「Microsoft Flight Simulator」#42(飛行訓練15: IFRナビゲーション4(VORの基礎))

「Microsoft Flight Simulator」のご紹介の続きです。

飛行訓練
プロらしく飛行するための基本的な技能と技術を学びます。

IFRナビゲーション
機外の景色を参照しながら操縦することができない時は、コックピットの計器だけが頼りです。雲に包まれている状態でも針路を見失わないようにする方法を学びましょう。

VORの基礎(訓練時間: 5分)
無線航法システムを使って迷わず飛行しましょう。

[訓練]
超短波全方向式無線標識、すなわちVORの使い方を習得しましょう。

[目標]
・捕捉
>CDIが動き出すのを待つ。
・VORを目指して飛行する。
>CDIを中央に保つ。
>VORに到達する。
・VORから飛行する。
>VORを離れる。

[コメント]
通常コントローラーの場合、左スティックで針路を維持し続けながら高度を調整するというのが難しく、左の親指による極めて繊細な操作が求められます。
スタートしたら、高度4000フィート、針路240°を維持しながら飛び続けます。目的地はサンボローで、NAV無線はサンボローのビーコンであるVORに合わせてあります。
左のディスプレイ下側にコース偏差指示器(CDI)があり、水平状態指示器(HSI)に緑色の矢印とバーが表示されています。
このバーが中央よりも左にあれば左に飛んでコース上に戻り、このバーが中央よりも右にあれば右に飛んでコース上に戻ります。
CDIが動き出したら教官から指示があるので、左に旋回して針路を170°にします。針路が170°に近づくに連れてバーが中央に寄ってくるので、CDIを中央に保つようにします。
この状態を1分以上続けなければならないので、ディスプレイを確認しながら左の親指に神経を集中させます。視界0のため、ディスプレイ右側のマップもチラチラと見ておくといいでしょう。
途中で左に旋回する以外は、高度4000フィート、針路240°、針路170°を保って直進するだけなので、左の親指による極めて繊細な操作こそ必要なものの、比較的易しめな「IFRナビゲーション」だと言えます。

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