2013 AUTOBACS SUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」

2013 AUTOBACS SUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」を見るために、2013年4月28日の早朝から富士スピードウェイに行ってきました。
例年、ゴールデンウィークは、国道246号が渋滞して厚木まで1時間30分ほどかかり、道志に迂回して到着まで3時間ほどかかってしまいます。
しかし、2013年は、いつものゴールデンウィーク後半とは違って前半に開催され、しかも、予選が3連休中日の28日ということもあるのか、6時20分に家を出たのに、道がスイスイと流れて道志に迂回することもなく8時10分には到着し、通常の日曜日と同じく2時間弱しかかかりませんでした。
予選日は、朝から快晴で、富士らしく日向ではとても暑く、半袖のTシャツでも寒くは感じないほどでした。フリー走行では、予定通り、シャトルバスでP15駐車場からメインスタンドに行き、トンネルを抜けて、ヘアピンからコカ・コーラコーナーまでにかけて移動しながら、写真撮影などを行いました。
クルマに戻って軽く昼食をとり、午後はメインスタンドで予選を見たのですが、富士は、メインスタンドが日陰で風の通り道になることもあるのか、例によって少し寒く、パーカーを着ていました。
今回は、GT500はレクサスSC430が速く、ホンダHSV-010 GTが遅く、GT300はJAF勢が速くと、かなりはっきりとした結果になっており、決勝もおおよその流れが予想できました。

予選から決勝にかけては車中泊だったのですが、昨年は予選日深夜の2時40分ぐらいに着いたら、同じP15駐車場には多くのクルマがとまっていて、車内で仮眠をとっても寒いとは感じませんでした。
それが2013年は、クルマがどんどん駐車場から出て行って、とまっているクルマはまばらでした。私の周囲20mぐらいには、斜め向かいに1台とまっているだけだったのです。
そして、夜はかなり冷え込み、寝ている間、4回ほど起きてエンジンを10分ほどかけて暖房したほどです。周囲にクルマがなかったのと、ゴールデンウィークがいつもより気温が低かったのが影響していたのでしょう。
決勝の朝は、練習走行をダンロップコーナーを中心に見て、決勝は「SUBARUファンシート」で観戦しました。タオル、キャップ、応援グッズがもらえて、メインスタンドの12番ピット前で見られるのですから、なかなかお買い得なシートです。
ただ、SUBARU BRZ R&D SPORTSは、佐々木孝太が1分37秒610というコースレコードでポールポジションを決めたのに、決勝では2周目で早々とピットイン、そのまま駆動系のトラブルでリタイアとなってしまいました。

決勝は、富士らしく、風が強くて寒い状態がレース半ばまでは続いたのですが、レースは前半からなかなかヒートアップし、GT500はレクサス勢の静かなトップ争いで盛り上がりました。
終盤は、GT500はZENT CERUMO SC430の立川祐路がGT最速男らしい追い上げを見せてくれましたし、GT300はセーフティリードを保っていたMUGEN CR-Z GTの武藤英紀がフロントタイヤのバイブレーションで緊急ピットインし、その間にPanasonic apr PRIUS GTの新田守男が逆転してハイブリッド車初優勝を飾るという大どんでん返しがありました。
ちなみに、ホンダHSV-010 GT勢の中で、ウイダー モデューロ HSV-010だけが直線で明らかにエンジン音が異なっていたのですが、他のHSV勢とどこか違うのでしょうか。スピードは遜色なかっただけに、気になるところです。
帰りは、駐車場の渋滞でなかなか出られないかと思って15分ほど時間つぶししてから、歩いて駐車場まで戻ったのですが、拍子抜けするほど空いていて、一切、待つことなく駐車場を出ることができました。
3連休最終日ということもあって、駐車場渋滞を嫌って早めに帰る人が多かったからでしょうか。
車中泊が寒かったのが想定外でしたが、なかなか充実した2日間だったと思います。

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