【GENRE】
アクション/ステルス/サードパーソン
【PUB./DEV.】
Ubi Soft ENTERTAINMENT/Ubi Soft ENTERTAINMENT
【RELEASE DATE】
2004/3/24(アメリカ)
【OUTLINE】
トム・クランシー監修のステルスアクションゲーム「TomCalncy’s SPLINTER CELL」のシリーズ第2弾です。本作でも、サム・フィッシャーを主人公とする3人称視点のアクションゲームとなっています。
2006年、アメリカは、東ティモールに暫定的な軍事基地を設置し、「世界で最も若い民主主義」の防衛軍の訓練に当たっていました。
しかし、東南アジアにおけるアメリカ軍の存在に対する抵抗は広がって熱気を帯び、インドネシア民兵によるティモールの民主主義への脅威がそれを上回ります。反アメリカ運動の急先鋒がゲリラ組織のリーダーであるスハジ・サダノです。
彼らはインドネシア政府内の腐敗勢力から非公式な援助を受けて活動しています。そして、ジャカルタにあるアメリカ大使館を襲撃し、民間人と軍人合わせて数十人の人質を取って占拠します。
今回、サム・フィッシャーは、人質を救出するのではなく、サダノの部下がアメリカ大使館にある極秘資料を入手する前にこれを破棄する任務に当たります。
プレイヤーは、このミッションを手始めに、ステルスアクションを基本とした8つの諜報活動に挑むのです。
【GAME MODE】
SINGLE PLAYER
シングルプレイのミッション8つを順にプレイしていきます。セーブデータは、3つまで作れます。セーブは、ゲームの区切りで用意されているチェックポイントで行えます。8つのミッションは、以下のようになっています。
1: DILI, TIMOR – INFILTRATE THEEMBASSY
PART 1: Infiltrate the Embassy.
チュートリアル的なパートで、大使館に忍び込むまでを手取り足取り教えてくれます。言う通りに進んでいけば、特に難しいところもありません。
PART 2-1: Locate and question Douglas Shetland.
PART 2-2: Locate Ingrid Karlthson and give her the mortified penguin mail for translation.
PART 2-3: Take out the spotlights in the village so the Osprey can pick you up.
大使館の2階でシェットランドに会い、その後、1階に移動します。この際に、ライト壊しとホイッスル(口笛)を駆使します。
次に、1階から中庭を抜けて、反対側の2階にいるカールソンに会います。中庭を抜ける際、敵のナイトビジョンを意外な方法で欺きます。
カールソンに会ったら、窓から逆側に抜けて、スポットライトを壊します。ここは簡単で、ボートまでたどり着けばミッションクリアです。
序盤だけに、やり方さえ分かってしまえば容易なミッションです。
2: PARIS, FRANCE – IDENTIFY SADONO’S CHIEF MERCENARY
PART 1-1: Infiltrate Saulnier Cryogenics, via the abandoned subway tracks that run alongside the lab. The mercenaries that you are following used the same route, and left traps and guards in their wake.
PART 1-2: Access the security terminal so Grimsdollir can investigate network activity in the complex.
PART 1-3: Disable the bomb in the boiler room.
地下鉄の廃駅を通過してラボに侵入し、セキュリティターミナルにアクセス。ボイラールームに仕掛けられた爆弾を解除します。
PART 2-1: Access Savinier Cryogenic’s Client Database on the first basement. PART 2-2: Find Some French Brains-Sadono’s men retrieved a list of clients whose brains had been frozen in storage. Fisher needs to access the part of the lab where those brains are stored.
PART 2-3: Meet Francois Coldeboeuf-Through intercepted communications. THIRD ECHELON learns that one of Saulnier’s security guards has a picture of the mercenary’s leader. Wounded, he has hidden himself in Saulnier’s chop-shop. Fisher must find a way into the chop-shop.
PART 2-4: Meet Coen for extraction.
データベースにアクセスし、冷凍保存されたフランス人の脳を探し出します。テロリストから逃れるため安全な仕事場に隠れているフランシスに会った後、脱出します。
サーマルビジョンやフラッググレネードも使うミッションです。弾薬は節約しないとなくなりますし、セーブポイントも少なく難しくなります。
3: PARIS TO NIECE, FRANCE – LOCATEAND QUESTION NORMAN SOTH
PART 1: Soth’s guards signaling audio alert will result in mission failure.
PART 2: Being detected before finding Soth means mission over.
PART 3:Locate and question Norman Soth.
Objective: Access and tap Soth’s laptop computer.
PART 4: Laser mic soth’s phone call.
PART 5: Killing Soth will result in mission failure.
PART 6: Reach the Osprey at the back of the train on the roof, for extraction.
降りしきる雨の中を疾走する列車の屋根から始まるミッションです。
列車の中→列車の下→列車の中→列車の横→列車の中、と列車の前方に進みます。個室でサスと話し、彼が電話のために外に出たらラップトップコンピューターにアクセス。
すぐにサスを追いかけて、レーザーマイクで会話を盗聴します。盗聴が終わったら、列車の前方から列車の屋根に登り、列車の後方から脱出します。
誰も撃ってはならないため、銃を撃つのは1度きりですが、慣れると簡単なミッションです。
4: JERUSALEM, ISRAEL – IDENTIFY THEBIOLOGICAL AGENT
PART 1-1: Retrieve your SC-20Kin the grocery shop of Saul. Saul is your CIA contact in Jerusalem.
PART 1-2: Locate Dahlia Tal near the American Church.
エルサレムの石畳の町中を抜け、雑貨店にSC-20Kを受け取りに行きます。その後、アメリカ教会の近くにいるダリアに会いに行きます。平坦な町中を抜ける隠密行動です。
PART 2-1: Rendezvous with Dahlia Tal at the entrance to Shoshana Storage.
PART 2-2: Infiltrate Shoshna Storage the warehouse the Syrians are occupying.
人に見つからないように、エルサレムの町中を抜けて、ダリアに着いていきます。パイプを上ったり、民間人の部屋に入ったりします。
PART 3-1: Retrieve the ND133 from the Syrians.
PART 3-2: Reach the extraction point.
一転して地下化学施設の中を進み、シリア人の手からND133を回収します。発砲も許されますが、弾薬は節約しないと足りなくなります。ND133を回収し終えたら、地上に出て4人のスナイパーを倒して脱出します。
前半はステルス、後半はスナイプと分かれるミッションですが、敵の配置や行動パターンにどう対処するかを考えさせられます。
5: KUNDANG, INDONESIA -TRAIL/INTERCEPT SADONO’S COMMUNICATIONS
PART 1-1: Plant explosives on Sadono’s plane at the entrance of the Kundang Camp.
PART 1-2: Infiltrate the village.
ジャングル内を進み、キャンプ入口にあるサダノの飛行機に爆弾を仕掛けます。そして、キャンプに侵入します。ジャングルらしく、草原に爆弾が仕掛けられており、解除しながら進みます。
PART 2: Record the entrance code of Sadono’s house with your sticky cam.
広いキャンプの中を進み、サダノの家のエントランスコードを記録します。sticky camは、速攻勝負になります。
PART 3-1: Rendezvous with pilot/CIA contact Asrul Arif in the refinery to receive intelligence regarding sadono’s Golden Triangle affiliations.
PART 3-2: Trail Sadono to identify the location of his “Insurance” telephone call.
PART 3-3: Get close to Sadono during the call to hear conversation.
PART 3-4:Tap Sadono’s secure phone.
PART 3-5: Exit through the backdoor of Sadono’s house for extraction.
研究施設内でパイロットのエイリフに会った後、サダノの電話の場所を突き止めます。サダノの家に侵入し、電話の会話を聞いてコンピューターに入力した後、脱出します。ラストの展開が、ちょっと意外かもしれません。
6: KOMODO, INDONESIA – INFILTRATETHE SUBMARINE
PART 1: Infiltrate the caves.
草原からスタートし、敵のキャンプを抜けて潜水艦の基地に忍び込みます。いきなりエンジニアをKOしないように気をつければOKです。
PART 2-1: Infiltrate the submarine.
PART 2-2: Access the 51551XSin the submarine’s command center. Any incident inside the submarine will mean mission failure.
PART 2-3: The colonelis the only one able to enter the 5155XS room via retinal scanner reconition.
PART 2-4: Go to the extraction point.
潜水艦基地内で潜水艦に忍び込み、51551XSにアクセスします。51551XSがあるコマンドセンターに入るために、連隊長の虹彩が必要になります。アクセス後、脱出します。
ここからは発砲できますが、簡単に脱出できます。頭を使うのは、潜水艦基地から潜水艦までの道のりぐらいです。それ以外は、これまでのミッションの集大成といったところでしょう。
7: JAKARTA, INDONESIA – CAPTURESUHADI SADONO
PART 1-1: We need Sadono alive.
PART1-2: Infiltrate the TV station to find Ingrid Karlthson.
イングリッドを探すため、雨の路地からテレビ局に潜入します。
PART 2-1: Trail Ingrid Karlthson to the entrance to Sadono’s stronghold.
PART 2-2: You need Sadono conscious.
PART 2-3: You need to use Sadono to give you access to the roof and deliver him to Ingrid.
サダノ捕らえるため、イングリッドの助けを借りてテレビ局内を移動します。サダノを捕まえたら、殺さず、気絶させず、イングリッドの待つ屋上に向かいます。
最初から発砲できますが、弾薬はあまり豊富ではありません。慣れるとそれほど難しくはないのですが、当初はけっこう悩ませられます。
8. LOS ANGELES, U.S.A. – NEUTRALIZE SOTH AND THE FINAL ND133
PART 1-1: Any detection before infiltration of LAX will result in mission failure.
PART 1-2: Sneak into the truck to infiltrate the airport.
PART 1-3: Identify and kill all of Soth’s terrorists disguised as LAX employees.
PART 1-4: Kill Soth and recover the last ND133 Smallpox device.
誰にも見られずにトラックの荷台に入り、ロスアンゼルス空港に忍び込みます。簡単です。空港職員に化けた9人のテロリストを見つけ出して殺します。テロリストは本当に職員に紛れ込んでおり、彼らの会話から推察する必要があります。
PART 2: Identify Soth in the ticketing area with thermal and binoculars.
PART 1のObjective後ろ2つが引き継がれ、テロリストはまだ4人残っています。搭乗待合室には、2人のテロリストがいますが、それほどてこずらないでしょう。
サスと残る2人のテロリストは、エレベーターから入る機械室のキャットウォークにいます。ここが最大の難関で、私は相当てこずり、何十回もやり直しました。
民間人3人とテロリスト3人がおり、彼らの行動パターンを把握したり、ND133までのルートを覚えたり、ナイトビジョンとサーマルビジョンを駆使したりしなければなりませんし、途中からは時間制限もあるからです。
MULTIPLAYER
「XBOX LIVE」と「SYSTEM LINK」による4人までの対戦が行えます。「TUTORIALS」でゲームの基本的な操作方法のマスター、「OPTIONS」でゲームの各種設定を変更することができます。
「MULTIPLAYERS」では、「SINGLE PLAYERS」とは異なるマップ、異なるモードによる4人までの対戦を、SHADOW NET TeamとARGUS Corporationに分かれて行います。
SHADOWNETチームは、環境を分析して見つからないようにして勝利条件を満たさなければなりません。傭兵(ARGUS)チームは、彼らを見つけ出し追跡し排除して彼らを阻止しなければなりません。
「NEUTRALIZATION MODE」は、ND133sを巡る攻防で、SHADOW NETチームが、ND133sをすべて中和するか、傭兵チームを全滅させれば勝ちです。
「EXTRACTION MODE」は、SHADOW NETチームが、ND133sを探し出し、そのチューブを規定数脱出ポイントまで持ち帰れば勝ちです。
「SABOTAGE MODE」は、SHADOW NETチームが、ND133sを見つけ出して中和装置を設置して中和するか、傭兵チームを全滅させれば勝ちです。
マップは全部で8つで、MUBEUM、DEFTECH BELEW、CINEMA、KRAUBER LAB.、MOUNT HOSPITAL、BCHERMERHORN、VERTIBO PLAZA、WAREHOUSEの中から選ぶことができます。
SHADOW NETチームは3人称視点となりますが、傭兵チームは1人称視点となります。また、武器やゴーグルなども異なります。
CREDITS
クレジットを見ることができます。
【GRAPHICS】10
前作以上に美しくくっきりとしたグラフィックになっています。
ライティングに対するこだわりは前作同様で、自然光、月明かり、街灯からの灯り、室内照明、広告のネオンサイン、木漏れ日などが場所や明るさによって微妙な陰影を作り出しています。
もちろん、本作でも、サムはたいていの照明を破壊することができます。ですから、まずは暗がりに行き、近くの照明を破壊して更なる暗がりを作り出す、というのがゲーム進行の基本手順になります。
サムや敵の動きもほぼ前作同様で、これに関してもよくできたグラフィックになっています。
また、本作から新たに加えられた「MULTIPLAYER」では、傭兵チームは1人称視点のみとなっています。「SPLINTER CELL」シリーズ初の1人称視点となり、最初は戸惑いますが、興味深い試みだと思います。
SHADOW NETチームは、「SINGLE PLAYER」同様の3人称視点でナイトビジョンとサーマルビジョンを使います。
しかし、傭兵チームは、EMF(ELECTRO MAGNETIC FIELD)ビジョンとモーションビジョンを使います。これらのビジョンは慣れるまでは使いにくいのですが、視界的には面白いものになっています。
ただ、キャラクターの上にプレイヤーの名前が出ないため、瞬時に敵か味方かの判断がつきにくいのが残念なところです。
【SOUND】9
ドルビーデジタルです。サウンドも、前作同様に、よく練り込まれたものになっています。
サムの動き方によって、敵に聞こえる足音の音量が異なっており、跳ぶ、走るといった動作の足音が大きいのはもちろんのこと、歩く→ゆっくり歩く→しゃがんで歩く→しゃがんでゆっくり歩く、といった順で足音が異なります。
そのため、明るさ、足音、敵との距離、敵の向き、などを注意しながら行動する必要があり、ステルスアクションならではの緊迫感を味わうことができます。
もちろん、敵の足音や話し声なども、ステルスアクションの重要な判断材料になります。
BGMも、サムが置かれている状況に合わせて変化していくため、音楽が落ち着けばサムが安全な状況に戻ったということも分かります。
本作から新たに加わった要素としては、ホイッスル(口笛)があります。これは、口笛を鳴らして敵の注意を惹くというもので、十数メートルぐらい先の敵までなら有効活用することができます。
口笛を吹いて敵を暗がりにおびき寄せて、肘打ちを食らわせたり羽交い締めにしたりして気絶させればいいわけです。この口笛は、かなりの頻度で活用することになります。
【CONTROL】9
「SINGLE PLAYER」では、前作同様の3人称視点となっています。アクションの種類は前作同様に豊富です。
歩く、走る、しゃがむ、しゃがんで歩く、昇る、降りる、といった基本的な動作から、パイプをよじ登る、ロープにぶらさがって進む、縁にぶら下がって進む、敵を羽交い締めにする、といったやや高度な動作、ローリングする、二段ジャンプをする、ぶら下がりながら撃つ、敵を利用する、スプリットジャンプする、といった高度な動作まで、ステルスアクションならではの動きがあれこれと用意されています。
そのほとんどが簡単な操作で行えますが、本作では肘打ちを多用することになると思います。前方から向かってくる敵には暗がりからの肘打ちが有効ですし、怯えてしゃがみ込んだ民間人を気絶させる際にも肘打ちを使うからです。肘打ちは、口笛と並ぶ重要なステルス要素だと言えるでしょう。
メニュー画面やアイテム・武器選びの際に必ずポーズがかかるのは前作同様に誉められる点です。
【GAMEPLAY】9
ステルスアクションならではの豊富なファクターが含まれているのと、トム・クランシー作品ならではのアイテムへのこだわりが前作からの特徴です。
まず、グラフィックやサウンドの項目でも挙げているような光と影と音へのこだわりが半端ではありません。
そして、これらの要素を考慮しながら進んでいくための進み方に幅があるのも「SPLINTER CELL」シリーズのいいところです。進むルートは基本的には1本道ですが、細かい点では複数のルートを選べる場合もあります。
敵にしても、やりすごす、肘打ちを食らわせる、羽交い締めにして気絶させる、殺す、などさまざまな選択肢があります。
そして、本作から新たに加わった口笛は、とても使い勝手のいい要素です。ステルスアクションのためのアイテムも、ロックピック、ディスポーザルピック、カメラジャマー、ゴーグル(ナイトビジョン、サーマルビジョン)などがあり、その使い分けが楽しくもあります。
ただ、ゲームのセーブがチェックポイント制なのと、セーブデータが3つしか作れない点は、前作から変わっておらず残念なところです。
チェックポイント制の採用により、ひとつのチェックポイントを何十回もやり直す羽目に陥ってしまい、ゲームを途中で放棄することにもつながるからです。
もっとも、少ないライフのセーブデータばかりを作って先に進めなくなってしまうようなことは本作ではほとんどありません。その辺のバランスは、前作よりも考慮されているようです。
そして、本作最大の注目点は、やはり、「MULTIPLAYER」の存在です。ほとんどのタイトルがシングルの延長線上にマルチを持ってきているのに対し、本作ではマルチは全く異なるマップ、全く異なるモードを用意しています。
これは、「SINGLE PLAYER」で使うキャラクターがサム・フィッシャーひとりということとも関係しているのかもしれませんが、発想の転換としては素晴らしいことだと思います。
また、SHADOW NETチームは3人称視点で傭兵チームは1人称視点になるという発想も目新しさを感じさせられます。
ただ、マップは十分に広いため、最大4人までではなく、最大8人ぐらいまで対応してもいいように感じました。
【LONGEVITY】8
本作は、前作同様にゲームのセーブがチェックポイント制であるため、かなり時間がかかるゲームになっています。
フリーセーブ制であればうまくできたところでセーブできるため無駄な作業を繰り返さずに済むのですが、チェックポイント制を採用しているために次のチェックポイントまでに失敗すればまたチェックポイントからやり直す必要が出てくるからです。
もっとも、前作よりもミッション数は少ないため、ミッションごとのプレイ時間の長短こそあれ、前作よりは短い時間でエンディングまで到達できることでしょう。
特に、前作経験者であれば要領は分かっていますし、口笛をうまく活用すればそれなりのペースで進んでいけるはずです。ですから、「SINGLE PLAYER」だけなら30時間はかからないと思います。
もっとも、本作には、マニュアルのほぼ半分を占める「MULTIPLAYER」が用意されています。
これは、マップもモードも新たなものが用意されており、マップやND133sの置き場所を覚えることが重要な要素になっています。
ですから、「MULTIPLAYER」を楽しむなら、より多くの時間プレイしなければならないというわけです。そのため、結果的には、前作以上の時間、プレイすることができるでしょう。
【OVERALL】10
本作は、大成功した前作を受けて、大きな期待を担っての登場となりました。
「SINGLE PLAYER」は、前作をプレイした者にとってはお馴染みのプレイスタイルを継承しているものの、口笛を吹いて敵をおびき寄せるという新たな要素なども加味して、プレイに新鮮味を与えています。
舞台設定にしても、列車や潜水艦、ジャングル、空港など多岐に渡っており、シチュエーションの違いを楽しめます。
そして、何よりも忘れてはならないのは、「MULTIPLAYER」の存在です。前述したような「SPLINTERCELL」シリーズらしい新たな試みがなされており、前作経験者ならぜひともそれを味わってほしいところです。
また、前作未経験者でも今の「Xbox」の機能をいろんな意味で活用した「Xbox」を代表する本作をプレイするだけの価値はあると思います。
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