日本最大のスポーツ・健康産業総合展示会「SPORTEC 2018」を見るために、7月25日に東京ビッグサイトに行ってきました。
同展示会は、スポーツ設備・機器、フィットネス機器、スポーツ用品、健康器具、介護機器、サプリメント・健康食品、スポーツツーリズムなどが世界中から一堂に出展する、スポーツ・健康産業日本最大の展示会です。
「第27回ヘルス&フィットネスジャパン」、「第4回スポーツファシリティEXPO」、「第5回スポーツイベントサービスEXPO」、「第3回RE-CARE JAPANリハビリ・介護予防サービスEXPO」、「第3回ウェルネスフードジャパン」、「第3回スポーツウェア&用品EXPO」、「第5回ホームヘルス&ダイエットEXPO」、「第2回リラクゼーションEXPO」、が同時開催されるという、まさに日本最大のスポーツ・健康産業総合展示会となっています。
2017年は東京ビッグサイト東1・2・3ホールでの開催だったのですが、2018年は東京ビッグサイト西1・2・3・4ホール&アトリウムでの開催となっています。ちなみに、2019年は、規模が大きくなり過ぎたためか、これらのイベントが3会期に分散されての開催となります。
私は、2016年から3年続けての参加になりますが、10時前には会場入りし、30分弱の昼食休憩をはさんで、16時30分過ぎまで滞在していました。
3年目ともなると少し慣れてきたので、2018年も、お昼までひと通り見て回り、食後は写真と動画を撮りながら回り、お腹がこなれてきたところで実際にあれこれ体験するという手順でした。なお、ひと通り見て回るだけでも3時間はかかります。
フィットネス好きにとって気になるのは、やはり、実際に体験参加できるイベントの数々、所狭しと並べられた各出展者のフィットネス機器、フィットネスに役立つ最新アイテム、です。
体験参加できるイベントは、「ヘルス&フィットネスジャパン」の各社のブースで行われていました。各種ダンスレッスン、キックボクシング風のエクササイズ、トランポリンを使ったエクササイズ、スピンバイクを使ったエクササイズ、独自のフィットネスマシン・アイテムを使ったエクササイズなど、どれも見ていて興味深く楽しみました。
私も、どれかに参加しようと思ったのですが、予約する必要があったり、意外と長時間だったり、やろうと思った時間にやりたいプログラムではなかったり、ひとりで参加するには勇気がいったりで、結局はやらずじまいでした。
フィットネス機器は、10種類近くを実際に試しました。この日は、さすがに自宅でのトレーニングは休止するため、興味があったものはもちろんのこと、その代わりに自宅では鍛えにくい部位を鍛えられるマシンなどを中心に試しました。
私が今回のイベントで最も楽しみにしていたのは、スライドボードです。懸垂マシン、ローイングマシン、スライドボードなど、次にほしいトレーニング機器もあれこれあります。
しかし、懸垂マシンは価格は安いものの今のところ置く場所がない、ローイングマシンはトレーニングチューブでもなんとか代用できそうで費用対効果に疑問がある、ということで、類似品や代用品がないスライドボードが最優先でした。
しかも、私は、昔、スピードスケートをやっていたため、スピードスケートのトレーニングに使われているスライドボードは親近感があり、あと少し値下がりしたら購入しようと考えていました。
事前に「SPORTEC 2018」の公式サイトで調べたところ、スライドボードを出展しているのは1社だけだったのですが、実際に行ってみると複数の出展も考えられます。
1階を歩いていると、思惑通りにスライドボードの出展があり、実際に滑らせてもらうと、思った以上に滑りが良く、太腿の筋肉や心肺機能に大きな効果があるのは分かったのですが、245cmのロングタイプでちょっと長すぎると感じたのと、即売はしていないということで、体験だけに終わりました。
続いて、4階に上がると、公式サイトでスライドボードを出展していることを確認していた1社であるバランスワンのブースでスライドボードのデモを行っていました。しかも、標準タイプの180cm、ロングタイプの230cmの両方があり、即売も可能でした。
そこで、あれこれと話を伺った上で、180cmと230cmの両方を試させてもらったところ、230cmの方が雄大に滑れて楽しいのは確かなのですが、両端のストッパーを強く蹴り出す必要があり、トレーニングとして考えた場合には当面は180cmの方が良さそうな感じでした。
また、180cmと230cm、その新旧と色違いと、6種類のスライドボードが販売されていたのですが、いずれも会場限定の20%OFFになっていました。そこで、180cmの新バージョンの赤(9800円→7840円)を購入することにしました。展示会に赤は持ってきていないとのことで、後ほどAmazon.co.jpから発送されることになり、到着が楽しみです。
ちなみに、4階は「第3回ウェルネスフードジャパン」関連ブースが多く、例によって、プロテインの試飲を10杯近く味わってきました。10杯近くといっても、いずれも本当にひと口の量なので、合計でもコップ2杯にもならないと思います。2019年は、「第3回ウェルネスフードジャパン」が独立するため、この試飲ができないのが少し残念です。
フィットネススポーツが発行している定価1000円の雑誌は、2018年も4誌無料配布していて、最初にもらうと重くなるので帰り際にもらうことにしたのですが、珍しく「ヨガ&フィットネス」が配布完了になり、「アイアンマン」と「ウーマンズ・シェイプ&スポーツ」だけもらってきました。いずれもゴージャスな雑誌なのですが、少しずつ読もうと思います。
もちろん、会場限定の特価品も販売されており、リーボックの各種トレーニングアイテムが気になったのですが、買うところまではいきませんでした。パラシュートを引っ張って走るトレーニンググッズも1000円と安く面白そうではあるのですが、個人で使うには無理があります。自分が高校や大学の体育系クラブの上級生だったら、確実に買っていたと思います。
そんなわけで、すっかり常連イベントに定着して3年連続で足を運んだわけですが、スライドボードを実際に体験して購入できたり、各種トレーニング機器を試したり、自らのトレーニングの新たなモチベーションになったりで、例年通り、収穫の多いイベントになりました。
ただ、2018年は、2017年に比べると、商談目的の業者が多いのは当然のことながら、個人レベルのスポーツ愛好家も思ったよりも増えていたように思います。「日本最大のスポーツ・健康産業総合展示会」を標榜するなら、個人向け・家庭向けのトレーニング・フィットネス機器が急増している現状を考えても、2019年以降は、こうした市場相手のメーカー・製品をもっと誘致してほしいと思います。
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