要になります。

もっとも、車内で使う場合には、面倒ではあるもののシガーソケットからUSBで充電することも可能だし、使えなくなっても荷物にはならないので、絶対に8時間以上なくてはならないというわけでもありません。
複数の形状で使用できるのは、手でしか持てないとそれなりに疲れるし片手が塞がるのは不便だし、首からぶら下げたり、車中泊の場合にはどこかに置いたり吊り下げたりもしたいところだからです。
軽量・コンパクトは、使うにも、持ち運ぶにも、これに越したことはなく、誰もが望むところでしょう。そのためのハンディファンです。
ちなみに、ミストが出るものや、モバイルバッテリー代わりに使えるものもあったのですが、ミストを噴出する時間はかなり短く、モバイルバッテリー兼用だと100gほど重くなってしまいます。
こうして探したところ、いくつか候補が上がったのですが、中でもNEOVEの「NEOVE 4WAYハンディファン NFT10-H20WT」が最有力候補になりました。レビューがすこぶる好評で、私の条件もすべて満たしているからです。
入力電圧/電流は5V/500mA、内蔵電池はリチウムイオン電池3.7V 2000mAh、消費電力は約4W、本体寸法は幅104mm×奥行き43mm×高さ205mm、重量は170g、マイクロUSBケーブル(0.8m)、フック、取扱説明書付属。
色は、ホワイト、パステルグリーン、ネイビー、ピンクの4色。羽根は、大3枚、小3枚、合計6枚。風量調節は、弱、中、強の3段階。連続使用時間は、2.5時間(強)~8時間(弱)。
高さは205mmですが、本体が中央で2つ折りにでき、0度から180度までどこでも固定できるため好きな角度で使え、自分がバッグなどに入れやすいサイズと形状になるのも便利です。重量も、スマートフォン並みなので許容範囲内です。

形状は、「4WAY」とあるように、取っ手部を持つ「ハンディ」、付属のフックを取り付けて、どこかに引っかける「クリップ」、フックを脚として使う「スタンド」、裏フックを傘の受骨に取り付ける「アンブレラ」、から選べます。
また、ストラップ取付部があるため、ストラップは付属しないものの、ストラップを別途用意すれば首からぶら下げることもできるため、実際には「5WAY」と言っても過言ではありません。
充電は、4時間で、USBケーブル差込口の横に充電ランプがあり、充電時には赤ランプ、充電完了時には緑ランプが灯り、その反対側の電源ランプが使用時には青ランプになり、電池低下時には青ランプが徐々に消えていきます。
実際に使ってみると、弱は、室温32度、湿度60%の部屋で1m近く離して置いても十分な風量で、風が涼しく感じられるほど吹いてきます。音も許容範囲で、静かな部屋や車中泊でも問題なく使えます。
中だと、風はけっこう強く、常用する風量とは言えず、せいぜい数分間といったところでしょう。音もそれなりにし、静かな部屋や車中泊だと気になる範囲だと思います。
強は、風がかなり強く、「ハンディ」で顔に当てていると目が乾く感じで、一気に涼みたい時に数十秒程度使うのが妥当です。音もかなりうるさく、屋外や賑やかな部屋ならOKなレベルです。
連続使用時間が強だと2.5時間しかないと思ってしまう人もいるかもしれませんが、このように弱でも十分な風量と涼しさがあるため、連続使用なら弱で問題なく、最初だけ強や中を使う程度なら8時間近くは涼めます。
このように、1290円(129P)でこの涼しさと使いやすさなら、かなりコストパフォーマンスの高いハンディファンと言えます。私は、ヨドバシカメラで購入したのですが、ビックカメラでもOEMで少しお安く販売されています。

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