「Xbox 360ファンサイトプログラム」終了からきょうで10年、今一度振り返ってみよう

マイクロソフト公式の「Xbox 360ファンサイトプログラム」が2012年12月18日に終了し、2022年12月18日のきょうで丸10年が経ちました。
初代「Xbox」は、日本では2002年2月22日に発売が開始されましたが、それから遅れること約2年、「Xboxファンサイトプログラム」が開始されました。
マイクロソフトが、Xboxを応援するファンサイトやファンページを公式に認定するものです。
「Xboxオフィシャルファンサイト」はXboxをメインコンテンツにしたサイトで、「Xboxファンページ」はXboxを一部のコンテンツとして扱うサイトです。
オフィシャルファンサイトに選ばれると、「東京ゲームショウ」やオフ会などのイベントへの招待や、ソフト先行レビューへの参加応募権などが得られます。

私も、2002年11月11日に個人サイト「YK」(旧サイト名)を立ち上げ、記事の中心はXboxだったのですが、Xboxオンリーのファンサイトではないため応募を見送っていました。
しかし、第1回の認定ファンサイトが発表されると、Xbox一色というサイトばかりではなかったため、それではと第2回募集に応募、無事に認定されることになりました。
「Xboxファンサイトプログラム」は、開始当初から事前告知通りの活動が繰り広げられていきます。
イベントでは、「東京ゲームショウ」やそのアフターパーティ、プレス発表会などへの招待。
ソフト先行レビューでは、マイクロソフトが指定したマイクロソフト発売ソフトの希望者によるソフト先行レビュー。
イベントへの招待記事は、すべてをリンクすると多くなってしまうため、興味のある方は関連記事などからご覧いただければと思います。

「Xboxファンサイトプログラム」は、2005年12月10日に日本でも「Xbox 360」が発売されるのに合わせ、「Xbox 360ファンサイトプログラム」へと名称を変更。
認定ファンサイト数も増え、ニュースサイトやレビューサイトなどにジャンル分けされるほどの賑わいを見せていました。
活動もより活発になっており、「東京ゲームショウ」やオフ会などのイベントへの招待や、ソフト先行レビューへの参加はもちろんのこと、サードパーティも「Xbox 360ファンサイトプログラム」を活用するようになります。
カプコンは「「ロスト プラネット コロニーズ」トライアルミーティング」、バンダイナムコエンターテインメントは「『テイルズ オブ ヴェスペリア』先行体験会」、スパイクは「『メトロ2033』先行体験会」。
スパイクの「『メトロ2033』先行体験会」に至っては独自色が強く、会場もマイクロソフト本社ではなく、店頭販促POP用のコメントも依頼されたほどでした。
ファンサイト発のイベントやファンサイトレビューが行われたり、記事の更新情報を相互に見られる仕組みなども作られていました。

そんな「Xbox 360ファンサイトプログラム」でしたが、「Xbox 360」の勢いが衰えを見せるとともに活動を休止。
2012年12月18日に「Xbox 360 ファンサイト プログラム終了のお知らせ」というメールが届きます。その一部を抜粋すると、以下のようになります。
「ご参加いただいておりました「Xbox 360 ファンサイト プログラム」は暫く活動を休止しておりましたが、この度、誠に勝手ながらプログラムを終了させていただくこととなりました。
これまでご参加いただいておりましたファンサイト オーナーの皆様には心よりお礼申し上げます」。
「Xbox 360ファンサイトプログラム」がいずれは終了するのではないかと薄々感づいてはいたので、とうとう来たかといった感じでした。
私はファンサイトプログラムとは関係なしにサイトを運営していたため何が変わるというわけではなかったのですが、これを契機に閉鎖するサイトもあったように思います。

それでも、私と同じように、「Xbox One」が苦境の中でもサイト運営を継続し、それを「Xbox Series X|S」まで継続している「Xbox 360ファンサイトプログラム」認定ファンサイトも見受けられます。
みなさんがTwitterでフォローしている方の中には、そうしたサイトの運営を続けている方もいらっしゃいますし、あのスタジオも実は「Xbox 360ファンサイトプログラム」のメンバーだったりします。
私もすべてを把握しているわけではないので列挙はできないのですが、問題なければこの記事の下にリンクしようかなとも考え中です。

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