「Xbox 360ブリーフィング2007」

「Xbox 360 ブリーフィング2007」が、2007年9月12日、東京・恵比寿で開催されました。マイクロソフトのこの手の発表会は1年ぶりとなるだけに、その発表内容に注目が集まりました。

まず、大作RPG「ロストオデッセイ」を手がけるミストウォーカーの坂口博信代表が、約10分間にわたって実機を操作して同タイトルをプレイ。
完成度は95%にもなっているとあって、より一段と美しくなったグラフィックを堪能することができました。3人称視点ながら、視点は上下左右に変更することが可能になっています。戦闘は、コマンド入力方式で、全体の流れや結果画面などは、「ブルードラゴン」のリアル版といったところです。
本作は、「東京ゲームショウ」では残念ながら映像のみの出展となりますが、11月に行われる発表会ではプレイアブルになるそうです。また、発売日が12月6日に決定し、価格も7140円と抑えられています。なお、アジアでは1月、欧米では2月に発売される予定です。

また、「NINJA GAIDEN II」が、Team NINJAの板垣伴信プロデューサーから「Xbox 360」で発売されることが発表されました。
「地上最強のゲーム機で動く地上最強のアクションゲームをめざして開発している」そうで、こちらもTeam NINJAのスタッフによるデモプレイを板垣伴信が解説する形でプレゼンテーションが進められました。強気の板垣発言を裏付けるかのような、美麗なグラフィックと滑らかなキャラクターアニメーションが画面上に展開されていました。
「前作は、「Xbox」のパワーを使い尽くしたため、10~20のフィーチャーを断念しました。「Xbox 360」を得て、その時に断念したものを実現できます」とのことで、発売が楽しみになってきました。

更に、「インフィニット アンディスカバリー」が、スクウェア・エニックスとマイクロソフトの共同プロジェクトになることが発表され、トライエースの開発によって万全の態勢でプロジェクトが進められることになりました。
同タイトルは、リアルタイムでゲームが進行することがウリになっており、”ディスカバリー&インパクト”がキャッチフレーズになっています。

ほかでは、「あつまれ! ピニャータ」のキャラクターが登場するパーティゲーム「あつまれ! ピニャータ~レッツ☆パーティー~」の年内発売、バンダイナムコゲームスの「ACE COMBAT 6 解放への戦火」、コーエーの「無双 OROCHI」、カプコンの「デビル メイ クライ 4」などの各メーカーの有力タイトルの紹介も行われています。
折しも、「Wii」の世界累計販売台数が現行家庭用ゲーム機の首位に躍り出たことが発表され、「Xbox 360」が追い越された大きな要因となっているのが日本市場の低迷となっているだけに、これらの有力タイトル群を得て、「Xbox 360」が日本市場で確固たる地位を築き上げることを期待したいものです。 

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