1996年8月31日~9月1日/富士スピードウェイ
予選結果は、以下の通りです。
1. 24 服部尚貴(レイナード96D 無限 BS)1.16.785(SS)、1.16.459
2. 64 高木虎之介(レイナード96D 無限 BS)1.16.799(SS)、1.16.360
3. 8 中野信治(童夢F104i 無限 BS)1.16.876(SS)、1.16.589
4. 19 星野一義(ローラT96-52 無限 BS)1.16.983(SS)、1.16.523
5. 9 ペドロ・デ・ラ・ロサ(ローラT96-51 無限 BS)1.17.153(SS)、1.16.556
6. 10 ノルベルト・フォンタナ(ローラT96-51 無限 BS)1.17.427(SS)、1.16.492
7. 56 本山哲(レイナード95D 無限 BS)1.16.608
8. 25 ラルフ・シューマッハ(レイナード96D 無限 BS)1.16.717
9. 27 影山正彦(レイナード96D 無限 BS)1.17.046
10. 65 黒澤琢弥(レイナード96D 無限 BS)1.17.081
11. 5 マルコ・アピチェラ(レイナード95D ジャッド YH)1.17.103
12. 2 山本勝巳(童夢F104i 無限 BS)1.17.131
13. 1 鈴木利男(ローラT96-52 無限 BS)1.17.226
14. 55 金石勝智(レイナード95D 無限 BS)1.17.254
15. 6 光貞秀俊(ローラT94-50 ジャッド YH)1.17.368
16. 21 ミハエル・クルム(レイナード95D 無限 BS)1.17.555
17. 12 羽根幸浩(ローラT94-50 無限 BS)1.17.644
18 31 岡田秀樹(ローラT95 無限 BS)1.17.966
19. 28 近藤真彦(レイナード94D 無限 BS)1.18.000
20. 7 影山正美(ローラT95-50 無限 YH)1.18.006
21. 30 田嶋栄一(ローラT94 無限 BS)1.19.127
22. 72 川本篤(ローラT93 DFV BS)1.19.206
23. 20 アンドリュー・ギルバート・スコット(レイナード96D 無限 BS)1.19.331
24. 17 大西太一郎(ローラT94-50 無限 YH)1.19.772
25. 73 玉中哲二(ローラT93 DFV BS)1.20.236
26. 15 山田政夫(ローラT93改 無限 YH)1.20.834
結果は、服部尚貴が、45周を59分22秒324で優勝、ノルベルト・フォンタナが0秒415差で惜しくも2位になっています。中野信治が12秒遅れの3位です。
読み物は、「RACE MARSHAL」です。富士スピードウェイの300人以上のレースマーシャル(ボランティア)のうち、ビクトリーサークルクラブ所属の3人、FISCOクラブ所属の2人、トヨタモータースポーツクラブ所属の1人、静岡県モータリストクラブ所属の2人の計8人にインタビューしています。
仕事内容、タワー(管制)との連絡方法(直通電話、スピーカー、ツインカム)、ポスト内にあるもの(競技フラッグ、ホウキ、バール、救急用具、消火器、水、オイル処理用のおが屑と石灰)、旗の振り方、クラッシュ車両から脱出したドライバーに話しかけていること(体の具合)、お勧めの観戦ポイント(ダンロップと1コーナー)などを聞いています。
「覇権の行方」は、ラルフ・シューマッハ(27ポイント)、星野一義(25ポイント)、高木虎之介(24ポイント)らによるチャンピオン争いを占います。
高木虎之介の魅力は速さで、公式予選トップ6によるSSには6戦中5戦で進出。しかも、そのうち4戦でPPを獲得しています。
ラルフ・シューマッハは、勝負強さが特徴です。コースへの習熟度が早く、レース後半には必ず上位争いに食い込んできます。
星野一義は、往年のような他を圧倒する勝ち方はないものの、百戦錬磨の巧緻なレースぶりが目を引きます。
この3強を追うのが服部尚貴とノルベルト・フォンタナで、この富士でタイトル挑戦に賭けます。
「14 TEAMS/Driver & Machine」は、チーム別のドライバーとマシンの紹介です。
「データで見るフォーミュラ・ニッポン」は、SSのトップドライバーの闘い方です。ここまで6戦で、星野一義と高木虎之介は5回、鈴木利男は4回、服部尚貴とミハエル・クルムは3回、それぞれSSに進出しています。
また、第4戦と第6戦を見ると、3周のアタックラップのうち、6人中5人が3周目にベストタイムを出しています。
「TVでも、ドライバーの興奮とサーキットの熱気を伝えたい。」は、迫力のTV映像で第6戦を振り返ります。
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