1990年10月6、7日/富士スピードウェイ
全日本スポーツプロトタイプカー選手権第6戦、富士ロングディスタンスシリーズ第4戦です。予選順位は、以下の通りです。
1. YHPニッサンR90CP(長谷見昌弘、アンデルス・オロフソン)1.16.728
2. カルソニックニッサンR90CP(星野一義、鈴木利男)1.17.100
3. ミノルタトヨタ90C-V(関谷正徳、小河等)1.17.491
4. デンソートヨタ90C-V(ローランド・ラッツエンバーガー、長坂尚樹)1.17.537
5. CABIN R90V NISSAN(和田孝夫、中子修)1.18.217
6. ミノルタトヨタ90C-V(ピエール・アンリ・ラファネル、鈴木恵一、黒沢琢弥)1.49.674
7. フロムエーポルシェ962C(中谷明彦、フォルカー・バイドラー、羽根幸浩)1.18.786
8. タイサンSGalpha962C(スンタレー・ディケンズ、ウィル・ホイ)1.19.281
9. アルファポルシェ962C(ティフ・ニーデル、デレック・ベル、アンソニー・リード)1.19.403
10. 日石トラストポルシェ(ジョージ・フーシェ、スティーブン・アンドスカー)1.19.680
11. チャージマツダ787(片山義美、従野孝司、寺田陽次朗)1.20.078
12. OMRON PORSCHE(エジェ・エルグ、トーマス・マゼイラ)1.20.144
13. アートマツダ787(デビッド・ケネディ、ピエール・デュドネ)1.20.553
14. チャージマツダ767B(マウリツィオ・サンドロ・サラ、太田哲也)1.20.681
15. ADVAN alpha962C(高橋国光、茂木和男)1.20.771。
16. 武富士ポルシェ(ジョニー・ハーバート、リカルド・リデル)1.21.022。
17. ALPHA CUBIC 90R(米山二郎、福山英夫、五藤久豊)1.26.677。
18. NWB757マツダ(藤井修二、白鳥哲次、水谷敬一)1.30.452。
19. LENOX 757 MAZDA(野上敏彦、織田一彦)1.36.279。
予選は、予定通り日本車の独壇場で、トヨタと日産が6位までを分け合っています。また、マツダは、ワークスが初の3台体制ながら、ポルシェ勢に割って入り、しかも、767Bが787と遜色ないタイムを出しています。
決勝は、デンソートヨタ90C-Vが勝ち、カルソニックニッサンR90CPが同一ラップの2位、タイサンSGalpha962Cが5周遅れで3位に食い込んでいます。マツダは、チャージマツダ767Bが6位とマツダ勢最高位に入っています。
読み物のトップは、「’90年グループC総決算、ファイナルラウンドを疾走する!」。とあるベテランドライバーによると、「日本の1000kmレースは、非常にハイレベルになり、今やル・マンを24時間走るよりもハードだ。チャレンジしがいのあるレースだ」と語ります。
それは、日本の1000kmレースが、WSPCの480kmスプリントレースと変わらぬハイペースで戦われ始めているからです。
「1990 FUJI LONG DISTANCE SERIES REVIEW」は、写真と文章で1990年の富士ロングティスタンスシリーズを振り返ります。
「BATTLE OF TEAMS 1000kmの彼方を目指す男たち・・・。」は、各チームとドライバーを写真入りで紹介しています。
「耐久レースの歴史 23年間の歴史が物語る、1000kmバトルのビクトリーロード。」は、名前の通りで、国内モータースポーツの黎明期から、プライベーター全盛の時代、グループC時代と、簡単におさらいします。
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