
日本最大の国際スポーツ・健康産業専門展「SPORTEC 2026」を見るために、2026年7月9日に東京ビッグサイトに行ってきました。私は、2016年から参加し続けており今回で11年連続になります。
SPORTECは、「スポーツ人口を増やし、スポーツ競技力向上と健康社会を実現する」をビジョンに掲げ、スポーツを「もっと身近に」、「もっと推進する」ことを目的に2009年から開催されています。
会場はいつも通り東京ビッグサイトで、会期は2026年は7月8日から10日と2025年よりも20日ほど早まって入るものの恒例の夏のビッグイベントになっています。今回のイベントは、以下の展示会によって構成されています。

「第35回ヘルス&フィットネスジャパン」
フィットネスマシン・プログラム・フィットネス施設向け設備・サービス専門展。
「第12回スポーツ施設運営EXPO」
学校・公共スポーツ施設の運営・リノベーション専門展。
「第12回スポーツイベント&ツーリズムEXPO」
スポーツイベント・スポーツツーリズム支援サービス展。
「第11回スポーツファッション&グッズEXPO」
スポーツウェア・用品・ウェア素材が集まる専門展。
「第8回スポーツサイエンステクノロジーEXPO」
競技力向上のための最先端スポーツ科学技術の専門展。
「第7回スポーツ&ビューティーショー」
スポーツ・フィットネス市場向け美容機器・製品専門展。
「第5回ゴルフパフォーマンスコンベンション」
ゴルフ競技力向上のためのトレーニングプログラム・分析・測定機器が一堂に集結。
「第3回リカバリーEXPO」
疲労回復・スポーツ障害対策の専門展。

「SPORTEC」は上記の展示会が東京ビッグサイト東展示棟1-3&8ホールを使って10時から17時まで開催されるのですが、2026年はこれまで同時開催されていた「CAFERES JAPAN」が2025年に続いて行われていません。
「CAFERES JAPAN」は日本最大級のカフェ・ベーカリー・レストラン総合展で「SPORTEC」とは別のイベントなのですが、どちらか一方を事前登録しておけば両者に入場可能になっていました。
「CAFERES JAPAN」は筋トレとも関連する展示会で両イベントを見ることになるため、私は近年は最初から最後まで東京ビッグサイトに滞在していたのですが、2026年はこれといった同時開催イベントもないため、閉場を2時間ほど残して会場を後にしています。
それでも、ボリュームはたっぷりとあり、昼食までは「SPORTEC 2026」会場をざっと見て回りつつ、気になった展示があれば詳しく見たり担当の方の話を聞いてみたりで、昼食までにすべてのブースを見ることはできませんでした。
昼食後はアウトラインがおおむね把握できたことから、それぞれのブースをより詳しく見たり写真を撮ったり体験したりしながら回っていきます。
全体の印象としては、リカバリー関連のブースが2025年に続いて盛況だったのと、ピラティスなど女性を対象としたフィットネスが増えていた点です。
逆に、プロテインの試飲こそ盛況だったものの、円高やナフサ不足・価格高騰の影響からかバッグや試供品の配布は減少していました。
業務用の体組成計を扱うメーカーは、2023年までのタニタとInBodyに加えて2024年からはYamato(大和製衡)も出展していたのですが、2026年もその3社がそろい踏みしていました。
それぞれのデータの違いを3年連続で比べてみるのも面白いので、10分ほどの間に3社すべての体組成計を試してみました。
体脂肪率だけ挙げておくと、タニタは12.3%→8.6%→11.7%、InBodyは11.9%→9.8%→11.1%、Yamatoは8.5%→11.5%→12.6%、でした。
自宅には、タニタの両足、FIARの両手両足の2種類の体組成計があり、両手両足の体組成計の方が体脂肪率は低く10%以下、2026年は3社とも11.1%から12.6%と実態よりも少し高めに出ているように感じます。
このように、筋トレをやっている人が自宅に体組成計を導入する場合、上半身の筋肉量や体脂肪まで計れる両手両足の体組成計を使うのが理想です。そうすれば、体組成計が弾き出す数値にがっかりすることも少なくなるはずです。

「第8回スポーツサイエンステクノロジーEXPO」は、競技力向上のための最先端スポーツ科学技術の専門展ということですが、スポーツで有名な大学を中心に最先端のスポーツ科学技術が紹介されていました。
中でも面白かったのがカーリングのデモで、写真のようにカーリングを小さく切り取ったような台で実際にブラシをこするものから、画面を見てマウスを操作するだけのものもありました。後者はテレビゲームに転用できそうです。
宅トレ勢向けの製品は、今回はそれほど多くはなく、目を惹くような新製品もこれといってありませんでした。
ただ、中国パビリオンにあるSUZHOU ZHONGJIAN FITNESS(蘇州中健フィットネス機器)では、個人向けフィットネス機器を展示販売しており、会場限定価格で大幅割引されていました。
その中から1点だけではありますが購入してきたので、こちらは追ってレビューする予定です。

さて、駆け足で「SPORTEC 2026」と気になったものを紹介してきましたが、11年連続で足を運んでも、各種トレーニング機器を試したり、自らのトレーニングの新たなモチベーションになったりで、例年通り、収穫の多いイベントになりました。
いつも書いていますが、個人向け・家庭向けのトレーニング・フィットネス機器が急増している現状を踏まえて、こうした市場相手のメーカー・製品をもっと誘致してほしいものです。
また、イベント自体をより開放的なものにし、イベント日程も土日もしくは土曜日を含んだものとし、最終日は入場料を徴収するなとじて一般開放してもいいように思います。筋トレ愛好家が増える状況下、そうした人たちも受け入れてはいかがでしょうか。


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