「NIGHTCASTER: DEFEAT THE DARKNESS」レビュー

【GENRE】
アクションRPG

【PUB./DEV.】
MICROSOFT/VR-1

【RELEASE DATE】
2002/1/22(アメリカ)

【OUTLINE】
若い魔術師アランとなって、世界を覆う永遠の闇との戦いに挑んでいくというファンタジーアクションRPGです。
アランは、旅をする過程で4種類のスペルを習得し、更に4種類のルーンも獲得します。やがては老魔術師として世界を救うのです。35種類以上のユニークな敵キャラクターが登場します。

【GAME MODE】
NEW GAME
新規にゲームを始めます。プレイヤーはアランとなり、4種類のスペルを駆使して35種類以上の敵キャラクターと戦いながら、世界を覆う永遠の闇との戦いに挑んでいきます。
アランは魔術師のため、肉弾戦を行うことはほとんどなく、たいていはスペルによる攻撃を行います。敵には4種類のタイプがあり、その敵に応じたスペルを使わないと攻撃の効果は期待できません。
さまざまなタイプの敵が同時に現れることも珍しくはなく、攻撃相手に応じて瞬時にスペルを変更する必要があります。
また、旅をする過程では、NPCの話を聞くことも重要で、時にはクエストをこなさないと話が進まないこともあります。
習得できるスペルは以下の4種類で、どのスペルを強化するかは自由です。もっとも、最終的には、どのスペルもほぼ最強まで強化できます。

FIRE SPELLS: SKY FALL、LAVA、FIRE GLYPH、FIRE WARD
WATER SPELLS: GLACIAL MIGHT、WINTER’S FURY、WATER GLYPH、ICEWARD
LIGHT SPELLS: PRIMAL LIGHT、THUNDER、LIGHT GLYPH、SCARRING LIGHT
DARK SPELLS: VENOM STRIKE、DARK ARC、DARK GLYPH、STEEL DEATH

旅は、全12章に分かれており、以下のような流れで進んでいきます。基本的には途中で折り返し、来た道を逆に戻ってくるような感じになります。カッコ内は、中ボス戦です。

The Homecoming、The Road to Perth、(Stiltwalkers、)The Forest Fortress、The Buried City、(Wraith King and Jesters、Totems、)The Abandoned Cathedral、Stonehaven Ruins、(Bale the Dragon、)、Revenge at Fallstown、Mountains of Pain “The Ascent”、)、Ice Fortress Gate、The Fortress of Ice、The Throne Room、Mountains of Pain “The Descent”、The Icy Field、The Island of Yew、The Pinnacle of Yew、The Island of Pinnacle

LOAD GAME
任意のセーブゲームから始められます。セーブデータは多数作れますので、遠慮せずにどんどん作りましょう。

CONTINUE
前回の続きからプレイできます。

GAME DEMOS
他の「Xbox」タイトルのムービーが見られます。

CREDITS
クレジットが見られます。

【GRAPHICS】7
ファンタジーRPGの世界観を表現したファンタジックなグラフィックは、森の中、城砦などに適度な高低差がつけられており、「Xbox」ならではの光源処理・エフェクトも美しく、プレイしていて楽しい気分になりました。
35種類以上に及ぶ敵キャラクターも個性的で見どころがあるのですが、3人称視点と見下ろし視点の2視点のうち攻撃時には見下ろし視点にする必要があるため、美しい敵のグラフィックを堪能することができないのが残念なところです。
また、見下ろし視点では、勝手に視点が変わってしまうことがあり、敵を攻撃したり、敵の攻撃から身を守ったりが、少しやりづらかったです。

【SOUND】8
ドルビーデジタルです。効果音、敵ごとの移動音・攻撃音、BGMなどは、雰囲気たっぷりです。
特にBGMは、本作の世界を覆う永遠の闇との戦いに挑むというテーマとも合致しており、ゲームの雰囲気を盛り上げることに大いに貢献しています。
あえて難点を挙げるとすれば、会話がやや聞きづらいことがあるという点ぐらいでしょうか。

【CONTROL】7
左スティックで移動、左トリガーでスペルのサイクル、右トリガーでスペルの発動、右スティックでスペルの攻撃位置の指定、Aボタンで直接攻撃、左スティックを押し込むか黒ボタンでセンターカメラ、白ボタンで周りを見回す、Yボタンでマップを見る、といったところが主な操作になります。
グラフィックと関連するのですが、攻撃や移動時に思うようなアングルから見ることができない場合があり、ストレスが溜まります。その他の操作に関しては、特に問題はありません。

【GAMEPLAY】6
さまざまな試みは評価できます。
ごく一部の敵を除いては、直接攻撃ではなく魔法攻撃のみで倒すこと。
FIRE、WATER、LIGHT、DARKの4つのスペル、そして、それぞれに4つの攻撃があり、やはり、その4タイプの敵に合わせて攻撃を選ぶこと。
MANA BALLSにより、任意のスペルを強化できること。
攻撃の時間的間隔により、魔法の攻撃力が変わってくること。
しかし、セーブポイントが消滅してしまう(!)という点に関しては、はなはだ疑問があります。いったん使ったセーブポイントは、その場で消滅して2度と復活しないのです。
しかも、たいていのCHAPTERはセーブポイントが少なく、たどり着いたセーブポイントでセーブするかどうか悩まされます。どうしてこのようなシステムにしたのか、理解に苦しみます。

【LONGEVITY】8
アメリカのサイトでは短いという評価も見受けられますが、現在のセーブポイントが消滅してしまうというシステムのままなら十分に長時間プレイできます。
上の項目で挙げたような理由から、なかなかセーブポイントでセーブできず、引っ張った挙句にゲームオーバーということが多々あるからです。
もっとも、セーブポイントが消滅せずにフリーセーブだったとしても、そんなに短いゲームではないと思います。
ただし、「HALO」同様にいったん通過したマップを再び引き返してくることになるため、復路ではCHAPTER的な新鮮度はあまり感じられません。

【OVERALL】7
ファンタジーRPGらしいファンタジックな世界観は、グラフィック、サウンド、キャラクター、戦闘などのあらゆる要素で、全編にわたって一貫して感じ取ることができます。その点に関しては、本当にワクワクしながらプレイできたものです。
それだけに、セーブポイントが消滅してしまうということや、視点が見づらかったり攻撃時には見下ろし視点にしなければならなかったりという点は残念でなりません。
日本で発売するなら、これらのウイークポイントは解消する必要がありますし、それが解消されれば9点を付けてもいいぐらいのタイトルです。
しかしながら、日本で発売される可能性は皆無のようですし、現在のシステムのままでもネット通販などでの実売価格が下がれば買っても間違いではないでしょう。
ファンタジー・アクションRPG好き、女性ユーザーなら、手を出す価値は十分にあると思います。

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