「1988 WORLD FIA SPORTS PROTOTYPE CHAMPIONSHIP FUJI 1000km」

1988年10月6~9日/富士スピードウェイ
世界スポーツプロトタイプカー選手権第10戦、全日本スポーツプロトタイプカー選手権第6戦、富士ロングディスタンスシリーズ第4戦です。予選順位は、以下の通りです。

1. フロムエーポルシェ962C(岡田秀樹、スタンレー・ディケンズ)1.18.210
2. ニッサンR88C(長谷見昌弘、鈴木亜久里)1.18.285
3. AEG SAUBER MERCEDES(マウロ・バルディ、フィリップ・ストレイフ)1.18.390
4. オムロン・ポルシェ962(ケネス・アチソン、プライス・コブ)1.18.950
5. ミノルタ トヨタ88C-V(ジェフ・リース、関谷正徳、鈴木恵一)1.19.360
6. SILK CUT JAGUAR(ヤン・ラマース、ジョニー・ダンフリーズ、マーティン・ブランドル)1.19.756
7. SILK CUT JAGUAR(エディ・チーバー、ジョン・ニールセン、マーティン・ブランドル)1.19.815
8. AEG SAUBER MERCEDES(ジャン・ルイ・シュレッサー、ヨッヘン・マス、ケネス・アチソン)1.20.002
9. マツダコレクションPorsche962C(バーン・シュパン、ジョン・ウィンター)1.20.421
10. 日石トラストポルシェ(バーン・シュパン、ジョージ・フーシェ、サレル・ヴァンダ・マーヴェ)1.20.506
11. カルソニックニッサンR88C(星野一義、高橋健二、アレン・グライス)1.20.649
12. ADVAN・ALPHA・962C(高橋国光、茂木和男)1.21.168
13. TAKEFUJI PORSCHE 962C(デレック・ベル、ブライアン・レッドマン)1.21.545
14. ROTHMANS PORSCHE 962C(エジェ・エルグ、マウリツィオ・サンドロ・サラ)1.21.618
15. NISSAN R88V伊太利屋CABIN(和田孝夫、アンデルス・オロフソン)1.21.777
16. タカキュートヨタ88C-V(ステファン・ヨハンソン、パオロ・バリラ、小河等)1.21.800
17. MAZDA 767(片山義美、従野孝司、ピエール・デュードンネ)1.21.844
18. マツダコレクションPorsche962C(ボブ・ウォレック、ハロルド・グロース)1.22.196
19. MEMOREX TELEX Porsche962C(ジャン・ピエロ・.モレッティ、ティフ・ニードル、ハラルド・ハイスマン)1.22.205
20. LEYTONHOUSE PORSCHE 962C(ブルーノ・ジャコメリ、オスカー・ララウリ)1.22.443
21. KENWOOD PORSCHE 962C(フォルカー・バイドラー、M・リューテン)1.23.077
22. LEYTONHOUSE PORSCHE 962C(長坂尚樹、星野薫、影山正彦)1.23.441
23. MAZDA 767(寺田陽次朗、デビッド・ケネディ)1.24.186
24. NISSAN R87V PERSON’S CABIN(鈴木利男、森本晃生)1.24.541
25. STPトヨタ88C(スティーブン・アンドスカー、アンドリュー・ギルバート・スコット)1.24.575
26. SPICE SE88C COSWORTH(ゴードン・スパイス、レイモンド・ベルム)1.24.844
27. SPICE SE88C COSWORTH(T. THYRRING、エリック・サラザール)1.25.557
28. SPICE SE88 COSWORTH(ジャン・ルイ・リッチ、クロード・バロー・レナ)1.25.808
29. SARD MC88S(マーティン・ドネリー、ヨッヘン・ダウアー、佐々木秀六)1.24.614
30. SPICE FIERO GC287(コスタス・ロス、ウェイン・テイラー)1.26.521
31. ゲインズ63C(米山二郎、福山英夫、見崎清志)1.26.936
32. マルカツ SPICE86C(I. カーン、A. E. エイブラハムス、D. M. マーフィー)1.28.593
33. TIGA GC288 COSWORTH(R. RANIER、V. VENINATA)1.28.691
34. CHECKER SUPERCAD PORSCHE 962C(ティム・リー・デイビー、トム・ドット・ノーブル、池谷勝則)1.30.374
35. NWB757LENOX(白鳥哲次、藤井修二、藤枝照光)1.32.609

結果は、波乱の展開になったものの、SILK CUT JAGUAR(エディ・チーバー、ジョン・ニールセン、マーティン・ブランドル)が優勝しています。
読み物のトップは、「WEC IN JAPAN グループCレースの過去、現在、未来」です。第1回大会は1982年に開催され、なんと富士スピードウェイに10万7490人という大観衆が来場。
ポルシェ956(ジャッキー・イクス、ヨッヘン・マス)が優勝、ランチャG5-75(リカルド・パトレーゼ、ティオ・ファビ)が2位に入っています。
また、ポルシェが1982年から5連覇したものの、1987年にはジャガーがその座を取って代わっています。
「TEAM」は、各チームの解説で、ジャガー、メルセデス・ベンツ、ポルシェ、トヨタ、ニッサン、マツダとC2の各車を写真入りで簡単に紹介しています。
「マシン」は、出場各車を簡単に紹介しています。
ジャガーXJR-9は、V12SOHCノンターボ6995ccで、700ps/7000rpmを発生。
ザウバー・メルセデスC9は、V8SOHC KKK製ツインターボで820psを発生。
ポルシェ962Cは、水平対抗6気筒3000ccで、850ps以上を発生。
トヨタ88C-Vは、R32V V8ツインターボ3169ccで、800ps/8000rpm、80kg-m/5000rpmを発生。
ニッサンR88Cは、VRH30V8IHIツインターボ2996ccで、750ps/8000rpm、75kg-m/5500rpmを発生。
マツダ767は、13J ROTARYノンターボ654cc×4で、550ps/8500rpm、50kg-m/8000rpmを発生。
甲高いロータリーサウンドは、8000rpmで最高トルクを発生していることがわかります。
「ドライバー」は、各ドライバーを写真入りで紹介、「1988ル・マン24時間」は、レースの回顧です。

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